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<13・大槻家のトイレにて。>
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そのつもりではなかったのだ。
本当の本当に、そんなつもりだったわけではないのだ。今日はあくまで料理をご馳走したらそのまま光流には家に帰って貰うつもりだったし、お泊りさせるつもりもなかったし、もちろんやましい気持ちなんて――ゼロとは言わないけれどほとんどなかったつもりであったのである。
それが、あの小悪魔ときたら!
『今日はなんとなく、一人で家にいたくない気分なんです。泊まってもいいですか?その、借りた着替えはあとで洗って返しますから。下着とか歯ブラシはコンビニで買えますし』
からの。
『ありがとうございます!あ、じゃあお風呂借りますね。……ひょっとして、祥一郎君も一緒に入りたいんですか?それでもいいですよー僕は』
である。
確かに押される形で泊まることを許可してしまったのは自分だ。しかし、恋人(?)を今日家に帰ってこないからといって両親の布団で寝かせるわけにもいかないし、かといって自分の布団で二人で寝るわけにもいかない。こうなったら何が何でも己はリビングのソファーで寝てやるからな、と硬く決意をしていた。
決意をした上で、ちゃんと光流にはそれを伝えたのだが。
『二人で一緒の布団で寝ればいいでしょ、くっついて。だめ?』
――あんの馬鹿!絶対、わかってて言ってんだろうがよ!
だめ、が完全に確信犯だった。真っ赤になって固まったところ、笑いながら風呂に入っていったヤツが憎たらしくてたまらない。そして、呆然としたところで祥一郎は股間が熱くなっていることに気づき、慌ててトイレに飛び込んだ次第だった。
冗談だろ、と言いたい。そりゃ、自分だって健康な男子高校生である。夢精くらいはしたことあるし、えっちな雑誌を見てひとり遊びに耽ったことくらいはある。だが、だからといって裸でもなくえっちなことを言われたというほどでもない相手に――ただ会話を交わしただけで股間が疼くって、どんだけ溜まってたんだと言わざるをえない。確かに、ここ最近はちょっとご無沙汰だった気がしないでもないが。
――本気でやばい、やばいったらやばい。俺ってこんなに理性ないタイプだったっけか……!?
長年付き合ってきた自分の体だからよくわかっている。こういうのは、鎮まってくれと念じれば鎮まってくれるようなものではない。基本、出すもの出さなければ元に戻ってはくれないのだ。トイレに飛び込んで蓋を持ち上げ、ズボンを落としたところで――既に股間が腫れあがっているのを見て恥ずかしくてたまらなくなった。しかも、じわじわと先走りが漏れているのか、下着に恥ずかしい染みまでできている。
もう諦めて、さっさと処理するしかない。下着を脱いだ途端、ぼろん、といきり立ったものが飛び出した。これでもまだ半勃ちの状態である。銭湯に行った時、仲間達のナニを見たことは何度かあるが、多分自分より立派なものを持っている奴は他にいなかっただろう。竿のみならず、その下にある玉もずっしりと張っている。
「く、くそっ……」
軽く擦ってやればあっというまに完全な臨戦態勢になった。びきびきと血管が浮き出るほどそそり立っている様がなんとも嫌らしい。目の前にえっちな動画が流れているわけでもなく、スマホでそういった写真やマンガを見ているわけでもない。オカズは脳内にしかないのに、もう息が乱れるほど興奮してしまっていた。
ひょっとしたら、と思う。
ひょっとしたら今、風呂で彼も準備をしていたりするのだろうか。受け入れる側を想定しているなら、そういう準備は結構念入りにしなければいけないと聞いている。なんせ、ネコ側の負担はかなり大きいのだから。トイレに籠っている今、風呂場にいる彼の様子を窺い知る手段はない。多分、こちらの喘ぎ声も聞こえないけれど向こうのちょっとした声も聞こえないだろう。
