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7.苦い思い出
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北沢は車を走らせる。目の前でワイパーがリズミカルに揺れ、外はかなりの大雨だ。
「……社長、さっきは俺を立ててくれてありがとうございました」
勇大はポツリ話し出した。
泰輝に小馬鹿にされてムカついていた。なにも持っていない勇大には言い返す術もなかったのに、北沢が現れてから形勢が逆転した。
泰輝に見せつけるようにして、北沢に対して偉そうに振る舞う勇大のことを北沢は大事にしてくれた。それだけで勇大は満足だ。北沢のおかげで、あのムカつく泰輝の鼻を明かしてやることができた。
「知り合いとは驚いた。さっきまで鳥井商事とうちの担当者が商談をしていて、俺も他の会議に出ながら、そっちはオンラインで対応していたんだ」
「そうだったんすね……」
「俺はビジネスに私情は挟まないようにと決めている」
「へぇ……」
「だがな、勇大があんなに嫌がる相手となると無視できないな。初めてだよ、理由もなく断ってやりたいと思った。担当者に鳥井はやめろと言ってやる」
北沢は大きく右にハンドルを切った。今、どのあたりを走っているかわからない。大雨で外の景色がよく見えないのだ。
「あいつと何があったんだ? 話したくなければ話さなくてもいい。これは俺の興味本位だ」
勇大は泰輝との過去は人に話したことがない。でもなぜか北沢になら話をしてもいいかと思えた。
「……最初はただの友達でさ。あいつはアルファで頭もいいし、勉強教えてくれたり、普通に親切な奴だったんだ」
アルファの泰輝はクラスの人気者だった。勇大も友達として付き合っていて、何も嫌ではなかった。むしろ、なんでもできる泰輝に尊敬の念すら抱いていたくらいだ。
ふたりがアルファとオメガだから、関係がおかしくなったのだ。もしお互いが違うバース性だったら、今でも普通に友達だったんじゃないだろうか。
「で、俺はあいつに好きだって言われて付き合って。いざヤッたら終わり。そういう関係だよ」
勇大にとって生まれて初めて人から「好きだ」と言われた瞬間だった。こんなクソみたいな自分でも求めてくれる人がいるんだと、正直舞い上がった。
当時、勇大は高校生。恋も愛もわからないまま、求められてそれに応じてしまった。
一回ヤったら泰輝の態度は一変。勇大に興味を失ったようで、急に冷たく接するようになった。
二十五歳になった今ならわかる。泰輝は男オメガはどんなものか、一度でいいから抱いてみたかっただけだったんだろう。
そんな泰輝の思惑にも気がつかずに、恋人同士なんだからこのくらい普通だと言われ、感じさせられて、身体を開いた。
若気の至り、今でも苦い思い出だ。
「あいつとヤったのか……」
北沢の吐き捨てるような低い声。もしかしたら軽薄な関係を結ぶ奴だと、軽蔑しているのかもしれない。
「……まさか、あいつが原因で高校中退したんじゃないだろうな?」
言われて背中がゾクリとした。北沢は鋭い。勇大が軽く流そうとした話の根幹を簡単に見抜いてくる。
「もう時効かな」
ずっと自分の中だけにとどめていたことだ。それなのに、今日はなぜか口が軽くなっている。
「あいつさ、俺を弄んだんだ。一度でも抱いたオメガは自分の持ち物とでも思ったんじゃねぇの? ふざけた男たちとさ、俺を集団で……」
忌々しい記憶だ。泰輝に呼ばれて体育倉庫に行ったら、男たちが勇大にいかがわしいことをしようと待ち構えていた。そのときの裏切られたショックと、集団に襲われる恐怖はいまだに忘れることはない。
