セフレはバツイチ上司

狭山雪菜

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週末の蜜月

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ソファーの背もたれに両手をつけ、頭を乗せると
繋がったまま服を脱ぐ係長

「おいで」
そう言って私の腕を取って彼の上半身に抱き寄せると、私のお尻を掴み持ち上げる
ズンっとささる蜜壺が深く昂りを包み、彼の首に腕を回すと歩き出した彼
一歩一歩歩く度に下から突き上げられ、何度も何度も甘い声を出しては、イく
廊下を出てリビングから近い部屋の扉を開けると
全身係長の匂いに包まれた
「んっぁっぁ」
それだけで達した私に、「ぐっ」と肩に頭を押し付け耐える係長

波が去りまた歩き出す係長が止まった時に、繋がったままベッドへゆっくり寝かせられ、間髪入れずに腰の動きを再開し、お互いに達する事しか考えなくなる
「あっあああああああ」
「っ優奈ッ」
同時に叫ぶように出した声で、絶頂を迎え練り込むように腰を重ね合わせていった





****************



意識が無くなるまで抱かれては、起きた方がイタズラをして起こしては繋がる
もう出ない、と言われてもお互いの身体を触り弄る
ご飯を食べながら繋がり、水分をとりながら交わり
トイレの前で待っては出てきた所で離れる事は許さない、と始まるキス

お風呂で始まる軽い触れ合いが、濃厚になり
サブスクで映画を観て休憩しようとしても、気がついたら映画そっちのけで愛し合う
最後の夜だ、と告げる低い声が求めると
もう土曜日の夜になっている事に気が付き寂しくてこっちも更に激しく求めてしまう
繋がったまま眠り、朝になった時そのまま始まった行為に
癖になると泣きながら快感でおかしくなると彼を咎めた
宥めながらすまない、と言う彼はニヤリと笑みが絶えずに
またやろうと心に決める







日曜日の夕方にやっと離れた2人は、帰るために支度したが
玄関先で終わらない口づけに夢中になり、気がついたらまた交わり
怠い身体を支えて歩く彼の腰に抱きつき、地下駐車場につくとエンジンも付けずにお互いの口内を堪能した





やっとの思いで発進した車が彼女のマンションに着くと、お茶でも、と妖しく誘う彼女についていく係長が帰ったのは始発が始まる時間帯だった




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