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第6話【未知の変異体】
#3
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2組目のパフォーマンスが終わった後のことだった。
ステージが暗転。その後、スピーカーから重低音が鳴りだすと、ライトが紫色に点灯。左右から7人の生徒達が中央に出てきた。前側に4人がしゃがみ、その後ろに3人が立つ。 次の瞬間、ライトがパッと白色に切り替わり、7人の姿があらわになった。
いつの間にか白目の学生が6人に増えている。トキシム化していないのは、後方真ん中に立つ小柄な少女だけだ。
ホラー映画の曲をアレンジしたBGMに合わせて7人が動き出す。無表情の6人に囲まれて、小柄な少女が目を輝かせて踊る。動画のよろよろした動きとは違う、統率のとれたキレのあるダンス。
中央の少女の衣装は血染めのドレスになっている。Infinityのパフォーマンスに物語があるとするなら、怪物との戦いの果て、最後の生存者が彼等の支配者になった、そんなイメージなのだろうか。
曲のテンポが徐々に上がっていき、会場の熱気が最高潮に達する、まさにその時。
群衆の中、1人の男子学生が大きな唸り声を上げると、周りの客をかき分けてステージに飛び乗り、ダンサーの1人を殴った。突然のトラブルに運営スタッフが気づいて音楽が止まる。
真っ白な光に照らされたステージ。乱入者の顔がよく見えた。
瞳が桃色に輝いている。ライトの反射ではない。彼自身の目が光っている。
「博士、マズいかも」
メロが連絡を取っていると、男子学生に続くように5人の観客がステージに向かっている。来客を押し退ける彼等の瞳も桃色だ。
最初に乱入したトキシムが、小柄な少女に向かっていく。 トキシムは人間は襲わない。襲うにしても“危害を加えた”と判断したときのはずだ。
少女に向かっていく乱入者を、ダンサーが達が行く手を阻み殴り返した。しかも、6人は瞳に禍々しい光を宿していた。やはり彼等もトキシムか。 しかも彼等は鈍い赤色。異なる派閥同士が接触してしまった。
人間とは思えない、おぞましい唸り声を上げて戦闘を開始するトキシム達。その声に恐怖し、来客達はパニックに陥った。
大勢の市民が集まる場でトキシムの団体戦。今すぐ止めなければ被害が広がる。その場で超獣システムを起動しようとするも、人の波に飲まれて意図せず旧校舎の方まで流された。 周りの客に押され、後ろにいた人物にぶつかった。
「ごめんなさい!……え」
「あっ」
両者が互いの顔を見て驚いた。
メロがぶつかったのは、屋台から離れようと逃げ出した翠だった。
「メロ?」
翠はメロの顔、そして左腕を見て目を大きく見開いた。
「メロ! どうしてここに? そ、その手は何!?」
「ごめん、今それどころじゃない!」
叔母の目の前で腕輪を操作、白い眼があらわになった超獣の姿に変異すると、メロは急いでステージの方へ向かった。
《何やってんだ! 人目は避けろっつったのに!》
「しょうがないじゃん! あと、今のは俺の叔母さん!」
《はぁっ!?》
ステージ上で暴れ回るトキシム達。 小柄な少女はその中央に座り込んでいた。
このままでは戦いに巻き込まれる。メロがダッシュで戦場に向かう中、
「違う」
少女が体を震わせて立ち上がった。
「わたしはこんなこと、望んでないのにぃっ!」
叫んだ瞬間、少女は一度天を仰ぎ、力が抜けたかのように肩をがっくりと落とす。その後、ゆっくりと立ち上がった彼女の瞳は赤く輝いていた。
少女の元に集まる6体のトキシム。 少女が吠えると周りの6体が動き出す。少女が敵に攻撃されそうになると、仲間の1人が盾となって守る。
メロがこれまで見てきたのは、いずれも単体で戦うトキシムばかり。1体をリーダーとして戦闘を繰り広げるタイプは見たことがない。異様な光景にメロの足が止まった。
「これ、どういう状況?」
《トキシムが指揮している? 何だこれは?》
自我こそ消失しているが、少女は司令塔を埋め込んだ幹部のように、自軍の兵士を操っている。こんな特性、博士が同士達と研究していた時には確認されていない。ソールの突然変異なのか。
戦いを止めるべくメロが構えると、桃色の一派がそれに気づき、1体がステージから高くジャンプ。新たな敵目掛けて飛び込んできた。彼等の動きはいつもより激しい。エリア内や夜の町で無力化した個体よりも凶暴だ。
取っ組み合いになると、腹に強烈な蹴りを入れられ、メロは地面を転がっていく。突っ伏したメロを、学生の姿をしたトキシムが威嚇する。
その一方、鎧をまとった怪物を見て翠は呆然としていた。膝から崩れ落ち、脳内ではさまざまな映像や考えが錯綜する。
機械のようになった左腕。それだけでも驚きなのに、目の前で怪物に変身した。情報が渋滞して正気を保っていられない。
「翠さん! 翠さんっ!」
岩谷が背後から翠の肩を揺さぶる。裏口から逃げようと説得する。だが、ショックのあまり翠は動けない。岩谷の声も耳に届いていない。
「早く! 翠さん!」
呼びかけに気づいたのか、馬乗りになってメロを殴っていたトキシムが振り返る。岩谷は咄嗟に、近くに落ちていた空き缶を投げつけた。缶が頭にぶつかると、トキシムは唸りながら2人に近づいた。
小さく悲鳴をあげる岩谷。その横で翠も目を大きく見開いている。
このままでは危険だ。メロが起き上がると同時にトキシムの横からタックルを喰らわせた。相手が【学園長の像】の台座に直撃して悶えている間に、メロが2人の方を向く。
「2人とも逃げて!」
「へっ?」と、岩谷の素っ頓狂な声。
「早く!」
起き上がったトキシムがメロに飛びかかる。攻撃を防ぐ間も、メロは必死に呼びかける。
鎧の怪物を見つめる翠。自分の目の前で、メロは姿を変えてしまった。ゾンビよりも恐ろしい姿に。しかし必死に呼びかけるその声は、紛れもなく、記憶に強く焼きついた甥っ子の声そのものだ。
怪物が攻撃を避けつつ腕輪を操作。相手の腹に掌底をぶつけると、ゾンビは悲鳴をあげて仰向けに倒れた。倒れたゾンビを確認すると、腹がゆっくりと上下している。殺したのではない。原理はわからないが、甥はゾンビを大人しくしたのだ。
「あ、あれ? まだいたの?」
メロが2人に声をかけると、岩谷が悲鳴をあげた。メロは両手を振って「わぁっ、ごめんなさい!」と何度も謝る。この感じ。怪物になっても中身はメロのまま。翠の顔に自然と笑みが浮かんだ。
「叔母さん」メロが翠に向き直る。
「俺、まだやることあるから。ほら、急いで!」
たった1度、深く頷くと、翠は岩谷と共に裏口から出て行った。
取り敢えず、家族の安全は確保出来た。
後は、トキシム化した学生達を救うのみ。
《GIGA・BITE!》
ステージ上で今も争い続けるトキシム達を見据え、メロが再度腕輪を操作した。この技は発動してから約30秒持続する。この短い時間で、1人でも多く戦闘から離脱させる。
驚異的な跳躍で瞬く間にステージに飛び乗ると、すぐ近くにいた2名を無力化。メロに気づいて襲ってきた1体も対処する。
リーダー格の少女が吠えると、彼女を守ろうと配下が向かってくる。相手から来てくれるとはありがたい。新しい戦闘スタイルを有するトキシムだったが、「リーダーを守る」ことを優先するため攻撃は当てやすい。A級トキシムなら掌底だけで充分だ。
残すは少女ただ1人。 壁が無くなったリーダー目掛けて最後の一発を打ち込もうとする。 だが、このタイミングで緊急事態が発生した。
無力化したはずの尖兵が再び動き出し、メロの足を押さえた。 尖兵は次々に起き上がり、彼の体の自由を奪う。
「嘘だろ? 何でまだ動けるんだよ!」
起き上がったのは赤い瞳のトキシム、つまりダンス部のメンバーのみ。乱入したトキシム達は眠ったままだ。体を押さえるトキシムを見ると、鼻や口から黒く小さなものが出入りしているのが確認出来る。その様子は腕輪を通じ、映像記録として博士とノーラにも届いた。
身動きが取れないメロの腹に、少女が強烈なキックを浴びせる。ダンスにより培われた彼女自身の体力も関係しているのだろう。メロは呆気なくステージの端まで飛ばされてしまった。
30秒経過。短い持続時間の割に体力の消耗が激しい。メロもトキシム同様に再生能力を有しているが、休む間もなくトキシム達が迫り来る。
「まずはあの子を止めなきゃ」
ダンス部員らを跳ね除けて少女に近付くが、すぐに行手を阻まれ彼女に近づけない。
少女が一度腰を屈めて飛びかかる姿勢を見せた。 それなら、その瞬間を利用するのみ。メロは立ち上がって少女の攻撃に備える。
右手を上げて迫り来る少女。爪が長く伸びているように見える。 メロも攻撃を受け止めるべく身構える。走っても配下のトキシムの気を引くだけだ。 距離が少しずつ狭まる、その瞬間。
「あれは!」
メロは少女の後方から飛んで来る、緑色の閃光を見逃さなかった。
ステージが暗転。その後、スピーカーから重低音が鳴りだすと、ライトが紫色に点灯。左右から7人の生徒達が中央に出てきた。前側に4人がしゃがみ、その後ろに3人が立つ。 次の瞬間、ライトがパッと白色に切り替わり、7人の姿があらわになった。
いつの間にか白目の学生が6人に増えている。トキシム化していないのは、後方真ん中に立つ小柄な少女だけだ。
ホラー映画の曲をアレンジしたBGMに合わせて7人が動き出す。無表情の6人に囲まれて、小柄な少女が目を輝かせて踊る。動画のよろよろした動きとは違う、統率のとれたキレのあるダンス。
中央の少女の衣装は血染めのドレスになっている。Infinityのパフォーマンスに物語があるとするなら、怪物との戦いの果て、最後の生存者が彼等の支配者になった、そんなイメージなのだろうか。
曲のテンポが徐々に上がっていき、会場の熱気が最高潮に達する、まさにその時。
群衆の中、1人の男子学生が大きな唸り声を上げると、周りの客をかき分けてステージに飛び乗り、ダンサーの1人を殴った。突然のトラブルに運営スタッフが気づいて音楽が止まる。
真っ白な光に照らされたステージ。乱入者の顔がよく見えた。
瞳が桃色に輝いている。ライトの反射ではない。彼自身の目が光っている。
「博士、マズいかも」
メロが連絡を取っていると、男子学生に続くように5人の観客がステージに向かっている。来客を押し退ける彼等の瞳も桃色だ。
最初に乱入したトキシムが、小柄な少女に向かっていく。 トキシムは人間は襲わない。襲うにしても“危害を加えた”と判断したときのはずだ。
少女に向かっていく乱入者を、ダンサーが達が行く手を阻み殴り返した。しかも、6人は瞳に禍々しい光を宿していた。やはり彼等もトキシムか。 しかも彼等は鈍い赤色。異なる派閥同士が接触してしまった。
人間とは思えない、おぞましい唸り声を上げて戦闘を開始するトキシム達。その声に恐怖し、来客達はパニックに陥った。
大勢の市民が集まる場でトキシムの団体戦。今すぐ止めなければ被害が広がる。その場で超獣システムを起動しようとするも、人の波に飲まれて意図せず旧校舎の方まで流された。 周りの客に押され、後ろにいた人物にぶつかった。
「ごめんなさい!……え」
「あっ」
両者が互いの顔を見て驚いた。
メロがぶつかったのは、屋台から離れようと逃げ出した翠だった。
「メロ?」
翠はメロの顔、そして左腕を見て目を大きく見開いた。
「メロ! どうしてここに? そ、その手は何!?」
「ごめん、今それどころじゃない!」
叔母の目の前で腕輪を操作、白い眼があらわになった超獣の姿に変異すると、メロは急いでステージの方へ向かった。
《何やってんだ! 人目は避けろっつったのに!》
「しょうがないじゃん! あと、今のは俺の叔母さん!」
《はぁっ!?》
ステージ上で暴れ回るトキシム達。 小柄な少女はその中央に座り込んでいた。
このままでは戦いに巻き込まれる。メロがダッシュで戦場に向かう中、
「違う」
少女が体を震わせて立ち上がった。
「わたしはこんなこと、望んでないのにぃっ!」
叫んだ瞬間、少女は一度天を仰ぎ、力が抜けたかのように肩をがっくりと落とす。その後、ゆっくりと立ち上がった彼女の瞳は赤く輝いていた。
少女の元に集まる6体のトキシム。 少女が吠えると周りの6体が動き出す。少女が敵に攻撃されそうになると、仲間の1人が盾となって守る。
メロがこれまで見てきたのは、いずれも単体で戦うトキシムばかり。1体をリーダーとして戦闘を繰り広げるタイプは見たことがない。異様な光景にメロの足が止まった。
「これ、どういう状況?」
《トキシムが指揮している? 何だこれは?》
自我こそ消失しているが、少女は司令塔を埋め込んだ幹部のように、自軍の兵士を操っている。こんな特性、博士が同士達と研究していた時には確認されていない。ソールの突然変異なのか。
戦いを止めるべくメロが構えると、桃色の一派がそれに気づき、1体がステージから高くジャンプ。新たな敵目掛けて飛び込んできた。彼等の動きはいつもより激しい。エリア内や夜の町で無力化した個体よりも凶暴だ。
取っ組み合いになると、腹に強烈な蹴りを入れられ、メロは地面を転がっていく。突っ伏したメロを、学生の姿をしたトキシムが威嚇する。
その一方、鎧をまとった怪物を見て翠は呆然としていた。膝から崩れ落ち、脳内ではさまざまな映像や考えが錯綜する。
機械のようになった左腕。それだけでも驚きなのに、目の前で怪物に変身した。情報が渋滞して正気を保っていられない。
「翠さん! 翠さんっ!」
岩谷が背後から翠の肩を揺さぶる。裏口から逃げようと説得する。だが、ショックのあまり翠は動けない。岩谷の声も耳に届いていない。
「早く! 翠さん!」
呼びかけに気づいたのか、馬乗りになってメロを殴っていたトキシムが振り返る。岩谷は咄嗟に、近くに落ちていた空き缶を投げつけた。缶が頭にぶつかると、トキシムは唸りながら2人に近づいた。
小さく悲鳴をあげる岩谷。その横で翠も目を大きく見開いている。
このままでは危険だ。メロが起き上がると同時にトキシムの横からタックルを喰らわせた。相手が【学園長の像】の台座に直撃して悶えている間に、メロが2人の方を向く。
「2人とも逃げて!」
「へっ?」と、岩谷の素っ頓狂な声。
「早く!」
起き上がったトキシムがメロに飛びかかる。攻撃を防ぐ間も、メロは必死に呼びかける。
鎧の怪物を見つめる翠。自分の目の前で、メロは姿を変えてしまった。ゾンビよりも恐ろしい姿に。しかし必死に呼びかけるその声は、紛れもなく、記憶に強く焼きついた甥っ子の声そのものだ。
怪物が攻撃を避けつつ腕輪を操作。相手の腹に掌底をぶつけると、ゾンビは悲鳴をあげて仰向けに倒れた。倒れたゾンビを確認すると、腹がゆっくりと上下している。殺したのではない。原理はわからないが、甥はゾンビを大人しくしたのだ。
「あ、あれ? まだいたの?」
メロが2人に声をかけると、岩谷が悲鳴をあげた。メロは両手を振って「わぁっ、ごめんなさい!」と何度も謝る。この感じ。怪物になっても中身はメロのまま。翠の顔に自然と笑みが浮かんだ。
「叔母さん」メロが翠に向き直る。
「俺、まだやることあるから。ほら、急いで!」
たった1度、深く頷くと、翠は岩谷と共に裏口から出て行った。
取り敢えず、家族の安全は確保出来た。
後は、トキシム化した学生達を救うのみ。
《GIGA・BITE!》
ステージ上で今も争い続けるトキシム達を見据え、メロが再度腕輪を操作した。この技は発動してから約30秒持続する。この短い時間で、1人でも多く戦闘から離脱させる。
驚異的な跳躍で瞬く間にステージに飛び乗ると、すぐ近くにいた2名を無力化。メロに気づいて襲ってきた1体も対処する。
リーダー格の少女が吠えると、彼女を守ろうと配下が向かってくる。相手から来てくれるとはありがたい。新しい戦闘スタイルを有するトキシムだったが、「リーダーを守る」ことを優先するため攻撃は当てやすい。A級トキシムなら掌底だけで充分だ。
残すは少女ただ1人。 壁が無くなったリーダー目掛けて最後の一発を打ち込もうとする。 だが、このタイミングで緊急事態が発生した。
無力化したはずの尖兵が再び動き出し、メロの足を押さえた。 尖兵は次々に起き上がり、彼の体の自由を奪う。
「嘘だろ? 何でまだ動けるんだよ!」
起き上がったのは赤い瞳のトキシム、つまりダンス部のメンバーのみ。乱入したトキシム達は眠ったままだ。体を押さえるトキシムを見ると、鼻や口から黒く小さなものが出入りしているのが確認出来る。その様子は腕輪を通じ、映像記録として博士とノーラにも届いた。
身動きが取れないメロの腹に、少女が強烈なキックを浴びせる。ダンスにより培われた彼女自身の体力も関係しているのだろう。メロは呆気なくステージの端まで飛ばされてしまった。
30秒経過。短い持続時間の割に体力の消耗が激しい。メロもトキシム同様に再生能力を有しているが、休む間もなくトキシム達が迫り来る。
「まずはあの子を止めなきゃ」
ダンス部員らを跳ね除けて少女に近付くが、すぐに行手を阻まれ彼女に近づけない。
少女が一度腰を屈めて飛びかかる姿勢を見せた。 それなら、その瞬間を利用するのみ。メロは立ち上がって少女の攻撃に備える。
右手を上げて迫り来る少女。爪が長く伸びているように見える。 メロも攻撃を受け止めるべく身構える。走っても配下のトキシムの気を引くだけだ。 距離が少しずつ狭まる、その瞬間。
「あれは!」
メロは少女の後方から飛んで来る、緑色の閃光を見逃さなかった。
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