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また明日って言いたかった

異世界に行く方法を試してみた結果

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咲夜 「なんとか、激突する前に止めれた。はぁはぁ...」

蒼空 「あ、ありがと...。まだ、まだやらなきゃ。」

咲夜 「だめですよ!タヒんじゃいますよ?!もう...無理しないでください...」

蒼空 「大丈夫だよ。私は。...そんなことより皆は?!」

ガサガサ...

にとり 「こっち。静かにこっち来て。」

私は咲夜と一緒に声のする方へ向かった。

蒼空 「どこにいるの?」

にとり 「それ着て。光学迷彩・改だよ。これを着てる人同士はお互いに見えるけど、
    相手からは目視されないようになるから。」

蒼空 「ありがと。」

にとり 「あとさ蒼空、これに乗り込んで。早く。」

にとりが指をさす方向には"戦闘機"があった。

蒼空 「えっ、無理だよ。まだなんにも訓練してないのに。」

にとり 「もうこれしか方法がないの!早く!」

蒼空 「ふっ、しゃーない。いっちょやってみるか!」

にとり 「これ、垂直離着陸できるやつだから!滑走路はいらないからね。」

蒼空 「んなもん見りゃわかる。それよりも離陸前点検急ぐぞ!」

魔理沙 「おい蒼空!私も加勢してやるぞ。」

蒼空 「魔理沙!なんでここに?」

魔理沙 「エラー001を倒したからな。手伝いに来た。」

蒼空 「ふーん。じゃあよろしく。」

藍 「それ、魔理沙じゃない!取り憑かれてるよ!」

私が魔理沙に背を向けか瞬間、そんな言葉が聞こえた。
魔理沙の方に向き直った時、ナイフが心臓を貫いていた。

蒼空 「グウゥッ!」

魔理沙 「キャハハハハハハハハハッ!!人間は馬鹿だな!こんなことにも気づかないなんて!
    ハハハハ!」

蒼空 「馬鹿なのはテメーだよ。エラー001さん?」

ドガッ

魔理沙 「グへぇ!」

私は魔理沙の首を強く握りしめた。

蒼空 「あの私が分身だということにも気づかずにいたお前のほうが馬鹿だって言ってんの。私は。」

魔理沙は、気絶していた。

蒼空 「ありがとう。皆。相手を騙す作戦は成功だったな。」

藍 「あなたからこの作戦について通信機で送られてきたときはびっくりしましたよ。」

チルノ 「も、もちろんあたいは気付いてたけどね?」

ルーミア 「すごいのだー。」

八橋 「君すごいね。」

アリス 「はい、縛り上げといたわよ。(魔理沙、絶対に助けるからね。待っててね)」


アリスは魔理沙のほおにキスをした


蒼空 「さて、少なくとも一人は退治できたということか。あの巨大生物への追撃急げ!
   にとり、点検急いで!」

にとり 「燃料、脱出用射出機オーケー。」

蒼空 「悪いけど今のうちにマニュアルに目を通しておくから用意して。」

にとり 「はいこれ。」

にとり 「エンジンブースター、ミサイル固定、フレア問題なし。大丈夫だよ!」

蒼空 「エンジンかけといて!もう読み終わるから!」

にとり 「いつでも離陸できるよ!」

蒼空 「こちらも準備できたよ。」

にとり 「離陸まで、10、9、...」

蒼空 「絶対これで仕留めてやる...。」

にとり 「...2、1、ゼロ!!」

ギュゥゥゥゥン...
キーン...

蒼空 「離陸成功。ミサイルは?」

にとり 「ポロロッカ弾道弾とサイドワインダー。敵の体内に打ち込んで!」

蒼空 「無理だ...。そんな正確に打ち込めないよ!」

にとり 「やってみてよ!失敗してもまだミサイルはあるから!」

蒼空 「......。わかった。どんな手を使ってでもあいつの体内に一発でミサイルを入れる。」

レミィ 「私も協力するわよ?運命を操って...ね。」

蒼空 「大丈夫だよ。やれるから。」

レミィ 「じゃあ、頑張ってね。」

私は大きく深呼吸をして、ヘルメットの通信機を引きちぎった。
やってやるよ。楽勝だ。

私は、超音速(秒速340mより速い速度)でやつの体内に入ることを決めた


にとり 「蒼空との通信が切れた!大丈夫か?!」

咲夜 「彼、とんでもないことしようとしてません?!!」

シヴァ 「グオオォ...ガルル...」

蒼空 「いっっけええええええ!!!!!!!」

ズーン...ドーーーーーン



咲夜 「ああ...ぁぁなんで?なんで?なんでそんなことを?!」

藍 「蒼空くん?!」

にとり 「あ...あぁぁそんな...。」

レミィ 「なんで?」

やつは倒せたが、彼が犠牲になってしまったのだ...。

霊夢 「あいつ......」

チルノ 「そらぁ?!タヒんじゃったのか?!」

咲夜 「そんなわけ...そんなわけないですよ!!絶対に...絶対に彼は生きてますよ!!」

香霖 「...。」

咲夜 「私は現場に行ってきます!絶対生きて彼を連れて帰るので!」

レミィ 「咲夜!待ちなさい!」

咲夜 「すみませんお嬢様。今私を邪魔するものは誰であろうと倒します。」

レミィ 「さくっ...y...ぁ。」

咲夜 「お嬢様、申し訳ありません。また後で処置してあげますので...。」



~山の妖怪たち~

もみじ 「現在最後の敵を倒すことはできましたが、新聞社周辺が火に包まれています!」

あや 「あ~あややや...。私の新聞が...。」

咲夜 「どいてください!」

椛 「今行っちゃだめです!危険すぎますよ!!」

咲夜 「うるさい!!あの敵を倒したのは、最近外の世界から来た少年なんです!!
   彼が犠牲になってるんです!!!!」




早苗 「彼...幻想郷ここのために...」

諏訪子 「...。奇跡、起こせない?早苗。」



咲夜 (絶対に彼は生きてる!絶対に生きて帰ってこさせる!!!)


火の手が上がっている元に、咲夜は向かうのだった...。

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