学校一の美女が学校一の漢に告白される話

狭山雪菜

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番外編 ハロウィンは危険なイベント 投稿14ヶ月記念小説 学校一の美女

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『トリックオアトリート!お菓子をくれないといたずらしちゃうぞっ!』

10月特有のイベントにTV放送や街の飾りが、オレンジや黄色、黒に白が増えていく。高校の体育祭の借り物競争で初めて話して、お試し期間で付き合って…そのまま結婚するなんて誰が想像しただろうか。


2人が話すキッカケとなった9月から10月にかけては2人の大事な月決めて、正式に付き合い始めた日や結婚記念日とは違ってお祝いする事が多かった。日付は決めないでお祝いと称して最初の頃は旅行や、最近では敷居の高いレストランに行く事が多いけど。
だけど、私の夫――山崎哲夫やまざきてつおは、新学期の始まる9月から大学での指導や大会に当たる月でもあるので、出張や大学近くのホテルに泊まり込みをしたりしていてちょっとした食事をする時間も取れなかった。10月も終わりになっているのに、テレビ電話以外では顔も見ていないのだ。


『明日の夕方には帰れると思う』
テレビ電話越しでも分かる疲れた顔の哲夫に、胸が痛くなる。
「…大丈夫?疲れてる顔してるよ?やっぱり他の日に変えようよ」
私が以前から伝えている事を言えば、哲夫は、嫌、と否定する。
『明日で10月最後なんだ、記念月だろ』
ハロウィンに被った10月31日は月曜日の平日で、次の日も仕事がある私と、この2ヶ月あっちこっち出張や移動している哲夫と会う日にした。2人で住む家に帰ればいいだけなんだけど、私も哲夫に会いたくて待っているのが嫌だったから私の職場から近い、哲夫の移動手段の新幹線が停まる駅会う事になったのだ。どうしても9月ないし、10月に何かしたかった哲夫と、久しぶりにゆっくり2人きりで過ごしてもいいかな、と思う私との意見の食い違いもあったけど、結局待ち合わせをして会う事にした。



平日の夕方を過ぎても人通りが多く、スーツを着たビジネスマンや帰宅途中なのか男女が入り乱れていた。
そこにぽつんと佇むのは、ストレートの長い黒髪を下ろし、茶色のスウェット素材のシャツと黒いロングスカートの美女。マスクをしていて全体の顔は見えないのだが、目元の薄ピンクのアイラインは、ぱっちりとした大きな瞳が手元のスマホを見ていて色っぽい。小さなコンパクト化されたバックとオレンジ色の紙袋を持ち、左薬指には2つの指輪が重なっている。待ち人の到着を中央改札口からすぐに見える所の柱付近で待っていると、すれ違う人々がチラチラと美女の――白雪しらゆきを見るが、他人の視線など気にせず新着メッセージが来ていないかスマホを見たり、夫の哲夫が来ているかもと改札から出る人を見る。
――来ない…あっ
改札の奥からネクタイをしていないスーツ姿の一際大きな身体と、鋭い眼差しのオーラは周りの人々が離れて歩いている気がする。歩く人々よりも頭ひとつ分出ている短髪の彼を見かけ、久しぶりに会えた彼に思わず顔が綻ぶと、私に気がついた哲夫の眼差しが柔らかくなった気がした。

すぐに彼の元へ行きたいのを我慢して、改札から出て私の前に来るまでじっと待っていた。
目の前に来た哲夫の手に大きめのキャリーバックと白い大きな紙袋が置かれていて、そして今着ているパツパツのスーツは初めて見るデザインだった。
「おかえり」
「ただいま…風邪でも引いたのか?」
マスクをしている私を見て心配する哲夫に、顔を横に振って否定した。一歩前に出て踵を上げて哲夫の顔の横に自分の顔を寄せれば、哲夫は私に合わせて少しだけ屈んだ。
「ううん…今日テツくんに会えるって思ったら朝からずっとニヤけちゃうから」
えへへっと笑ってマスク越しに哲夫の頬に口を押してけると哲夫の左腕が私の腰に回り引き寄せられ、哲夫の身体に密着した。
「…会いたかった」
「私も」
哲夫の胸に抱きつき、2ヶ月ぶりの再会を喜びを噛み締めていた。