「まぁ、暴れたよね。指を骨折するくらい、めちゃくちゃにぶん殴って逃げた。そしたら退学しろって言われて、辞めてやったんだ」
勇大は被害者だ。それなのにオメガのフェロモンで誘ったんだろうと訳のわからないことを言われて、ろくに話も聞いてもらえなかった。あのときほど、世の中クソッタレと思ったことはない。
髪を染め、より男らしく見えるファッションをするようになったのは、あのときからだ。
それが勇大にとって自分自身を守る鎧のようなものだった。大人しいオメガは搾取される。アルファに対する反発心みたいなものもあったかもしれない。
「そのとき、お前は無事だったのか? 変なことは——」
「ああ。させるわけねぇだろ。全員返り討ちにしてやった。俺を舐めんな」
北沢には強がってみせたが、本当はとても恐ろしかった。今思い出しても震えがくるくらい。
無我夢中、というのはあのときのことを指すのだろう。必死で自分を守ってみせた。
「それは、怖い目に遭ったな」
「だから! 大したことねぇって……」
「勇大」
北沢は車を停めた。そこは国道から一本入った、広めの路地裏だった。
「そんな大切なことを、俺に話してくれてありがとう」
北沢は勇大の右手に触れる。自分でも気がつかなかったが、勇大の手は震えていた。
人に初めて胸の内をぶつけたからかもしれない。本当に初めてこの話を口にしたから。
「なんか、社長になら話してもいいかと思った」
勇大はふたつ重なった手に視線を落としながら、ぽつりと言う。勇大の手の上にある北沢の手は勇大よりも大きくて、勇大の手をすっかり覆っていた。
「俺なら?」
「うん。初めてなんだけどな。この話、誰かに話したのはさ」
ずっと胸の内に抱え込んでいたものだ。集団に襲われそうになった話なんてカッコ悪いし、思い出したくもないことだった。適当に話を誤魔化すことだってできたはずなのに、なぜか北沢に聞いてもらいたいと思った。
「手、痛かっただろ」
「うん、まぁな……」
北沢の手の温もりが心地よかった。今、この手がなかったら、勇大の心はボロボロに壊れていたかもしれない。
「お前は間違っちゃいない。いつだって正しい行動をしているだけだ」
北沢に認められて、なぜか目が潤む。自分ではとっくに過ぎたことだと思っていたし、この件で泣きたくもないのに、初めて人から「お前は正しい」と言ってもらえて心に油断が生じた。
「うるせぇな。いいから早く出発しろよ」
ダメだ。気持ちが持たない。
勇大は北沢とは反対方向の窓の外を見る。
こんなみっともない顔を見られたくなかった。それに今、北沢と目が合ったらガチ泣きしてしまいそうだった。
「わかったよ。お前は腹が減ってるんだもんな」
北沢は最後に勇大の手をぎゅっと握ってから手を離した。
「勇大、お前やっぱり俺のそばにいろ」
「は? なんでだよ」
「危なっかしいんだよ、お前は。だからそばにいろ。そしたら守ってやるから」
守ってやると言われて、ぐらりときた。
勇大は人に守られたいだなんて思ったことはない。それなのに、なぜか北沢に惹かれた。
「いいよ別に。俺はひとりでだいじょ——」
「俺の威を借りればいい」
北沢に言葉を遮られる。
「勇大。俺はなかなかの後ろ盾になると思うぞ。さっきは役に立っただろう?」
それを言われると反論できない。北沢の力で勇大はすでに何度も助けられている。
「今までずっとひとりで戦ってきたのか?」
「そうだけど?」
「これからは俺がいる。大いに利用しろ」
自分を利用しろだなんて北沢は変わった男だ。勇大は見返りなしに手を貸してもらったことなどない。北沢はいったい何を考えているのだろう。
「そんなん俺、カッコ悪……」
勇大は人に頼るのは苦手だ。今までだってひとりでなんとかやってきた。しかもよりによって頼るのはアルファだなんて。
