50 / 59
第2章
50.幸せ ※
しおりを挟む
「力を抜いてろ」
「あ、あ、あぁ……っ!」
ライオネルが俺の身体を貫いていく。大きく脚を広げて、必死でそれを受け入れようとする。
「う、あっ……!」
濡れたオメガのそこは、ライオネルのものをゆっくりとのみ込んでいく。ライオネルが俺の中を進むたび、粘膜が擦れて俺は快感に身を震わせる。
今、俺はライオネルと繋がっている。
ずっと、ずっとライオネルとこうしたかった。ライオネルのものになりたかった。
「苦しくないか」
挿入したまま、ライオネルは俺を再び抱きしめてきた。こうしてライオネルに抱きしめてもらえると安心する。
「うん」
俺が頷くと、ライオネルは「可愛い」と俺の髪を撫でた。
ライオネルはゆっくりと抽挿を開始した。さっきまで余裕ぶってたライオネルが、腰を動かしながら甘い声を洩らす。
ライオネルが俺で気持ちよくなってくれている。さっきから俺ばかりよがっていたからライオネルが同じように感じてくれることが嬉しかった。
「あっ、んっ……あぁっ……!」
次第にライオネルの動きが大胆になる。
ライオネルに身体を揺さぶられ、俺は悶絶する。そんなに激しく動かれたら、おかしくなる……!
「これは……あぁ……! はぁっ……ノアっ……!」
「ライオネル、ライオネル……っ!」
我を忘れてお互いを求め合う。俺はライオネルに前も後ろも攻められて、達した。ライオネルは何度も俺を抱きしめキスをした。
「大好きだよ、ライオネル」
俺はライオネルの唇に軽くキスをする。
「俺もだ。ノアとこうしていられるのが夢みたいだ。夢なら醒めないでほしい……」
ライオネルは俺のキスに応えるようにキスを返してきた。
ライオネルは終わらせるのが嫌なのかもしれない。
この時間が終わっても、俺たちは離れることはないのに。
「夢じゃない。俺はずっとライオネルのそばにいるんだから」
俺の中には覚悟があった。
俺は一生ライオネルだけを愛していく。何があっても離れられないんだから、これからも絶対に無理だ。
この先、俺にどんなことが起きても、どんな姿になっても、ライオネルと離れるものか。
「ライオネル。中に出していいよ」
キスの合間に俺がライオネルの耳元で囁くと、俺の中のライオネルのライオネルが、わかりやすく反応を示した。
俺は何回も達しているのに、ライオネルはまだだ。俺を汚してくれていいのに、ライオネルは俺を気持ちよくしてばかりだ。
「俺をライオネルのものにして。ライオネルに愛されているって、俺の身体に教えて」
俺の言葉にライオネルが大きく目を開いた。それからライオネルは貪るように俺の身体を愛した。
「あぁっ、ノア……っ!」
「あっ、あっ……あぁぁぁーっ!」
肩を掴まれ、ライオネルに最奥まで穿たれる。ライオネルが俺の中に放つとともに、俺は何度目かもわからない絶頂に達した。
◆◆◆
乱れた服を整えたあと、小屋の中にあった木のベンチにライオネルとふたりで寄り添って座る。
俺はライオネルの厚い胸板に身体を預けている。こうしているとライオネルの心音が聞こえるから、とても穏やかな気持ちになる。さっきまでの情事のせいか、アルファのフェロモンを感じる。ここは俺のパラダイスだ。
「ノアは可愛い」
ライオネルはそんなことを言って俺の髪を撫でる。ライオネルは可愛い可愛い言い過ぎだ。さっきから何度そのセリフを言われたことだろう。
「ノアは俺の嫁か?」
「そうだよ。俺たちは正式に結婚したんだから」
「ノアと一緒に暮らせる?」
「うん。暮らせるよ。一緒に辺境の城に帰ろうな」
俺がライオネルの胸板に頬をすりすりすると、ライオネルが「ああ、そうしよう」と、俺を抱きしめてきた。
「ノアは頭が良くて行動力があるから、どんどん治世の改革をしてくれる。俺が街を歩いているだけでノアのファンに贈り物を渡してほしいと頼まれて、今や俺よりノアのほうが人気者だ」
「あれは自分のためだ。爵位を手にして俺が統治することになるって思ってやっていたことだよ」
俺の頭の中は、民のことより、納めてくれる税金のことを考えていた。その結果、きちんとした統治が必要だなという結論に至っただけだ。
それなのにライオネルは「謙遜するな」と微笑みかけてきた。
「ノアは賢くて、民にも慕われ、そのうえ可愛い。こんないい嫁をもらった俺は幸せ者だ」
ライオネルは大袈裟だなと思う。でも、ライオネルにそう言ってもらえるのは嬉しい。ライオネルには幸せになってもらいたいから。
「それに引き換え、ノアは生まれながらにハズレくじをひいたな」
「ハズレくじ?」
「こんな悪魔に呪われたアルファが運命の番で申し訳ない」
え? それはライオネルのせいじゃない。
「そんなこと関係ないよ。俺はライオネルを好きになった。ライオネルも俺が好き。それで一緒にいるんだろう? もう俺は何を言われても離れないからな」
俺は悔し紛れにライオネルに抱きついた。俺の幸せのためとか、悪魔がどうこうとか、そんなことで、これ以上ライオネルと離れ離れになってたまるか。
「ライオネルが側室を迎えても、俺は負けない。毎晩ライオネルに色目を使って俺のところに来させてみせるんだからな」
俺がいる限り、ライオネルは誰にも渡さないからな。他のオメガにライオネルを譲る気なんて毛頭ない。
「側室……? ああ。選抜隊に紛れていたノアが俺の怪我を治してくれたときの話か」
ライオネルは急に笑い出した。
でも俺には全然笑いごとじゃない。忘れもしない。あのときライオネルは俺という正室がいるにも関わらず、側室を迎えることについて「考えておく」だなんて前向きな発言をしたんだ。
あのとき、俺がどれだけショックを受けたか。
「あれは嘘だ」
「嘘っ?」
「ノアの様子を伺っていたんだ。ノアは俺がノアの正体に気がついていることを知らないようだったからな」
「ええっ? バレてたのっ?」
あのときの俺は顔を隠していたし、ライオネルとは目も合わせていない。それなのに、どうして俺が選抜隊に紛れ込んでいたことに気がついたんだ?
「わかるさ。ひとつひとつの仕草、微かに香るフェロモン、あのくらいで俺の目を誤魔化せるわけがないだろう?」
「……俺、フェロモンの匂いも花の香油で隠してたのに」
「香油の匂いも、ノアが選びそうな匂いだと思ったよ」
なんだよ。気がついてたんだ。うまく隠れていたと思ってたのに。
「ノアは、俺を心配してついてきてくれたんだろう?」
「へっ?」
「危険なところへ向かう俺の身を案じてノアは力を貸してくれた。俺は危険だからノアを城に置いておきたかったのに、ノアはそんなに俺が好きだった? 俺が死ぬのが嫌だったのか?」
「そうだよ悪いか」
俺は膨れっ面をする。
悔しいがそのとおりだ。俺はライオネルが好きで、好きで、仕方がない。
「悪くない。ノアが来てくれなかったら、ドラゴンとモンスターの群れに襲われて隊は全滅していた。ありがとう、ノア。ノアは俺に幸福を与えてくれる女神だ」
ライオネルは俺のこめかみにチュッと音を立ててキスをした。
「それなのにノアを試すようなことをしてすまない。俺が側室をとるかもしれないと聞いたノアは、ビクッと反応し、ひどく落ち込んでいる様子だった。俺のことが嫌いなら側室が来たら喜ぶはず。なのにノアはそうじゃなかった。俺は、ノアに好かれているかもしれないと思って内心小躍りしていたぞ」
「そんなことくらいで? そんなに俺に好かれたかった?」
「ああ。好かれたい。好きな人に好きになってもらいたいと思うのは自然なことだろう?」
「あっ!」
ライオネルはいきなり俺の膝の下に手を入れ、俺を持ち上げた。そして俺を自分の膝の上に座らせる。
「好きだよ、ノア。愛おしくてたまらない。死ぬ日が訪れるまでずっとこうやってノアとくっついていたい」
ライオネルは俺がそんなに好きなのか。
でも、実は俺もだ。俺も、ずっとこうしてライオネルと離れず過ごしたい。
「一緒にいよう、ライオネル……」
約束だ。これは俺の心の中だけの約束で念書にはしない。
俺はもうライオネルのそばから離れないよ。だからどうか、ライオネルも俺を見放さないで。
「あ、あ、あぁ……っ!」
ライオネルが俺の身体を貫いていく。大きく脚を広げて、必死でそれを受け入れようとする。
「う、あっ……!」
濡れたオメガのそこは、ライオネルのものをゆっくりとのみ込んでいく。ライオネルが俺の中を進むたび、粘膜が擦れて俺は快感に身を震わせる。
今、俺はライオネルと繋がっている。
ずっと、ずっとライオネルとこうしたかった。ライオネルのものになりたかった。
「苦しくないか」
挿入したまま、ライオネルは俺を再び抱きしめてきた。こうしてライオネルに抱きしめてもらえると安心する。
「うん」
俺が頷くと、ライオネルは「可愛い」と俺の髪を撫でた。
ライオネルはゆっくりと抽挿を開始した。さっきまで余裕ぶってたライオネルが、腰を動かしながら甘い声を洩らす。
ライオネルが俺で気持ちよくなってくれている。さっきから俺ばかりよがっていたからライオネルが同じように感じてくれることが嬉しかった。
「あっ、んっ……あぁっ……!」
次第にライオネルの動きが大胆になる。
ライオネルに身体を揺さぶられ、俺は悶絶する。そんなに激しく動かれたら、おかしくなる……!
「これは……あぁ……! はぁっ……ノアっ……!」
「ライオネル、ライオネル……っ!」
我を忘れてお互いを求め合う。俺はライオネルに前も後ろも攻められて、達した。ライオネルは何度も俺を抱きしめキスをした。
「大好きだよ、ライオネル」
俺はライオネルの唇に軽くキスをする。
「俺もだ。ノアとこうしていられるのが夢みたいだ。夢なら醒めないでほしい……」
ライオネルは俺のキスに応えるようにキスを返してきた。
ライオネルは終わらせるのが嫌なのかもしれない。
この時間が終わっても、俺たちは離れることはないのに。
「夢じゃない。俺はずっとライオネルのそばにいるんだから」
俺の中には覚悟があった。
俺は一生ライオネルだけを愛していく。何があっても離れられないんだから、これからも絶対に無理だ。
この先、俺にどんなことが起きても、どんな姿になっても、ライオネルと離れるものか。
「ライオネル。中に出していいよ」
キスの合間に俺がライオネルの耳元で囁くと、俺の中のライオネルのライオネルが、わかりやすく反応を示した。
俺は何回も達しているのに、ライオネルはまだだ。俺を汚してくれていいのに、ライオネルは俺を気持ちよくしてばかりだ。
「俺をライオネルのものにして。ライオネルに愛されているって、俺の身体に教えて」
俺の言葉にライオネルが大きく目を開いた。それからライオネルは貪るように俺の身体を愛した。
「あぁっ、ノア……っ!」
「あっ、あっ……あぁぁぁーっ!」
肩を掴まれ、ライオネルに最奥まで穿たれる。ライオネルが俺の中に放つとともに、俺は何度目かもわからない絶頂に達した。
◆◆◆
乱れた服を整えたあと、小屋の中にあった木のベンチにライオネルとふたりで寄り添って座る。
俺はライオネルの厚い胸板に身体を預けている。こうしているとライオネルの心音が聞こえるから、とても穏やかな気持ちになる。さっきまでの情事のせいか、アルファのフェロモンを感じる。ここは俺のパラダイスだ。
「ノアは可愛い」
ライオネルはそんなことを言って俺の髪を撫でる。ライオネルは可愛い可愛い言い過ぎだ。さっきから何度そのセリフを言われたことだろう。
「ノアは俺の嫁か?」
「そうだよ。俺たちは正式に結婚したんだから」
「ノアと一緒に暮らせる?」
「うん。暮らせるよ。一緒に辺境の城に帰ろうな」
