88 / 124
76. お願い ※
しおりを挟む
「はぁ……んっ……」
帰宅して、ふたりベッドに潜り込んだ途端に行為が始まった。
ここのところ毎日だ。梶ヶ谷の一件が片付いて以来、夜にはなんとなくそういう雰囲気になってしまい、次の日の予定なども忘れ、久我と毎晩抱き合っている。
「久我さん。俺のお願い、聞いてくれますか……?」
冬麻は久我に組み敷かれながら、キスの合間に久我に訊ねる。
「え? 今?」
「はい」
冬麻が頷くと、久我はニヤニヤとやけに嬉しそうな顔をする。
「いいよ。この状況で、冬麻は俺に何をして欲しいの?」
「あ、あのですね……」
やばい。急に恥ずかしくなってきた……。
「うん。なに? 俺、なんでもする。冬麻のこと気持ちよくしてあげたいから」
久我は完全に勘違いしている。冬麻が久我に何かをして欲しいわけではないのに。
「あ、あの、久我さんはベッドに仰向けで寝てください」
「うん。いいよ」
久我は冬麻の身体を抱き締め、冬麻の身体ごと反転させた。冬麻が久我の上に被さる恰好になる。
冬麻はそのまま身体を下にずらす。そして久我の股間に頭を埋めようとしたら「冬麻?!」と久我に頭を抑えられた。
「何しようとしてるの?!」
「駄目ですか? 俺、久我さんにフェラしたいです……」
梶ヶ谷に言われて気がついたことだ。久我とは恋人同士なのに、いつも久我にしてもらってばかり。生活面でも、セックスの面でも、冬麻は与えられてばかりで何も久我に返していない。
「えっ! 待って冬麻。いいよ、そんなことしなくていい。そうだ、俺がやる。俺が冬麻にしてあげるからっ」
「俺の願い、叶えてくれるって久我さん言いましたよね? だったらやらせてください」
「冬麻……」
久我はなんとも言えない複雑な表情だ。
「やったことないから下手くそです。でも、久我さんに少しでもいいから気持ちよくなって欲しいんです……」
冬麻は久我の既に臨戦態勢になっているものを口に含んだ。いつも自分が久我にされていることを思い出して、それを唇と舌を使って丁寧に扱く。
「アッ……」
久我の身体がピクリと反応した。よかった。少しは感じてくれているんだと安心して、冬麻はフェラを続ける。
冬麻の頭の中は久我にされた行為のことばかり。そうだ、亀頭や裏筋を舐められるとたまらないなとか、カリに吸いつかれると気持ちよかったなと、いつも久我にしてもらっていることをお返しすることにした。それ以外はどうしたらいいのかわからないから。
「久我さん、気持ちいいですか?」
久我の反応が気になって、先端にチュッとキスをしたあと上目遣いに久我を見上げると、久我と目が合った。
「うん……すごくいい……この眺め最高だ……。冬麻が美味しそうに俺のを咥えてる……冬麻可愛すぎるよ」
久我は冬麻を褒めるみたいに冬麻の頭を撫でてきた。
「よかった……」
冬麻は再び久我のものを咥えて行為に没頭していく。久我が気持ち良くなってくれるならいくらでもしてあげたい。
「はぁっ……冬麻、もういい……っ!」
久我が身をよじり、うめき声を上げた。
久我は冬麻の頭を自身から引き離し、冬麻の身体を抱き寄せ、あっという間に組み敷いてしまった。
「今度は俺がやる」
久我は迷いなく冬麻のものを咥え込んだ。ピチャピチャといやらしい音を立てながら冬麻のものを唇で扱いていく。
「あっ……あぁぁ……っ!」
久我の舌で感じるところをなぞられ、唇で上下されてしまうとあっという間に絶頂へと追い詰められていく。
「だめっ、あぁ……イく……イッちゃうから……っ!」
久我の口の中に放ちたくはない。離して欲しくて久我の髪をぐっと握るのに久我は離れるばかりか冬麻の後ろの蕾を濡れた指で押し開いてきた。
「あっ……やめっ……、それ無理ぃ……」
久我には全部見透かされている。冬麻の好きなこと、されたいことを全部。
「冬麻のいやらしい声が聞きたい」
久我は冬麻の内壁に指を沿わせて、冬麻の感じるところを探し当ててきた。
「あっ……あぁぁっ……」
冬麻は思わず身体をのけぞらせる。
「すごくいい声だ。俺にもっと聞かせて」
そう言って久我はまた冬麻の前をじゅるっと音を立てながら咥え、唇で扱き始めた。
「あっ、だめぇ、離して…っ、もう限界……イく、あぁぁぁぁ……っ!」
