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<10・戦士>
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少し会話すれば、相手の性格はある程度分析できるというものだ。その能力に関していえば、そこそこのものであるという自負が優理にはあった。というか、分析できないと酷い目に遭うから嫌でも学ばなければならなかったというだけなのだが(ちなみにこの能力は学校の勉強にはあんまり生かされていないらしく、成績は超平均値を保ち続けている)。
「自己紹介するね。こっちはサミュエル……なのは知ってると思うけど。俺はユーリ。その、記憶喪失で拾われた旅人なんだけど、町の人の世話になったしさ、一緒にサミュエルとこっちに来たってわけで」
適当なことをべらべらと喋る。それとなく歩いて、彼女と距離を詰めた。サミュエルと離れるのが狙いである。
「君の名前を教えて貰ってもいい?それくらいはいいでしょ」
「……ポーラ。ポーラ・アルバーノだ」
「ポーラか。可愛い名前だね」
なんだかナンパ師みたいなことを言っているなあ、と自分でも思う。優理は腰に警棒っぽいのをぶら下げてはいるものの、現在手には何も持っていない。両手を上げて、これみよがしにアピールしているから向こうにも伝わっているだろう。それでじりじりと近づいていくと、向こうは明らかに戸惑ったように後退した。やっぱり、と優理は確信する。
この少女には、丸腰こそ最大の武器になるのだ、と。
――容赦はしない、なんて本当に思ってるなら。門の前で俺達を待ち伏せなんかする必要はない。隠れておいて、俺達が門に近づいたところで奇襲をかければいいんだ。
しかし彼女はそれをしなかったどころか、向こうから話しかけてきた。奇襲のような、卑怯な真似はしたくない――それも弱そうな子供二人を相手に。そんな騎士道精神が透けて見えるうである。
そして、多少会話も許したし、名前も名乗った。けして非道な相手ではない。できれば戦わずに場を収めたい、しかし立場上なかなかそういうわけもいかないと迷っているのが目に見えるようである。
「俺は何も持ってないし、できれば君とはちゃんと話し合いがしたい。見ての通り俺達は弱いんだ、正々堂々戦って君に勝てるはずがない、そうだろう?」
「それでも来るなら容赦はしない、と言ったはずだが?」
「それでも君はまだ攻撃してない。君だって本当は話し合いで解決したいと思ってるからじゃないの?誰かを傷つけるのが嫌なんじゃないの?」
まったく無防備の状態の相手を殴りつける――そういう行為に、普通の人間であればこそ躊躇いを抱くものだ。それが、年端もいかない子供なら尚更である。もし優理が武器を持って相手に突進していったら、ポーラにも相手を攻撃できる理由ができていた。しかし、この状況では違う。いつでも攻撃できる、倒せる、相手は弱者。それらの要素が、彼女に躊躇わせている。
同時に。彼女の立場になって少しでも考えれば想像がつこうというものだ。前の時に、町の屈強な大人達数名をボコボコにして病院送りにした彼女。ならば次は、さらに力自慢が乗り込んでくると思うのが至極当然のことだ。しかし、実際やってきたのは、明らかに戦い慣れしてないのが透けて見える子供二人。サミュエルの素質は理解していても、彼が下級魔法しか使えないという情報を知っていればさほど恐れるに足らないと思うだろう。
そう、見た目通りなら、そうとしか見えない。
だからこそ経験豊富な傭兵ほど思うはずだ、何かあるのではないか――と。例えば、自分の周りに既に他の仲間が潜んでいて、自分を攻撃する隙を伺っているのではないかと。
いもしない敵に注意を払うことで、彼女の精神を削るには十分となる。
「俺は……みんなの町にちゃんと薬を売って欲しいって交渉したいだけなんだ。町長さんは、値段なら多少値上がりしてもいいって言ってるよ。悪い話じゃないと思う。それでも駄目なの?」
「くどい。そんな話は前の連中と散々したことだ」
「じゃあそれがどうしてもできない理由が君に、君達にあるってことなんだよね?教えてよ、俺達も薬が欲しいし、手助けできるならそうするよ?」
「え……」
明らかに戸惑った様子を見せるポーラ。距離は既に、彼女の蹴りが届く一歩前まで来ている。冷や汗を悟られないよう、優理は必死で笑顔の仮面をかぶった。こういう駆け引きは、観察力と同じだけはったりがものを言う。
動揺した様子で、ポーラの視線が自分から逸れた。
――ごめん!
今しかない。優理は皮袋に入れていた小石数個を、思いきりポーラに向かって投げつける。
「!」
完全に不意を突かれた彼女に、回避する選択はなかっただろう。即座に踏み込み、拳を使って投石を叩き落とす。そしてその刹那、優理は予め決めてあった岩陰に飛び込んだ。
「ど、どこだ!?」
いくら優理が“隠れ場所を見つけるのが得意”といっても、所詮は素人である。こんなもの、時間稼ぎにしかならないだろう。
だが、それで十分なのだ。彼女が優理を見失い、慌てて探した瞬間。その意識から確実に、サミュエルの姿が消えるのだから。
「“Thunder-single!”」
「!」
いつの間にか距離を取っていたサミュエルが、雷の初級魔法を放った。はっとして一歩後ろに下がり、頭上からの落雷を回避するポーラ。そこに、岩陰に隠れていた優理が次の投石を行う。
「ちっ」
いくら体勢を崩していても、彼女の拳の速さなら全て叩き落とすのはわけないことだろう。スポーツテスト、ボール投げの成績は悪くないんだけどなあ、なんてちらりと思う優理。自分が駄目なのではなく、彼女が凄いのだと思いたい。
そして、彼女が投石を叩き落としている隙に、優理は次の隠れ場所へ移動。今度は繁みの中だ。ポーラが己を探す時間は与えない。何故なら、そんな数秒のやり取りをしている間に、サミュエルの魔法が来るからである。
「“Fire-single”!」
小さな火の玉がいくつも飛んでいくのを、身を転がして躱すポーラ。地面を焦がした炎を見て小さく息を呑んだのがわかった。そう、気づいただろう。サミュエルは初級魔法しか使えないが――その練度は十分に高いということに。
町で彼の魔法を見せて貰い、町の人にも解説してもらったので知っている。
サミュエルは初級魔法しか使えないが、その代わり初級魔法としては(中級には及ばないものの)かなり高い威力で放つことができること。そして、初級魔法ばかり使ってきたこともあって、魔法の連射速度が速いのである。
本来魔法は、唱えて、魔力を集中させて、ぶっぱなすという工程を得る。普通の物理攻撃よりも、かなり時間がかかる傾向にあるのだそうだ。ただし、その速度は、上級魔法になればなるほど時間がかかり、練度が上がれば上がるほど短縮される傾向にあるのである。
つまりサミュエルは、最下級の魔法だけを極めた魔術師として、最高レベルにあるということ。
下級魔法だから他の魔法より早く撃てる上、その速さと威力は他の魔術師たちと比べてもかなり上がっている。真正面から受けたら、死にはしないもののそこそこ痛い目を見るのは間違いないだろう。
「とりゃあっ!」
「“Blizzard-single”!」
「くそっ!」
投石と隠蔽、魔法。そしてまた投石。その同じ攻撃パターンを繰り返していけば、いずれポーラは気づくはず。この無限ループを続けても、いずれ体力が勝る自分が勝利できるはず。しかし、それを簡単に打ち破る一手はあるのではないか、と。
「馬鹿な奴め」
気づいたらしい彼女が、笑みを浮かべた。
「ならさっさと、お前から潰すだけだ!」
そう。サミュエルの魔法を受けたらダメージを喰らうが、優理の投石はそんなこともない。なんせ、素人がへなちょこな力で小石をばらばらと投げてるだけなのだから。ならば、小石を弾き飛ばすことをせず、石が飛んでくる方向に真正面から突っ込めばいいだけのこと。そうすれば、その先に優理がいる。このループは、片方を倒すだけであっさりと崩れるのだから。
しかし。
――悪いけど。
彼女が優理の位置を見定めて突っ込んでくる寸前に、優理は石を投げる。正確には今回投げたのは石だけではなかった。――スイッチを入れた、警棒もだ。
――そこまで見抜くのが、こっちの計算だから!
飛んでくるものがさっきとは違う。そう気づいてももう遅い。彼女は慌てて拳で石と警棒を振り払おうとして――銀色の電導部分に、思いきり触れてしまった。
「があああああああああああああああ!」
直後、彼女の全身に走る電撃。少女の体がびくびくと痙攣しながら崩れ落ちるのを見て、優理は繁みから飛び出したのだった。
「ごめんね、ポーラさん」
彼女に恨みはない。少しの時間痺れる程度の電流だ。しばらくすれば麻痺も完全に治ることだろう。それでも、痛い思いをさせてしまったことに変わりはないから。優理は少女の前に膝をつき、謝罪を口にしたのだった。
「俺、何が何でも……魔女を倒さないといけないんだ」
「自己紹介するね。こっちはサミュエル……なのは知ってると思うけど。俺はユーリ。その、記憶喪失で拾われた旅人なんだけど、町の人の世話になったしさ、一緒にサミュエルとこっちに来たってわけで」
適当なことをべらべらと喋る。それとなく歩いて、彼女と距離を詰めた。サミュエルと離れるのが狙いである。
「君の名前を教えて貰ってもいい?それくらいはいいでしょ」
「……ポーラ。ポーラ・アルバーノだ」
「ポーラか。可愛い名前だね」
なんだかナンパ師みたいなことを言っているなあ、と自分でも思う。優理は腰に警棒っぽいのをぶら下げてはいるものの、現在手には何も持っていない。両手を上げて、これみよがしにアピールしているから向こうにも伝わっているだろう。それでじりじりと近づいていくと、向こうは明らかに戸惑ったように後退した。やっぱり、と優理は確信する。
この少女には、丸腰こそ最大の武器になるのだ、と。
――容赦はしない、なんて本当に思ってるなら。門の前で俺達を待ち伏せなんかする必要はない。隠れておいて、俺達が門に近づいたところで奇襲をかければいいんだ。
しかし彼女はそれをしなかったどころか、向こうから話しかけてきた。奇襲のような、卑怯な真似はしたくない――それも弱そうな子供二人を相手に。そんな騎士道精神が透けて見えるうである。
そして、多少会話も許したし、名前も名乗った。けして非道な相手ではない。できれば戦わずに場を収めたい、しかし立場上なかなかそういうわけもいかないと迷っているのが目に見えるようである。
「俺は何も持ってないし、できれば君とはちゃんと話し合いがしたい。見ての通り俺達は弱いんだ、正々堂々戦って君に勝てるはずがない、そうだろう?」
「それでも来るなら容赦はしない、と言ったはずだが?」
「それでも君はまだ攻撃してない。君だって本当は話し合いで解決したいと思ってるからじゃないの?誰かを傷つけるのが嫌なんじゃないの?」
まったく無防備の状態の相手を殴りつける――そういう行為に、普通の人間であればこそ躊躇いを抱くものだ。それが、年端もいかない子供なら尚更である。もし優理が武器を持って相手に突進していったら、ポーラにも相手を攻撃できる理由ができていた。しかし、この状況では違う。いつでも攻撃できる、倒せる、相手は弱者。それらの要素が、彼女に躊躇わせている。
同時に。彼女の立場になって少しでも考えれば想像がつこうというものだ。前の時に、町の屈強な大人達数名をボコボコにして病院送りにした彼女。ならば次は、さらに力自慢が乗り込んでくると思うのが至極当然のことだ。しかし、実際やってきたのは、明らかに戦い慣れしてないのが透けて見える子供二人。サミュエルの素質は理解していても、彼が下級魔法しか使えないという情報を知っていればさほど恐れるに足らないと思うだろう。
そう、見た目通りなら、そうとしか見えない。
だからこそ経験豊富な傭兵ほど思うはずだ、何かあるのではないか――と。例えば、自分の周りに既に他の仲間が潜んでいて、自分を攻撃する隙を伺っているのではないかと。
いもしない敵に注意を払うことで、彼女の精神を削るには十分となる。
「俺は……みんなの町にちゃんと薬を売って欲しいって交渉したいだけなんだ。町長さんは、値段なら多少値上がりしてもいいって言ってるよ。悪い話じゃないと思う。それでも駄目なの?」
「くどい。そんな話は前の連中と散々したことだ」
「じゃあそれがどうしてもできない理由が君に、君達にあるってことなんだよね?教えてよ、俺達も薬が欲しいし、手助けできるならそうするよ?」
「え……」
明らかに戸惑った様子を見せるポーラ。距離は既に、彼女の蹴りが届く一歩前まで来ている。冷や汗を悟られないよう、優理は必死で笑顔の仮面をかぶった。こういう駆け引きは、観察力と同じだけはったりがものを言う。
動揺した様子で、ポーラの視線が自分から逸れた。
――ごめん!
今しかない。優理は皮袋に入れていた小石数個を、思いきりポーラに向かって投げつける。
「!」
完全に不意を突かれた彼女に、回避する選択はなかっただろう。即座に踏み込み、拳を使って投石を叩き落とす。そしてその刹那、優理は予め決めてあった岩陰に飛び込んだ。
「ど、どこだ!?」
いくら優理が“隠れ場所を見つけるのが得意”といっても、所詮は素人である。こんなもの、時間稼ぎにしかならないだろう。
だが、それで十分なのだ。彼女が優理を見失い、慌てて探した瞬間。その意識から確実に、サミュエルの姿が消えるのだから。
「“Thunder-single!”」
「!」
いつの間にか距離を取っていたサミュエルが、雷の初級魔法を放った。はっとして一歩後ろに下がり、頭上からの落雷を回避するポーラ。そこに、岩陰に隠れていた優理が次の投石を行う。
「ちっ」
いくら体勢を崩していても、彼女の拳の速さなら全て叩き落とすのはわけないことだろう。スポーツテスト、ボール投げの成績は悪くないんだけどなあ、なんてちらりと思う優理。自分が駄目なのではなく、彼女が凄いのだと思いたい。
そして、彼女が投石を叩き落としている隙に、優理は次の隠れ場所へ移動。今度は繁みの中だ。ポーラが己を探す時間は与えない。何故なら、そんな数秒のやり取りをしている間に、サミュエルの魔法が来るからである。
「“Fire-single”!」
小さな火の玉がいくつも飛んでいくのを、身を転がして躱すポーラ。地面を焦がした炎を見て小さく息を呑んだのがわかった。そう、気づいただろう。サミュエルは初級魔法しか使えないが――その練度は十分に高いということに。
町で彼の魔法を見せて貰い、町の人にも解説してもらったので知っている。
サミュエルは初級魔法しか使えないが、その代わり初級魔法としては(中級には及ばないものの)かなり高い威力で放つことができること。そして、初級魔法ばかり使ってきたこともあって、魔法の連射速度が速いのである。
本来魔法は、唱えて、魔力を集中させて、ぶっぱなすという工程を得る。普通の物理攻撃よりも、かなり時間がかかる傾向にあるのだそうだ。ただし、その速度は、上級魔法になればなるほど時間がかかり、練度が上がれば上がるほど短縮される傾向にあるのである。
つまりサミュエルは、最下級の魔法だけを極めた魔術師として、最高レベルにあるということ。
下級魔法だから他の魔法より早く撃てる上、その速さと威力は他の魔術師たちと比べてもかなり上がっている。真正面から受けたら、死にはしないもののそこそこ痛い目を見るのは間違いないだろう。
「とりゃあっ!」
「“Blizzard-single”!」
「くそっ!」
投石と隠蔽、魔法。そしてまた投石。その同じ攻撃パターンを繰り返していけば、いずれポーラは気づくはず。この無限ループを続けても、いずれ体力が勝る自分が勝利できるはず。しかし、それを簡単に打ち破る一手はあるのではないか、と。
「馬鹿な奴め」
気づいたらしい彼女が、笑みを浮かべた。
「ならさっさと、お前から潰すだけだ!」
そう。サミュエルの魔法を受けたらダメージを喰らうが、優理の投石はそんなこともない。なんせ、素人がへなちょこな力で小石をばらばらと投げてるだけなのだから。ならば、小石を弾き飛ばすことをせず、石が飛んでくる方向に真正面から突っ込めばいいだけのこと。そうすれば、その先に優理がいる。このループは、片方を倒すだけであっさりと崩れるのだから。
しかし。
――悪いけど。
彼女が優理の位置を見定めて突っ込んでくる寸前に、優理は石を投げる。正確には今回投げたのは石だけではなかった。――スイッチを入れた、警棒もだ。
――そこまで見抜くのが、こっちの計算だから!
飛んでくるものがさっきとは違う。そう気づいてももう遅い。彼女は慌てて拳で石と警棒を振り払おうとして――銀色の電導部分に、思いきり触れてしまった。
「があああああああああああああああ!」
直後、彼女の全身に走る電撃。少女の体がびくびくと痙攣しながら崩れ落ちるのを見て、優理は繁みから飛び出したのだった。
「ごめんね、ポーラさん」
彼女に恨みはない。少しの時間痺れる程度の電流だ。しばらくすれば麻痺も完全に治ることだろう。それでも、痛い思いをさせてしまったことに変わりはないから。優理は少女の前に膝をつき、謝罪を口にしたのだった。
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