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花火大会
魔法学園
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ご飯を食べ終わって部屋に戻ると
アリス 「今日、この近くで花火大会があるみたいなんだけど...どうかな?」
咲良 「いいよ。行こう?」
アリス 「ありがとう。」
咲良 「あのさ、何着ていくの?」
アリス 「この前の浴衣かな。可愛いって言ってくれたし...///」
咲良 「うん。似合ってたよあれ。」
それから私達は着替えて会場に向かった。
アリス 「人、たくさんいるね。」
咲良 「はぐれないように手、繋ぐ?///」
アリス 「子供扱いしないでよ。」
咲良 「いや、そういう意味じゃなくて...もうっ。」
アリス 「何怒ってるの?」
咲良 「はぁ?別に怒こってないし?」
アリス 「怒ってるじゃないの。」
咲良 「もう知らないっ!じゃあね。先帰ってるよ。」
アリス 「あっ...」
彼は行ってしまった。
アリス (あんなことでムキになって...何してんだろ...私...)
その時だった。
相楽 「なに~彼と喧嘩しちゃったの~?」
アリス 「え、ええ...」
相楽 「聞くよ?話。」
アリス 「あ、ありがとうございます。でも...」
相楽 「ふ~ん。そうかそうか。色々あったんだな。」
一刻も早く咲良くんのもとに帰りたかった。
でもさっきこの人から声をかけられた時、とても帰してくれそうな感じではなかった。
だからちょっとだけ話をした。でもこの人は全然聞いてる風でもなくて...私の体をじっと見てた。正直ずっとビクビクしてた。
アリス 「聞いてくれてありがとうございます。では私、帰りますから。」
そう私が言った瞬間、彼は私の腕を強く掴んでこう言った。
相楽 「君だけが良い思いをするのはおかしくない?今度は俺の番だよ?」
アリス 「や、やめてくださいっ!!」
相楽 「俺のほうが強いぞ?抵抗すんなって。」
アリス 「きゃっ!!やめて!!」
ドカッ
相楽 「いってーな。おい!誰だ!!」
咲良 「私だよ?」
アリス 「咲良くん?!」
咲良 「だーから、私とはぐれないようにしろって言ったのにぃ...バカ。」
相楽 「ああ?テメーなんだw2年ちぇか?俺の敵じゃねーな。しっかりやられる準備は出来てんだろーな?」
咲良 「ふーん。3年生なんだ、君。戦うの?いいよ?」
相楽 「てめー随分俺のこと舐めてかかってるようだが俺は成績トップだぞ?勝てんのか?」
咲良 「わかんないけど多分ね。もし私が負けたら...私のお金ぜーんぶ持っていっていいよ!」
相楽 「じゃあついでにその女もらっていくぞ。」
咲良 「だーめっ!アリスは私の...私の...子分なのっ!」
アリス 「は?(困惑)」
相楽 「関係ねえ。正義を主張できるのは戦争に勝った側だって言葉しってるか?」
咲良 「知ってる!!じゃあ始めよっか。」
相楽 「呪殺・呪いの藁人形!」
咲良 「ふーん。それ、当てなきゃ意味ないよ?」
相楽 「?!」
咲良 「太古・進化論!!」
相楽 「俺にそんなちゃちいの効くわけ無いだろ?」
相楽 「呪縛・地縛霊の呪い!!」
咲良 「あっ」
アリス 「!!」
相楽 「カッコつけちゃって。雑魚が。これでとどめだ。」
男のほうは懐から刃物を取り出した。
アリス 「咲良くん!!」
咲良 「ねえねえ。君さ、名前なんて言うの?」
相楽 「なんだまだ生きてたか。まあいい、俺の名前は相楽だ。じゃあな。」
咲良 「え~もうちょっとお話しよーよ。」
彼は私に逃げるよう合図をしてきた。
アリス 「でもっ...」
咲良 「はやく。」
ダッ!
私は逃げた。彼を信じるしかなかった。
少し離れて見ていると...
相楽 「女に逃げられたがてめえはたくさん苦しんでタヒんでもらうとするか。」
咲良 「誰に向かって話してるの?私はここだよ?」
相楽 「いつの間に?!」
咲良 「馬鹿だなあ。時間稼ぎしてたに決まってんじゃん。」
相楽 「!?」
咲良 「理・天地創造。」
咲良 「つづいて~...幻想・華鳥風月。」
ものすごい衝撃波。そのあとその場に立っていたのは彼1人だった。
咲良 「よし大丈夫だな。まだ生きてるし...大した怪我もしてなさそうだもんね。」
アリス 「終わったの?」
咲良 「うん。もうおしまい。相手が戦闘不能になったらおしまいって決めてるから」
アリス 「ありがとう...あと...ごめんなさいっ!あんなことでムキになって...それで、それで...」
咲良 「もう怒ってないよ。私の方こそごめんね。あとさ、さっき戦う前にアリスのこと子分っていってごめんね。」
アリス 「あれは私もびっくりしたけど...へへへ///守ってくれてありがとう///」
咲良 「もう絶対に離さない。おいで。ギュッてしてあげる。///」
アリス 「うん。///」
咲良 「えへへ、アリス、かわいいね。///」
アリス 「私より子供っぽい咲良くんのほうが可愛いと思うけどな///」
咲良 「...バカ///」
~~~~~~~~
その一部始終を俺たちは陰から見ていた。
あいつらが喧嘩を始めるところからずっと。
魔理沙 「これを契機にあいつらもくっつくかな?」
八橋 「さあな。多分ないと思うけどな。」
魔理沙 「まあ、あいつらだもんな。」
八橋 「おーい!偶然だな!ふたりとも!」
魔理沙 「お、おいっ!ったく...邪魔しないでやれば良いものを...」
アリス 「今日、この近くで花火大会があるみたいなんだけど...どうかな?」
咲良 「いいよ。行こう?」
アリス 「ありがとう。」
咲良 「あのさ、何着ていくの?」
アリス 「この前の浴衣かな。可愛いって言ってくれたし...///」
咲良 「うん。似合ってたよあれ。」
それから私達は着替えて会場に向かった。
アリス 「人、たくさんいるね。」
咲良 「はぐれないように手、繋ぐ?///」
アリス 「子供扱いしないでよ。」
咲良 「いや、そういう意味じゃなくて...もうっ。」
アリス 「何怒ってるの?」
咲良 「はぁ?別に怒こってないし?」
アリス 「怒ってるじゃないの。」
咲良 「もう知らないっ!じゃあね。先帰ってるよ。」
アリス 「あっ...」
彼は行ってしまった。
アリス (あんなことでムキになって...何してんだろ...私...)
その時だった。
相楽 「なに~彼と喧嘩しちゃったの~?」
アリス 「え、ええ...」
相楽 「聞くよ?話。」
アリス 「あ、ありがとうございます。でも...」
相楽 「ふ~ん。そうかそうか。色々あったんだな。」
一刻も早く咲良くんのもとに帰りたかった。
でもさっきこの人から声をかけられた時、とても帰してくれそうな感じではなかった。
だからちょっとだけ話をした。でもこの人は全然聞いてる風でもなくて...私の体をじっと見てた。正直ずっとビクビクしてた。
アリス 「聞いてくれてありがとうございます。では私、帰りますから。」
そう私が言った瞬間、彼は私の腕を強く掴んでこう言った。
相楽 「君だけが良い思いをするのはおかしくない?今度は俺の番だよ?」
アリス 「や、やめてくださいっ!!」
相楽 「俺のほうが強いぞ?抵抗すんなって。」
アリス 「きゃっ!!やめて!!」
ドカッ
相楽 「いってーな。おい!誰だ!!」
咲良 「私だよ?」
アリス 「咲良くん?!」
咲良 「だーから、私とはぐれないようにしろって言ったのにぃ...バカ。」
相楽 「ああ?テメーなんだw2年ちぇか?俺の敵じゃねーな。しっかりやられる準備は出来てんだろーな?」
咲良 「ふーん。3年生なんだ、君。戦うの?いいよ?」
相楽 「てめー随分俺のこと舐めてかかってるようだが俺は成績トップだぞ?勝てんのか?」
咲良 「わかんないけど多分ね。もし私が負けたら...私のお金ぜーんぶ持っていっていいよ!」
相楽 「じゃあついでにその女もらっていくぞ。」
咲良 「だーめっ!アリスは私の...私の...子分なのっ!」
アリス 「は?(困惑)」
相楽 「関係ねえ。正義を主張できるのは戦争に勝った側だって言葉しってるか?」
咲良 「知ってる!!じゃあ始めよっか。」
相楽 「呪殺・呪いの藁人形!」
咲良 「ふーん。それ、当てなきゃ意味ないよ?」
相楽 「?!」
咲良 「太古・進化論!!」
相楽 「俺にそんなちゃちいの効くわけ無いだろ?」
相楽 「呪縛・地縛霊の呪い!!」
咲良 「あっ」
アリス 「!!」
相楽 「カッコつけちゃって。雑魚が。これでとどめだ。」
男のほうは懐から刃物を取り出した。
アリス 「咲良くん!!」
咲良 「ねえねえ。君さ、名前なんて言うの?」
相楽 「なんだまだ生きてたか。まあいい、俺の名前は相楽だ。じゃあな。」
咲良 「え~もうちょっとお話しよーよ。」
彼は私に逃げるよう合図をしてきた。
アリス 「でもっ...」
咲良 「はやく。」
ダッ!
私は逃げた。彼を信じるしかなかった。
少し離れて見ていると...
相楽 「女に逃げられたがてめえはたくさん苦しんでタヒんでもらうとするか。」
咲良 「誰に向かって話してるの?私はここだよ?」
相楽 「いつの間に?!」
咲良 「馬鹿だなあ。時間稼ぎしてたに決まってんじゃん。」
相楽 「!?」
咲良 「理・天地創造。」
咲良 「つづいて~...幻想・華鳥風月。」
ものすごい衝撃波。そのあとその場に立っていたのは彼1人だった。
咲良 「よし大丈夫だな。まだ生きてるし...大した怪我もしてなさそうだもんね。」
アリス 「終わったの?」
咲良 「うん。もうおしまい。相手が戦闘不能になったらおしまいって決めてるから」
アリス 「ありがとう...あと...ごめんなさいっ!あんなことでムキになって...それで、それで...」
咲良 「もう怒ってないよ。私の方こそごめんね。あとさ、さっき戦う前にアリスのこと子分っていってごめんね。」
アリス 「あれは私もびっくりしたけど...へへへ///守ってくれてありがとう///」
咲良 「もう絶対に離さない。おいで。ギュッてしてあげる。///」
アリス 「うん。///」
咲良 「えへへ、アリス、かわいいね。///」
アリス 「私より子供っぽい咲良くんのほうが可愛いと思うけどな///」
咲良 「...バカ///」
~~~~~~~~
その一部始終を俺たちは陰から見ていた。
あいつらが喧嘩を始めるところからずっと。
魔理沙 「これを契機にあいつらもくっつくかな?」
八橋 「さあな。多分ないと思うけどな。」
魔理沙 「まあ、あいつらだもんな。」
八橋 「おーい!偶然だな!ふたりとも!」
魔理沙 「お、おいっ!ったく...邪魔しないでやれば良いものを...」
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