久我の巧みなフェラと同時に後ろを攻められ、冬麻は達する限界まできたところで久我は攻めるのをやめた。
「はぁっ……はぁっ……」
限界まで勃ち上がっているのに焦らされたままのものを今度は久我の手でソフトに愛撫され、身体はさらに熱を帯びてくる。それでも刺激が弱くてイけない。
「冬麻。後ろもすごいことになってるよ」
「うぁ……ぁ……!」
久我はクチュクチュと中を掻き回すから、たまらず身体がビクッと震える。久我は冬麻の攻めかたを知っているはずなのにわざとそこを外して時々そこに触れるだけだ。
もどかしい。すごくもどかしい。
早く楽になってしまいたい……。
「久我さん……早く……」
いつものように欲望を解き放ってしまいたい。
「早くイかせて……っ」
冬麻が懇願したら久我は「いいよ」と微笑んだ。
「俺の名前を呼んでよ。そしたらイかせてあげる」
「えっ……」
名前……? 下の名前で久我を呼べ、ということだろうか。
「ほら、朔夜って呼んで?」
久我は冬麻のものを撫で回す。触れられて昂ったそれは反応を示すがそのくらいの刺激では達せない。
「朔夜……お願い、挿れて……」
恥ずかしいけど名前を呼んで許しを乞う。冬麻の身体は熱くなってもう限界だ。
「いい子だ……」
久我は冬麻の足を開いて冬麻の後ろの蕾に自らの熱いものを当てがい、ゆっくりと中に埋めていく。
「ああぁっ……!」
この瞬間がたまらない。好きな人を自分の最もプライベートな部分へ迎え入れる、この瞬間が。
「はぁっ……はぁっ……そこっ、気持ちいい……」
なんで久我とのセックスはこんなに気持ちがいいのだろう。受け入れていると気持ちがよくて、もっとよくなりたくて自然と腰が動いてしまう。
「好きだよ、冬麻」
久我に冬麻の最奥を攻められ、蠢く内壁が擦れるたびに快感を与えられ、頭がおかしくなりそうだ。
「ねぇ。今度はもっといやらしく俺の名前を呼んで。もっと気持ちよくしてあげるから」
久我の悪魔ような囁き。
「あっ……だめだめっ……はぁっ、まって……」
久我に攻められ、イきそうになったところで、ぎゅっと根元を久我に押さえられた。根元を握られてしまったせいで、達したくても達せない。
それなのに久我は攻め立ててくる。とっくに達しているくらいの快感に呑まれているのに、達せない。あまりの刺激に身体がビクビク震え出した。
「朔夜っ、あっ……すごい……朔夜っ、朔夜ぁ……」
いつもよりも強く感じてしまい、もう耐えられない。喘ぎながら何度も久我の名前を呼ぶ。
「やばい。すごくいい。乱れた冬麻に名前を呼ばれるとすごく興奮する……」
「あぁぁ……! 朔夜、もう、イかせて……」
名前を呼んで懇願すると、久我が手を放してくれた。そこから一気に絶頂への波が押し寄せてくる。
「ああっ……!」
抑えられていたものが解放され、強い快感に呑まれていく。気持ちがいい。早く放ってしまいたい。
「冬麻。好きだ……」
「さく……や……っ!」
冬麻が果てると同時に、久我も冬麻の中に解き放った。
帰宅して、ふたりベッドに潜り込んだ途端に行為が始まった。
ここのところ毎日だ。梶ヶ谷の一件が片付いて以来、夜にはなんとなくそういう雰囲気になってしまい、次の日の予定なども忘れ、久我と毎晩抱き合っている。
「久我さん。俺のお願い、聞いてくれますか……?」
冬麻は久我に組み敷かれながら、キスの合間に久我に訊ねる。
「え? 今?」
「はい」
冬麻が頷くと、久我はニヤニヤとやけに嬉しそうな顔をする。
「いいよ。この状況で、冬麻は俺に何をして欲しいの?」
「あ、あのですね……」
やばい。急に恥ずかしくなってきた……。
「うん。なに? 俺、なんでもする。冬麻のこと気持ちよくしてあげたいから」
久我は完全に勘違いしている。冬麻が久我に何かをして欲しいわけではないのに。
「あ、あの、久我さんはベッドに仰向けで寝てください」
「うん。いいよ」
久我は冬麻の身体を抱き締め、冬麻の身体ごと反転させた。冬麻が久我の上に被さる恰好になる。
冬麻はそのまま身体を下にずらす。そして久我の股間に頭を埋めようとしたら「冬麻?!」と久我に頭を抑えられた。
「何しようとしてるの?!」
「駄目ですか? 俺、久我さんにフェラしたいです……」
