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日曜日
午前中部活だった山崎くんが一旦帰って着替えると言っていたので、時間に余裕を持たせて14時にいつも送ってくれていた分かれ道で待ち合わせする事になった
私は赤と黒のチェックのフロントボタンの膝上のワンピースと赤い革のショルダーバッグとヒールの低い黒いミニブーツで家を出た
13時45分に待ち合わせ場所に着くと、すでに待っていた山崎くんに驚き走って寄る
「ごめんっ待った?」
「いや、俺も今きた所」
と言っていたが何となく汗をかいているような気がした
「行こうか」
そう言って歩き出す初めて見る山崎くんの私服姿をチラチラと見た
山崎くんは肩に斜めに掛けたバッグに少しサイズの小さい上半身の筋肉が強調されてる黒いTシャツに、青いジーパン、手にはパーカーを持っていた
ーーすごい筋肉…肌寒くないのかな
と無意識に手が伸び彼の二の腕を触る
「っ!!??」
ビクッと驚いた山崎くんが振り向き固まる
「あ…ごめん」
手を引っ込めると
「いや…いい」
そう言って、また歩き出した
私のペースに合わせて歩き、時折付いてきているのか確かめるように振り返る
数十分歩くと着いたのは、大きなショッピングモール
2人でお店を通っては止まり雑貨を見る
ファンシーな品揃えのお店の前にあった、たくさん並んだキーホルダーに目が留まり、立ち止まった
「…どうした?」
「ううん、何でもない…どこ行くの?」
「映画かゲームセンターにしようかと思うけど…どっちがいい?」
「う~ん…ゲームセンター行ってみる?」
「そうだな」
通路の真ん中にあるマップを確認して、ゲームセンターに行く事になった
休日だからか、小学生くらいの子が多くてメダルコーナーに人がいっぱいいて、UFOキャッチャーは比較的空いていた
景品を見て、私がよく使うLINEスタンプの猫のキャラクターのぬいぐるみがあった
ーーやっぱり可愛い
とニヤニヤしていたら
「これにするか」
と、山崎くんがお金を投入してアームが動き出した
ぬいぐるみを掴み穴の手前で落ちてしまう
「あっ!惜しいっ」
つい声が出てしまい、口を手で隠す
「…次こそ」
少し燃えた山崎くんが何回か挑戦するも、落ちてしまい
「…最後にしなよ?」
とお金を使いすぎている気がしたので、止めたら
「おう…最後にする」
ちょっと悔しそうに、していた
最後に景品を掴みゆっくり上がるアームが景品が落ちる穴に向かい、その前にアームから景品が落ちて、またダメだったと思ったが、
落ちた景品がバウンドして穴に落ちたのだった
ガコンとした音に
「すごいっ!!すごい!!」
山崎くんの腕に触れると、彼も
「よっしゃー!!」
喜び私の手を握った
2人でワイワイと騒いでいたら、ハッと我に返った山崎くんが離れ、景品を取出し口から取ると
「ん…これやるよ」
「!!」
「えっいいの?」
「おう」
「わぁっありがとう!」
私にプレゼントしてくれて嬉しすぎて笑顔でお礼を言った
午前中部活だった山崎くんが一旦帰って着替えると言っていたので、時間に余裕を持たせて14時にいつも送ってくれていた分かれ道で待ち合わせする事になった
私は赤と黒のチェックのフロントボタンの膝上のワンピースと赤い革のショルダーバッグとヒールの低い黒いミニブーツで家を出た
13時45分に待ち合わせ場所に着くと、すでに待っていた山崎くんに驚き走って寄る
「ごめんっ待った?」
「いや、俺も今きた所」
と言っていたが何となく汗をかいているような気がした
「行こうか」
そう言って歩き出す初めて見る山崎くんの私服姿をチラチラと見た
山崎くんは肩に斜めに掛けたバッグに少しサイズの小さい上半身の筋肉が強調されてる黒いTシャツに、青いジーパン、手にはパーカーを持っていた
ーーすごい筋肉…肌寒くないのかな
と無意識に手が伸び彼の二の腕を触る
「っ!!??」
ビクッと驚いた山崎くんが振り向き固まる
「あ…ごめん」
手を引っ込めると
「いや…いい」
そう言って、また歩き出した
私のペースに合わせて歩き、時折付いてきているのか確かめるように振り返る
数十分歩くと着いたのは、大きなショッピングモール
2人でお店を通っては止まり雑貨を見る
ファンシーな品揃えのお店の前にあった、たくさん並んだキーホルダーに目が留まり、立ち止まった
「…どうした?」
「ううん、何でもない…どこ行くの?」
「映画かゲームセンターにしようかと思うけど…どっちがいい?」
「う~ん…ゲームセンター行ってみる?」
「そうだな」
通路の真ん中にあるマップを確認して、ゲームセンターに行く事になった
休日だからか、小学生くらいの子が多くてメダルコーナーに人がいっぱいいて、UFOキャッチャーは比較的空いていた
景品を見て、私がよく使うLINEスタンプの猫のキャラクターのぬいぐるみがあった
ーーやっぱり可愛い
とニヤニヤしていたら
「これにするか」
と、山崎くんがお金を投入してアームが動き出した
ぬいぐるみを掴み穴の手前で落ちてしまう
「あっ!惜しいっ」
つい声が出てしまい、口を手で隠す
「…次こそ」
少し燃えた山崎くんが何回か挑戦するも、落ちてしまい
「…最後にしなよ?」
とお金を使いすぎている気がしたので、止めたら
「おう…最後にする」
ちょっと悔しそうに、していた
最後に景品を掴みゆっくり上がるアームが景品が落ちる穴に向かい、その前にアームから景品が落ちて、またダメだったと思ったが、
落ちた景品がバウンドして穴に落ちたのだった
ガコンとした音に
「すごいっ!!すごい!!」
山崎くんの腕に触れると、彼も
「よっしゃー!!」
喜び私の手を握った
2人でワイワイと騒いでいたら、ハッと我に返った山崎くんが離れ、景品を取出し口から取ると
「ん…これやるよ」
「!!」
「えっいいの?」
「おう」
「わぁっありがとう!」
私にプレゼントしてくれて嬉しすぎて笑顔でお礼を言った
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