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初夜のやり直し
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城から屋敷へと戻ると、ロヨやスミレを始め使用人一同が私を出迎えてくれた。
「お帰りなさいませ、奥様」
ロヨが口を開き、頭を下げると背後にいる使用人達も
「お帰りなさいませ!奥様っ!」
と元気いっぱいの言葉で、ロヨに続いて頭を下げた。
笑顔のみんなの顔を1人ずつ見て、私も自然と笑顔になった。
「…ただいま、みんな」
玄関ホールに入った途端に帰ってきた実感が沸いて、嬉しくて涙が出てしまいみんなを少しだけ困らせてしまったけれど。
***************
夜、トラヴィ様が帰ってきた。夕食を早めに切り上げ、お風呂に入った私は、主寝室のベッドの上で黒いバスローブ一枚羽織っていた。
「…サーシャ」
トラヴィ様も、黒いバスローブ姿で私のいるベッドに近寄った。
「…お帰りなさいませ、トラヴィ様」
ベッドから降りて彼の背に手を添えて抱きついた私は、彼の
匂いを胸いっぱいに吸い込む。すぐに抱き返してくれ、彼の逞しい胸板と硬い腕に包まれて、ほっとした。
今日は、トラヴィ様が帰ってくるよりも先に夕食を摂った。この後の準備をしたいがために。
彼が帰ってきたのは数時間前だったけど、ロヨやスミレに言って、会いにくるのを少しだけ待ってもらっていたのだ。
ーー多分トラヴィ様を宥めるのは大変だっただろうけど…
スミレも下がらせたこの時間から、もう2人きりの時間へと変わる。
「私が居ない間も、ご飯ちゃんと食べました?」
「…サーシャが居なかったから、どうでも良かった」
「ロヨから仕事ばかりしていて、トラヴィ様は眠っていないと言われましたよ?」
「サーシャが居ないベッドにいても、どうせ寝れないだけだ」
私が質問するたびに、彼の私を抱きしめる力が強くなる。私も負けじと抱きしめ返す力を強くしているが、トラヴィ様から見たら弱く感じて抱きしめ返しているのか、わからないのかもしれない。
「サーシャはご飯を食べていないと聞いた」
「…ええ、トラヴィ様が居ない食卓なんて、食べる気も起きませんもの」
ーーこの腕、この胸、彼の匂い…存在自体が…
「だってトラヴィ様が居なかったら生きている意味なんてないですから」
強く抱かれた中でも、顔を上げて彼と視線を合わせると、トラヴィ様の眉が寄せられていて、なんだか泣きそうだ。
「…ああ…ああ、俺もサーシャが居なかったらっ…」
そう言って私の口を荒々しく塞いだ。息継ぎもさせてくれない熱いキスに、昨日だってしたのに、とか頭によぎったけど、トラヴィ様と別れなくてすむことに比べたら、全然耐えられる。
「ん、ぅ、っ」
彼の背中のバスローブを握り、少しだけ口づけの勢いが無くなったトラヴィ様の舌に自分の舌を出して絡めた。荒々しいキスから、今度は私が彼の舌を感じる番だ。何度か顔の角度を変えては、彼の舌を強く吸い、その時に彼の唾液が私の口内へと流れる。ゴクンと彼の唾液を飲むと、彼の舌を甘噛みしてしまい、ごめんなさいと告げる代わりに彼の舌を自分の舌でなぞる。
はぁっ、と荒い息と共に彼の舌が離れて、私の口の周りについたどちらか分からない唾液を丁寧に舐めとる。
「まだ…夢かと、思ってる、こうしてサーシャがそばにいる事が」
顔中にキスを落とされながらも、トラヴィ様の熱い吐息が私の頬や鼻に当たる。
「夢…たしかに夢みたいですわ…トラヴィ様の妻として、またお側に居れるんですもの」
私がそうトラヴィ様に告げると、トラヴィ様は私から顔を離した。腕の力も弱まったトラヴィ様と私の間に僅かな隙間が出来る。顔を上げ彼と視線が絡まると、私は彼の背から手を離した。
「…サーシャ…?」
何とか緊張で指先が震えないように、バスローブの腰紐を外し床に落とすと、はっとトラヴィ様が息を飲んだ。
「あ…んまり…見ないでくださいませ」
彼の視線を痛い程感じて、羞恥心で身体が熱く、赤くなっていくのがわかる。
