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山形新幹線
とれいゆつばさ号~もっと活用すべし!~
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山形新幹線には2014年7月から乗る事自体が旅の目的にもできそうな、新幹線で初めてのリゾート列車「とれいゆつばさ号」運行された。車内で足湯に浸かれることから名称は「とれいゆつばさ」で「とれいゆ」とは「トレイン(列車)」と「湯」の造語である。それと「ソレイユ(フランス語で太陽の意味)」も造語の意味に込められており太陽の恵みによる様々な食材を、足湯に浸かりながら温泉街を散策するように楽しんで欲しいとの願いも込められているという。山形県産の食材を作られたお弁当やおつまみ、ワイン、日本日本酒などが車内に設置されているバーカウンターで売られている。列車は普通の座席の車両は1両のみで足湯の車両が1両。温泉旅館を思わせる畳のお座敷の座席が3両、さらにバーカウンターと座敷 ロビーの車両が1両の6両編成で連結されている。新幹線の普通車で移動する場合とほぼ同じ運賃と特急料金で移動に必要な費用と時間だけで足湯に浸かりながら温泉旅館のようにくつろげる列車である。現在は土日祝を中心に福島~新庄間を1往復運転されている他は、旅行会社のツアー用の列車として貸切状態で上野、東京方面から出発するケースもあるという。
実際に何回か息子を連れて行ったり友達と一緒に福島~新庄間にて乗ってみたが、足湯に浸かりその前後にお座敷車両にて山形県産のワインもしくは日本酒を片手に車窓を眺めるだけでも、お世辞抜きで本当に温泉旅館にてくつろいでいるような心地よさを覚えた。空席がよく見られる事も多いのが不思議な印象も持つが、その原因の一つに考えられるのはお座敷から感じる高級感から通常の値段(運賃+特急料金)よりも高く感じてしまう方が多いのもあるのではとも思える。新幹線に乗りながらにして足湯に浸かれる事のみならず、先述したように新幹線普通車とほぼ同じ値段で利用できるのに何だか勿体ない気がする。
少しでも移動時間を短くして目的地で少しでも長く滞在できる事は確かに大切かもしれないが、その中でも「とれいゆつばさ号」のように足湯や山形県産の食材を使った弁当やワイン、日本酒、おつまみなどが売られているバーカウンターが設置された新幹線を、東京~山形・新庄間に定期的に運行するのが良いと思う。かつての東海道・山陽新幹線にさらなるスピードアップの為に初めてのぞみ号が運行された時のように、最初は1日1往復で様子を見て利用状況を見ながら増発するなどして従来の新幹線とほぼ同じ料金と移動時間でビジネスマンなどお仕事が目的で移動される方々も含めて、一人でも多くの方々に列車に乗りながらにして温泉旅館の雰囲気を味わう機会を与えられても良いのではないかと思う。単純な列車のスピードアップによる移動時間の短縮とは違い、直接生産性を表す数字に反映させるのは難そうではあるが「とれいゆつばさ号」ように温泉旅館の雰囲気を味わいながら移動し足湯などでリフレッシュして疲れが取れ精神的にゆとりが生じ易くなることにより、生産性は更にアップしないだろうか?
実際に何回か息子を連れて行ったり友達と一緒に福島~新庄間にて乗ってみたが、足湯に浸かりその前後にお座敷車両にて山形県産のワインもしくは日本酒を片手に車窓を眺めるだけでも、お世辞抜きで本当に温泉旅館にてくつろいでいるような心地よさを覚えた。空席がよく見られる事も多いのが不思議な印象も持つが、その原因の一つに考えられるのはお座敷から感じる高級感から通常の値段(運賃+特急料金)よりも高く感じてしまう方が多いのもあるのではとも思える。新幹線に乗りながらにして足湯に浸かれる事のみならず、先述したように新幹線普通車とほぼ同じ値段で利用できるのに何だか勿体ない気がする。
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