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上越線
トンネル抜けると
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日本一のもぐらの駅、土合を出て10分くらいしてトンネルを出たら、そこは既に新潟県に入っている。正に川端康成氏の小説雪国の有名な一節「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の舞台である。その舞台らしく冬はトンネルを抜けたばかりの雪景色に何回も圧倒された。息子が3歳の時の年末年始信州に帰省するのにわざと遠回りして、一緒に飯山線経由で行くのに上越線に乗ったが、列車に長時間乗っているとさすがに飽きてしまう息子でさえ、この付近の雪景色に圧倒されていたのかずっと窓の外を見続けていた。さすが有名な雪国の一節の舞台だけある。
スキー場が駅前にある越後中里を通り、越後湯沢に近づくに連れてあちこちにスキー場、ホテル、そしてバブル経済の象徴とも言えるリゾートマンションも見えてくる。1987年に上映された映画「私をスキーに連れて行って」やバブル景気などで加速したスキーブームに乗って、1980年後半から1990年前半の短期間で、越後湯沢付近だけでも50棟くらいのリゾートマンションが建設されたという。スキーや温泉によるリフレッシュなどで、リゾートマンションを色々と活用する事自体悪い話ではないが、ブームに乗り利益を追求するだけで美しい自然や景観を犠牲にしてまで開発や建設をするのはどうかと思う。そのツケのようにバブル崩壊後スキーブームの終焉に伴い、マンションの価格は急落しピーク時の10分の1以下の所もあるという。
スキー場が駅前にある越後中里を通り、越後湯沢に近づくに連れてあちこちにスキー場、ホテル、そしてバブル経済の象徴とも言えるリゾートマンションも見えてくる。1987年に上映された映画「私をスキーに連れて行って」やバブル景気などで加速したスキーブームに乗って、1980年後半から1990年前半の短期間で、越後湯沢付近だけでも50棟くらいのリゾートマンションが建設されたという。スキーや温泉によるリフレッシュなどで、リゾートマンションを色々と活用する事自体悪い話ではないが、ブームに乗り利益を追求するだけで美しい自然や景観を犠牲にしてまで開発や建設をするのはどうかと思う。そのツケのようにバブル崩壊後スキーブームの終焉に伴い、マンションの価格は急落しピーク時の10分の1以下の所もあるという。
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