俺がライオネルの胸板に頬をすりすりすると、ライオネルが「ああ、そうしよう」と、俺を抱きしめてきた。
「ノアは頭が良くて行動力があるから、どんどん治世の改革をしてくれる。俺が街を歩いているだけでノアのファンに贈り物を渡してほしいと頼まれて、今や俺よりノアのほうが人気者だ」
「あれは自分のためだ。爵位を手にして俺が統治することになるって思ってやっていたことだよ」
俺の頭の中は、民のことより、納めてくれる税金のことを考えていた。その結果、きちんとした統治が必要だなという結論に至っただけだ。
それなのにライオネルは「謙遜するな」と微笑みかけてきた。
「ノアは賢くて、民にも慕われ、そのうえ可愛い。こんないい嫁をもらった俺は幸せ者だ」
ライオネルは大袈裟だなと思う。でも、ライオネルにそう言ってもらえるのは嬉しい。ライオネルには幸せになってもらいたいから。
「それに引き換え、ノアは生まれながらにハズレくじをひいたな」
「ハズレくじ?」
「こんな悪魔に呪われたアルファが運命の番で申し訳ない」
え? それはライオネルのせいじゃない。
「そんなこと関係ないよ。俺はライオネルを好きになった。ライオネルも俺が好き。それで一緒にいるんだろう? もう俺は何を言われても離れないからな」
俺は悔し紛れにライオネルに抱きついた。俺の幸せのためとか、悪魔がどうこうとか、そんなことで、これ以上ライオネルと離れ離れになってたまるか。
「ライオネルが側室を迎えても、俺は負けない。毎晩ライオネルに色目を使って俺のところに来させてみせるんだからな」
俺がいる限り、ライオネルは誰にも渡さないからな。他のオメガにライオネルを譲る気なんて毛頭ない。
「側室……? ああ。選抜隊に紛れていたノアが俺の怪我を治してくれたときの話か」
ライオネルは急に笑い出した。
でも俺には全然笑いごとじゃない。忘れもしない。あのときライオネルは俺という正室がいるにも関わらず、側室を迎えることについて「考えておく」だなんて前向きな発言をしたんだ。
あのとき、俺がどれだけショックを受けたか。
「あれは嘘だ」
「嘘っ?」
「ノアの様子を伺っていたんだ。ノアは俺がノアの正体に気がついていることを知らないようだったからな」
「ええっ? バレてたのっ?」
あのときの俺は顔を隠していたし、ライオネルとは目も合わせていない。それなのに、どうして俺が選抜隊に紛れ込んでいたことに気がついたんだ?
「わかるさ。ひとつひとつの仕草、微かに香るフェロモン、あのくらいで俺の目を誤魔化せるわけがないだろう?」
「……俺、フェロモンの匂いも花の香油で隠してたのに」
「香油の匂いも、ノアが選びそうな匂いだと思ったよ」
なんだよ。気がついてたんだ。うまく隠れていたと思ってたのに。
「ノアは、俺を心配してついてきてくれたんだろう?」
「へっ?」
「危険なところへ向かう俺の身を案じてノアは力を貸してくれた。俺は危険だからノアを城に置いておきたかったのに、ノアはそんなに俺が好きだった? 俺が死ぬのが嫌だったのか?」
「そうだよ悪いか」
俺は膨れっ面をする。
悔しいがそのとおりだ。俺はライオネルが好きで、好きで、仕方がない。
「悪くない。ノアが来てくれなかったら、ドラゴンとモンスターの群れに襲われて隊は全滅していた。ありがとう、ノア。ノアは俺に幸福を与えてくれる女神だ」
ライオネルは俺のこめかみにチュッと音を立ててキスをした。
「それなのにノアを試すようなことをしてすまない。俺が側室をとるかもしれないと聞いたノアは、ビクッと反応し、ひどく落ち込んでいる様子だった。俺のことが嫌いなら側室が来たら喜ぶはず。なのにノアはそうじゃなかった。俺は、ノアに好かれているかもしれないと思って内心小躍りしていたぞ」
「そんなことくらいで? そんなに俺に好かれたかった?」
「ああ。好かれたい。好きな人に好きになってもらいたいと思うのは自然なことだろう?」