バスローブの下は、黒レースで作られた乳房の先がほんの少し隠れる程度の布の面積しかない。細い紐が首と背中で結ばれて、大きな胸を支えている。アンダーショーツは同じレースのデザインだが、こちらも下生えの見えそうなぐらいのローライズの紐パンだ。左右の腰の横に蝶々結びの紐の先に、銀色の飾りが付いていた。
真っ白な肌は、まるで純潔の乙女みたいになんの跡も付いていない。それもそのはず、トラヴィ様との夜の逢瀬では少しの痕跡を残したら終わりだと思っていたからだ。
「サーシャ、美しい」
感銘の声を出すトラヴィ様に、またも身体が熱くなるのを感じる。
「トラヴィ様…と、その…初夜らしい事…していないなと思って…それでっ」
言い訳染みているが、初夜というか初体験が宿だったし、気を取り直して2人の特別な夜にしたいと思ったのだ。
彼は私の顎を掴むと少し上げて、触れるだけのキスを落とした。
「ああ、今日から本当の…永遠の夫婦だ」
そう言ったトラヴィ様の目が、熱の篭った眼差しになっていたとは、この時羞恥心が抜けていなかった私は気がつかなかった。
***************
「あっ、そこっ、っんぁっ、やっぁ」
ベッドの上で膝立ちした私と、ベッドの床に膝立ちになったトラヴィ様は、私の乳房を夜着ごと口に含みちゅうちゅうと吸い付いて、右手で私の蜜壺の縁を、左手は私の腰を掴んでいた。彼の肩に手を置いて、やってくる快感の波に耐える。すでに首から下のお腹付近まで、彼がつけた赤い所有印が彼女への愛を物語る。
布越しとはいえ面積の小さな夜着を彼の口に含まれて、ぴりぴりとした感覚が起こる。そして彼の指で撫でられている蜜壺の縁を、行ったり来たり前後に動かされアンダーショーツの布はびしょびしょに濡れ始め、脚がガクガクと震える。力が入らなくなって、彼の肩に体重を掛けると、胸を彼に押し付ける形となってしまう。
いやと、言いつつも私の腰が、無意識に気持ちのいい所へと彼の指が触れるように僅かに動き出した。
夜着のトップを口に含み吸い、甘噛みしながら彼の頭が離れると、乳房の粒も一緒に引っ張られると、甲高い声が出て彼の動きも大胆になっていく。荒くなった息のままトラヴィ様の頬を両手で挟み、上を向かせて彼の唇に自分の唇を重ねると、私の舌が彼の口内へと侵入した。私の舌を美味しそうに吸い付くトラヴィ様の首に腕を回して抱きつく。
その間にも彼の指が私のアンダーショーツをズラし、彼の指が1本蜜壺へと入っていく。十分に蜜で濡れた蜜壺は、彼の指を拒む事なく、奥へ入るのを許す。ヌチャッとした粘音を立てながらもう1本増やし、蜜壺の中を広げていく。
「ん、んふっ、ふっ、んっ」
彼の口づけに夢中になりながらも、痺れる快感が頭を突き抜けて軽く達してしまう。身体が上下に揺れて彼の指を締め付けていると、彼の指は全く止まらず、もう1本増やされ、3本の指が私の蜜壺の中を動き回る。パラパラと指がばらばらに動き、蜜壺の内側を擦る彼の太い指に翻弄される。キスをしていられなくなるとトラヴィ様の首を抱きしめ、彼の顔に胸を押し当てた。
もう膝立ちが出来なくなって、ベッドにぺたんとお尻が着くと、トラヴィ様の指が蜜壺に深く刺さる。
「っあああああっ!」
自分でした事とはいえ、絶頂に達した私は声を上げて背がのけ反った。背後に倒れそうになると、トラヴィ様の左手が難なく私の背を支えた。
「はぁっ、あっ、はぁっ」
荒い呼吸のまま彼を見ると、苦しそうに眉を寄せて私を見つめ返している。
「…サーシャ、もう」
そう言って私の返事を待つ事なく、私をベッドへと仰向けにした。彼もベッドへと上がり膝立ちになると、乱れたバスローブを脱ぎ捨てた。逞しく鍛え抜かれた筋肉は腕にも胸にもお腹にも付いていて、おへその下は昂りが彼の下着を押し上げていて、僅かにシミが出来ているみたいだった。鎖骨の舌にに両手を握って置いて足を曲げて、彼を見上げると、うっと唸った彼の昂りがもう少し大きくなった気がした。
