20 / 28
<20・手を繋ぎ、心を繋ぐ。>
しおりを挟む
遥はわざわざ家にウィッグを用意したらしい。一番最初に会った時には身に着けていなかったというのに、今日はちょっと外に出るためにウィッグ、帽子、サングラスの三段構えである。
「随分警戒してるね……」
千鶴が思わず尋ねると、遥はドアポストを覗き込みながら言った。
「ま、まあね。この間のNEXT実況で、今まで以上に顔が売れちゃった感あるから念のためというか。本当に過去にはいろいろあったんだよ。実は元々普通のアパートに住んでたのに、オートロックに引っ越したのはそれも理由だったりするんだ」
玄関を出てからも、通路の左右を警戒してきょろきょろしている。幸い人気はないことに気付いてほっとしていたが。
そこまで気にしなくてもいいのに、なんて千鶴は思ってしまう。だってこのマンションの場合、二重でエントランスを通過しなければこの廊下には入れないのだ。鍵を持っているマンションの住人以外、踏み込むこともできないはずなのに。
「アパートに住んでた頃、ひょんなことからファンに住所がバレちゃったことがあって」
エレベーターホールに向かいながら、遥がため息交じりに言う。
「妙に分厚い封筒を、送り付けられたことがあるんだ。消印も、本人の住所もなかった。つまり、アパートのポストに直接来て、その人がねじ込んでいったってことなんだけど」
「うわあ。え、不幸の手紙とかでも送り付けられたの?」
「まだその方がマシだったかも……。完全に、俺の恋人になったつもりでさ、夫婦生活はこういうプレイがしたいとか、子供は何人欲しいとか、浮気したら殺すとかまあそういうことを長ったらしく書いてあるわけ。十枚くらい入ってたかな?似たような、それでいて脈絡ない文章がずらーっと」
「う、うわあ」
「それだけでもイヤなんだけどそれ以上に嫌なのは手紙と一緒に入ってたものだよ。……大量の、生臭い臭いのする縮れた毛が入ってたわけ。しかもなんかべたべたしてんの。正直吐くかと思った」
「いやあああああああああああああ!?」
それは、想像するだけでおぞましすぎる。ようは、考えるのもおぞましい体液にまみれた陰毛を大量に送り付けられたというわけだ。そこまで行くと、もはや警察に通報したくなるレベルである。
「一応警察の人に見回りはしてもらったけど、やっぱり安心できなくてさ。結局、ローン組んででもオートロックに引っ越した方がいいやってんで、このマンションに来たわけ。セキュリティって大事だなって本当に思うよ。このマンションのレベルだと、言っちゃなんだけどちょっとストーカーしたいだけの人なんかそうそう引っ越してこられないだろうし」
「……本当にご愁傷様です」
そういうことがあったのでは、そりゃ日々警戒もしたくなるだろう。そのわりに、一番最初に千鶴と待ち合わせた時、変装が中途半端だったのはどういうわけなのかと気にならなくもないが。
「ただ、オートロックといってもそれだけで安心できるわけじゃない」
エレベーターを呼び出しながら遥が言う。
「例えば、俺の家の鍵は開けられなくても、部屋の前までは部外者も来ようと思えば来られちゃうんだ。……マンションの住人が入る時に、センサーに鍵をかざすんだけどね。その時、住人と一緒に入っちゃえばいいんだよ」
「え!?それ、同行した住人の人に不審がられないの?」
「キョロキョロオドオドしてたら不審がられるだろうけどね。堂々と入ってくる人間は警戒されないもんなの。例えばマンションの住人だって鍵を忘れることはあるし……他の人がドアを開けてくれたら、わざわざ毎回自分は鍵をかざしたりしないから。自分は此処に住んでる人間なんですよーって顔して入っていけば誰も怪しまない。というのも、ここみたいな高層マンションで部屋も多いとなると、全住人の顔なんて誰も把握してないからさ」
時々入れ替わるしね、と遥。
「駅からもそこそこ近いだろ?だから、部屋売ってくださいのチラシもしょっちゅう入る。見知らぬ顔があったところで“自分が知らない住人なんだな”とか“最近引っ越してきた人かな”くらいにしか思わない。だから、慢心は禁物ってわけ」
「うへえ……」
一応覚えておこう、と思う千鶴である。まあ自分の経済力では、こんな高そうなマンションで暮らすことなどそうそうないだろうが。
それこそ、遥の家に転がりこむようなことにもならなければ。
――よ、よく考えたら私の場合それも可能ではある……。あのアパートも借家だし、私は会社勤めでもないから通勤とか考えなくてもいいし。
そう、遥が許してくれるなら。一緒にこのマンションに住む日も、いつか来るのかもしれないではないか。思わずもわもわもわー、と頭の中にピンク色の煙が広がる。買い物から帰ってくる自分。がちゃりと開く玄関。待っていてくれるのは、奥さんよろしくエプロンをつけた遥。
『お帰り、ちーちゃん。買い物ありがとう!今ご飯できたところだよ』
キッチンからは夕食の良い香りが漂っている。千鶴からスーパーのビニール袋を受け取ったところで、彼はやや頬を染めて上目遣いでこんなことを言ってくるのだ。
『ねえ、ダーリン。ご飯にする?お風呂にする?それとも……俺?』
――うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああかかかかかわ、かわ、かわEEEEEEEEEEEEEEEE!貴方一択でおねがいしやすううううううううううううううう!!
一般的には逆だろとか言われそうだけれどなんのその、遥の女子力が高すぎるのがいけないのだ!
思わず妄想して、頭をぶんぶん振って悶えてしまった。いけない、このままでは鼻血を吹きかねない。
「ち、ちーちゃん?どうしたの?」
「はっ!」
気づけば、二人でマンションのエントランスを出たところである。いけない、ついすっかり乙女の妄想が爆発してしまった。ややドン引きした様子の遥。もしや、声に出ていたりはしなかっただろうか?
「な、ななな、なんでもないヨ!?遥に萌えエプロンつけてお出迎えしてもらう旦那になってみたいとかそんなこと考えてないですヨ!?」
「語るに落ちてますが!?」
「んがああああああああああっ!」
ダメだ、本当にダメだ自分。何でこんなに舞い上がっているのか。それもこれも――駅まで好きな人に送って貰うという、夢のシチュエーションを体験しているせいだろうか。
「ご、ごめん。……その、ちょっと妄想がノンストップだった。その……いつか、一緒に暮らせる日が来たりするのかなあ、なんて……」
無論、本当に結婚まで行くことができたならそんな日も来るのだろうが。彼は大人気ユーチューバーで、自分はしがない貧乏なWEBライターでしかない。安定した収入があるというほどではなく、それ以外に何か大きな取り柄があるわけでもないのだ。せめて、彼の隣を歩けるほどの美人だという自負があれば話は別だったのかもしれないが。
一緒に暮らしたいなんて。そんな図々しいことを言ったら、それこそ嫌われてしまうだろうか。重たいと思われたら嫌だな、と考えた途端――胸の奥がつきん、と痛んだ。
――ああ、そっか。……好きって、そういうことなのかもしれない。
友情と愛情の境目。はっきりと、区別できたと断言できる自信はない。でも、彼ならば恥ずかしいところもみっともないところも見せたいと思ったのは確かで――何より、嫌われて離れられたらどうしよう、なんて不安に思うようになったのも事実なのだ。
彼のことを、これからも好きでいたい。同時に、これからも好きでいてほしい。その隣を、誰かに奪われてしまったらと思うともやもやと胸の奥に黒いものが沸き上がる。
そうだ。こんな感情、前の彼氏の時には抱かなかった。一緒にいるだけで幸せで、とても楽しかったけれど――他の女の子が傍にいたら嫉妬するなんて、そういうことはなくて。
でも遥相手だったら、今の自分はきっと。
――恋って、きっとそういうもの。……綺麗なだけじゃない。嫉妬とか、欲望とか、いろんなものが入り混じってる。だからこそ、本物だって言うこともできるんだ……きっと、そうなんだ。
ちょっとずつ、自分の中でも答えを見つけていけているような気がする。ふと、左手に触れるものがあった。遥の手だ。
「ち、ちーちゃんその。……手、繋いじゃ、だめ、かな」
たどたどしく言う遥。夕闇に染まり始めた空。街灯の下であっても、彼の真っ赤に染まった顔がわかる。
キスもしたし、なんならそれよりももっとすごいことだってしたのに。最中は男らしい顔もたくさん見せてくれたのに――こんな風に、手を繋ぐこと一つで照れてしまう彼が可愛くて。
「うん」
それとなく道路側を歩いてくれるその存在が、なんと愛おしいものであることか。駅に辿り着くまで二人、本当に他愛のない話をしたのだった。
当たり前のように、隣で生きていく未来が描けること。幸せとは、きっとそういうカタチをしている。
「いつか、二人だけのおうちでも建てちゃおうっか。マンションもいいけど、一戸建てもいいよね」
「ふふふ、犬も飼うよ、私。でかいやつがいい。サモエドとかゴールデンとか」
「いいねえ」
二人の歩く道を、三日月が優しく照らしてくれている。そんな気がしたのだった。
「随分警戒してるね……」
千鶴が思わず尋ねると、遥はドアポストを覗き込みながら言った。
「ま、まあね。この間のNEXT実況で、今まで以上に顔が売れちゃった感あるから念のためというか。本当に過去にはいろいろあったんだよ。実は元々普通のアパートに住んでたのに、オートロックに引っ越したのはそれも理由だったりするんだ」
玄関を出てからも、通路の左右を警戒してきょろきょろしている。幸い人気はないことに気付いてほっとしていたが。
そこまで気にしなくてもいいのに、なんて千鶴は思ってしまう。だってこのマンションの場合、二重でエントランスを通過しなければこの廊下には入れないのだ。鍵を持っているマンションの住人以外、踏み込むこともできないはずなのに。
「アパートに住んでた頃、ひょんなことからファンに住所がバレちゃったことがあって」
エレベーターホールに向かいながら、遥がため息交じりに言う。
「妙に分厚い封筒を、送り付けられたことがあるんだ。消印も、本人の住所もなかった。つまり、アパートのポストに直接来て、その人がねじ込んでいったってことなんだけど」
「うわあ。え、不幸の手紙とかでも送り付けられたの?」
「まだその方がマシだったかも……。完全に、俺の恋人になったつもりでさ、夫婦生活はこういうプレイがしたいとか、子供は何人欲しいとか、浮気したら殺すとかまあそういうことを長ったらしく書いてあるわけ。十枚くらい入ってたかな?似たような、それでいて脈絡ない文章がずらーっと」
「う、うわあ」
「それだけでもイヤなんだけどそれ以上に嫌なのは手紙と一緒に入ってたものだよ。……大量の、生臭い臭いのする縮れた毛が入ってたわけ。しかもなんかべたべたしてんの。正直吐くかと思った」
「いやあああああああああああああ!?」
それは、想像するだけでおぞましすぎる。ようは、考えるのもおぞましい体液にまみれた陰毛を大量に送り付けられたというわけだ。そこまで行くと、もはや警察に通報したくなるレベルである。
「一応警察の人に見回りはしてもらったけど、やっぱり安心できなくてさ。結局、ローン組んででもオートロックに引っ越した方がいいやってんで、このマンションに来たわけ。セキュリティって大事だなって本当に思うよ。このマンションのレベルだと、言っちゃなんだけどちょっとストーカーしたいだけの人なんかそうそう引っ越してこられないだろうし」
「……本当にご愁傷様です」
そういうことがあったのでは、そりゃ日々警戒もしたくなるだろう。そのわりに、一番最初に千鶴と待ち合わせた時、変装が中途半端だったのはどういうわけなのかと気にならなくもないが。
「ただ、オートロックといってもそれだけで安心できるわけじゃない」
エレベーターを呼び出しながら遥が言う。
「例えば、俺の家の鍵は開けられなくても、部屋の前までは部外者も来ようと思えば来られちゃうんだ。……マンションの住人が入る時に、センサーに鍵をかざすんだけどね。その時、住人と一緒に入っちゃえばいいんだよ」
「え!?それ、同行した住人の人に不審がられないの?」
「キョロキョロオドオドしてたら不審がられるだろうけどね。堂々と入ってくる人間は警戒されないもんなの。例えばマンションの住人だって鍵を忘れることはあるし……他の人がドアを開けてくれたら、わざわざ毎回自分は鍵をかざしたりしないから。自分は此処に住んでる人間なんですよーって顔して入っていけば誰も怪しまない。というのも、ここみたいな高層マンションで部屋も多いとなると、全住人の顔なんて誰も把握してないからさ」
時々入れ替わるしね、と遥。
「駅からもそこそこ近いだろ?だから、部屋売ってくださいのチラシもしょっちゅう入る。見知らぬ顔があったところで“自分が知らない住人なんだな”とか“最近引っ越してきた人かな”くらいにしか思わない。だから、慢心は禁物ってわけ」
「うへえ……」
一応覚えておこう、と思う千鶴である。まあ自分の経済力では、こんな高そうなマンションで暮らすことなどそうそうないだろうが。
それこそ、遥の家に転がりこむようなことにもならなければ。
――よ、よく考えたら私の場合それも可能ではある……。あのアパートも借家だし、私は会社勤めでもないから通勤とか考えなくてもいいし。
そう、遥が許してくれるなら。一緒にこのマンションに住む日も、いつか来るのかもしれないではないか。思わずもわもわもわー、と頭の中にピンク色の煙が広がる。買い物から帰ってくる自分。がちゃりと開く玄関。待っていてくれるのは、奥さんよろしくエプロンをつけた遥。
『お帰り、ちーちゃん。買い物ありがとう!今ご飯できたところだよ』
キッチンからは夕食の良い香りが漂っている。千鶴からスーパーのビニール袋を受け取ったところで、彼はやや頬を染めて上目遣いでこんなことを言ってくるのだ。
『ねえ、ダーリン。ご飯にする?お風呂にする?それとも……俺?』
――うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああかかかかかわ、かわ、かわEEEEEEEEEEEEEEEE!貴方一択でおねがいしやすううううううううううううううう!!
一般的には逆だろとか言われそうだけれどなんのその、遥の女子力が高すぎるのがいけないのだ!
思わず妄想して、頭をぶんぶん振って悶えてしまった。いけない、このままでは鼻血を吹きかねない。
「ち、ちーちゃん?どうしたの?」
「はっ!」
気づけば、二人でマンションのエントランスを出たところである。いけない、ついすっかり乙女の妄想が爆発してしまった。ややドン引きした様子の遥。もしや、声に出ていたりはしなかっただろうか?