梶ヶ谷に言われて気がついたことだ。久我とは恋人同士なのに、いつも久我にしてもらってばかり。生活面でも、セックスの面でも、冬麻は与えられてばかりで何も久我に返していない。
「えっ! 待って冬麻。いいよ、そんなことしなくていい。そうだ、俺がやる。俺が冬麻にしてあげるからっ」
「俺の願い、叶えてくれるって久我さん言いましたよね? だったらやらせてください」
「冬麻……」
久我はなんとも言えない複雑な表情だ。
「やったことないから下手くそです。でも、久我さんに少しでもいいから気持ちよくなって欲しいんです……」
冬麻は久我の既に臨戦態勢になっているものを口に含んだ。いつも自分が久我にされていることを思い出して、それを唇と舌を使って丁寧に扱く。
「アッ……」
久我の身体がピクリと反応した。よかった。少しは感じてくれているんだと安心して、冬麻はフェラを続ける。
冬麻の頭の中は久我にされた行為のことばかり。そうだ、亀頭や裏筋を舐められるとたまらないなとか、カリに吸いつかれると気持ちよかったなと、いつも久我にしてもらっていることをお返しすることにした。それ以外はどうしたらいいのかわからないから。
「久我さん、気持ちいいですか?」
久我の反応が気になって、先端にチュッとキスをしたあと上目遣いに久我を見上げると、久我と目が合った。
「うん……すごくいい……この眺め最高だ……。冬麻が美味しそうに俺のを咥えてる……冬麻可愛すぎるよ」
久我は冬麻を褒めるみたいに冬麻の頭を撫でてきた。
「よかった……」
冬麻は再び久我のものを咥えて行為に没頭していく。久我が気持ち良くなってくれるならいくらでもしてあげたい。
「はぁっ……冬麻、もういい……っ!」
久我が身をよじり、うめき声を上げた。
久我は冬麻の頭を自身から引き離し、冬麻の身体を抱き寄せ、あっという間に組み敷いてしまった。
「今度は俺がやる」
久我は迷いなく冬麻のものを咥え込んだ。ピチャピチャといやらしい音を立てながら冬麻のものを唇で扱いていく。
「あっ……あぁぁ……っ!」
久我の舌で感じるところをなぞられ、唇で上下されてしまうとあっという間に絶頂へと追い詰められていく。
「だめっ、あぁ……イく……イッちゃうから……っ!」
久我の口の中に放ちたくはない。離して欲しくて久我の髪をぐっと握るのに久我は離れるばかりか冬麻の後ろの蕾を濡れた指で押し開いてきた。
「あっ……やめっ……、それ無理ぃ……」
久我には全部見透かされている。冬麻の好きなこと、されたいことを全部。
「冬麻のいやらしい声が聞きたい」
久我は冬麻の内壁に指を沿わせて、冬麻の感じるところを探し当ててきた。
「あっ……あぁぁっ……」
冬麻は思わず身体をのけぞらせる。
「すごくいい声だ。俺にもっと聞かせて」
そう言って久我はまた冬麻の前をじゅるっと音を立てながら咥え、唇で扱き始めた。
「あっ、だめぇ、離して…っ、もう限界……イく、あぁぁぁぁ……っ!」
久我の巧みなフェラと同時に後ろを攻められ、冬麻は達する限界まできたところで久我は攻めるのをやめた。
「はぁっ……はぁっ……」
限界まで勃ち上がっているのに焦らされたままのものを今度は久我の手でソフトに愛撫され、身体はさらに熱を帯びてくる。それでも刺激が弱くてイけない。
「冬麻。後ろもすごいことになってるよ」
「うぁ……ぁ……!」
久我はクチュクチュと中を掻き回すから、たまらず身体がビクッと震える。久我は冬麻の攻めかたを知っているはずなのにわざとそこを外して時々そこに触れるだけだ。
もどかしい。すごくもどかしい。
早く楽になってしまいたい……。
「久我さん……早く……」
いつものように欲望を解き放ってしまいたい。
「早くイかせて……っ」
冬麻が懇願したら久我は「いいよ」と微笑んだ。
「俺の名前を呼んでよ。そしたらイかせてあげる」
「えっ……」
名前……? 下の名前で久我を呼べ、ということだろうか。
「ほら、朔夜って呼んで?」
久我は冬麻のものを撫で回す。触れられて昂ったそれは反応を示すがそのくらいの刺激では達せない。
「朔夜……お願い、挿れて……」
恥ずかしいけど名前を呼んで許しを乞う。冬麻の身体は熱くなってもう限界だ。
「いい子だ……」
