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初めてのキスは図書館
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好きと、両思いとなっても突然大きく変わることはなく
メッセージの頻度も、お昼の時間もいつも通りに過ごす
休みの日の部活もやっている山崎くんの邪魔は出来ないので、会うのは部活終わりが多かった
そんな日々が続き、テスト1週間前になると
柔道部他、全部活動停止に入った
「…このxって」
「こうか?」
学校の図書室で、声を潜め隣に並んで座り数学を解いていた
カリカリと書く音が響き、数名の生徒もテスト勉強をしており顔を下げていた
しばらく悩みながら、問題を解いていたがどうしても分からない所を調べるために立ち上がり、山崎くんに声を掛けた
「ちょっと本調べるね」
「ああ」
そう言って問題を解いている、山崎くんを置いて図書室の奥にある、数学書の棚へと向かった
ひとつずつ確認して、指で辿り背表紙をなぞる
ーーあっ…あった
取ろうとして、自分の背よりも高い位置にある本を踵を上げて取り出そうとするが、届かなく
諦めようとした時に、背後からスッと欲しかった本を取ってくれたのは…山崎くんで
向かい合わせになった私に手渡す本
両手で抱きしめて、
「ありがと」
と小声で返すと、頬を撫でられた
カサついていて、固い指で気持ちよくて目を細めていたら、山崎くんの顔が近づき始めたので、瞼を下ろすと
軽く触れただけのキスを触られていない頬にされた
ゆっくり瞼を、開けると
まだ山崎くんの顔が近くにあり、親指の背で目元を撫でてる
「…いいか」
小声の彼に、コクンと頷くと
顔が近くに来て瞼を閉じたら
ちゅっと触れた唇が、離れ
間を置かずまた触れる
啄むキスに酔いしれ、抱きしめていた本を片手に持ち山崎くんに抱きついた
背中に回った腕が私を包むと、唇を軽く甘噛みされ薄く開いた口から舌が口内へと入った
上顎を舐められると、身体がむず痒なり
「んっ」
と反応してしまった
ちゅぅっと離れた唇が、離れ難いように啄み
額を合わせた
「…その声やばい」
掠れた声に瞼を開けると、私を見ていた彼と目が合い
ひゅっと息をのむ山崎くん
「…好き」
そう告げると、ギュッと抱きしめられ彼の胸板に顔を埋めた
いつまでも抱き合っていると、バレるため離れ席へと戻った
2人で並んで座り勉強を始めるが、唇が気になり無意識に何度も何度も触ってしまう
「っ近野…それは…やばい」
そんな私を横目に山崎くんの目元が赤くなっていて、ココが人前じゃなければいいのに、と思った
メッセージの頻度も、お昼の時間もいつも通りに過ごす
休みの日の部活もやっている山崎くんの邪魔は出来ないので、会うのは部活終わりが多かった
そんな日々が続き、テスト1週間前になると
柔道部他、全部活動停止に入った
「…このxって」
「こうか?」
学校の図書室で、声を潜め隣に並んで座り数学を解いていた
カリカリと書く音が響き、数名の生徒もテスト勉強をしており顔を下げていた
しばらく悩みながら、問題を解いていたがどうしても分からない所を調べるために立ち上がり、山崎くんに声を掛けた
「ちょっと本調べるね」
「ああ」
そう言って問題を解いている、山崎くんを置いて図書室の奥にある、数学書の棚へと向かった
ひとつずつ確認して、指で辿り背表紙をなぞる
ーーあっ…あった
取ろうとして、自分の背よりも高い位置にある本を踵を上げて取り出そうとするが、届かなく
諦めようとした時に、背後からスッと欲しかった本を取ってくれたのは…山崎くんで
向かい合わせになった私に手渡す本
両手で抱きしめて、
「ありがと」
と小声で返すと、頬を撫でられた
カサついていて、固い指で気持ちよくて目を細めていたら、山崎くんの顔が近づき始めたので、瞼を下ろすと
軽く触れただけのキスを触られていない頬にされた
ゆっくり瞼を、開けると
まだ山崎くんの顔が近くにあり、親指の背で目元を撫でてる
「…いいか」
小声の彼に、コクンと頷くと
顔が近くに来て瞼を閉じたら
ちゅっと触れた唇が、離れ
間を置かずまた触れる
啄むキスに酔いしれ、抱きしめていた本を片手に持ち山崎くんに抱きついた
背中に回った腕が私を包むと、唇を軽く甘噛みされ薄く開いた口から舌が口内へと入った
上顎を舐められると、身体がむず痒なり
「んっ」
と反応してしまった
ちゅぅっと離れた唇が、離れ難いように啄み
額を合わせた
「…その声やばい」
掠れた声に瞼を開けると、私を見ていた彼と目が合い
ひゅっと息をのむ山崎くん
「…好き」
そう告げると、ギュッと抱きしめられ彼の胸板に顔を埋めた
いつまでも抱き合っていると、バレるため離れ席へと戻った
2人で並んで座り勉強を始めるが、唇が気になり無意識に何度も何度も触ってしまう
「っ近野…それは…やばい」
そんな私を横目に山崎くんの目元が赤くなっていて、ココが人前じゃなければいいのに、と思った
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