片道切符のシャングリラ
「来週のポット研修がナシになればいいなと思う。めんどい」
小学生の僕と、僕の自慢の兄である裕介。
僕達の国は、中学卒業の最後の年に、ポッドに入ってバーチャル空間で倫理を学ぶ“ポッド研修”を受けなければいけないという法律がある。
一日がかりの法律を、兄は面倒くさがっていた。
そもそもその奇妙な研修には、きな臭い噂がまことしなやかに囁かれていたから尚更だ。
僕はポッド研修の真実を調べるべく、こっそり兄が研修のために乗るバスに乗り込み、研修施設に潜入することを決めたのだが。
エブリスタにて開催、『未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン第二十二回「架空の法律」』佳作受賞作品です。
小学生の僕と、僕の自慢の兄である裕介。
僕達の国は、中学卒業の最後の年に、ポッドに入ってバーチャル空間で倫理を学ぶ“ポッド研修”を受けなければいけないという法律がある。
一日がかりの法律を、兄は面倒くさがっていた。
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僕はポッド研修の真実を調べるべく、こっそり兄が研修のために乗るバスに乗り込み、研修施設に潜入することを決めたのだが。
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