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彼の私室1
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ハル様の軍服の上着を着せられ、彼に横抱きに持ち上げられたまま、執事やメイドの挨拶もさせてもらえずに彼の部屋らしき場所へと入った。
広い部屋に焦茶色の木の大きなベッドとクローゼットしかないシンプルな部屋。床は木のフローリングで何処か、そう団長室みたいにものがない。
「アリが来たら…2人で快適に過ごせるように手配している」
優しくベッドへ仰向けで寝かされながら、申し訳無さそうに言うハル様を安心させるために、にっこりと微笑んだ。
「…私は、ハル様がいてくださるだけで幸せですわ」
と、本心を伝えたのに、私に覆いかぶさったハル様は、私の口を塞ぎ口内を貪った。
着せられていた軍服を剥ぎ取られ投げた先はベッドの外だった。馬車を降りる時に胸当ての位置を戻していた私は、鎖骨に彼が付けた赤い印を晒しながら、私に跨り白いYシャツを乱暴な手つきで脱いでいくハル様を見つめた。
ボタンが半分ほど取れると、彼の逞しい厚みのある筋肉と凸凹と均等に割れたお腹が現れていく。ぼうっと見惚れすぎたのか視線を感じたハル様は、私を見つめ返し屈みちゅっちゅっと啄むキスをくれた。
ギシッとベッドが軋むと、ハル様の顔が口から首筋へと移りちゅぅちゅうと吸っていく。
私の身体を優しく触れて、私の両手を上げて万歳させると、胸当ての布を上へと上げて頭を通し脱がす。
室内に差し込む太陽で身体を動かした事で押さえつけるものがない、プルプルと揺れる2つの乳房。上体を起こして目を細め嬉しそうなハル様は、宝物を触るように両手でそっと触れ下から掬うと優しく揉んでいく。
強弱をつけて揉み、時々人差し指でツンと上を向く粒をカリカリと爪で引っ掻き、親指と人差し指で摘みぎゅっと潰しこねる。
「っぁ、んぁ、あっ」
甘ったるい声がひっきりなしで出て、馬車の中じゃないのに声を抑えられない。口の前に手を置き指の背を噛む。
「ん、っ、…つ…あっ」
「アリ、噛むと傷が出来てしまう」
ハル様は声も聞こえないと、私の手を口から離して頭の上へ、ベッドへと戻し両手が重なり指を絡める。ちゅっちゅっと唇を合わせ、私達の額が合わさる。
「ハル様…恥ずかしいですわ」
「恥ずかしがる事はない、これは結婚したらずっとする事だ」
「…そう…なのですか…っ」
「ああ」
視線を合わせハル様は私の唇を喰む。だんだんと深くなる口づけを受け止めながら、自分からも舌を出して彼の口内へと入る。ハル様は私の舌を迎い入れてくれ、彼がいつも私にするように真似て口内を舌で触れる。彼の口から溢れる唾液を送られ、ゴクンと飲み込むと彼の舌が動き出す。
強く吸われたり、甘噛みされたりしていくうちに、気持ちよくて身体の力が抜けていく。重なっていた彼の手が解け腕をなぞり、くびれを撫でて腰に引っ掛かるドレスをずらす。片手で腰を持ち上げられると、スルッと抜けるドレス。足を脱がせアンダーウェアのみとなった私を、上体を起こして眺める。
無言のままアンダーウェアの布を脱がされると、アクセサリーは着いているが生まれた時の姿になる。
金縛りにあったみたいに、両手を頭の上に置いてまま動けない私を、ハル様の大きな手が腕に、頬に、鎖骨に、形の良い乳房に、お腹の臍のくぼみに、くびれに、腰にと順に辿っていく。
「…ハル様」
「アリ、君だけだ…愛してる」
そう自分に言い聞かせるように言ったハル様は、私の下生えに指を絡め弄ぶ。ちくちくと引っ張っられ身をよじると、蜜壺の縁をぐるりとなぞる。ひとつの指が何の前触れもなくくちゅっと水音がして蜜壺に入り、突然の異物感に力が入ってしまう。
「アリ…アリ」
私を落ち着かせるために、優しい声とキスの雨を顔に落とす。彼のキスに身も心も安心していると、指が蜜壺の中を少しずつ動かす。私の身体が強張るたびに、ハル様は落ち着かせるキスをする。
ぐちゅっぐちゅっと3本の指で、蜜壺の中から蜜を掻き出す音が聞こえる頃には、とろとろに蕩けた身体に力が入らなくて、彼の首に腕を回していた。自然と開いてしまった足の間に入った彼は、私の足が閉じないように大きくて固い身体でガードしていた。
まだズボンも脱いでいないハル様の太ももを、服の上から足でスリスリと摩る。
「…ハル様…私だけ…っ恥ずかしいです…んっ」
全て脱がされて全裸になってからは、彼から与えられる愛撫に翻弄されていて他の事に気が付かなかったのだけど…
「アリ…余裕が出てきたのか?」
眉を寄せて何かに耐えているかのような苦しそうな表情なのに、ニヤッと口角を上げたハル様は、とても色っぽくてどきりとしのだった。
広い部屋に焦茶色の木の大きなベッドとクローゼットしかないシンプルな部屋。床は木のフローリングで何処か、そう団長室みたいにものがない。
「アリが来たら…2人で快適に過ごせるように手配している」
優しくベッドへ仰向けで寝かされながら、申し訳無さそうに言うハル様を安心させるために、にっこりと微笑んだ。
「…私は、ハル様がいてくださるだけで幸せですわ」
と、本心を伝えたのに、私に覆いかぶさったハル様は、私の口を塞ぎ口内を貪った。
着せられていた軍服を剥ぎ取られ投げた先はベッドの外だった。馬車を降りる時に胸当ての位置を戻していた私は、鎖骨に彼が付けた赤い印を晒しながら、私に跨り白いYシャツを乱暴な手つきで脱いでいくハル様を見つめた。
ボタンが半分ほど取れると、彼の逞しい厚みのある筋肉と凸凹と均等に割れたお腹が現れていく。ぼうっと見惚れすぎたのか視線を感じたハル様は、私を見つめ返し屈みちゅっちゅっと啄むキスをくれた。
ギシッとベッドが軋むと、ハル様の顔が口から首筋へと移りちゅぅちゅうと吸っていく。
私の身体を優しく触れて、私の両手を上げて万歳させると、胸当ての布を上へと上げて頭を通し脱がす。
室内に差し込む太陽で身体を動かした事で押さえつけるものがない、プルプルと揺れる2つの乳房。上体を起こして目を細め嬉しそうなハル様は、宝物を触るように両手でそっと触れ下から掬うと優しく揉んでいく。
強弱をつけて揉み、時々人差し指でツンと上を向く粒をカリカリと爪で引っ掻き、親指と人差し指で摘みぎゅっと潰しこねる。
「っぁ、んぁ、あっ」
甘ったるい声がひっきりなしで出て、馬車の中じゃないのに声を抑えられない。口の前に手を置き指の背を噛む。
「ん、っ、…つ…あっ」
「アリ、噛むと傷が出来てしまう」
ハル様は声も聞こえないと、私の手を口から離して頭の上へ、ベッドへと戻し両手が重なり指を絡める。ちゅっちゅっと唇を合わせ、私達の額が合わさる。
「ハル様…恥ずかしいですわ」
「恥ずかしがる事はない、これは結婚したらずっとする事だ」
「…そう…なのですか…っ」
「ああ」
視線を合わせハル様は私の唇を喰む。だんだんと深くなる口づけを受け止めながら、自分からも舌を出して彼の口内へと入る。ハル様は私の舌を迎い入れてくれ、彼がいつも私にするように真似て口内を舌で触れる。彼の口から溢れる唾液を送られ、ゴクンと飲み込むと彼の舌が動き出す。
強く吸われたり、甘噛みされたりしていくうちに、気持ちよくて身体の力が抜けていく。重なっていた彼の手が解け腕をなぞり、くびれを撫でて腰に引っ掛かるドレスをずらす。片手で腰を持ち上げられると、スルッと抜けるドレス。足を脱がせアンダーウェアのみとなった私を、上体を起こして眺める。
無言のままアンダーウェアの布を脱がされると、アクセサリーは着いているが生まれた時の姿になる。
金縛りにあったみたいに、両手を頭の上に置いてまま動けない私を、ハル様の大きな手が腕に、頬に、鎖骨に、形の良い乳房に、お腹の臍のくぼみに、くびれに、腰にと順に辿っていく。
「…ハル様」
「アリ、君だけだ…愛してる」
そう自分に言い聞かせるように言ったハル様は、私の下生えに指を絡め弄ぶ。ちくちくと引っ張っられ身をよじると、蜜壺の縁をぐるりとなぞる。ひとつの指が何の前触れもなくくちゅっと水音がして蜜壺に入り、突然の異物感に力が入ってしまう。
「アリ…アリ」
私を落ち着かせるために、優しい声とキスの雨を顔に落とす。彼のキスに身も心も安心していると、指が蜜壺の中を少しずつ動かす。私の身体が強張るたびに、ハル様は落ち着かせるキスをする。
ぐちゅっぐちゅっと3本の指で、蜜壺の中から蜜を掻き出す音が聞こえる頃には、とろとろに蕩けた身体に力が入らなくて、彼の首に腕を回していた。自然と開いてしまった足の間に入った彼は、私の足が閉じないように大きくて固い身体でガードしていた。
まだズボンも脱いでいないハル様の太ももを、服の上から足でスリスリと摩る。
「…ハル様…私だけ…っ恥ずかしいです…んっ」
全て脱がされて全裸になってからは、彼から与えられる愛撫に翻弄されていて他の事に気が付かなかったのだけど…
「アリ…余裕が出てきたのか?」
眉を寄せて何かに耐えているかのような苦しそうな表情なのに、ニヤッと口角を上げたハル様は、とても色っぽくてどきりとしのだった。
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