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挨拶

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2人で楽しく過ごす旅行は楽しく、くっついていた。
まるで夢の世界のような幸福に、私は死んでしまうのかもしれないとさえ思う。
ホテルも同じで、泊まる部屋も同じにしてもらったと聞いた時は嬉しくて、人前にもかかわらず抱きついてしまったのだ。



部屋に着くと、備え付けの露天風呂に入る事にした。
「瑠璃」
彼がお風呂に座ると、私を呼び引き寄せられるように彼の足の間に座る。
背後から抱きしめられ、背を預ける。
目の前に広がる日が沈み濃い青からオレンジ、赤と綺麗なグラデーションの空が美しい。
「温かいね」
「ああ」
肩にお湯を掛けられて、彼の顔が私の肩に埋まる。唇が肩に触れたのに気が付き、彼の方に顔を向け、彼の髪に指を絡めた。
「んっ」
胸を背後から掬うように揉み、胸の柔らかさを確かめるようにゆっくりと揉む力は優しく、少し焦ったい。
もっと触って欲しくて彼の胸に自分の背を押しつけると、胸が湯船から上がり粒が現れた。両手で摘むとぐりぐりとこね回し爪で引っ掻く。
「っん、んっ」
肩から首に移動した彼は、私の頸に舌を這わし強く吸う。チクリとする痛みが気持ちよくて、彼の髪にこめかみを埋めた。
片手はそのままで、彼の右手が身体のラインを辿り、下生えに到達する。何の前触れもなく蜜壺に侵入した2本の指がすんなり入ると、彼の指が蜜壺の内側を広げるようにパラパラと動くと、逃れるように腰が引ける。
「瑠璃…ヌルヌルしてる」
彼の声が耳元に吹き込まれ、耳の中を舐められると、もうダメで
「ぁっ、健吾さっ…ん」
甘い声が溢れて止まらない。胸から手を外した彼は、私の腰を掴み逃れようとする私を止めた。
「熱いっ…んっん」
「瑠璃」
熱の篭った声で私を呼ぶと、蜜壺から指を抜いた。一度離れ彼と向かい合わせになり、腰の上に引き寄せられる。彼の足の外側に両膝をつく。
胸に顔を埋めた彼が、私の乳房を甘噛みし私の腰を掴み、ゆっくりと下ろしていく。
一度広がった蜜壺が彼のを飲み込んでいくのがわかる。痺れる感覚が、身体中に巡り彼の昂りを締め付ける。
最奥まで入り、ペタンと座り込むと、緩やかに始まる彼の突き上げに、甘い喘ぎ声が零れる。
「んっ、あ、っぁっ」
パシャパシャと波打つ湯船に、彼は私の乳房を甘噛みし可愛がる。
「んっんぁっ、ああ」
激しくなる下からの突き上げに、落ちないように彼の頭を抱きしめる。彼の口に私の乳房を押し付ける事になり、口内に入った乳房をちゅうちゅうと吸う。カリッと乳房を噛まれ、敏感になっていた肌が反応し、呆気なく絶頂へと達し、蜜壺をぎゅうぎゅうと締め付けた。
「くっ」
低く唸った彼は私の腰を強く掴み、動かぬように押さえつけると、彼の昂りが弾けたのに気が付き、蜜壺にお湯とは違う熱さが広がった。
胸に顔を埋めたまま、息を荒げる彼の髪に指を絡めると、蜜壺の中にある昂りが膨れた事に気が付き、ゾクゾクとする。

口を塞ぎお互いの舌を絡めると、今度は私から腰を揺らした。
繋がったまま私を抱き上げ、一度離れたあとまた蜜壺に入ってきた彼が、私をお風呂の縁に手をつけると背後から腰を打ちつけていく。
彼の昂りが奥に入ったり抜けたりする度に、身体が揺れ乳房が一緒に揺れる。
「あっ、ぁぁっんぁ」
大きくなる声に、彼の手が私の顎を掴み振り向かせ口を塞ぐ。夢中で彼の舌を追いかけ、それでも止めない律動に少しの喘ぎ声が漏れる。
「っ~んんっ!」
腕に力が入らなくなっていくのだが、腕をお風呂の縁につけても、彼は私の腰を掴み、なおも激しく打ちつけ続ける。
「んっ…すっ…好きっ」
「瑠璃っ……つ」
少し離れた唇から想いが溢れて零れると、彼の唸る声が聞こえぐりぐりと塗りたくるように最奥に証を注がれた。
あまりの熱さに、私も背が仰反り彼の胸板に当たると背後から強く抱きしめられた。
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