***************



「食事もいいかと思ったが、やっぱり一泊しよう」
そう言って、駅のロータリーでタクシーに乗り、向かった先は三つ星ホテルだった。事前に予約をしていたのか、哲夫の荷物をフロントに預けて、渡された鍵の部屋へとスムーズに向かう。お互い何にも喋る事もなく、部屋に到着するや否や熱い口づけを交わす。私が持っていた荷物も床へと落ち、舌を強く吸われ口内を貪るように哲夫の舌が這う。哲夫が私の唇を求めるたびに、一歩ずつ後ろへと下がり壁に追いやられると、もう逃げられなくなっていた。哲夫の首のうしろへと腕を回して、自分からも舌を絡めると、くちゅくちゅと2人の口から水音が聞こえる。
「ん、んっ、っ…んっ」
だんだんと甘い声が漏れてしまうと、私の腰に哲夫の手が置かれ揉み始める。鼻で息をするのも苦しくなって、哲夫の口から離れると、私の首筋に顔を埋めた哲夫は触れるだけの口づけを落としていく。
私の荒い息が収まると、唇に触れるだけのキスをされて、お互いの額が重なった。
「…元気にしてたか」
「うん…テツくん…は」
「白雪が足りなくてキレそうだった」
「ふふっ、そんなこと言って、みんなに慕われてるじゃん」
なんだかんだいって、真面目な哲夫は的確な指導に定評があって生徒や職員に慕われていると聞いている。
「居ないのも寂しいけど、テツくんが凄いって褒められているのを聞くと私の旦那様なんだよって…ん…自慢しちゃう…よっ」
一分一秒でも離れたくないかのように、片手で軽々と私を抱き上げると室内の奥へと入って行った。
夜景が見下ろせる窓際には、テーブルの上にフレンチ料理がすでにセッティングされていて、真ん中には氷の入ったアイスペールの中に濃緑色の瓶のワインが冷やされていた。
フロントに預けていた荷物もいつの間にか部屋の隅にあり、青いシーツが足元付近にある白い布団のダブルベットは部屋の入り口に近くに設置されていた。そしてベッドのそばには茶色のナイトテーブルとランプ、デジタル時計と照明を調節するボタンが埋め込まれていた。よく見たら部屋は広くて、赤い絨毯がふかふかそうだ。
「凄い…豪華だね」
「そうだな…記念…だからな」
窓に近い椅子に座ったかと思えば、私をそのまま膝の上に乗せて、手を伸ばしてワインをテーブルの上に置いた。
私を腕の中に収めたまま器用にワインを開けていき、グラスに注ぐ。片方のグラスを私に渡し、自分のグラスも取ると、グラスを合わせて乾杯をした。
ふふっ、と見つめ合いながら、ワインを飲むと口の中に果実の芳醇な香りが広がり、喉を通り過ぎる。
「白雪、愛してる」
「私も…愛してるよ」
ワインを一口飲んだらテーブルの上に置いて、哲夫の首に腕を回して抱きつく。彼の首筋に顔を埋めて、息を吸うと哲夫の匂いがする。
「…ご飯はいいのか」
「今は…いらない…後でもいいかな」
折角用意してくれたのに申し訳ないなと思っていると、哲夫は私と同じ気持ちだったのか、ぐいっとワインを飲み干してしまってテーブルの上にワイングラスを置いた。
彼がワイングラスを置いたタイミングで抱きついていた手の力を緩めたら、私の顎に手を添えて上へとあげた。そのまま口づけをすれば、お互いの舌を絡めて求めた。
私の頬に移動した哲夫の手の動きに合わせて、私の手も哲夫の頬に添えた。顔の角度を何度も何度も変えては繰り返し舌に吸い付く。
「ん、っ…はっ…っ」
哲夫の頬に添えた手を取られて、手のひらを重ねると指先が曲がり恋人つなぎへと変わった。
ちゅぅっと舌を甘噛みされ溢れた唾液を吸い取られたら、熱のこもった眼差しの哲夫と視線が合った。
"好き"と口を動かせば声に出せていなかったけど、哲夫には伝わり、俺もと返事をされた哲夫の声も若干掠れていた。


「早く出てこないと、お風呂に入るからな」
久しぶりの再会に盛り上がるのかと思えば、やっぱり綺麗な身体で愛されたいと思った私はお風呂に入ることにした。私が準備をしている間に、哲夫は烏の行水ばりにさっさと入ってしまっていてバスタオル一枚、腰に巻いただけで出てきた。
私は念入りに身体を洗い、シャワーを浴びた。脱衣所に置いた着替えの服を思うと、恥ずかしくなって頬が赤くなるが、今日は特別な日と自分を鼓舞した。

「…遅かっ…た…な」
バスルームから出てベッドに座る哲夫の太い足が見えると、私のお風呂が長い、と哲夫は私の方に視線を向けると固まり驚いて目を見開いた。頭に2つの黒い尖った角を付け、首には黒いチョーカー、胸元は布の面積が少ない黒の革のビキニ、同じ革の素材の超ミニスカートはお尻の半分が見える。ミニスカの下は黒い水着、手首には革の黒いリストバンドに鎖が付いていて両手が繋がっていて、手には黒のステッキは先端が星になっていた。足元は黒のピンヒールで、ハロウィンの小悪魔コスプレをした私が、哲夫の前に姿を現したのだった。
「…白…ゆ…き」
緊張と恥ずかしさで逃げだしたいのをぐっと堪えて彼の前まで歩き、私はコテンと顔を傾げた。
「トッ…トリックオアトリート…おっ、お菓子をくれないと…イタズラしちゃう…よ?」
そう言って手に持っている黒い星のステッキを、くるくると回した。
「…これ…は」
まだ混乱している哲夫に、私は失敗したかも、と後悔を始めたが、哲夫の前に出てしまったがために引くに引けない。
どうしよう、と視線を彷徨わせ哲夫を見ると、彼の腰に巻いたバスタオルの下が盛り上がっている事に気がついて、少なくとも興奮してくれた事にホッとした。
「…テツくん…お菓子…くれないと…いたずら…しちゃうよ…?」
私は期待の眼差しを込めて、哲夫の太い太ももの上に腰掛けると彼に身を寄せて、哲夫の耳に小声で囁くとバスタオルの膨らみをひと撫でした。小悪魔らしく誘惑するようにゆっくりと足を組めば、ゴクンと哲夫の喉仏が動き、じっと私を凝視する。哲夫が何にも言わないのをいい事に、バスタオルの膨らみを上から押しつけたり、優しく触れると余計に固くなっていくのを感じて嬉しくなる。
「っ…触るなら、こっちだ」
低く唸る声は、他の人が聞いたら脅しているみたいに怖いと感じるかもしれないが、私からしたら欲情を隠そうともしない声色にドキドキする。優しく触れていた私の手を取り、バスタオルの下に誘導して直接触れるように移された。
「…おっきく、なってる」
ゆっくりと上下に擦り、手首の鎖が動きジャラジャラと音がする。哲夫の首をぺろりと舐めると、哲夫はぴくりと身体を反応させた。
固くなった哲夫の昂りを手で上下に擦っていると、鎖で繋がれたもう一つの手が動いてしまうので、床に持っていたステッキを手放して落とし、哲夫に胸を押しつけて両手で哲夫の昂りを擦り始める事にした。
いつの間にか哲夫のバスタオルがはだけて、私の手が哲夫の昂りの先端から出たツユで濡れていく。いつも私にしてくれるように彼の首筋を甘噛みして、ちゅぅっと吸い付き、舌を這わす。私とは違う固い肩や鎖骨、胸板に移動して、チラッと見上げると、哲夫は嬉しそうに目を細めて私を見つめていた。
「…気持ちよくない?」
私ならいつも気持ちよくでどうにかなってしまうんだけど、哲夫は違うみたいだ。
「…気持ちいいよ…嬉しいのが1番だけど」
そう言って私が何か言う前に、私の背中から肩へと腕が回った哲夫に口を塞がれ舌の絡む濃厚な口づけをされた。握っていた彼の昂りの上から手を重ねられ、一緒になって上下に擦ると、手の中の昂りがぐんと大きくなった。
「ん、っぁ…っ…はっ…んんっ」
鼻で息も出来ないくらい激しいキスは、幸せなのに苦しくて嬉しいのにやめて欲しい矛盾が起きている。さらに舌をキツく吸われると、ビクッと身体が反応して全身に電流が走って達してしまった。クタッとして哲夫の肩に頭を乗せたら、私のこめかみや頬を彼の唇が当たる。
「イッたのか」
「ん」
彼の昂りから手を離され、宙に浮いた手は哲夫の後頭部へと上げた。私の膝の後ろへと手を入れて私を持ち上げると、ベッドの上へと仰向けに寝かされた。ギシッとベッドが軋み、私の足の横に哲夫の膝がついて私に覆い被さり見下ろす。影になって哲夫の顔が逆光で見えないけど、纏う空気はピリピリとしている。


「ん…テツくん」
期待で身体が疼くと甘えた声が口から零れて、彼を誘惑する。誘われるがまま哲夫は身を屈めると、白雪の口を塞ぎ自分の舌を絡める。口から溢れる唾液を彼女に送り込み、当たり前のように彼女はゴクンと飲み干す。
ちゅぅっと、名残惜しく唇を離すと、もう終わり?と彼女の不満な表情が見れて、哲夫は満足する。
「そろそろ、な」
さっき膝の上に乗せていた時に、彼女が達したのに気がついていた。きっと今彼女の中に入ったら、きゅうきゅうに締め付けて気持ちいいだろうと、自身の昂りが期待で少しぴくぴく反応する。
「白雪、胸を可愛がりたいから、俺を受け入れる準備をしてくれ」
と彼女の好きな低い声を耳元で囁くと、彼女は一層瞳を潤ませ頬が赤くなる。
「…ん」
短い返事と共に白くほっそりとした右の指先が、彼女が膝を曲げてスカートから見えた水着の下へと潜り込んだ。繋がっている鎖のせいで、一緒に移動したもう片方の手はミニスカートを掴んでいる。俺は酷く満足して目の前で浅い呼吸を繰り返し、前後にぷるぷると動く革のビキニが包む美乳に集中する事にした。
まずは、布地の狭いきわから鎖骨のラインまでねっとりと舌を這わし、口をつけていない空いた胸に手を添えてゆっくりと揉み始めた。下から掬い左右から柔らかな乳房を挟み、先端にいくに連れて摘んでいく。革の素材だからか、彼女の可愛らしい固い粒・・・が見えなくて残念だが、これはこれで極上のひとときなので楽しむことにした。
革のビキニの上から先端を口にして、強めに吸い付くが口の中に革の味しかしなく、あっさりと甘美な乳房を口にしたいと強欲な己の気持ちが変わった。彼女のビキニをズラし、ぷるん、と出たピンクの色をした粒を口に入れると、ちゅうと甘く吸い付き、舌で固くなった粒を転がした。
「…ぁ」
小さな喘ぎ声が彼女の口から漏れたのを聞いて、チラリと彼女を見ると口を開けて気持ち良さそうにしていて、それだけで頭が沸騰しそうなくらい頭に血が上る。
彼女の両乳を交互に口にしながら、彼女の手に沿って手を這わし、彼女の足首を持ち上げると、自分の胸へと付けた。彼女がまだ自分の秘部を愛撫しているのを確認して、俺の指先も彼女の指先に添えながら一緒に秘部の中へ埋めると、一際大きな喘ぎ声と共に背がのけ反り、蜜壺の中がぎゅぅっと締め付けられた。
「気持ちいい…か」
「ぁぁっ、ん…気持ちいい」
彼女の快感が過ぎるのを待って、彼女の耳朶に舌を這わせば、素直な彼女はすぐに反応を返す。
そうか、と口にしたのも分からない頭は、早く彼女の中へと入ろうと快感の余韻でまだ締め付けている蜜壺の中で、指先を動かす事に集中した。
「ん、ぁっ、あ」
いつの間にか彼女の両手が一緒に秘部を愛撫していたはずなのに、俺の後頭部に回っていて俺を引き寄せ、可愛らしく俺の舌をちゅうちゅうと吸っている。
唇を深く重ねたまま、十分に濡れたそこ・・から指を抜き自身を当てがうと、蜜口がいっぱいに広がり俺のを・・・包み込み中へと埋めていく。
「んー、んっ」
畝る彼女の中は熱く、俺の昂りを歓迎しているかのようにぎゅうぎゅうに締め付け気持ちいい。
――この瞬間が一番彼女が俺のものだと感じる瞬間だ
歳を重ねるごとに美しくなっていく妻に、仕事場の男や通勤途中の人々にすらヤキモチを焼くのを彼女は知らない。まだ働きたいと口にはしないが、今の仕事にやり甲斐を感じている彼女に、子供の話はまだ先かと、嫌われたくない自分がいて苦笑する。
――白雪の、気持ちは、分かりきっているのに
俺を見れば頬を染め、嬉しそうな彼女の気持ちなど疑う余地はない事を既に知っているのに…いつまで経っても自分は弱い。
彼女に初めて声を掛けた時の気持ちを今でも思い出すと自分に金メダルをあげたいと、毎年この時期になるとそう思う。
――俺の、だ
彼女の中を一気に貫けば、ビクビクッと反応する彼女に追い討ちをかけるように腰を動かし始めた。
繋がれた彼女の両手を俺の首から離し上体を起き上がらせ、彼女の足を片手で抱きながら抽送を始めると、全身うっすらと赤くなった黒いビキニの小悪魔の姿の彼女の痴態に、頭が真っ白になっていく。
――エロ過ぎっだっ
久しぶりに会った蜜事で鼻血が出そうだ、と快感に支配されつつある頭の片隅で一瞬過ぎる。ぱんぱんと、彼女の中へ思いの丈をぶつけると、絶頂はすぐにやってきた。
「ぐっ、っ…つ、ぐ」
低く唸り声をあげて彼女の中へと所有欲の証を注げば、彼女もほどなくして絶頂を迎えた。




「トリックオアトリート、お菓子をくれないと、イタズラしちゃうよ」
何度も愛し合った後で、哲夫の腕の中で彼の唇に指先でいたずらをしながらそう告げれば、哲夫はくくっと笑って、私を抱き寄せた。
「なら、いたずらしてくれ」
そう言って私の唇に自分の唇を重ねると、お互いくすくすと笑い戯れ合いが始まった。
明日も仕事のはずが、久しぶりに会えた事の方が嬉しくて日付が変わっても眠る気配のない2人は、いつまでもいちゃいちゃしていたのだった。
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