久我は冬麻の足を開いて冬麻の後ろの蕾に自らの熱いものを当てがい、ゆっくりと中に埋めていく。
「ああぁっ……!」
この瞬間がたまらない。好きな人を自分の最もプライベートな部分へ迎え入れる、この瞬間が。
「はぁっ……はぁっ……そこっ、気持ちいい……」
なんで久我とのセックスはこんなに気持ちがいいのだろう。受け入れていると気持ちがよくて、もっとよくなりたくて自然と腰が動いてしまう。
「好きだよ、冬麻」
久我に冬麻の最奥を攻められ、蠢く内壁が擦れるたびに快感を与えられ、頭がおかしくなりそうだ。
「ねぇ。今度はもっといやらしく俺の名前を呼んで。もっと気持ちよくしてあげるから」
久我の悪魔ような囁き。
「あっ……だめだめっ……はぁっ、まって……」
久我に攻められ、イきそうになったところで、ぎゅっと根元を久我に押さえられた。根元を握られてしまったせいで、達したくても達せない。
それなのに久我は攻め立ててくる。とっくに達しているくらいの快感に呑まれているのに、達せない。あまりの刺激に身体がビクビク震え出した。
「朔夜っ、あっ……すごい……朔夜っ、朔夜ぁ……」
いつもよりも強く感じてしまい、もう耐えられない。喘ぎながら何度も久我の名前を呼ぶ。
「やばい。すごくいい。乱れた冬麻に名前を呼ばれるとすごく興奮する……」
「あぁぁ……! 朔夜、もう、イかせて……」
名前を呼んで懇願すると、久我が手を放してくれた。そこから一気に絶頂への波が押し寄せてくる。
「ああっ……!」
抑えられていたものが解放され、強い快感に呑まれていく。気持ちがいい。早く放ってしまいたい。
「冬麻。好きだ……」
「さく……や……っ!」
冬麻が果てると同時に、久我も冬麻の中に解き放った。
84
お気に入りに追加
1,054
あなたにおすすめの小説
隠れヤンデレは自制しながら、鈍感幼なじみを溺愛する
知世
BL
大輝は悩んでいた。
完璧な幼なじみ―聖にとって、自分の存在は負担なんじゃないか。
自分に優しい…むしろ甘い聖は、俺のせいで、色んなことを我慢しているのでは?
自分は聖の邪魔なのでは?
ネガティブな思考に陥った大輝は、ある日、決断する。
幼なじみ離れをしよう、と。
一方で、聖もまた、悩んでいた。
彼は狂おしいまでの愛情を抑え込み、大輝の隣にいる。
自制しがたい恋情を、暴走してしまいそうな心身を、理性でひたすら耐えていた。
心から愛する人を、大切にしたい、慈しみたい、その一心で。
大輝が望むなら、ずっと親友でいるよ。頼りになって、甘えられる、そんな幼なじみのままでいい。
だから、せめて、隣にいたい。一生。死ぬまで共にいよう、大輝。
それが叶わないなら、俺は…。俺は、大輝の望む、幼なじみで親友の聖、ではいられなくなるかもしれない。
小説未満、小ネタ以上、な短編です(スランプの時、思い付いたので書きました)
受けと攻め、交互に視点が変わります。
受けは現在、攻めは過去から現在の話です。
拙い文章ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
弱すぎると勇者パーティーを追放されたハズなんですが……なんで追いかけてきてんだよ勇者ァ!
灯璃
BL
「あなたは弱すぎる! お荷物なのよ! よって、一刻も早くこのパーティーを抜けてちょうだい!」
そう言われ、勇者パーティーから追放された冒険者のメルク。
リーダーの勇者アレスが戻る前に、元仲間たちに追い立てられるようにパーティーを抜けた。
だが数日後、何故か勇者がメルクを探しているという噂を酒場で聞く。が、既に故郷に帰ってスローライフを送ろうとしていたメルクは、絶対に見つからないと決意した。
みたいな追放ものの皮を被った、頭おかしい執着攻めもの。
追いかけてくるまで説明ハイリマァス
※完結致しました!お読みいただきありがとうございました!
※11/20 短編(いちまんじ)新しく書きました! 時間有る時にでも読んでください
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談? 本気? 二人の結末は?
美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる