だから俺は、生きることにした。

『絶対に僕がなんとかしてみるよ。きっと僕は、こういう問題を解決するために生まれてきたんだから』

 小倉港。俺が小学校だった頃同じクラスだった、みんなの頼れる相談役だった少年。
 大人びていて、達観していて、どんな問題も彼に相談すれば解決すると有名だった彼。
 けれど彼は、俺が四年生の時にいなくなった。
 最後に俺がした、ある相談を解決しようとしたために。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,891 位 / 192,891件 青春 7,033 位 / 7,033件

あなたにおすすめの小説

華園高校女子硬式野球部

群武
青春
20年前、女子プロ野球が出来上がり毎年女子野球選手の数が増えてきた 今年、全国にある女子硬式野球部の数は200を超えた そして来年男子硬式野球部で有名な華園高校にも女子硬式野球部が出来ると噂になる 創部1年目の華園高校女子野球部 そこへ野球一筋の大空千陽が入部する 果たして夏の予選を突破し夢の甲子園でプレーすることは可能なのか

初恋エチュードの先に

片瀬ゆめじ。
青春
勉強・運動が苦手で要領も悪い広井。適当に勢いと元気でカバーしてる中学2年生。そんな広井は最近同じクラスの大田が気になって目で追ってしまう。大人になったら恥ずかしいと思ってしまうような若さ溢れる初々しい初恋や中学という小さな社会での部活動の楽しさ、いざこざ、苦しさ。学生の頃の弱さや強さ。あの頃にあった全てを書く青春群像小説。

コミュ障な幼馴染が俺にだけ饒舌な件〜クラスでは孤立している彼女が、二人きりの時だけ俺を愛称で呼んでくる〜

青野そら
青春
友達はいるが、パッとしないモブのような主人公、幸田 多久(こうだ たく)。 彼には美少女の幼馴染がいる。 それはクラスで常にぼっちな橘 理代(たちばな りよ)だ。 学校で話しかけられるとまともに返せない理代だが、多久と二人きりの時だけは素の姿を見せてくれて── これは、コミュ障な幼馴染を救う物語。

恋とオバケと梟と

はじめアキラ
ライト文芸
「で、英玲奈ちゃんには言ったわけ?好きですって」  藤根宮小学校の七不思議は、何故かその殆どが可愛いおまじないで占められている。  小学生の弟・燕の恋愛成就のため、彼に恋のおまじないを勧めた中学生の兄・梟。  ところがその弟は、おまじないを試した後家に帰ってこなかった。  小学校に弟を迎えに行った梟と、弟の思い人である英玲奈は。とんでもない怪異に見舞われることになる。  小学生と中学生の彼らが体験する一夜の恐怖と冒険。そして、少年少女の恋の行方と兄の覚悟。  ひと夏の青春×ホラー×現代ファンタジー、ここに開幕。 <劇中歌> 『カナリアのうた』 https://www.nicovideo.jp/watch/sm37705769 作詞作曲編曲:はじめアキラ     歌唱:鏡音リン

田舎の歯科大学に通う30代学生のたわいもない能天気日常会話

ゴシ
青春
白鳥「なあ浜田」 浜田「なんだよ、白鳥」 白鳥「俺らの話って本になると思う?」 浜田「見たことないからいいんじゃね?」 武田「いや、見たいやつがいないから無いんだろ」 白鳥&浜田「……」 武田「……なんか……ごめん」 白鳥「4月に大学入る人は見といた方がいいかもね」 浜田「対象せまいな」 白鳥&浜田&武田「…………」 ここに出てくる人物はフィクションです。 こんな感じのたわいもない会話だけ集めたS Sです。 気楽に見てください♪

セッションへの招待状

gama
青春
 もうすぐ、夏休みを迎えようとする時期。 神鳥谷高校の一年生、庭山徹は、学業に部活にも何一つ没頭することのなく、ただ漠然と学校と家との往復する日々を過ごしていた。 そんなある日、クラスメイトの相馬貴美子から話しかけられ、放課後此処に来てほしいとメモを渡される。 ろくに話もした事もない彼女から誘いの話を受け、少し淡い期待をしてその場所に向かった先は、美術部の名を借りたTRPG同好会だった。 TRPGがまだこれ程知られていなかった頃に、体験した事を少し含めて、ゲームの面白さと楽しさを少しでも味わえたらと思っております。

読書探偵

夏目
青春
悩み解決部、 そう名が知れ渡る前の、 結成までの物語。

ただの黒歴史

鹿又杏奈\( ᐛ )/
青春
青春ジャンルではありますが、書き手の青春的な意味で高校時代に書いたポエムとかお話とかそういったものを成仏させようかと思ってます。 授業中に書いてたヤツなので紙媒体から打ち込むのに時間がかかるとは思いますが、暇であったら覗いて見て下さい。 偶に現在のも混ぜときます笑

処理中です...