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初夜1

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しばらくベッドでソワソワしているとコンコンとノックの音がする

「っぃはい!」
焦って舌を噛むが何とか返事ができた
カチャッとドアが開き、バスローブ姿のホーク様が入る
ゆったりとした足取りで私のいるベッドへ近寄る
緊張で固まっている私の前に止まり立つと、私の顎を掴み上に向ける
「……ホーク…様」
じっと見つめる鋭い赤い瞳に囚われ身体が動かない

屈むホークの顔が視界いっぱいになると自然と瞼が閉じる
すぐに重なる唇はやっぱりカサついている
離れる気配がして薄く目を開けると私を見つめるホーク様

「……いいのか」
不安そうな顔に、心配ないと伝えるように腕を上げ頬に手を添える
指先でホークの頬を撫でると、私の手に重なるホークの大きな手
反対に私の指先をホークの親指でゆっくり撫でられ、チュッとキスをされる
ホークがベッドに膝をつくと、ギシッとベッドが軋み私はパフっとベッドの後ろに倒れ、私の顔の横に手をつくホーク様は私を見下ろす

彼の顔が近づく毎に彼の肩に触れ、彼の首に触れ、頬に触れ、髪に触れる頃には唇が重なり
ペロリと舐められ口を少し開けると口内に入る舌が、ねっとりと歯列、上顎、舌の形を確かめながらなぞる
絡まる舌に息も出来なくなっていき苦しくなり、ホークの肩を押すが反対に手を握られる

チュゥっと名残惜しげに吸い離れた唇に銀の糸が引き、最後に唇を撫でるように舐めとる
額をくっつけたまま「どうした?」と聞かれれば、はぁと息の荒い私が
「…息が…んふぅ」
言い終わる前にまた口内を暴れる舌が入る
「…鼻で息をするんだ」
口内をたっぷりと堪能して舌を抜くと唇をくっつけたままアドバイスをくれる
「鼻…んぅ」
またも言い終わる前に絡めとられる舌に観念して、彼の腕に触れ、順に肩に触れ、首に触れ、首に腕を回した
ホークがやっているように真似してキスに応える
お互い貪るように舌を絡め、クチュクチュと水音が響くようになると
舌が口内に溢れる唾液を掻き出し吸う
口内から唾液がなくなると、お返しに同じようにホークの口内の唾液を吸う
チュゥと一旦離れるホークの唇を追う私は、彼の唇を喰む
そんな追いかける私の口を指先でなぞり、指を2本入れられたので舌を使いなぞり舐め吸う
反対にホーク様は私の首筋に顔を埋め、ねっとりと舌を這わせ、チュウと強く吸いチクリと痛みが何度かする
反対側も同じように痛みがする
口に含んでいた手を離し、バスローブの上から胸を下から掬い上げ優しく揉む
ピリッとした痺れがして膝を少し立ててしまう
首筋から顔を上げたホークは、腰の前で結んでいるバスローブの紐を解く

前を開くと露わになる透けるレースの下に面積の少ない赤い下着姿が白い肌を強調する
胸の谷間は血色が良くなったのかうっすらとピンク色で、息が荒く胸が上下に動き揺れる
ごくりと唾を飲み込んだホークは、胸にむしゃぶりつきたいのを我慢し見惚れる
何にも言わないホークに不安になったマリアは胸元をバスローブのままの腕で隠す
「隠すな」
熱の篭る低い声が甘い命令をし、隠している腕を掴まれ退かされる
外された手を顔の横に置かれたマリアは恥ずかしくてシーツを掴む
「…俺の色か」
問い掛けているのか自分自身に言っているのか呟く声は嬉しそうで、満足したホークは屈んで鎖骨に舌を這わせ
首筋の時と同じようにねっとりと堪能する
下着の紐の上からなぞるように舌で撫で、胸の膨らみに到達する
乳房をゆっくり揉み、掬った時に粒が現れる
現れた粒を口に含み、舌で転がし強く吸う
反対の乳房は固い大きな手で愛撫されぷるんと揺れる
ピリピリとする感覚にシーツを握る指先に力が入る
脇腹を撫でられ、徐々に下がる大きな手
腰にある下着の紐を引っ張るとスルッと解け横にズラされると見える銀色の下生え
指先で絡め髪を引っ張る
蜜壺の入り口をなぞられるとピクンと身体が跳ねる
ふっと笑うホークは「濡れてる」と低い声が掠れていた
円を描くようになぞる指先にむず痒く腰が自然と揺れる

腰を揺らす様子を見ていたホークはわざと離れ触れ交互に遊ぶ
下着が完全にベッドに落ちると、腰を揺らす私の蜜壺にヌプッと1本入れる
異物が入ったことに蜜壺は拒絶するようにぎゅうぎゅうに締め付けるホークの指
カリカリと指先を動かすホークは、蜜が少しずつ溢れる
もう1本と…3本になるとパラパラと動く指に背が仰反る
「ぁ…ぁんっ…あ」
膝を立てた足がシーツを蹴るが逃さないように腰を掴まれる

「ホ…ク…さ…ま…ほ……さ……ま」
ジワジワと湧き上がる何かに怖くなり彼の名を呼ぶ
指を抜かれ、ピトッと熱いものが蜜壺に当てがわれる
あまりの熱さに下半身を見ると私の手首ほどの太さの赤黒いモノから出る透明なツユを蜜壺に擦り付けていた
しばらくゴシゴシと軽く押し付けられていた蜜壺に先端が、ぬちゃぁと埋まる
少し進む度に蜜壺がぎゅうぎゅうに締まる
「マリア…力を抜いて」
頬を撫でられても、ミチミチに広がった下半身に集中してしまってホークの声が聞こえない
喰い千切られそうになっているホークは、マリアの乳房を口に含みハムハムと甘噛みする

胸を刺激されたことによって下半身の力が抜けていく
そのまま胸を甘噛みしながら、ズンッズンっと腰を進めるホークは処女膜を感じ一気に突き抜けた
「ああああああああぁぁぁぁっぁぁっぁあああ」
痛みと、圧迫感と、衝撃で声を抑えられず叫ぶ

それでもなお、動かないホークは苦しそうにギリギリと歯を食いしばり、ぎゅうぎゅうに肉棒を締め付ける蜜壺から出ようとしなかった

どのくらい経ったのかはぁはぁと呼吸も治まり、私の身体を撫でていたホークの手に気がついた
シーツから指を離し彼の頬に触れる

私と視線が絡むと啄むキス
ズンっとひと突きされ、「ンンッ」と声が漏れる
またズンっとひと突きされ、徐々に打ち付ける腰の動きが速くなる

ユサユサとシーツの上で揺れる全身に腰を掴み離れないホーク
「あんっ…あ…ん」
苦しく痛いだけだった蜜壺内に蜜がどんどん溢れ、むず痒い感覚が出てきた
はっはっと荒い息が首筋に掛かり、敏感になった身体全体が震える
グリッと抉るようにカサが引っ掛かると、全身を強烈な快感が頭のてっぺんまで突き抜ける
「あああああぁああ」
我慢できなくて蜜壺がぎゅううううと肉棒を締め付けると
「ぐっ」と唸るホークは、耐えきれず熱い証を蜜壺へ注いだ

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