サーシャは気がつかなかった、両腕で無意識に寄せている胸と、全身の赤い所有印と舐められたために濡れた肌が官能的で、男の欲をそそると言う事に。
「お帰りなさいませ、奥様」
ロヨが口を開き、頭を下げると背後にいる使用人達も
「お帰りなさいませ!奥様っ!」
と元気いっぱいの言葉で、ロヨに続いて頭を下げた。
笑顔のみんなの顔を1人ずつ見て、私も自然と笑顔になった。
「…ただいま、みんな」
玄関ホールに入った途端に帰ってきた実感が沸いて、嬉しくて涙が出てしまいみんなを少しだけ困らせてしまったけれど。
***************
夜、トラヴィ様が帰ってきた。夕食を早めに切り上げ、お風呂に入った私は、主寝室のベッドの上で黒いバスローブ一枚羽織っていた。
「…サーシャ」
トラヴィ様も、黒いバスローブ姿で私のいるベッドに近寄った。
「…お帰りなさいませ、トラヴィ様」
ベッドから降りて彼の背に手を添えて抱きついた私は、彼の
匂いを胸いっぱいに吸い込む。すぐに抱き返してくれ、彼の逞しい胸板と硬い腕に包まれて、ほっとした。
今日は、トラヴィ様が帰ってくるよりも先に夕食を摂った。この後の準備をしたいがために。
彼が帰ってきたのは数時間前だったけど、ロヨやスミレに言って、会いにくるのを少しだけ待ってもらっていたのだ。
ーー多分トラヴィ様を宥めるのは大変だっただろうけど…
スミレも下がらせたこの時間から、もう2人きりの時間へと変わる。
「私が居ない間も、ご飯ちゃんと食べました?」
「…サーシャが居なかったから、どうでも良かった」
「ロヨから仕事ばかりしていて、トラヴィ様は眠っていないと言われましたよ?」
「サーシャが居ないベッドにいても、どうせ寝れないだけだ」
私が質問するたびに、彼の私を抱きしめる力が強くなる。私も負けじと抱きしめ返す力を強くしているが、トラヴィ様から見たら弱く感じて抱きしめ返しているのか、わからないのかもしれない。
「サーシャはご飯を食べていないと聞いた」
「…ええ、トラヴィ様が居ない食卓なんて、食べる気も起きませんもの」
ーーこの腕、この胸、彼の匂い…存在自体が…
「だってトラヴィ様が居なかったら生きている意味なんてないですから」
強く抱かれた中でも、顔を上げて彼と視線を合わせると、トラヴィ様の眉が寄せられていて、なんだか泣きそうだ。
「…ああ…ああ、俺もサーシャが居なかったらっ…」
そう言って私の口を荒々しく塞いだ。息継ぎもさせてくれない熱いキスに、昨日だってしたのに、とか頭によぎったけど、トラヴィ様と別れなくてすむことに比べたら、全然耐えられる。
「ん、ぅ、っ」
彼の背中のバスローブを握り、少しだけ口づけの勢いが無くなったトラヴィ様の舌に自分の舌を出して絡めた。荒々しいキスから、今度は私が彼の舌を感じる番だ。何度か顔の角度を変えては、彼の舌を強く吸い、その時に彼の唾液が私の口内へと流れる。ゴクンと彼の唾液を飲むと、彼の舌を甘噛みしてしまい、ごめんなさいと告げる代わりに彼の舌を自分の舌でなぞる。
はぁっ、と荒い息と共に彼の舌が離れて、私の口の周りについたどちらか分からない唾液を丁寧に舐めとる。
「まだ…夢かと、思ってる、こうしてサーシャがそばにいる事が」
顔中にキスを落とされながらも、トラヴィ様の熱い吐息が私の頬や鼻に当たる。
「夢…たしかに夢みたいですわ…トラヴィ様の妻として、またお側に居れるんですもの」
私がそうトラヴィ様に告げると、トラヴィ様は私から顔を離した。腕の力も弱まったトラヴィ様と私の間に僅かな隙間が出来る。顔を上げ彼と視線が絡まると、私は彼の背から手を離した。
「…サーシャ…?」
何とか緊張で指先が震えないように、バスローブの腰紐を外し床に落とすと、はっとトラヴィ様が息を飲んだ。
「あ…んまり…見ないでくださいませ」
彼の視線を痛い程感じて、羞恥心で身体が熱く、赤くなっていくのがわかる。
バスローブの下は、黒レースで作られた乳房の先がほんの少し隠れる程度の布の面積しかない。細い紐が首と背中で結ばれて、大きな胸を支えている。アンダーショーツは同じレースのデザインだが、こちらも下生えの見えそうなぐらいのローライズの紐パンだ。左右の腰の横に蝶々結びの紐の先に、銀色の飾りが付いていた。
