19 / 25
団長室にて
しおりを挟む
「凄かったです!とってもカッコよくて、剣の動きも速くて見えなくて」
本部の中を案内され、訓練も見終わった私は団長室に戻っても興奮したまま、彼の勇姿を称えていた。最初は私の言葉に、いや、とか、大袈裟な、とか言っていたが、私の言葉が止まらなくなると、褒められすぎて照れ臭くなったのか、目元を赤らめてずっと黙ったままだ。スミレはいつの間にかいなくなっていて、完全にトラヴィ様と2人きりだ。
団長室のソファーに座った彼の足の上に身体を横にして座り身振り手振り忙しなく動かしていた私に、トラヴィ様は私の腰に左手を添えて、右手を私の膝に置いて私の話を聞いている。
「…なら、褒美に愛しい妻からの唇を求めてもいいだろうか」
あまりにも褒めすぎたのか、ご褒美が欲しいと言われ、今度は私が赤面する番だ。
「わっ…私からですかっ…っ」
「…いやか?」
途端に悲しそうな顔をするトラヴィ様に、そんなわけ無いと顔を横に振って否定する。
「私からっ…っ…目を…目を閉じてください」
私をじっと見つめている彼が、冗談じゃなくてキスを求めているのに気がついて、心を決めた。
顔を寄せて目を閉じた彼の頬を両手で挟み、顔を近づけて触れるだけのキスをした。私の唇が離れた途端に目を開けた彼は、少し不満そうに眉を寄せた。その顔が可愛くて、くすくすも笑っていると、突然ムッとしたトラヴィ様が私の口を塞いだ。彼の舌が私の唇のラインをなぞり、口が自然と開いてヌルッとしたトラヴィ様の舌が口内へと入る。
彼の舌を向かい入れて自分の舌を絡め、彼の頬から首の後ろへと手を移動するとより深い口づけになる。
「っ、んっ、ん、っ」
鼻から息をするのに甘い声が漏れてしまい、私を抱き寄せる彼の手の力が強くなる。
顔の角度を何度か変えると、名残惜しく離れた唇同士を透明な糸が繋ぐ。無意識のうちにぺろりと舌で舐めとると、トラヴィ様が低く唸る。鼻先を彼の頬に押しつけ、擦り合わせて甘えていたら、はぁっ、と甘い息を吐くたびに唇を強く吸われる。
「…今日…は、早く帰ってきますか…?」
最近はトラヴィ様の帰りが遅くて、毎日身体を重ねて居なかったのだ。寂しい、そんな思いが声に滲んでしまって、甘えた言動が出てしまっていた。
「絶対に早く帰る」
そう固く決意したトラヴィ様の力強い声に、ふふっと笑ってしまった。もう一度トラヴィ様の頬を両手で挟み、今度は恥ずかしがらずに私から口づけをすると、しばらくお互いの唇に夢中になっていた。
キスに夢中になっている、という事は…それだけじゃ足りないわけで…
トラヴィ様の足の上に横向きに座っていた私は、一度立ち上がり彼の足を跨いで向かい合って座り直した。その間にもキスは止まらずに、口を追いかけ追いかけられている。座り直した途端に私の太ももを撫で始めたトラヴィ様と、彼の首の後ろへと腕を回し抱きついた私は密着した。彼の舌をちゅうちゅうと吸っていると、胸がトラヴィ様の固い胸板に当たり自然と押しつける形となってしまうが、彼は気にしている素振りも見せない。彼の太ももを撫でていた両手が腰に、くびれにと上がり、ブラウスの上から両手で私の胸を揉む。ブラウスとロングスカートという比較的楽な服装をしているとはいえ、固いワイヤーで補強されている下着は、加減しているのかトラヴィ様の力をもってしても胸の形を変える事は出来ないし、彼の愛撫も感じられない。
ーー全て脱いで彼と抱き合ってしまいたくなる…ここは団長室で、屋敷の自室じゃない
そう思っても一瞬でどうでも良くなって、またしばらくすると自分の場所を思い出すループに入ってしまう。
「あっ、っ」
胸への愛撫を諦めたのか、今度はお尻へと移動した彼の両手がワンピース越しにお尻を掴む。お尻には柔らかな布のパンツを履いただけなので、すぐに彼の手の動きを感じる事が出来た。
「あっ…ぅっ」
掴む手はねちっこくて少し痛いが、気持ちいい。彼の左手が私のお尻を難なく持ち上げ、彼の足の上で跨いだソファーについた足の膝を立てらされる。ロングスカートをたくし上げて、持つように言われて赤面しながらも彼の首の後ろから腕を離した。両手でロングスカートの裾を持つと、彼の右手がスカートの中へと滑り込む。指先が内腿を辿り、足の付け根に彼の指先が到達すると下着の上から、人差し指かは分からないけど、カリカリと擦られた。