処理している様を想像したら、ますます右手で掴む幹が充血して大きくなった。真っ白な光流の肌。その肉付きの薄い臀部の狭間に、そっと細い指が沈んでいくのである。最初は可愛らしい菊の回りをくりくりと指でいじる程度。花が綻んできたところで、指を一本だけ差し入れる。そう、一本だけなのに、思いがけない異物感と快感に思わず声が漏れてしまうのだ。そしてゆっくり、抜き差しされるそれ。
「あ、あっ……はぁっ……」
想像の中で指が動くのを考えながら、竿を擦る指を激しくした。同時に、どくどくと脈打ちながら子種を生産しようとしている玉を握りしめ、ゆっくりと揉みこむように動かす。変態だとわかっているが、やめられなかった。昔から、祥一郎は袋で感じてしまう質なのだ。勿論強く握ったら痛いが、優しく揉むくらいで圧をかけるとたまらなく気持ちが良いのである。
興奮が高まるのと同時に、役目を果たさんと袋がせり上がり精子の生産を促進させる。あと少し、あと少し、あと少し。竿を握る力を強くして、トドメと言わんばかりに先端を指でほじくった。同時に、やや絞るように玉を握りしめる力を強くする。
鈍い痛みと共に、凄まじい快感が弾けた。熱いものが袋の中から勢いよく管をせり上がっていくのを感じる。
「ひっ……くうううううっ!」
キモチイイ、なんてものではなかった。ぎりぎりのところで角度を調整して、便器の中に全てが落ちるように仕向ける。びゅくびゅくびゅく、と大量に白いねばったものが中へと滴り落ちていった。前から思っていたが、一回の量が少々多すぎるんじゃないだろうか。最後まで絞り出すように右手を動かして出し切った。まるでフルマラソンをした時のように息が上がっている。一人遊びの経験はそれなりにあるはずなのに――こんなに疲れたのも、肩で息をした経験も始めてだった。
――お、オナるのって、こんなに気持ち良かったっけ。
猿みたいに大量に出してしまったし、まだ余韻が続いているような気がしてしまう。どうにかトイレットペーパーで手を拭った後、便座を軽く掃除して流した。じゃあああ、と水が流れていく音が空しい。空しいのに、まだどこか興奮が収まっていない自分がいる。
わかっている。気持ち良かったのは、想像したものが違っていたからだ。最後に頭に浮かんでいたのは、光流の顔だった。全裸で、潤んだ眼でこっちを見て微笑んでいる。そして自分を見て誘っているのである。
『お願いします、来て?』
まずい、また想像したら股間に血が集まりそうになってしまった。慌てて首を振り、妄想を振り切る。一体なんてものを考えているんだ、とトイレの床に座りこんで息を整えながら思った。
――完全に、今の台詞アレだよな……この間見たアニメ。宇宙少年ルリハの冒険……。
異星を旅する美貌の少年ルリハが、多くの異星を回って仲間を増やし、最果ての惑星“メルシー・エデン”を目指すという物語なのだが。このルリハが、なかなかのビッチなのである。地上波のアニメなのでそこまで過激なシーンはないが、事前描写や事後描写、御色気や下ネタはそこそこ存在するのだ。おかげで彼と遭遇する異星人たちとそれを見ている視聴者は、終始股間を揺さぶられっぱなしになるのである。
ちなみにこの少年ルリハ、男なのに両性具有の薬もなしに子供が産める体であったりする。よく“赤ちゃんできちゃったらどうするんですかぁ”みたいなことを言う。どっからどうやって産むんだ、なんてツッコミはしてはいけない。
――あー……そういえば、光流とルリハって見た目似てるかも。ちょっとハネてる黒髪なところとか。いや、ルリハは眼鏡かけてねーけど、童顔だし……。
変なものを光流に重ねて見てしまった。なんというか、罪悪感がハンパない。というか、必死でオナっている時の自分、きっとものすごく気持ち悪い顔をしていたことだろう。絶対光流には見せられないというか、誰にも見せたくないと思う。まだせめて、この状況になったのを光流に悟られていなくて良かったと思うしかない。
というか、今どれくらいの時間が過ぎただろう、とトイレに置いてある時計を見る。トイレに入ってから二十分以上も過ぎていたことに気づいて焦った。そろそろ誰かさんが風呂から出てきてもおかしくない頃合いではないか。
――や、やべ……!
