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第1章
10.告白
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無邪気だった俺が人を信じられなくなったのは、ライオネルとの付き合いが一年ほど続いたときだった。
訓練生が晴れて竜騎士としてデビューする『飛竜の日』の前日のことだった。
明日はライオネルが竜騎士になる日だと信じていた俺は、その姿を見に行きたいと思っていた。それで「キールに会いたい」とごねて、父上に王都に連れて行ってもらった。
俺はいつものように訓練場にいるキールに会いに行く。
そのとき俺が見たキールは、いつもどおりのキールだった。俺を見つけて羽をばたつかせ、キュウと鳴く、可愛らしいキールだった。
「いいな。明日、キールはライオネルの相棒になるんだぞ。この一年間、ライオネルを見てきていい人だとわかっただろう? キール、頼むから明日ライオネルを背中に乗せて飛び立ってくれ」
俺はキールの鼻を撫でながらそう言い聞かせる。
明日の飛竜の日は、ドラゴンが正式に騎士を選ぶ日とされている。明日、ドラゴンに選ばれ、見事初飛行に成功すれば、晴れて竜騎士となれるのだ。
ライオネルをはじめ、キールはまだ俺以外の誰も背中に乗せたことはなかった。それでも俺は明日こそキールはライオネルを選んでくれると信じて疑わなかった。俺の目から見て、キールはライオネルのことを嫌っているようには見えなかったからだ。
「ノア! 来てくれたのか!」
ライオネルは俺を見て駆け寄ってきた。
「うん。明日ライオネルが竜騎士になる日だと思うと、どうしても会いたくなって……」
「まだそうと決まったわけじゃない。俺には相棒になってくれる竜がいないから」
自信のなさそうなライオネルを、俺は「キールがいるよ」と励ました。それでもライオネルは首を横に振り、「俺は一度もキールの背中に乗れたことがない」とうつむいた。
「キール。何度も言うよ。明日こそ、ライオネルを背中に乗せるんだ。いいね?」
俺はキールの大きな身体に抱きついた。キールはそれを喜ぶようにキィーと鳴く。
よし。キールはきっと俺の気持ちをわかってくれている。言葉は使えなくてもあのとき俺とキールは通じ合っていたように、今でも思う。
キールとひとしきり触れ合ったあと、俺とライオネルはいつもの川沿いの小道を歩いた。今日は小道を少し逸れ、川辺にあった大きな流木をベンチ替わりにして座り、ライオネルといろんな話をした。
「あの。ライオネル様はアルファですよね?」
俺はそっと話を切り出した。あのことをライオネルに確かめたくて仕方なかった。
「ああ。れっきとしたアルファだ。もともとアルファ家系だったから、なるべくしてアルファになった感じだな」
「そうなんですね……。うちは、弟は優秀なのでアルファかもしれませんが、俺はオメガ、だと思ってます」
バース性は十歳から遅くとも十三歳までにははっきりわかる。俺は九歳だったが、見た目もオメガっぽいし、周りからもオメガに違いないと言われていた。
なによりアルファのライオネルに運命を感じてしまっている。オメガで間違いないだろうと思っていた。
「そうだな。俺もノアはオメガだと思うよ」
ライオネルは静かに微笑みかけてきた。そのときやっぱりアルファのフェロモンを感じた。城には他にもアルファはいるはずなのに、俺が感じることができるのはライオネルのフェロモンだけだった。
「ライオネル様は運命の番って信じていますか?」
俺はついに切り出した。俺が感じるこの気持ちを、ライオネルも感じているのかどうか知りたかった。
「ノア、それはどういう意味だ……?」
ライオネルは質問には答えず、逆に俺に聞き返してきた。
「あの、俺、初めて会ったときから、ライオネル様に惹かれたんです。ライオネル様だけが特別で、ライオネル様じゃないとこんな気持ちにはならなくて、もしかしたら俺の運命の御方なのかな、と思って……」
意を決して言ったのに、ライオネルは無情にも「それはない」と即座に否定してきた。
「運命の番なんてものは、あとからできたこじつけだと俺は思っている」
ライオネルは運命の番など信じていなかった。
ショックだった。
俺は、ライオネルに運命めいたものを感じていたのに。