「っ…ふ…っん」
自分でも気がつかなかった、ヌルッと滑る下着に既に湿ってると知り、恥ずかしくて穴があったら入りたくなった。
「サーシャ、感じていたのか」
と、揶揄うでも驚くわけでもなく熱の篭った熱い眼差しで私を見つめるトラヴィ様と視線が合って、胸がきゅんと熱くなる。
「…っはいっ…だって…トラヴィ様ですもの、あっ!」
そう言うと、ぐるっと獣のような呻き声が聞こえて、下着の上から弄っていた指先が、下着をズラして蜜壺の中へと入っていった。無遠慮に1本の指が入り、2本もさほど時間をおかずに入ると、自由に動き回る彼の指に蜜壺が伸縮して向かい入れるのを感じる。突然やってきた強烈な快感をガクガクと揺れる膝で支える事が出来なくなり、ロングスカートの裾を持ったままトラヴィ様の肩に両手をつけた。
「あっ、っ…んっ、あっ」
彼の指から逃げるように腰が引け、蜜壺から抜けそうになると彼の手がすかさず追いかけ、逃げるなんて、と咎めるように大胆な動きへと変わっていく。
内腿に伝う蜜にも敏感になった身体は反応してしまい、ピクピクと身体が勝手に動く。
「あっ、はっぁ」
と、甘い声が止まらなくなってしまうと、彼の指が私の蜜壺から抜け、私の腰を掴んで腰を下ろすように彼の左手に力が入った。熱にかかったかのように、何にも考えられなくなっていた私は、彼に促されるがまま、下着がずらされたまま彼の腰の上に移動して腰を落とした。すると、熱くて固いモノが当たり、私の体重の助けもあってその熱いモノが蜜壺の中へと埋まっていく。
「あっ、っ、っ声が…っ」
「ぐっ…く…千切れそうだっ…っ」
下からズンッ、ズンッと突き上げられて、零れる甘い喘ぎ声を抑える事ができない。ロングスカートから手を離して、トラヴィ様の首の後ろへと腕を回すと、彼は私の太ももの下を持ち立ち上がった。
「あっ!」
その時に一気に貫かれて、目の前がチカチカと光り快感が身体中を巡った。
「あっっ…トラヴィ…っ様、まだっ、あっ」
まだイッているのに彼は私を揺らし始めて、私の身体が上下に動く。その動作を利用して彼も腰を動かすと、深く繋がれて、またもや快感が溢れてくる。
「はっ、っぐっ…はっ」
「あっ、んっ、ん」
私を揺らしながら歩き始めた彼の動きは止まらずに、ぱんぱんっと肌のぶつかる音がより快感を昂らせ、もう腕の力を入れて落ちないようにするのが精一杯となり、ただただ気持ちいいとしか思えない。
「あっ、あ、あ、っんんん!」
イッたばかりの身体に追い打ちをかけられ、呆気なく達すると、トラヴィ様の動きが止まり蜜壺の中がじわじわと温かくなっていくのを感じた。
「っ…は」
トラヴィ様は腰を左右に動かすと、ぐりぐりと蜜壺の中ーー内側に浸透させたいかのように、いつの間にかまた固くなった昂りを押しつけた。
「あ…っ、ん」
腕の力を入れて彼に抱きつくと、太ももにあった手は腰とお尻に回り、私は彼の腰に足を巻き付けた。
啄むキスが始まり、次にお互いの唇を喰み合う。このままもう一度するのかと、思っていたが…
「…くっ、今日はこのまま帰ろう」
「ん、っあ」
彼の執務机に下ろされ、彼の昂りが蜜壺から抜けた。ドロッとした熱い証が溢れると、彼はハンカチを取り出してそれを丁寧に拭った。まだ固くなっている昂りは、天井を向いていて一度出したとは思えない。窮屈そうにズボンの中へと入れると、私の身支度を整えて私を横抱きに持ち上げると、団長室から出て行った。
元々指示されていたのか、帰りの馬車は私とトラヴィ様だけで、そこでも少し盛り上がってしまった。豪華な馬車に続いたのは、トラヴィ様が通勤で使っている馬車だったのだ。
本部の中を案内され、訓練も見終わった私は団長室に戻っても興奮したまま、彼の勇姿を称えていた。最初は私の言葉に、いや、とか、大袈裟な、とか言っていたが、私の言葉が止まらなくなると、褒められすぎて照れ臭くなったのか、目元を赤らめてずっと黙ったままだ。スミレはいつの間にかいなくなっていて、完全にトラヴィ様と2人きりだ。
団長室のソファーに座った彼の足の上に身体を横にして座り身振り手振り忙しなく動かしていた私に、トラヴィ様は私の腰に左手を添えて、右手を私の膝に置いて私の話を聞いている。
「…なら、褒美に愛しい妻からの唇を求めてもいいだろうか」
あまりにも褒めすぎたのか、ご褒美が欲しいと言われ、今度は私が赤面する番だ。
「わっ…私からですかっ…っ」
「…いやか?」
途端に悲しそうな顔をするトラヴィ様に、そんなわけ無いと顔を横に振って否定する。
「私からっ…っ…目を…目を閉じてください」
私をじっと見つめている彼が、冗談じゃなくてキスを求めているのに気がついて、心を決めた。
顔を寄せて目を閉じた彼の頬を両手で挟み、顔を近づけて触れるだけのキスをした。私の唇が離れた途端に目を開けた彼は、少し不満そうに眉を寄せた。その顔が可愛くて、くすくすも笑っていると、突然ムッとしたトラヴィ様が私の口を塞いだ。彼の舌が私の唇のラインをなぞり、口が自然と開いてヌルッとしたトラヴィ様の舌が口内へと入る。
彼の舌を向かい入れて自分の舌を絡め、彼の頬から首の後ろへと手を移動するとより深い口づけになる。
「っ、んっ、ん、っ」
鼻から息をするのに甘い声が漏れてしまい、私を抱き寄せる彼の手の力が強くなる。
顔の角度を何度か変えると、名残惜しく離れた唇同士を透明な糸が繋ぐ。無意識のうちにぺろりと舌で舐めとると、トラヴィ様が低く唸る。鼻先を彼の頬に押しつけ、擦り合わせて甘えていたら、はぁっ、と甘い息を吐くたびに唇を強く吸われる。
「…今日…は、早く帰ってきますか…?」
最近はトラヴィ様の帰りが遅くて、毎日身体を重ねて居なかったのだ。寂しい、そんな思いが声に滲んでしまって、甘えた言動が出てしまっていた。
「絶対に早く帰る」
そう固く決意したトラヴィ様の力強い声に、ふふっと笑ってしまった。もう一度トラヴィ様の頬を両手で挟み、今度は恥ずかしがらずに私から口づけをすると、しばらくお互いの唇に夢中になっていた。
キスに夢中になっている、という事は…それだけじゃ足りないわけで…
トラヴィ様の足の上に横向きに座っていた私は、一度立ち上がり彼の足を跨いで向かい合って座り直した。その間にもキスは止まらずに、口を追いかけ追いかけられている。座り直した途端に私の太ももを撫で始めたトラヴィ様と、彼の首の後ろへと腕を回し抱きついた私は密着した。彼の舌をちゅうちゅうと吸っていると、胸がトラヴィ様の固い胸板に当たり自然と押しつける形となってしまうが、彼は気にしている素振りも見せない。彼の太ももを撫でていた両手が腰に、くびれにと上がり、ブラウスの上から両手で私の胸を揉む。ブラウスとロングスカートという比較的楽な服装をしているとはいえ、固いワイヤーで補強されている下着は、加減しているのかトラヴィ様の力をもってしても胸の形を変える事は出来ないし、彼の愛撫も感じられない。
ーー全て脱いで彼と抱き合ってしまいたくなる…ここは団長室で、屋敷の自室じゃない
そう思っても一瞬でどうでも良くなって、またしばらくすると自分の場所を思い出すループに入ってしまう。
「あっ、っ」
胸への愛撫を諦めたのか、今度はお尻へと移動した彼の両手がワンピース越しにお尻を掴む。お尻には柔らかな布のパンツを履いただけなので、すぐに彼の手の動きを感じる事が出来た。
「あっ…ぅっ」
掴む手はねちっこくて少し痛いが、気持ちいい。彼の左手が私のお尻を難なく持ち上げ、彼の足の上で跨いだソファーについた足の膝を立てらされる。ロングスカートをたくし上げて、持つように言われて赤面しながらも彼の首の後ろから腕を離した。両手でロングスカートの裾を持つと、彼の右手がスカートの中へと滑り込む。指先が内腿を辿り、足の付け根に彼の指先が到達すると下着の上から、人差し指かは分からないけど、カリカリと擦られた。
「っ…ふ…っん」
自分でも気がつかなかった、ヌルッと滑る下着に既に湿ってると知り、恥ずかしくて穴があったら入りたくなった。
「サーシャ、感じていたのか」
と、揶揄うでも驚くわけでもなく熱の篭った熱い眼差しで私を見つめるトラヴィ様と視線が合って、胸がきゅんと熱くなる。
「…っはいっ…だって…トラヴィ様ですもの、あっ!」
そう言うと、ぐるっと獣のような呻き声が聞こえて、下着の上から弄っていた指先が、下着をズラして蜜壺の中へと入っていった。無遠慮に1本の指が入り、2本もさほど時間をおかずに入ると、自由に動き回る彼の指に蜜壺が伸縮して向かい入れるのを感じる。突然やってきた強烈な快感をガクガクと揺れる膝で支える事が出来なくなり、ロングスカートの裾を持ったままトラヴィ様の肩に両手をつけた。
「あっ、っ…んっ、あっ」
彼の指から逃げるように腰が引け、蜜壺から抜けそうになると彼の手がすかさず追いかけ、逃げるなんて、と咎めるように大胆な動きへと変わっていく。
内腿に伝う蜜にも敏感になった身体は反応してしまい、ピクピクと身体が勝手に動く。
「あっ、はっぁ」
と、甘い声が止まらなくなってしまうと、彼の指が私の蜜壺から抜け、私の腰を掴んで腰を下ろすように彼の左手に力が入った。熱にかかったかのように、何にも考えられなくなっていた私は、彼に促されるがまま、下着がずらされたまま彼の腰の上に移動して腰を落とした。すると、熱くて固いモノが当たり、私の体重の助けもあってその熱いモノが蜜壺の中へと埋まっていく。
「あっ、っ、っ声が…っ」
「ぐっ…く…千切れそうだっ…っ」
下からズンッ、ズンッと突き上げられて、零れる甘い喘ぎ声を抑える事ができない。ロングスカートから手を離して、トラヴィ様の首の後ろへと腕を回すと、彼は私の太ももの下を持ち立ち上がった。
「あっ!」
その時に一気に貫かれて、目の前がチカチカと光り快感が身体中を巡った。
「あっっ…トラヴィ…っ様、まだっ、あっ」
まだイッているのに彼は私を揺らし始めて、私の身体が上下に動く。その動作を利用して彼も腰を動かすと、深く繋がれて、またもや快感が溢れてくる。
「はっ、っぐっ…はっ」
「あっ、んっ、ん」
私を揺らしながら歩き始めた彼の動きは止まらずに、ぱんぱんっと肌のぶつかる音がより快感を昂らせ、もう腕の力を入れて落ちないようにするのが精一杯となり、ただただ気持ちいいとしか思えない。
「あっ、あ、あ、っんんん!」
イッたばかりの身体に追い打ちをかけられ、呆気なく達すると、トラヴィ様の動きが止まり蜜壺の中がじわじわと温かくなっていくのを感じた。
「っ…は」
トラヴィ様は腰を左右に動かすと、ぐりぐりと蜜壺の中ーー内側に浸透させたいかのように、いつの間にかまた固くなった昂りを押しつけた。
「あ…っ、ん」
腕の力を入れて彼に抱きつくと、太ももにあった手は腰とお尻に回り、私は彼の腰に足を巻き付けた。
啄むキスが始まり、次にお互いの唇を喰み合う。このままもう一度するのかと、思っていたが…
「…くっ、今日はこのまま帰ろう」
「ん、っあ」
彼の執務机に下ろされ、彼の昂りが蜜壺から抜けた。ドロッとした熱い証が溢れると、彼はハンカチを取り出してそれを丁寧に拭った。まだ固くなっている昂りは、天井を向いていて一度出したとは思えない。窮屈そうにズボンの中へと入れると、私の身支度を整えて私を横抱きに持ち上げると、団長室から出て行った。
元々指示されていたのか、帰りの馬車は私とトラヴィ様だけで、そこでも少し盛り上がってしまった。豪華な馬車に続いたのは、トラヴィ様が通勤で使っている馬車だったのだ。
1
お気に入りに追加
657
あなたにおすすめの小説
運命の恋人は銀の騎士〜甘やかな独占愛の千一夜〜
藤谷藍
恋愛
今年こそは、王城での舞踏会に参加できますように……。素敵な出会いに憧れる侯爵令嬢リリアは、適齢期をとっくに超えた二十歳だというのに社交界デビューができていない。侍女と二人暮らし、ポーション作りで生計を立てつつ、舞踏会へ出る費用を工面していたある日。リリアは騎士団を指揮する青銀の髪の青年、ジェイドに森で出会った。気になる彼からその場は逃げ出したものの。王都での事件に巻き込まれ、それがきっかけで異国へと転移してしまいーー。その上、偶然にも転移をしたのはリリアだけではなくて……⁉︎ 思いがけず、人生の方向展開をすることに決めたリリアの、恋と冒険のドキドキファンタジーです。
愛の重めな黒騎士様に猛愛されて今日も幸せです~追放令嬢はあたたかな檻の中~
二階堂まや
恋愛
令嬢オフェリアはラティスラの第二王子ユリウスと恋仲にあったが、悪事を告発された後婚約破棄を言い渡される。
国外追放となった彼女は、監視のためリアードの王太子サルヴァドールに嫁ぐこととなる。予想に反して、結婚後の生活は幸せなものであった。
そしてある日の昼下がり、サルヴァドールに''昼寝''に誘われ、オフェリアは寝室に向かう。激しく愛された後に彼女は眠りに落ちるが、サルヴァドールは密かにオフェリアに対して、狂おしい程の想いを募らせていた。
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
コワモテ軍人な旦那様は彼女にゾッコンなのです~新婚若奥様はいきなり大ピンチ~
二階堂まや
恋愛
政治家の令嬢イリーナは社交界の《白薔薇》と称される程の美貌を持ち、不自由無く華やかな生活を送っていた。
彼女は王立陸軍大尉ディートハルトに一目惚れするものの、国内で政治家と軍人は長年対立していた。加えて軍人は質実剛健を良しとしており、彼女の趣味嗜好とはまるで正反対であった。
そのためイリーナは華やかな生活を手放すことを決め、ディートハルトと無事に夫婦として結ばれる。
幸せな結婚生活を謳歌していたものの、ある日彼女は兄と弟から夜会に参加して欲しいと頼まれる。
そして夜会終了後、ディートハルトに華美な装いをしているところを見られてしまって……?
とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
けいこ
恋愛
「絶対に後悔させない。今夜だけは俺に全てを委ねて」
燃えるような一夜に、私は、身も心も蕩けてしまった。
だけど、大学を卒業した記念に『最後の思い出』を作ろうなんて、あなたにとって、相手は誰でも良かったんだよね?
私には、大好きな人との最初で最後の一夜だったのに…
そして、あなたは海の向こうへと旅立った。
それから3年の時が過ぎ、私は再びあなたに出会う。
忘れたくても忘れられなかった人と。
持ちかけられた契約結婚に戸惑いながらも、私はあなたにどんどん甘やかされてゆく…
姉や友人とぶつかりながらも、本当の愛がどこにあるのかを見つけたいと願う。
自分に全く自信の無いこんな私にも、幸せは待っていてくれますか?
ホテル リベルテ 鳳条グループ 御曹司
鳳条 龍聖 25歳
×
外車販売「AYAI」受付
桜木 琴音 25歳
幼なじみと契約結婚しましたが、いつの間にか溺愛婚になっています。
紬 祥子(まつやちかこ)
恋愛
★第17回恋愛小説大賞にて、奨励賞を受賞いたしました★
夢破れて帰ってきた故郷で、再会した彼との契約婚の日々。
【表紙:Canvaテンプレートより作成】
転生したらただの女子生徒Aでしたが、何故か攻略対象の王子様から溺愛されています
平山和人
恋愛
平凡なOLの私はある日、事故にあって死んでしまいました。目が覚めるとそこは知らない天井、どうやら私は転生したみたいです。
生前そういう小説を読みまくっていたので、悪役令嬢に転生したと思いましたが、実際はストーリーに関わらないただの女子生徒Aでした。
絶望した私は地味に生きることを決意しましたが、なぜか攻略対象の王子様や悪役令嬢、更にヒロインにまで溺愛される羽目に。
しかも、私が聖女であることも判明し、国を揺るがす一大事に。果たして、私はモブらしく地味に生きていけるのでしょうか!?
5分前契約した没落令嬢は、辺境伯の花嫁暮らしを楽しむうちに大国の皇帝の妻になる
西野歌夏
恋愛
ロザーラ・アリーシャ・エヴルーは、美しい顔と妖艶な体を誇る没落令嬢であった。お家の窮状は深刻だ。そこに半年前に陛下から連絡があってー
私の本当の人生は大陸を横断して、辺境の伯爵家に嫁ぐところから始まる。ただ、その前に最初の契約について語らなければならない。没落令嬢のロザーラには、秘密があった。陛下との契約の背景には、秘密の契約が存在した。やがて、ロザーラは花嫁となりながらも、大国ジークベインリードハルトの皇帝選抜に巻き込まれ、陰謀と暗号にまみれた旅路を駆け抜けることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる