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その④買われた私
しおりを挟む 目の前では次々と女たちが競り落とされていった。
「では次、七番の方。お年は24才」愛海の番が回ってきた。
入札が始まった。
自分が買われる。怖いような、だが、それよりいったい自分にいくらの値がつくのか知りたくてたまらない気持ちになっていた。
「10万」「15万」「22万」自分の前の女が16万まで小刻みにあがっていって終了したことを思えばかなりせりあがっている。
愛海は結局35万の値が付いた。
二割は手数料として引かれ、運営側の利益となる。
「初めまして」
男が目を見て挨拶をしてきた。
二人は、本来ならライブの観客席であるだろう場所に所せましと並べられたベッドの上に移動した。あまり離れていないひとつのベッドでは、もう激しい抽送が行われ、喘ぎ声が上がっていた。
「触れてもいいですか?」
「では次、七番の方。お年は24才」愛海の番が回ってきた。
入札が始まった。
自分が買われる。怖いような、だが、それよりいったい自分にいくらの値がつくのか知りたくてたまらない気持ちになっていた。
「10万」「15万」「22万」自分の前の女が16万まで小刻みにあがっていって終了したことを思えばかなりせりあがっている。
愛海は結局35万の値が付いた。
二割は手数料として引かれ、運営側の利益となる。
「初めまして」
男が目を見て挨拶をしてきた。
二人は、本来ならライブの観客席であるだろう場所に所せましと並べられたベッドの上に移動した。あまり離れていないひとつのベッドでは、もう激しい抽送が行われ、喘ぎ声が上がっていた。
「触れてもいいですか?」
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