「あっ!」
ライオネルはいきなり俺の膝の下に手を入れ、俺を持ち上げた。そして俺を自分の膝の上に座らせる。
「好きだよ、ノア。愛おしくてたまらない。死ぬ日が訪れるまでずっとこうやってノアとくっついていたい」
ライオネルは俺がそんなに好きなのか。
でも、実は俺もだ。俺も、ずっとこうしてライオネルと離れず過ごしたい。
「一緒にいよう、ライオネル……」
約束だ。これは俺の心の中だけの約束で念書にはしない。
俺はもうライオネルのそばから離れないよ。だからどうか、ライオネルも俺を見放さないで。
1,070
お気に入りに追加
1,769
あなたにおすすめの小説

初夜の翌朝失踪する受けの話
春野ひより
BL
家の事情で8歳年上の男と結婚することになった直巳。婚約者の恵はカッコいいうえに優しくて直巳は彼に恋をしている。けれど彼には別に好きな人がいて…?
タイトル通り初夜の翌朝攻めの前から姿を消して、案の定攻めに連れ戻される話。
歳上穏やか執着攻め×頑固な健気受け

転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
拝啓、愛しの侯爵様~行き遅れ令嬢ですが、運命の人は案外近くにいたようです~
藤原ライラ
ファンタジー
心を奪われた手紙の先には、運命の人が待っていた――
子爵令嬢のキャロラインは、両親を早くに亡くし、年の離れた弟の面倒を見ているうちにすっかり婚期を逃しつつあった。夜会でも誰からも相手にされない彼女は、新しい出会いを求めて文通を始めることに。届いた美しい字で洗練された内容の手紙に、相手はきっとうんと年上の素敵なおじ様のはずだとキャロラインは予想する。
彼とのやり取りにときめく毎日だがそれに難癖をつける者がいた。幼馴染で侯爵家の嫡男、クリストファーである。
「理想の相手なんかに巡り合えるわけないだろう。現実を見た方がいい」
四つ年下の彼はいつも辛辣で彼女には冷たい。
そんな時キャロラインは、夜会で想像した文通相手とそっくりな人物に出会ってしまう……。
文通相手の正体は一体誰なのか。そしてキャロラインの恋の行方は!?
じれじれ両片思いです。
※他サイトでも掲載しています。
イラスト:ひろ様(https://xfolio.jp/portfolio/hiro_foxtail)


【完結】可愛いあの子は番にされて、もうオレの手は届かない
天田れおぽん
BL
劣性アルファであるオズワルドは、劣性オメガの幼馴染リアンを伴侶に娶りたいと考えていた。
ある日、仕えている王太子から名前も知らないオメガのうなじを噛んだと告白される。
運命の番と王太子の言う相手が落としていったという髪飾りに、オズワルドは見覚えがあった――――
※他サイトにも掲載中
★⌒*+*⌒★ ☆宣伝☆ ★⌒*+*⌒★
「婚約破棄された不遇令嬢ですが、イケオジ辺境伯と幸せになります!」
が、レジーナブックスさまより発売中です。
どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。

僕はあなたに捨てられる日が来ることを知っていながらそれでもあなたに恋してた
いちみやりょう
BL
▲ オメガバース の設定をお借りしている & おそらく勝手に付け足したかもしれない設定もあるかも 設定書くの難しすぎたのでオメガバース知ってる方は1話目は流し読み推奨です▲
捨てられたΩの末路は悲惨だ。
Ωはαに捨てられないように必死に生きなきゃいけない。
僕が結婚する相手には好きな人がいる。僕のことが気に食わない彼を、それでも僕は愛してる。
いつか捨てられるその日が来るまでは、そばに居てもいいですか。
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる