18 / 19
エピローグ
しおりを挟む
ゆさゆさと揺さぶられ、彼の昂りが蜜壺から抜けるギリギリまで腰を引き、一気に元に戻り蜜壺の奥へと貫く。
「あっ、あっあ好きっ…んっ」
彼の肩にこめかみを押し付けて、彼からの与えられる快感に酔いしれる。はっ、はっ、と荒い息の彼は、動きを早めて絶頂へと向かう。絡めた手を解くと、彼の腕に手を置き、彼の動きに合わせて身体が揺すられる。パンパンっと激しくぶつかる下半身は、最奥に突く度に彼の昂りがグリッと抉る。
「あっんん、イッ…く、イく…っつ」
「ぐっ、香苗っ中うねってっ…ぐっ」
私の頭に鼻と口を埋め、彼の感じている声が頭に響き、彼も私で気持ち良くなっているんだと、頭で理解すると彼が蜜壺に入っている昂りをぎゅうぎゅうに締め付けてしまう。
「ぐっ…つ香苗っ」
急に締め付けた事により、低い声で唸る咎めるように、最奥に押し付けた昂りをぐりぐりと蜜壺を刺激する。
「ンッっあああああぁっ」
チカチカと目の前がひかり、足がぎゅっと丸まり、身体が硬直する。ぎゅうぅぅっと、蜜壺に入る昂りを締め付けてると、ぐっと唸った声が聞こえ、蜜壺の中へと熱い証を注がれた。まだ快感が抜けない身体に、彼は容赦なく緩く腰を動かし、昂りから出る証を最後の一滴まで蜜壺の内側に塗り込んでいく。
「んっ、まだっ….いってる」
呂律の回らない口で彼を責めるが、
「香苗が悪い」
と一蹴され、彼の唇が私の額に触れる。
「…好き、好きです」
彼の首に腕を回し身体を寄せてくっつくと、彼の腕も私の腰に回り引き寄せられる。
「好きだ…香苗、俺のだ」
抱き合っているだけなのに、ムクムクと彼の昂りが大きくなるのが、わかる。
「っ…大きく…なってるっ」
あり得ない!と伝えて責めるつもりが、甘えた声が出て誘惑しているみたいになってしまう。
「香苗が、悪い」
そう言って私の身体から手を離し、マットに腕をつくと、繋がったまま腰を揺らし始めた。
「それっ…ばっかりっ…あっ」
イヤと言うつもりが、足を彼の腰に巻き付け身体は正反対に動く。
ぎゅっと落ちないように抱きつき、また快感に溺れていったのだった。
*****************
彼が満足するまでたっぷりと愛された身体は、指ひとつ動かすのも億劫になり、散々彼を責めた。
「すまん、すまん」
と全然すまんと思っていないにこやかに笑う彼は、私を横抱きに学校から連れて帰ると、土日を挟んで学校への勤務が始まっても離してくれなかった。
「ひと月おあずけされていたから、当然だろ」
としれっと言った彼に呆れたり、そんなに私が好きなのかと、頬を染めたり感情が入り乱れた。
三島先生に交際がバレていると知って恥ずかしかったが、
「坂下先生に言っても埒が明かない時は、僕に言ってくれれば、全て解決するから」
と言われ、頼もしい先輩だと感動した。
それを聞いた夏樹は、
「…その前に治すから」
と青ざめていた。
「あっ、あっあ好きっ…んっ」
彼の肩にこめかみを押し付けて、彼からの与えられる快感に酔いしれる。はっ、はっ、と荒い息の彼は、動きを早めて絶頂へと向かう。絡めた手を解くと、彼の腕に手を置き、彼の動きに合わせて身体が揺すられる。パンパンっと激しくぶつかる下半身は、最奥に突く度に彼の昂りがグリッと抉る。
「あっんん、イッ…く、イく…っつ」
「ぐっ、香苗っ中うねってっ…ぐっ」
私の頭に鼻と口を埋め、彼の感じている声が頭に響き、彼も私で気持ち良くなっているんだと、頭で理解すると彼が蜜壺に入っている昂りをぎゅうぎゅうに締め付けてしまう。
「ぐっ…つ香苗っ」
急に締め付けた事により、低い声で唸る咎めるように、最奥に押し付けた昂りをぐりぐりと蜜壺を刺激する。
「ンッっあああああぁっ」
チカチカと目の前がひかり、足がぎゅっと丸まり、身体が硬直する。ぎゅうぅぅっと、蜜壺に入る昂りを締め付けてると、ぐっと唸った声が聞こえ、蜜壺の中へと熱い証を注がれた。まだ快感が抜けない身体に、彼は容赦なく緩く腰を動かし、昂りから出る証を最後の一滴まで蜜壺の内側に塗り込んでいく。
「んっ、まだっ….いってる」
呂律の回らない口で彼を責めるが、
「香苗が悪い」
と一蹴され、彼の唇が私の額に触れる。
「…好き、好きです」
彼の首に腕を回し身体を寄せてくっつくと、彼の腕も私の腰に回り引き寄せられる。
「好きだ…香苗、俺のだ」
抱き合っているだけなのに、ムクムクと彼の昂りが大きくなるのが、わかる。
「っ…大きく…なってるっ」
あり得ない!と伝えて責めるつもりが、甘えた声が出て誘惑しているみたいになってしまう。
「香苗が、悪い」
そう言って私の身体から手を離し、マットに腕をつくと、繋がったまま腰を揺らし始めた。
「それっ…ばっかりっ…あっ」
イヤと言うつもりが、足を彼の腰に巻き付け身体は正反対に動く。
ぎゅっと落ちないように抱きつき、また快感に溺れていったのだった。
*****************
彼が満足するまでたっぷりと愛された身体は、指ひとつ動かすのも億劫になり、散々彼を責めた。
「すまん、すまん」
と全然すまんと思っていないにこやかに笑う彼は、私を横抱きに学校から連れて帰ると、土日を挟んで学校への勤務が始まっても離してくれなかった。
「ひと月おあずけされていたから、当然だろ」
としれっと言った彼に呆れたり、そんなに私が好きなのかと、頬を染めたり感情が入り乱れた。
三島先生に交際がバレていると知って恥ずかしかったが、
「坂下先生に言っても埒が明かない時は、僕に言ってくれれば、全て解決するから」
と言われ、頼もしい先輩だと感動した。
それを聞いた夏樹は、
「…その前に治すから」
と青ざめていた。
21
お気に入りに追加
165
あなたにおすすめの小説
義兄の執愛
真木
恋愛
陽花は姉の結婚と引き換えに、義兄に囲われることになる。
教え込むように執拗に抱き、甘く愛をささやく義兄に、陽花の心は砕けていき……。
悪の華のような義兄×中性的な義妹の歪んだ愛。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
お酒の席でナンパした相手がまさかの婚約者でした 〜政略結婚のはずだけど、めちゃくちゃ溺愛されてます〜
Adria
恋愛
イタリアに留学し、そのまま就職して楽しい生活を送っていた私は、父からの婚約者を紹介するから帰国しろという言葉を無視し、友人と楽しくお酒を飲んでいた。けれど、そのお酒の場で出会った人はその婚約者で――しかも私を初恋だと言う。
結婚する気のない私と、私を好きすぎて追いかけてきたストーカー気味な彼。
ひょんなことから一緒にイタリアの各地を巡りながら、彼は私が幼少期から抱えていたものを解決してくれた。
気がついた時にはかけがえのない人になっていて――
表紙絵/灰田様
《エブリスタとムーンにも投稿しています》
不埒な一級建築士と一夜を過ごしたら、溺愛が待っていました
入海月子
恋愛
有本瑞希
仕事に燃える設計士 27歳
×
黒瀬諒
飄々として軽い一級建築士 35歳
女たらしと嫌厭していた黒瀬と一緒に働くことになった瑞希。
彼の言動は軽いけど、腕は確かで、真摯な仕事ぶりに惹かれていく。
ある日、同僚のミスが発覚して――。
Home, Sweet Home
茜色
恋愛
OL生活7年目の庄野鞠子(しょうのまりこ)は、5つ年上の上司、藤堂達矢(とうどうたつや)に密かにあこがれている。あるアクシデントのせいで自宅マンションに戻れなくなった藤堂のために、鞠子は自分が暮らす一軒家に藤堂を泊まらせ、そのまま期間限定で同居することを提案する。
亡き祖母から受け継いだ古い家での共同生活は、かつて封印したはずの恋心を密かに蘇らせることになり・・・。
☆ 全19話です。オフィスラブと謳っていますが、オフィスのシーンは少なめです 。「ムーンライトノベルズ」様に投稿済のものを一部改稿しております。
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる