午前0時の禁断の恋

狭山雪菜

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午前0時の禁断の恋

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母が夜勤で居ない日は、いつも日付が変わる前にシャワーをすまし、下着をつけないでワンピースの寝衣に着替える

避妊薬を飲みゴミ箱に避妊薬が入っていたプラスチックの銀紙を捨てる

外の音も聞こえない、シンと静まり返った部屋でカチコチとなる時計にドキドキする

あと30秒で0時


彼を出迎えるのはいつも恥ずかしいのでベッドに入り、布団を掛け扉に背を向けて横になる


カチコチと相変わらず鳴る時計



しばらくすると
カチャッと静かに開く扉にドキッと全身が緊張する
誰かが私の横になる布団に乗り、ギシッとベッドが軋む音がする
温まった掛け布団を持ち上げ滑り込む身体は少し冷たくて、ビクッとするがわざと振り向かない
彼は私の横にピッタリとくっつき、背後から抱きしめ私のお腹に腕が回る
私が動かないのをいい事に長い髪の毛をどかし、露わになった首筋にスンスンっと匂いを嗅ぎ唇をくっつける

そっとお腹にある彼の腕に触れ、もう片手で背後にいる彼の頬に手を添える
「この日が待ち遠しかったよ」
低い艶のある声が、切なげに揺れる
振り返ると、私の秘密の恋人






「……私も……お義父さん」


母がいない日から始まった義父との関係はもう2年…20歳の誕生日に告白して、初めてを貰った時から続いている
泊まりは出来ないがたまに外でデートしたり、ホテルに行ったりする
ずっと好きだった義父に断られると思っていたのに受け入れてくれた時はポロポロ泣いて困らせてしまった
母と義父が結婚したのは、私が10歳の頃
笑顔溢れる生活に幸せいっぱいのはずが、義父を感じる想いが父とは違い恋という事に気がついたのは18歳の時




視線を絡め近づく顔に瞼を閉じ、ちゅっちゅっと啄むキスを
繰り返す
頬に添えた手を上から重ねられ、絡む指先
薄く開いた口から入る義父の舌を待ち構える様に絡め、噛み付くようなキスをする

ーー久しぶりのキス
寂しかった…と言うように一生懸命、背後にいる彼に応える
「んっふ…んっ」
口から零れる甘い声に、上から押さえつけるようにキスをくれる義父は背後からすでに熱くなっている自身に腰を擦り付ける
胸を鷲掴みにされれ揉まれる乳房に、ブラを付けていないと気がついた義父は耳を嬲りながら「準備したの…俺がやるって言ったよ…柔らかい…俺の」強弱をつけ揉みワンピースから粒が現れる
服の上からぎゅうっと摘み全体を揉む
片手は太ももを撫で、ワンピースの裾から入る指が私の下生えに絡みツンツンと引っ張り、揉む
悪戯に絡んだ指が何の前触れもなく1本蜜壺に入る
「ンッ」
甘い声が漏れお尻を背後の彼に押し付けてしまう
そんな私を咎めるように舐める耳朶に、身体が震える
くちゅっとする音が小さいハズなのに部屋中に響いているみたいに感じて羞恥心が出て顔が火照る
1本を出し入れし、蜜を掻き出すお義父さんは更にもう1本入れ、続けてもう1本入れ3本入った
蜜を掻き出し、
激しくなる指の動きにイきそうになるが、その度にピタッと止まる指にもどかしくて頭がおかしくなる

義父の熱をズボン越しに撫でるとぐっと突き出す腰

噛み付くキスが始まり蜜壺に入っていた指が抜け、仰向けになって片脚を上げられた私に、性急にズボンをズラして現れた赤黒い熱が、代わりにあてがわれる

視線が絡んだまま先端が蜜壺に埋まり徐々に奥に進む義父
片脚にあった手を腰に移動し、もう片方の手を私の手と合わせ指を絡め覆いかぶさる義父との濃厚な口づけが始まる
ジリジリと奥に進んだ熱は奥まで、お互いの下生えが絡みピッタリと重なると私は脚を彼の腰に巻き付ける
義父は軽くズンっと動かすと、下からぬちゃっと蜜の音がする
お互い見つめあったまま、下半身の動きが出てくる
一定の律動だったのに、少しずつ速くなり、蜜壺の奥にいる時間も長くなった頃、注がれる白い証にぎゅうぎゅうに締め付けたまま彼女もイッた

はぁはぁっと荒い息が整う間もなくまた求め合う2人

足りない短い逢瀬に2人はお風呂でも、水を飲むため繋がったまま運ばれ台所で、そのままソファーでトイレでも求め合い、彼女の部屋に戻るとベッドへ戻るまで何度も何度も中へ所有の証を注いだ
彼女がしばらく眠り起きるとすでに繋がれていて、腰を打ち付けている義父を引き寄せ絡める舌で応え深まる関係
いつの間にか2人は寝ていたが、起きた彼女は義父のピッタリとくっつき、ダランとしている義父自身に指を絡めイタズラをする
だんだんと熱を持ち勃ち上がると、寝ている義父の上に腰を落とし揺らす
深いのに、義父の与えてくれる動き回る熱じゃないとイけない身体は
物足りなくなかなかイけない
すると、起きたのか腰を掴まれ急に突き上げが激しくなり、簡単にイッてしまう
はぁはぁっと息の荒いまま義父の上に倒れるように身体を重ねると、乳房を掴まれ揉む
まだイっていなかった義父は下からの突き上げが続き、義父がイくまで責められる


カーテンの隙間からから日が差し込むと、そろそろ起きる時間と、繋がったままお風呂へ向かい、中を掻き出すという名の行為が始まるが、また栓の様に塞がれ、注がれる
軽くタオルで身体を拭き、義父のTシャツに下半身は裸のまま台所で2つのコップに牛乳を入れお互い飲み、口移しで飲ませ合いながら速くなる腰の動きに悶える
繋がれたまま抱っこされ、彼女の部屋に戻ると最後の行為に夢中になる
そのまま中に出されて離れたが、また次の約束をする様に啄むキスをして部屋から出る義父

窓を少し開けて、彼の残した白い証を軽くティッシュで拭い、昨夜の行為の跡を消す様に汚れた箇所を綺麗しにてゴミ箱に全て捨てビニール袋の口を縛り一旦クローゼットに隠す

大体片付いたら窓を閉め、着替える
母の夜勤だったからこのまま有給を使うが、家に居たら怪しまれるので、仕事に行く風に出かける準備をする
その頃義父は2人で求めあった箇所の掃除をし、着替えていた

私が部屋から出ると、ちょうど廊下にいた義父は笑顔で近寄り触れるだけのキスをする
そのまま玄関先まで腕を組み、靴を履いて見つめあった2人は舌の絡むキスを一度だけして、ドアを開けた瞬間離れ外出する

母の夜勤の次の日はお互いに有給を合わせて使い、このまま家から遠くにあるホテルへ向かうため、地下駐車場へ向かう
が、それが毎回だと有給が足りなくなり母が不審に思ってしまうので3ヶ月に一度だけ義父と同じ日に有給を取る

ご近所さんと軽く挨拶をしながら、エレベーターに乗り
地下駐車場にある車に乗り込む
義父がエンジンを掛けている間にシートベルトをし、前を向いたまま指を絡め、名残惜しくも離れると走り出す車



向かう先は家から高速に乗り2時間の所にあるビジネスホテル
途中途中休憩を挟み、コンビニでそれぞれコーヒーとサンドイッチを買い、次のパーキングエリアでお互いトイレで私服に着替える、ホテルに近づく度に距離が近くなる2人は最後のパーキングエリアでは我慢出来ずに舌を絡めお互いの唾液を飲み身体を寄せて夕方までの食事を購入するためお店に入る

高速を降り、信号待ちする度にキスをし触れ合う
久しぶりのビジネスホテルに着くと、駐車場で止まった車の中でお互い噛み付く様なキスをし、我慢出来ずに軽くお互いの下半身を弄り果てる
ようやく唇が離れ車から降りた義父は彼女に車のキーを渡し先に出る
義父が部屋を取りにカウンターに向かう間、遅れてきた彼女はロビーで待つ
義父がこちらに来ると立ち上がり彼の腕に自分の腕を絡め、エレベーターへ


部屋に着くとすぐさまお互いを求め合い、荷物もその場に置きドアの前で繋がる
繋がったまま服を脱がせ合い抱き上げ歩き出す義父の腰に足を巻き付け、「ぁっんっあ」と甘い喘ぎ声を出す
ベッドへ寝かせると激しくなる行為に、乳房がぷるんぷるん揺れ義父を悩殺する

お互い朝まで求めあった事などなかったかの様に貪欲に求め、気がついたらカーテンを閉めるのを忘れていた事に気が付き笑い合う
夕方になったので、一度キスをした後ドロドロと白い証が身体中にこびりついていたので洗い流す事にした
お互い身体を弄りながらシャワーを浴びて、持ってきた仕事着のスーツ着替えようとするバスローブ姿の義父の背中に、バスタオル一枚の彼女が抱きつくと振り返る義父は彼女の身体を愛撫しながらスマホを取り出し妻に残業する旨伝える
通話を切ると、バスローブを脱ぎ捨て慣らさなくてもすんなりと蕩けている彼女の蜜壺へ自身を入れる
お互い身体を弄りながら、午前中から酷使しているぐしゃぐしゃなベッドにもつれながら重なる
動き始める義父は彼女のバスタオルを剥がすとベッドの下へ放り投げ2人だけの時間に溺れる
すっかり暗くなってしまったのでもう一度シャワーを浴び終わると、本当の別れがやってくる

それぞれ家から出た時の服に着替え、腕を絡め部屋を出る
ロビーで触れていた腕を解き先に駐車場に向かう彼女と、清算をするため義父はカウンターへ向かう

しばらくすると車に義父が乗り込み、見つめ合い舌を絡めるキスをして、ちゅうと名残惜しく離れエンジンをつけ出発する
帰りは話もせずに、信号待ちの時にただただ指を絡め
高速に乗っても会話は少なく、午前中に夕方食べようと思って買った物を食べる
家の付近に着くともう21時で、先に家の2コ手前の駅に下ろすためにロータリーへ入り停車した
彼女の指先を絡め熱の篭った目で見つめ合うが、知り合いがいるかもしれないので指先を撫でるだけで離れ、「じゃあ」
と彼女は想いを断ち切る様に駅に入って行った





後1時間半くらいしたら帰ろうと、義父は車を発進させる

恋人の顔から義父の顔になる様に








彼女が帰宅すると、母が出迎えてくれお風呂に入り着替えてリビングに行く
他愛のない話をしていると、「ただいまー」と義父が帰ってきた






いつもの娘の顔になった彼女と義父は親子に戻っていた



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