視線のやり場がなくて、なんとなく勇大は北沢からそっぽを向き、窓の方角を見る。
窓の外は雨のせいでまったく見えない。それでも勇大は、ただ車窓を伝う、寂しそうな雨雫を延々と眺めていた。
「……社長、さっきは俺を立ててくれてありがとうございました」
勇大はポツリ話し出した。
泰輝に小馬鹿にされてムカついていた。なにも持っていない勇大には言い返す術もなかったのに、北沢が現れてから形勢が逆転した。
泰輝に見せつけるようにして、北沢に対して偉そうに振る舞う勇大のことを北沢は大事にしてくれた。それだけで勇大は満足だ。北沢のおかげで、あのムカつく泰輝の鼻を明かしてやることができた。
「知り合いとは驚いた。さっきまで鳥井商事とうちの担当者が商談をしていて、俺も他の会議に出ながら、そっちはオンラインで対応していたんだ」
「そうだったんすね……」
「俺はビジネスに私情は挟まないようにと決めている」
「へぇ……」
「だがな、勇大があんなに嫌がる相手となると無視できないな。初めてだよ、理由もなく断ってやりたいと思った。担当者に鳥井はやめろと言ってやる」
北沢は大きく右にハンドルを切った。今、どのあたりを走っているかわからない。大雨で外の景色がよく見えないのだ。
「あいつと何があったんだ? 話したくなければ話さなくてもいい。これは俺の興味本位だ」
勇大は泰輝との過去は人に話したことがない。でもなぜか北沢になら話をしてもいいかと思えた。
「……最初はただの友達でさ。あいつはアルファで頭もいいし、勉強教えてくれたり、普通に親切な奴だったんだ」
アルファの泰輝はクラスの人気者だった。勇大も友達として付き合っていて、何も嫌ではなかった。むしろ、なんでもできる泰輝に尊敬の念すら抱いていたくらいだ。
ふたりがアルファとオメガだから、関係がおかしくなったのだ。もしお互いが違うバース性だったら、今でも普通に友達だったんじゃないだろうか。
「で、俺はあいつに好きだって言われて付き合って。いざヤッたら終わり。そういう関係だよ」
勇大にとって生まれて初めて人から「好きだ」と言われた瞬間だった。こんなクソみたいな自分でも求めてくれる人がいるんだと、正直舞い上がった。
当時、勇大は高校生。恋も愛もわからないまま、求められてそれに応じてしまった。
一回ヤったら泰輝の態度は一変。勇大に興味を失ったようで、急に冷たく接するようになった。
二十五歳になった今ならわかる。泰輝は男オメガはどんなものか、一度でいいから抱いてみたかっただけだったんだろう。
そんな泰輝の思惑にも気がつかずに、恋人同士なんだからこのくらい普通だと言われ、感じさせられて、身体を開いた。
若気の至り、今でも苦い思い出だ。
「あいつとヤったのか……」
北沢の吐き捨てるような低い声。もしかしたら軽薄な関係を結ぶ奴だと、軽蔑しているのかもしれない。
「……まさか、あいつが原因で高校中退したんじゃないだろうな?」
言われて背中がゾクリとした。北沢は鋭い。勇大が軽く流そうとした話の根幹を簡単に見抜いてくる。
「もう時効かな」
ずっと自分の中だけにとどめていたことだ。それなのに、今日はなぜか口が軽くなっている。
「あいつさ、俺を弄んだんだ。一度でも抱いたオメガは自分の持ち物とでも思ったんじゃねぇの? ふざけた男たちとさ、俺を集団で……」
忌々しい記憶だ。泰輝に呼ばれて体育倉庫に行ったら、男たちが勇大にいかがわしいことをしようと待ち構えていた。そのときの裏切られたショックと、集団に襲われる恐怖はいまだに忘れることはない。
「まぁ、暴れたよね。指を骨折するくらい、めちゃくちゃにぶん殴って逃げた。そしたら退学しろって言われて、辞めてやったんだ」
勇大は被害者だ。それなのにオメガのフェロモンで誘ったんだろうと訳のわからないことを言われて、ろくに話も聞いてもらえなかった。あのときほど、世の中クソッタレと思ったことはない。
髪を染め、より男らしく見えるファッションをするようになったのは、あのときからだ。
それが勇大にとって自分自身を守る鎧のようなものだった。大人しいオメガは搾取される。アルファに対する反発心みたいなものもあったかもしれない。
「そのとき、お前は無事だったのか? 変なことは——」
「ああ。させるわけねぇだろ。全員返り討ちにしてやった。俺を舐めんな」
北沢には強がってみせたが、本当はとても恐ろしかった。今思い出しても震えがくるくらい。
無我夢中、というのはあのときのことを指すのだろう。必死で自分を守ってみせた。
「それは、怖い目に遭ったな」
「だから! 大したことねぇって……」
「勇大」
北沢は車を停めた。そこは国道から一本入った、広めの路地裏だった。
「そんな大切なことを、俺に話してくれてありがとう」
北沢は勇大の右手に触れる。自分でも気がつかなかったが、勇大の手は震えていた。
人に初めて胸の内をぶつけたからかもしれない。本当に初めてこの話を口にしたから。
「なんか、社長になら話してもいいかと思った」
勇大はふたつ重なった手に視線を落としながら、ぽつりと言う。勇大の手の上にある北沢の手は勇大よりも大きくて、勇大の手をすっかり覆っていた。
「俺なら?」
「うん。初めてなんだけどな。この話、誰かに話したのはさ」
ずっと胸の内に抱え込んでいたものだ。集団に襲われそうになった話なんてカッコ悪いし、思い出したくもないことだった。適当に話を誤魔化すことだってできたはずなのに、なぜか北沢に聞いてもらいたいと思った。
「手、痛かっただろ」
「うん、まぁな……」
北沢の手の温もりが心地よかった。今、この手がなかったら、勇大の心はボロボロに壊れていたかもしれない。
「お前は間違っちゃいない。いつだって正しい行動をしているだけだ」
北沢に認められて、なぜか目が潤む。自分ではとっくに過ぎたことだと思っていたし、この件で泣きたくもないのに、初めて人から「お前は正しい」と言ってもらえて心に油断が生じた。
「うるせぇな。いいから早く出発しろよ」
ダメだ。気持ちが持たない。
勇大は北沢とは反対方向の窓の外を見る。
こんなみっともない顔を見られたくなかった。それに今、北沢と目が合ったらガチ泣きしてしまいそうだった。
「わかったよ。お前は腹が減ってるんだもんな」
北沢は最後に勇大の手をぎゅっと握ってから手を離した。
「勇大、お前やっぱり俺のそばにいろ」
「は? なんでだよ」
「危なっかしいんだよ、お前は。だからそばにいろ。そしたら守ってやるから」
守ってやると言われて、ぐらりときた。
勇大は人に守られたいだなんて思ったことはない。それなのに、なぜか北沢に惹かれた。
「いいよ別に。俺はひとりでだいじょ——」
「俺の威を借りればいい」
北沢に言葉を遮られる。
「勇大。俺はなかなかの後ろ盾になると思うぞ。さっきは役に立っただろう?」
それを言われると反論できない。北沢の力で勇大はすでに何度も助けられている。
「今までずっとひとりで戦ってきたのか?」
「そうだけど?」
「これからは俺がいる。大いに利用しろ」
自分を利用しろだなんて北沢は変わった男だ。勇大は見返りなしに手を貸してもらったことなどない。北沢はいったい何を考えているのだろう。
「そんなん俺、カッコ悪……」
勇大は人に頼るのは苦手だ。今までだってひとりでなんとかやってきた。しかもよりによって頼るのはアルファだなんて。
視線のやり場がなくて、なんとなく勇大は北沢からそっぽを向き、窓の方角を見る。
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