暗殺するため敵国に来たが愚王というのは嘘で溺愛され妃に迎え入れられました

王族だが、オメガとして生まれてきたユリスは、その身を恥じて陰ながら生きてきた。
大人になり、ユリスは暗殺者として働くようになる。

ユリスはその美貌と、ヒート誘発薬を使い、オメガのフェロモンを利用してアルファの要人たちをベッドに誘い、ふたりきりになったところで暗殺の任務を遂行していた。

そんなユリスに大きな仕事が舞い込んできた。敵国の王であり、愚王と名高いカイル・リーガンベルグの暗殺だ。

祖国の王レオンハルトの命がくだる。

「ユリス。お前は敵国に行き、カイル王の夜伽の相手になれ。そこでカイルの命を奪うのだ。祖国のために」

ユリスは自分を迎えにきたカイルと共に祖国を離れる。

異国の地でユリスを待っていたのは想像を絶する敵国の状況と、カイルの献身的なユリスに対する溺愛だった——。



カイル・フォン・リーガンベルグ(28)攻め。西国ケレンディアの国王。アルファ。

ユリス(24)受け。東国ナルカ出身。側室の子。オメガ。美貌の持ち主。暗殺者。



R18描写にはタイトルに※を入れます。


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