まだ体は熱いような気がするが、さすがにもう一回なんてことをしている時間はない。というか、一回出してスッキリしたのにさらにもう1ラウンドなんて普通におかしいし、無いと信じたい。
床などにも精液が飛んでいるかもしれないし、とりあえずひとしきりトイレ掃除をしてからにしよう。トイレクリーナーの箱を開けようとしたところで、ドアがコンコン、とノックされた。
「……あのー、祥一郎君?」
「どgtw4j0jん409@!?」
思わず変な声が出てしまった。光流のやつ、いつの間に風呂から出てきていたのだろう。いやほんと、いつからそこに?
「あ、すみません。トイレに入ったままなので、おなか壊されたんじゃないかと心配してて。大丈夫ですか?」
「あ、ああ、い、いやそれはその」
どうやら、杞憂だったらしい。ひっくり返った声を出し、だらだらと冷や汗を流しながら祥一郎は言う。
「その、な!トイレ掃除してて、だから時間遅くなっちまって!毎晩やることにしてるんだよなー、トイレ掃除と風呂掃除はさ。ほら一日サボるとすげー汚くなっちまうし、そういうのって気分わりーだろ!?だから、まあ、そういうことで!」
「あ、そうだったんですね、すみません」
「い、いやいやいやいや、気にすんなって!」
嘘は言っていない、嘘は。
乾いた声で嗤いながらも、本当に念入りなトイレ掃除をするべく祥一郎は便座の蓋から拭き始めたのだった。
本当の本当に、そんなつもりだったわけではないのだ。今日はあくまで料理をご馳走したらそのまま光流には家に帰って貰うつもりだったし、お泊りさせるつもりもなかったし、もちろんやましい気持ちなんて――ゼロとは言わないけれどほとんどなかったつもりであったのである。
それが、あの小悪魔ときたら!
『今日はなんとなく、一人で家にいたくない気分なんです。泊まってもいいですか?その、借りた着替えはあとで洗って返しますから。下着とか歯ブラシはコンビニで買えますし』
からの。
『ありがとうございます!あ、じゃあお風呂借りますね。……ひょっとして、祥一郎君も一緒に入りたいんですか?それでもいいですよー僕は』
である。
確かに押される形で泊まることを許可してしまったのは自分だ。しかし、恋人(?)を今日家に帰ってこないからといって両親の布団で寝かせるわけにもいかないし、かといって自分の布団で二人で寝るわけにもいかない。こうなったら何が何でも己はリビングのソファーで寝てやるからな、と硬く決意をしていた。
決意をした上で、ちゃんと光流にはそれを伝えたのだが。
『二人で一緒の布団で寝ればいいでしょ、くっついて。だめ?』
――あんの馬鹿!絶対、わかってて言ってんだろうがよ!
だめ、が完全に確信犯だった。真っ赤になって固まったところ、笑いながら風呂に入っていったヤツが憎たらしくてたまらない。そして、呆然としたところで祥一郎は股間が熱くなっていることに気づき、慌ててトイレに飛び込んだ次第だった。
冗談だろ、と言いたい。そりゃ、自分だって健康な男子高校生である。夢精くらいはしたことあるし、えっちな雑誌を見てひとり遊びに耽ったことくらいはある。だが、だからといって裸でもなくえっちなことを言われたというほどでもない相手に――ただ会話を交わしただけで股間が疼くって、どんだけ溜まってたんだと言わざるをえない。確かに、ここ最近はちょっとご無沙汰だった気がしないでもないが。
――本気でやばい、やばいったらやばい。俺ってこんなに理性ないタイプだったっけか……!?