「ノアは俺以外にアルファとまともに話をしたことはあるか?」
「うーん……」
俺は考え込んでしまった。同級生はまだみんなバース性がわからない。ライオネルのように、大人のアルファの知り合いはほとんどいなかった。
「ほら。そうだろう? ノアが俺に何かを感じているとしたら、それは勘違いだ。オメガなら、どんなアルファにもベータにはない何かを感じ取るものなんだよ。俺だけが特別じゃない」
「そうなのかな……」
十歳も年上のライオネルの言葉に、当時の俺は何も言い返せなかった。ライオネルと出会ってからの一年間、俺が信じていた運命は、ライオネルによって否定されてしまった。
ともかくわかったことは、ライオネルは俺に何の感情も持ち合わせていなかったことだ。
ライオネルは俺のことを運命の番などとは思っていなかった。
「ノアも大きくなればわかる。ノアの相手は俺なんかじゃない。ノアはきっと俺よりもいいアルファと結婚するよ」
俺はライオネルに振られた気分だった。やんわりとだが「俺はお前と付き合う気はない」と否定され、心がめちゃくちゃ沈んでいく。
俺は、運命の番だと思ってたのに。
将来の俺の結婚相手はライオネルだと信じていたのに。
「もう暗くなる。子どもは部屋に戻る時間だ。今日はノアとフォーフィールド子爵の部屋まで送るよ」
「うん……」
俺は力無く頷いた。
帰らなければならないことはわかっている。でも、ライオネルに振られたショックで立ち上がる気力もなかった。
「ノア、おぶってやるから背中に乗れ」
動かない俺の目の前に、ライオネルはしゃがんで背中を向けてきた。
俺は躊躇していたのに、ライオネルは「いいから」と俺を半ば強引に背負い、歩き始めた。
ライオネルの背中は温かかった。首筋にしがみついていると、ライオネルの呼吸を感じた。
同じ歩幅で進む単調な揺れになんだか気持ちよくなってきて、俺は目を閉じライオネルに身体を預ける。
ライオネルは、俺に興味がない。
俺の決死の告白も、何もわからない子どもの戯言だとバッサリ切り捨てられて終わってしまった。
「ライオネル様……」
俺は眠りに落ちる前に、愛しい人の名前を口にする。
振られたからといって、すぐに嫌いになんてならなかった。
俺はやっぱりライオネルのことを、そういう意味で好きだったのかもしれない。
訓練生が晴れて竜騎士としてデビューする『飛竜の日』の前日のことだった。
明日はライオネルが竜騎士になる日だと信じていた俺は、その姿を見に行きたいと思っていた。それで「キールに会いたい」とごねて、父上に王都に連れて行ってもらった。
俺はいつものように訓練場にいるキールに会いに行く。
そのとき俺が見たキールは、いつもどおりのキールだった。俺を見つけて羽をばたつかせ、キュウと鳴く、可愛らしいキールだった。
「いいな。明日、キールはライオネルの相棒になるんだぞ。この一年間、ライオネルを見てきていい人だとわかっただろう? キール、頼むから明日ライオネルを背中に乗せて飛び立ってくれ」
俺はキールの鼻を撫でながらそう言い聞かせる。
明日の飛竜の日は、ドラゴンが正式に騎士を選ぶ日とされている。明日、ドラゴンに選ばれ、見事初飛行に成功すれば、晴れて竜騎士となれるのだ。
ライオネルをはじめ、キールはまだ俺以外の誰も背中に乗せたことはなかった。それでも俺は明日こそキールはライオネルを選んでくれると信じて疑わなかった。俺の目から見て、キールはライオネルのことを嫌っているようには見えなかったからだ。
「ノア! 来てくれたのか!」
ライオネルは俺を見て駆け寄ってきた。
「うん。明日ライオネルが竜騎士になる日だと思うと、どうしても会いたくなって……」
「まだそうと決まったわけじゃない。俺には相棒になってくれる竜がいないから」
自信のなさそうなライオネルを、俺は「キールがいるよ」と励ました。それでもライオネルは首を横に振り、「俺は一度もキールの背中に乗れたことがない」とうつむいた。
「キール。何度も言うよ。明日こそ、ライオネルを背中に乗せるんだ。いいね?」
俺はキールの大きな身体に抱きついた。キールはそれを喜ぶようにキィーと鳴く。
よし。キールはきっと俺の気持ちをわかってくれている。言葉は使えなくてもあのとき俺とキールは通じ合っていたように、今でも思う。
キールとひとしきり触れ合ったあと、俺とライオネルはいつもの川沿いの小道を歩いた。今日は小道を少し逸れ、川辺にあった大きな流木をベンチ替わりにして座り、ライオネルといろんな話をした。
「あの。ライオネル様はアルファですよね?」
俺はそっと話を切り出した。あのことをライオネルに確かめたくて仕方なかった。
「ああ。れっきとしたアルファだ。もともとアルファ家系だったから、なるべくしてアルファになった感じだな」
「そうなんですね……。うちは、弟は優秀なのでアルファかもしれませんが、俺はオメガ、だと思ってます」
バース性は十歳から遅くとも十三歳までにははっきりわかる。俺は九歳だったが、見た目もオメガっぽいし、周りからもオメガに違いないと言われていた。
なによりアルファのライオネルに運命を感じてしまっている。オメガで間違いないだろうと思っていた。
「そうだな。俺もノアはオメガだと思うよ」
ライオネルは静かに微笑みかけてきた。そのときやっぱりアルファのフェロモンを感じた。城には他にもアルファはいるはずなのに、俺が感じることができるのはライオネルのフェロモンだけだった。
「ライオネル様は運命の番って信じていますか?」
俺はついに切り出した。俺が感じるこの気持ちを、ライオネルも感じているのかどうか知りたかった。
「ノア、それはどういう意味だ……?」
ライオネルは質問には答えず、逆に俺に聞き返してきた。
「あの、俺、初めて会ったときから、ライオネル様に惹かれたんです。ライオネル様だけが特別で、ライオネル様じゃないとこんな気持ちにはならなくて、もしかしたら俺の運命の御方なのかな、と思って……」
意を決して言ったのに、ライオネルは無情にも「それはない」と即座に否定してきた。
「運命の番なんてものは、あとからできたこじつけだと俺は思っている」
ライオネルは運命の番など信じていなかった。
ショックだった。
俺は、ライオネルに運命めいたものを感じていたのに。
「ノアは俺以外にアルファとまともに話をしたことはあるか?」
「うーん……」
俺は考え込んでしまった。同級生はまだみんなバース性がわからない。ライオネルのように、大人のアルファの知り合いはほとんどいなかった。
「ほら。そうだろう? ノアが俺に何かを感じているとしたら、それは勘違いだ。オメガなら、どんなアルファにもベータにはない何かを感じ取るものなんだよ。俺だけが特別じゃない」
「そうなのかな……」
十歳も年上のライオネルの言葉に、当時の俺は何も言い返せなかった。ライオネルと出会ってからの一年間、俺が信じていた運命は、ライオネルによって否定されてしまった。
ともかくわかったことは、ライオネルは俺に何の感情も持ち合わせていなかったことだ。
ライオネルは俺のことを運命の番などとは思っていなかった。
「ノアも大きくなればわかる。ノアの相手は俺なんかじゃない。ノアはきっと俺よりもいいアルファと結婚するよ」
俺はライオネルに振られた気分だった。やんわりとだが「俺はお前と付き合う気はない」と否定され、心がめちゃくちゃ沈んでいく。
俺は、運命の番だと思ってたのに。
将来の俺の結婚相手はライオネルだと信じていたのに。
「もう暗くなる。子どもは部屋に戻る時間だ。今日はノアとフォーフィールド子爵の部屋まで送るよ」
「うん……」
俺は力無く頷いた。
帰らなければならないことはわかっている。でも、ライオネルに振られたショックで立ち上がる気力もなかった。
「ノア、おぶってやるから背中に乗れ」
動かない俺の目の前に、ライオネルはしゃがんで背中を向けてきた。
俺は躊躇していたのに、ライオネルは「いいから」と俺を半ば強引に背負い、歩き始めた。
ライオネルの背中は温かかった。首筋にしがみついていると、ライオネルの呼吸を感じた。
同じ歩幅で進む単調な揺れになんだか気持ちよくなってきて、俺は目を閉じライオネルに身体を預ける。
ライオネルは、俺に興味がない。
俺の決死の告白も、何もわからない子どもの戯言だとバッサリ切り捨てられて終わってしまった。
「ライオネル様……」
俺は眠りに落ちる前に、愛しい人の名前を口にする。
振られたからといって、すぐに嫌いになんてならなかった。
俺はやっぱりライオネルのことを、そういう意味で好きだったのかもしれない。
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