「な、ななな、なんでもないヨ!?遥に萌えエプロンつけてお出迎えしてもらう旦那になってみたいとかそんなこと考えてないですヨ!?」
「語るに落ちてますが!?」
「んがああああああああああっ!」
ダメだ、本当にダメだ自分。何でこんなに舞い上がっているのか。それもこれも――駅まで好きな人に送って貰うという、夢のシチュエーションを体験しているせいだろうか。
「ご、ごめん。……その、ちょっと妄想がノンストップだった。その……いつか、一緒に暮らせる日が来たりするのかなあ、なんて……」
無論、本当に結婚まで行くことができたならそんな日も来るのだろうが。彼は大人気ユーチューバーで、自分はしがない貧乏なWEBライターでしかない。安定した収入があるというほどではなく、それ以外に何か大きな取り柄があるわけでもないのだ。せめて、彼の隣を歩けるほどの美人だという自負があれば話は別だったのかもしれないが。
一緒に暮らしたいなんて。そんな図々しいことを言ったら、それこそ嫌われてしまうだろうか。重たいと思われたら嫌だな、と考えた途端――胸の奥がつきん、と痛んだ。
――ああ、そっか。……好きって、そういうことなのかもしれない。
友情と愛情の境目。はっきりと、区別できたと断言できる自信はない。でも、彼ならば恥ずかしいところもみっともないところも見せたいと思ったのは確かで――何より、嫌われて離れられたらどうしよう、なんて不安に思うようになったのも事実なのだ。
彼のことを、これからも好きでいたい。同時に、これからも好きでいてほしい。その隣を、誰かに奪われてしまったらと思うともやもやと胸の奥に黒いものが沸き上がる。
そうだ。こんな感情、前の彼氏の時には抱かなかった。一緒にいるだけで幸せで、とても楽しかったけれど――他の女の子が傍にいたら嫉妬するなんて、そういうことはなくて。
でも遥相手だったら、今の自分はきっと。
――恋って、きっとそういうもの。……綺麗なだけじゃない。嫉妬とか、欲望とか、いろんなものが入り混じってる。だからこそ、本物だって言うこともできるんだ……きっと、そうなんだ。
ちょっとずつ、自分の中でも答えを見つけていけているような気がする。ふと、左手に触れるものがあった。遥の手だ。
「ち、ちーちゃんその。……手、繋いじゃ、だめ、かな」
たどたどしく言う遥。夕闇に染まり始めた空。街灯の下であっても、彼の真っ赤に染まった顔がわかる。
キスもしたし、なんならそれよりももっとすごいことだってしたのに。最中は男らしい顔もたくさん見せてくれたのに――こんな風に、手を繋ぐこと一つで照れてしまう彼が可愛くて。
「うん」
それとなく道路側を歩いてくれるその存在が、なんと愛おしいものであることか。駅に辿り着くまで二人、本当に他愛のない話をしたのだった。
当たり前のように、隣で生きていく未来が描けること。幸せとは、きっとそういうカタチをしている。
「いつか、二人だけのおうちでも建てちゃおうっか。マンションもいいけど、一戸建てもいいよね」
「ふふふ、犬も飼うよ、私。でかいやつがいい。サモエドとかゴールデンとか」
「いいねえ」
二人の歩く道を、三日月が優しく照らしてくれている。そんな気がしたのだった。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
契約結婚!一発逆転マニュアル♡
伊吹美香
恋愛
『愛妻家になりたい男』と『今の状況から抜け出したい女』が利害一致の契約結婚⁉
全てを失い現実の中で藻掻く女
緒方 依舞稀(24)
✖
なんとしてでも愛妻家にならねばならない男
桐ケ谷 遥翔(30)
『一発逆転』と『打算』のために
二人の契約結婚生活が始まる……。
ブラック企業を退職したら、極上マッサージに蕩ける日々が待ってました。
イセヤ レキ
恋愛
ブラック企業に勤める赤羽(あかばね)陽葵(ひまり)は、ある夜、退職を決意する。
きっかけは、雑居ビルのとあるマッサージ店。
そのマッサージ店の恰幅が良く朗らかな女性オーナーに新たな職場を紹介されるが、そこには無口で無表情な男の店長がいて……?
※ストーリー構成上、導入部だけシリアスです。
※他サイトにも掲載しています。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
契約妻ですが極甘御曹司の執愛に溺れそうです
冬野まゆ
恋愛
経営難に陥った実家の酒造を救うため、最悪の縁談を受けてしまったOLの千春。そんな彼女を助けてくれたのは、密かに思いを寄せていた大企業の御曹司・涼弥だった。結婚に関する面倒事を避けたい彼から、援助と引き換えの契約結婚を提案された千春は、藁にも縋る思いでそれを了承する。しかし旧知の仲とはいえ、本来なら結ばれるはずのない雲の上の人。たとえ愛されなくても彼の良き妻になろうと決意する千春だったが……「可愛い千春。もっと俺のことだけ考えて」いざ始まった新婚生活は至れり尽くせりの溺愛の日々で!? 拗らせ両片思い夫婦の、じれじれすれ違いラブ!
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる