ぐいぐい攻める美女は筋肉男と付き合いたい

狭山雪菜

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夏の終わりに1

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夏休み後半になった頃、時には部活終わりに、時には夏休みの宿題をやろうとテキトーな理由をつけてはほぼ毎日私の部屋に連れて行った。
彼の腰に向かい合って跨り、2人の気が済むまで触れ合い求め合う。

ーー最後の一線はまだ超えていないけど…

今日も、夏休みの宿題をやろうと部屋に誘った。彼から貰った白い英字プリントされたTシャツは彼が使用していたシャツで、私にはぶかぶかの太ももが半分くらい隠れてしまう。ミニスカートを履いていた素足で、飲み物を準備して部屋のテーブルに置いた瞬間手を引かれて彼の膝の上だ。
びっくりしたとか、突然何?とか、聞く前に口を塞がれて自然と瞼が閉じる。何度も何度も顔の角度を変えては、深くなるキスに夢中で応える。

「んっぁ、ん、んっ」

聡はゆっくり私の身体に手を這わし、揉んでは撫でていく。足を摩り始めると、ゾクゾクとした感覚が起きて力が抜けて彼に寄りかかる。彼の肩に手をつけて舌を絡め甘噛みすると、咎めるように私の足を撫でる両手の力が強くなり、ぐっと掴まれた。
はぁっ、と息苦しくなって顔を離すと、私の頬に移る彼の唇が一度頬を舐めると、お互いの顔が離れ視線が絡んだ。

「…愛花」
「聡…ンッ」

私の顔の前に彼の右手が差し出され、彼の手首を両手で掴み2本の指ーー人差し指と中指を口に入れた。くちゅくちゅと口の中で動く彼の指先が、私の唾液に絡み水音が聞こえる。丹念に口の中で舌を這わし、ちゅぅっと吸って口から離すと、長い指の側面もしっかりと舌を這わす。チラッと聡の方へ視線を向けると、彼は私が指を舐める姿を見て目を細めて見つめる。彼の指に意識を集中させて、赤ちゃんがミルクを飲むように一生懸命舐めては吸っていると彼の指が口から抜けた。
口の中が寂しくなった私は、彼に視線を向けると彼の濡れた指は私の太ももをなぞり、捲れたTシャツの中へと入ると下着の中へと侵入した。下着のラインをなぞり蜜壺の縁をぐるりとひと撫でして、指をヌチャッと蜜で濡れている蜜壺へと飲み込まれる。

「…あっ…っ」

彼の肩に額をつけて、太い指が動き回る蜜壺の快感を耐える。私の首元に顔を埋めて舌を這わしだした聡は、指先を動かして蜜壺の中を広げていく。
夏合宿が終わって最初に蜜壺に入れられてから、キスだけだった2人は、こうして指で蜜壺を広げて彼の指に慣れる行為が続いている。

彼の肩から顔を上げると、待っていたかのように口を塞がれ荒々しく舌を絡め取られる。彼の頭に指を絡めてキスに応え、ひと通り口内をなぞらえると私は、彼の首元、胸板、お腹と手を下ろしていき、彼のお腹の下にある膨らみに向かって彼の下着の中へと手を入れる。ピクリと動いた聡だが、私は構わず熱くなっている昂りを撫でた。

「っんぁ!っつ!」

私のお尻を片手で持ち腰を上げた聡から落ちないように抱きついた後で、止まった彼のハーフパンツと下着をズラした。
またベッドへと座った彼の昂りを、また握り上下に擦り始めた。先端から溢れるツユが私の指を濡らし、生き物のようにビクビク波打つ昂り。

「あっ…っ!さっ聡っ」
「っ…愛花」

蜜壺に入っている指の動きが再開してぐちゅっぐちゅっと音が部屋に響き、水音を微かに含んだ肌の擦れる音も聞こえる。絶えず刺激を与え合い呼吸も荒くなっていく2人は、クイッと聡が愛花の蜜壺の中にある指を折り曲げた事により呆気なく達し、ぎゅぅぅぅっと締め付けた蜜壺と強張った身体と、彼の昂りを握る手を強めた事により白い証をお互いのお腹とTシャツにかけた事によって終わった。



はぁはぁ、と肩で息をしていたら、突如ピロンッとテーブルの上に置いてある愛花のスマホにメッセージを知らせる通知音が鳴った。
ビクッと身体が反応してしまい、私を抱きしめる聡にも伝わる。

「…誰?」
「……んむ、…多分広告」

不機嫌な声の聡に気まずい声を出す愛花。今すぐスマホを触れと言いそうな聡の気を逸らすために、彼の頬に手を添えて自分の方へ向けると無理矢理唇を重ね、彼の唇を辿ると彼の口が開いて口づけに応えてくれるようになった。
ホッと安心した私は彼に抱きついたのだが、目を閉じていて気がつかなかったーー彼が眉間に皺を寄せてテーブルにあるスマホを睨んでいた事に。
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