真っ白な肌は、まるで純潔の乙女みたいになんの跡も付いていない。それもそのはず、トラヴィ様との夜の逢瀬では少しの痕跡を残したら終わりだと思っていたからだ。
「サーシャ、美しい」
感銘の声を出すトラヴィ様に、またも身体が熱くなるのを感じる。
「トラヴィ様…と、その…初夜らしい事…していないなと思って…それでっ」
言い訳染みているが、初夜というか初体験が宿だったし、気を取り直して2人の特別な夜にしたいと思ったのだ。
彼は私の顎を掴むと少し上げて、触れるだけのキスを落とした。
「ああ、今日から本当の…永遠の夫婦だ」
そう言ったトラヴィ様の目が、熱の篭った眼差しになっていたとは、この時羞恥心が抜けていなかった私は気がつかなかった。
***************
「あっ、そこっ、っんぁっ、やっぁ」
ベッドの上で膝立ちした私と、ベッドの床に膝立ちになったトラヴィ様は、私の乳房を夜着ごと口に含みちゅうちゅうと吸い付いて、右手で私の蜜壺の縁を、左手は私の腰を掴んでいた。彼の肩に手を置いて、やってくる快感の波に耐える。すでに首から下のお腹付近まで、彼がつけた赤い所有印が彼女への愛を物語る。
布越しとはいえ面積の小さな夜着を彼の口に含まれて、ぴりぴりとした感覚が起こる。そして彼の指で撫でられている蜜壺の縁を、行ったり来たり前後に動かされアンダーショーツの布はびしょびしょに濡れ始め、脚がガクガクと震える。力が入らなくなって、彼の肩に体重を掛けると、胸を彼に押し付ける形となってしまう。
いやと、言いつつも私の腰が、無意識に気持ちのいい所へと彼の指が触れるように僅かに動き出した。
夜着のトップを口に含み吸い、甘噛みしながら彼の頭が離れると、乳房の粒も一緒に引っ張られると、甲高い声が出て彼の動きも大胆になっていく。荒くなった息のままトラヴィ様の頬を両手で挟み、上を向かせて彼の唇に自分の唇を重ねると、私の舌が彼の口内へと侵入した。私の舌を美味しそうに吸い付くトラヴィ様の首に腕を回して抱きつく。
その間にも彼の指が私のアンダーショーツをズラし、彼の指が1本蜜壺へと入っていく。十分に蜜で濡れた蜜壺は、彼の指を拒む事なく、奥へ入るのを許す。ヌチャッとした粘音を立てながらもう1本増やし、蜜壺の中を広げていく。
「ん、んふっ、ふっ、んっ」
彼の口づけに夢中になりながらも、痺れる快感が頭を突き抜けて軽く達してしまう。身体が上下に揺れて彼の指を締め付けていると、彼の指は全く止まらず、もう1本増やされ、3本の指が私の蜜壺の中を動き回る。パラパラと指がばらばらに動き、蜜壺の内側を擦る彼の太い指に翻弄される。キスをしていられなくなるとトラヴィ様の首を抱きしめ、彼の顔に胸を押し当てた。
もう膝立ちが出来なくなって、ベッドにぺたんとお尻が着くと、トラヴィ様の指が蜜壺に深く刺さる。
「っあああああっ!」
自分でした事とはいえ、絶頂に達した私は声を上げて背がのけ反った。背後に倒れそうになると、トラヴィ様の左手が難なく私の背を支えた。
「はぁっ、あっ、はぁっ」
荒い呼吸のまま彼を見ると、苦しそうに眉を寄せて私を見つめ返している。
「…サーシャ、もう」
そう言って私の返事を待つ事なく、私をベッドへと仰向けにした。彼もベッドへと上がり膝立ちになると、乱れたバスローブを脱ぎ捨てた。逞しく鍛え抜かれた筋肉は腕にも胸にもお腹にも付いていて、おへその下は昂りが彼の下着を押し上げていて、僅かにシミが出来ているみたいだった。鎖骨の舌にに両手を握って置いて足を曲げて、彼を見上げると、うっと唸った彼の昂りがもう少し大きくなった気がした。
サーシャは気がつかなかった、両腕で無意識に寄せている胸と、全身の赤い所有印と舐められたために濡れた肌が官能的で、男の欲をそそると言う事に。
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