長年付き合ってきた自分の体だからよくわかっている。こういうのは、鎮まってくれと念じれば鎮まってくれるようなものではない。基本、出すもの出さなければ元に戻ってはくれないのだ。トイレに飛び込んで蓋を持ち上げ、ズボンを落としたところで――既に股間が腫れあがっているのを見て恥ずかしくてたまらなくなった。しかも、じわじわと先走りが漏れているのか、下着に恥ずかしい染みまでできている。
もう諦めて、さっさと処理するしかない。下着を脱いだ途端、ぼろん、といきり立ったものが飛び出した。これでもまだ半勃ちの状態である。銭湯に行った時、仲間達のナニを見たことは何度かあるが、多分自分より立派なものを持っている奴は他にいなかっただろう。竿のみならず、その下にある玉もずっしりと張っている。
「く、くそっ……」
軽く擦ってやればあっというまに完全な臨戦態勢になった。びきびきと血管が浮き出るほどそそり立っている様がなんとも嫌らしい。目の前にえっちな動画が流れているわけでもなく、スマホでそういった写真やマンガを見ているわけでもない。オカズは脳内にしかないのに、もう息が乱れるほど興奮してしまっていた。
ひょっとしたら、と思う。
ひょっとしたら今、風呂で彼も準備をしていたりするのだろうか。受け入れる側を想定しているなら、そういう準備は結構念入りにしなければいけないと聞いている。なんせ、ネコ側の負担はかなり大きいのだから。トイレに籠っている今、風呂場にいる彼の様子を窺い知る手段はない。多分、こちらの喘ぎ声も聞こえないけれど向こうのちょっとした声も聞こえないだろう。
処理している様を想像したら、ますます右手で掴む幹が充血して大きくなった。真っ白な光流の肌。その肉付きの薄い臀部の狭間に、そっと細い指が沈んでいくのである。最初は可愛らしい菊の回りをくりくりと指でいじる程度。花が綻んできたところで、指を一本だけ差し入れる。そう、一本だけなのに、思いがけない異物感と快感に思わず声が漏れてしまうのだ。そしてゆっくり、抜き差しされるそれ。
「あ、あっ……はぁっ……」
想像の中で指が動くのを考えながら、竿を擦る指を激しくした。同時に、どくどくと脈打ちながら子種を生産しようとしている玉を握りしめ、ゆっくりと揉みこむように動かす。変態だとわかっているが、やめられなかった。昔から、祥一郎は袋で感じてしまう質なのだ。勿論強く握ったら痛いが、優しく揉むくらいで圧をかけるとたまらなく気持ちが良いのである。
興奮が高まるのと同時に、役目を果たさんと袋がせり上がり精子の生産を促進させる。あと少し、あと少し、あと少し。竿を握る力を強くして、トドメと言わんばかりに先端を指でほじくった。同時に、やや絞るように玉を握りしめる力を強くする。
鈍い痛みと共に、凄まじい快感が弾けた。熱いものが袋の中から勢いよく管をせり上がっていくのを感じる。
「ひっ……くうううううっ!」
キモチイイ、なんてものではなかった。ぎりぎりのところで角度を調整して、便器の中に全てが落ちるように仕向ける。びゅくびゅくびゅく、と大量に白いねばったものが中へと滴り落ちていった。前から思っていたが、一回の量が少々多すぎるんじゃないだろうか。最後まで絞り出すように右手を動かして出し切った。まるでフルマラソンをした時のように息が上がっている。一人遊びの経験はそれなりにあるはずなのに――こんなに疲れたのも、肩で息をした経験も始めてだった。
――お、オナるのって、こんなに気持ち良かったっけ。
猿みたいに大量に出してしまったし、まだ余韻が続いているような気がしてしまう。どうにかトイレットペーパーで手を拭った後、便座を軽く掃除して流した。じゃあああ、と水が流れていく音が空しい。空しいのに、まだどこか興奮が収まっていない自分がいる。
わかっている。気持ち良かったのは、想像したものが違っていたからだ。最後に頭に浮かんでいたのは、光流の顔だった。全裸で、潤んだ眼でこっちを見て微笑んでいる。そして自分を見て誘っているのである。
『お願いします、来て?』
まずい、また想像したら股間に血が集まりそうになってしまった。慌てて首を振り、妄想を振り切る。一体なんてものを考えているんだ、とトイレの床に座りこんで息を整えながら思った。
――完全に、今の台詞アレだよな……この間見たアニメ。宇宙少年ルリハの冒険……。
異星を旅する美貌の少年ルリハが、多くの異星を回って仲間を増やし、最果ての惑星“メルシー・エデン”を目指すという物語なのだが。このルリハが、なかなかのビッチなのである。地上波のアニメなのでそこまで過激なシーンはないが、事前描写や事後描写、御色気や下ネタはそこそこ存在するのだ。おかげで彼と遭遇する異星人たちとそれを見ている視聴者は、終始股間を揺さぶられっぱなしになるのである。
ちなみにこの少年ルリハ、男なのに両性具有の薬もなしに子供が産める体であったりする。よく“赤ちゃんできちゃったらどうするんですかぁ”みたいなことを言う。どっからどうやって産むんだ、なんてツッコミはしてはいけない。
――あー……そういえば、光流とルリハって見た目似てるかも。ちょっとハネてる黒髪なところとか。いや、ルリハは眼鏡かけてねーけど、童顔だし……。
変なものを光流に重ねて見てしまった。なんというか、罪悪感がハンパない。というか、必死でオナっている時の自分、きっとものすごく気持ち悪い顔をしていたことだろう。絶対光流には見せられないというか、誰にも見せたくないと思う。まだせめて、この状況になったのを光流に悟られていなくて良かったと思うしかない。
というか、今どれくらいの時間が過ぎただろう、とトイレに置いてある時計を見る。トイレに入ってから二十分以上も過ぎていたことに気づいて焦った。そろそろ誰かさんが風呂から出てきてもおかしくない頃合いではないか。
――や、やべ……!
まだ体は熱いような気がするが、さすがにもう一回なんてことをしている時間はない。というか、一回出してスッキリしたのにさらにもう1ラウンドなんて普通におかしいし、無いと信じたい。
床などにも精液が飛んでいるかもしれないし、とりあえずひとしきりトイレ掃除をしてからにしよう。トイレクリーナーの箱を開けようとしたところで、ドアがコンコン、とノックされた。
「……あのー、祥一郎君?」
「どgtw4j0jん409@!?」
思わず変な声が出てしまった。光流のやつ、いつの間に風呂から出てきていたのだろう。いやほんと、いつからそこに?
「あ、すみません。トイレに入ったままなので、おなか壊されたんじゃないかと心配してて。大丈夫ですか?」
「あ、ああ、い、いやそれはその」
どうやら、杞憂だったらしい。ひっくり返った声を出し、だらだらと冷や汗を流しながら祥一郎は言う。
「その、な!トイレ掃除してて、だから時間遅くなっちまって!毎晩やることにしてるんだよなー、トイレ掃除と風呂掃除はさ。ほら一日サボるとすげー汚くなっちまうし、そういうのって気分わりーだろ!?だから、まあ、そういうことで!」
「あ、そうだったんですね、すみません」
「い、いやいやいやいや、気にすんなって!」
嘘は言っていない、嘘は。
乾いた声で嗤いながらも、本当に念入りなトイレ掃除をするべく祥一郎は便座の蓋から拭き始めたのだった。
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