レーゾン・デートルの炎上

「作者は分かるわ。……アルルネシア。災禍の魔女、アルルネシアよ」

 自分には、誰より作家としての才能があるはず。宇田川小百合はそう信じて生きてきた。だが現実は無情。六年書き続けても、小百合の作品は大落選ばかり。小百合の友人は、WEB小説サイト“スターライツ”に投稿してたった一年で大賞を受賞したというのに。
 苛立っていた小百合は、いつもの古書店でその本を見つけてしまう。
 それは、災禍の魔女・アルルネシアが作った恐るべき魔導書。それを手にした小百合の運命は。そして魔導書を回収しようと動く、少年少女達は。
 己の存在理由と“願い”を問う、魔法の物語――開幕。
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