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出張2日目2
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朝食の時間は8時だったので、そのまま甘い時間を過ごし
着替えに戻るために隣の部屋に戻った
シャワーを浴びてさっぱりして、チェックインした時のままの部屋に苦笑してキャリーバッグを備え付けられているソファーに乗せ、中から服を取り出した
待ち合わせ場所のロビーに着くと
すでに待っていた係長は、スーツとネクタイがビシッと決まっていて、先程までの濃密な時間を感じさせなかった
「お待たせしました」
「いいよ、今来たところだしね」
並んで歩き、朝食を摂る
軽く打ち合わせをして、レンタカーに乗りまた取引先を忙しなく移動した
特に問題もなく仕事も終わり2人で夕食を摂るために寄り道しようかどうかを道中で相談する事になった
車を運転する係長の横で、美味しいご飯屋を携帯のアプリにある口コミサイトで調べる私
「これはどうですか?…種類も豊富っぽいですし、お酒も…」
と告げると
「ちょっと待って」
コンビニの駐車場に入り目の前が壁になっている所に車を停めた
「どれ?」
身を乗り出し私の手元のスマホを覗く彼の髪が頬に掛かりくすぐったくて肩をすくめた
「これです」
ずいっと彼にも見えるように角度を変えると、
「いいね」
とお店の情報をじっと見つめていた
急に視線を私の方に向き、見つめ合う2人
徐々に近づき助手席の椅子に頭を付けていた私の口を塞ぐ
ねっとりと、味わうように口内を舌が動き
自然と瞼を閉じた私は、スマホを膝の上に置き
彼の首に腕を回した
シートベルトを外す音が聞こえると、さらに近づく彼は私のシートベルトを外し、背中に手を入れ引き寄せた
お互い舌を絡めて応える口の動きに貪欲に求める
ガタンっと急に音が鳴りパッと離れると、膝の上の携帯が足元に落ちたことを知った
はぁはぁと、息が荒いままココが外だと思い出した2人は座り直した
「…今日は…このまま帰ろうか」
と掠れた低い声に
「…はい」
と答える甘い声
コンビニで飲み物とお弁当を買いそのままビジネスホテルへと帰った
朝ぶりの係長の部屋は変わらずに、シーツがくしゃくしゃで、ゴミ箱もティッシュが山盛り入っていた
何故か係長の部屋についてきてしまった私は
「…今日は私の部屋で」
と告げると
「…そうだな…そのままチェックアウトしたいから荷物持って行ってもいいかな?」
背後から抱きしめられ、提案された
ーーつまりは、このまま明日の朝まで離さないってことかな?
「……もちろんです」
期待で胸が熱くなり、彼の頬に右手を添え背後から降るキスを受け止めた
着替えに戻るために隣の部屋に戻った
シャワーを浴びてさっぱりして、チェックインした時のままの部屋に苦笑してキャリーバッグを備え付けられているソファーに乗せ、中から服を取り出した
待ち合わせ場所のロビーに着くと
すでに待っていた係長は、スーツとネクタイがビシッと決まっていて、先程までの濃密な時間を感じさせなかった
「お待たせしました」
「いいよ、今来たところだしね」
並んで歩き、朝食を摂る
軽く打ち合わせをして、レンタカーに乗りまた取引先を忙しなく移動した
特に問題もなく仕事も終わり2人で夕食を摂るために寄り道しようかどうかを道中で相談する事になった
車を運転する係長の横で、美味しいご飯屋を携帯のアプリにある口コミサイトで調べる私
「これはどうですか?…種類も豊富っぽいですし、お酒も…」
と告げると
「ちょっと待って」
コンビニの駐車場に入り目の前が壁になっている所に車を停めた
「どれ?」
身を乗り出し私の手元のスマホを覗く彼の髪が頬に掛かりくすぐったくて肩をすくめた
「これです」
ずいっと彼にも見えるように角度を変えると、
「いいね」
とお店の情報をじっと見つめていた
急に視線を私の方に向き、見つめ合う2人
徐々に近づき助手席の椅子に頭を付けていた私の口を塞ぐ
ねっとりと、味わうように口内を舌が動き
自然と瞼を閉じた私は、スマホを膝の上に置き
彼の首に腕を回した
シートベルトを外す音が聞こえると、さらに近づく彼は私のシートベルトを外し、背中に手を入れ引き寄せた
お互い舌を絡めて応える口の動きに貪欲に求める
ガタンっと急に音が鳴りパッと離れると、膝の上の携帯が足元に落ちたことを知った
はぁはぁと、息が荒いままココが外だと思い出した2人は座り直した
「…今日は…このまま帰ろうか」
と掠れた低い声に
「…はい」
と答える甘い声
コンビニで飲み物とお弁当を買いそのままビジネスホテルへと帰った
朝ぶりの係長の部屋は変わらずに、シーツがくしゃくしゃで、ゴミ箱もティッシュが山盛り入っていた
何故か係長の部屋についてきてしまった私は
「…今日は私の部屋で」
と告げると
「…そうだな…そのままチェックアウトしたいから荷物持って行ってもいいかな?」
背後から抱きしめられ、提案された
ーーつまりは、このまま明日の朝まで離さないってことかな?
「……もちろんです」
期待で胸が熱くなり、彼の頬に右手を添え背後から降るキスを受け止めた
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