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Kapitel 04
07:黒い獣 03
しおりを挟むガチィンッ! ガチィンッ!
戦鼓を打ち鳴らすが如く、牙と牙とがぶつかる音が石壁の部屋に響いた。
黒い獣はあの女に早く食い付かせろと逸る気を抑えられないのか、カーテンが開いてから引っ切り無しに鉄格子に体をぶつけたり囓ったりしている。鉄格子が開いたならば、この身がどうなってしまうのか想像に難くない。
「こんなに興奮して……。やはりハーガンはあなたのことが大のお気に入りみたいだ」
この金髪の青年はどうして笑っていられるのだろう。娘たちをペットに与えたときも、恐怖や苦痛に顔を歪めて悲鳴を上げたときも、そうやって穏やかに笑っていたのだろうか。ペットに注ぐ愛情の半分でも人々に向けられたなら、非力な娘たちの怯える表情を見て思い留まったはずなのに。
この状況下で人道を説いている余裕はビシュラには無い。両手は椅子に縛り付けられており双剣に手が届かず、虎の子の独自プログラムを展開することはできない。無論、ロープを引き千切るような腕力も無い。考えれば考えるほど絶体絶命。
ガラガラガラッ、と鎖が巻き上がるような音を立てて鉄格子が迫り上がっていった。悠長に考えている暇など無い。獣が獲物に飛び掛かって肉を引き裂いてしまうことなど一呼吸の間に終えてしまう。獣が動き出したが最後、ビシュラの命は無い。
鉄格子が上がりきるのを待たず、獣はそれを潜って檻から飛び出した。
――――《方形牆壁(クーブス)》
バチンッ!
獣は不可視の壁に額を打ち付け「グアアッ」と声を上げた。前足を上げてビシュラに爪を振り下ろすが、またしても空間にある固い壁に弾かれた。乱雑に何度も爪を立てようとするがビシュラには届かない。
リュメルは「ほう」と零してビシュラのほうへ一歩近付いた。
「やはり、プログラムが使えるのか。ありふれた旅行者には思えないな。あなたは何者ですか」
「エインヘリヤル三本爪飛竜騎兵大隊騎兵隊所属ビシュラ准尉です――……。フレーゲル領主長子ヘル・リュメル、あなたを拘束します」
「あなたも三本爪飛竜騎兵大隊? あの大尉殿と中尉殿と同じ?」
リュメルはクスッと笑った。
「失礼。とてもそうは見えなかったもので」
ビシュラが身分を明かしてもリュメルには一切動揺する素振りがなかった。身分を明かして拘束すると息を巻いたところで身動きが取れないのはビシュラのほうであり自身の絶対的優位は揺るがないし、何よりビシュラを侮っているのだ。三本爪飛竜騎兵大隊の一員とはいえ、多少プログラムを扱うことができるとはいえ、見た目通りのか弱い娘に過ぎないと。
「私はプログラムを扱うことはできないけれど、どのようなものか知識程度には知っている。プログラムによって生み出した〝壁〟は瞬間的な衝撃には強いが一度の衝撃で相殺、消滅する場合がほとんど。衝撃に耐えながら〝壁〟を維持し続けるには相応のネェベルを消耗する。つまり無限に実行し続けることは不可能だ」
リュメルは、事件を調査しにやって来た兵士に己の罪を暴露しても冷静だった。現状を冷静に観察し、己の優位とビシュラの危機を楽しんでいる。
「あなたはどのくらいの時間保つんだい?」
「いくらでもっ……あなたを拘束するまでです」
ビシュラは世間知らずで、三本爪飛竜騎兵大隊の隊員たる素質も不足している。危機的状況に陥ったとき、単独で打開する実力を有していないことを誰よりも自覚している。だからこそ生存する為には常に思考し、最善の方策を導き出して実直に実行するしかない。この場合のそれは、時間稼ぎ。
事実、リュメルには時間稼ぎにしか見えていないだろう。追い詰められた末の悪足掻きとしか考えまい。しかしながらビシュラには、これこそが唯一最良の策であるという確信があった。
リュメルが短気な人物でなくてよかった。無駄と豪奢を嗜む貴族らしい人物でよかった。命懸けの悪足掻きを一時の娯楽として消費する残虐な人物でよかった。ビシュラの時間稼ぎに嬉々として付き合ってくれるだろう。
バチンッ! バチィンッ!
ビシュラとリュメルが話している間も、ハーガンは壁を引っ掻き続ける。ビシュラが自身を囲って四方に創出した壁の周辺をぐるりとしたり死角から引っ掻いたりしていた。
最大の問題は、壁の堅牢を維持する集中力とネェベルの残量の問題だ。リュメルが語ったようにネェベルを消耗し続ける。ビシュラのネェベルの総量は勿論無尽蔵ではないし、飛び抜けて膨大というわけでもない。
ビシュラの額に汗が浮かんできたのを眺め、リュメルはニヤリと笑った。
「〝壁〟を作り続けるというのは、どれほど疲れるものなのだろう。良かったら教えてくれますか。私には分かりそうもないことだから」
「……あなたが言ったように無制限に《牆壁》を維持することはできません。ですが、そもそもそのような必要はないのです」
「?」
ドッゴォオンッ!
突如として壁が爆発し、部屋中に土埃が舞い上がった。土煙のなかに人影が二つチラリと見えた。それに気付いたときにはその場から消えた。何者かが壁をぶち破ったのだ。
「なっ、何だ!?」
リュメルが訳が分からず驚いている間にハーガンが後ろに吹っ飛んだ。背から床に叩き付けられ、ギャンッと鳴いた。
「この女はオメエのエサじゃねェつったはずだ。覚えの悪ィペットだ」
ハーガンの鼻先を蹴り飛ばしたのはヴァルトラム。ハーガンとリュメルのほうへ身体の正面を向けて仁王立ちになった。
筋肉で盛り上がった逞しいこの背中を、何度も何度も見せ付けられている。わたしがどうにもならない強敵に遭遇する度に、もうダメかも知れないと思う度に、強大な脅威そのものを一蹴してしまう。事もなげに、まるでそうすることが至極当然であるように。
半ば呆然とヴァルトラムの背中を見詰めていたビシュラの視界を緋が遮った。ヴァルトラムの背中に見入っていたビシュラは、そこでハッと我に返った。
「怪我はないか」
「来てくださると信じていました。フェイさん、歩兵長……!」
緋はナイフで素早くビシュラを縛り付けているロープを切断した。そしてすぐにヴァルトラムと同様に敵のほうに視線を移動させた。
「よくやった、ビシュラ。お前のお陰で獣と息子に辿り着くことができた。ルーキーにしては上出来だ」
ビシュラは緋の言い付けを守り、意識が戻った直後に通信を回復させていた。そして救難信号を送り続けていたのだ。それを察知した緋は、窓がなく出入り口は一つのみ、恐らくは隠し部屋であろうこの場所を一直線に目指すことができた。通信プログラムを感知したり阻害したりするシステムが邸宅に設備されていなかったのは幸いだった。プログラムを扱うことができないというリュメルでは通信を感知できなくて当然だ。
ヴァルトラムはリュメルを見ながら首の骨をゴキッと慣らした
「オメエ、その獣に女を喰わせてやがんだって? 勿体ねェことしやがる」
「確かに勿体ないことだ。若者は街を活気づける大切な資源なのに。だけど私のハーガンはワガママでね、若い娘ばかりをねだるんだ」
リュメルは、起き上がって横にやってきたハーガンの、顎の下の豊かな毛並みに手を差し込んで撫でる。黒い体毛に埋もれながら頬擦りをする表情は恍惚でさえある。
「ああ、可愛くてワガママなハーガン。何度ダメだと言っても私の言うことは聞いてくれないんだけれど、お前ほど可愛い生き物はいないよ」
「女より獣のほうがカワイイってか。じゃあソイツの為に死ね」
ヴァルトラムがリュメルに躙り寄ろうと爪先を向けた瞬間、緋が「オイ」と声をかけた。
「息子のほうは殺すな歩兵長」
今すぐにでも縊り殺してやろうと思ったのに出鼻を挫かれヴァルトラムは「チッ」と舌打ちした。
「息子はアタシが拘束する。歩兵長はあの獣だ。ビシュラは下がっていろ」
「歩兵長お一人であの獣を? 援護しないといくら歩兵長でも危険です! 昨夜も攻撃があまり効果が無い様子だったではありませんかっ」
「あれは装備が不足していたからだ。まあ、歩兵長がその気になれば得物なんか無くても大した問題ではないが」
ヴァルトラムは振り返りもせずビシュラの懸念を「ハッ」と鼻先で嘲弄した。
「やっぱり俺をナメてやがるな」
「だな。あんな獣相手に歩兵長一人は心配だと。偶にはいいところ見せてくれよ、歩兵長」
ヴァルトラムも緋も余裕気に笑みを湛えており、ビシュラには信じがたいことだった。三人以上に仲間もなく支援もなく、人喰い獣と恍惚の青年と対峙した異様な状況下で勝利を微塵も疑わない自負。そのような二人が、ビシュラにはとても眩しく見えた。頼もしいよりも何よりも、別次元の存在のような神々しささえも感じた。
このような二人と自分が何故同じ場所にいられるのか、今でも違和感しかない。この二人のような途轍もない自負とまではいかなくても、少しは自信を持って斜め後ろくらいに立つこと程度ならできるようになる日がやって来ることは有り得るのだろうか。
ずっと見詰めていたはずのビシュラの視界からヴァルトラムの姿が一瞬消え、次の瞬きを終えると獣の鼻先に立っていた。
バッシュゥウウッ!!
ヴァルトラムが突き上げた剣が、獣の下顎から脳天まで貫通した。脳天から血が噴水のように噴き出した。天井にぶち当たり弾けて雨のように降り注ぐ。眼球が飛びでそうなほど目をひん剥いたかと思うと、前足を上げた体勢でビタリと停止した。そのまま黒い巨体がゆっくりと傾き、ドスゥンと重々しい音を立てて床に倒れ込んだ。
コマ落ちしたかのように一瞬の出来事だった。ビシュラの目にはヴァルトラムが剣を抜いた動作も、獣との距離を縮めた動作も捉えることはできなかった。急いで緋へと視線を移すと、此方も先程までいたはずの場所に姿は無かった。リュメルを後ろ手に拘束し、両膝を床につかせていた。
ヴァルトラムは床に倒れた獣の顎を踏み付け、一息に剣を引き抜いた。それからリュメルには関心が無いのか一瞥もせずビシュラのほうへ足を向けた。
目の前に立ったヴァルトラムを見上げ、ビシュラはしばし茫然としていた。震え上がるほど恐怖していたのが愚かしく思うほど、ヴァルトラムがあの獣を屠るのは呆気なかった。
「歩兵長……お怪我、は……」
「そりゃこっちの台詞だ。弱っちいんだからテメエの心配してろ」
ヴァルトラムはクッと笑った。獣臭さと血腥さ、このような惨状のなかでも日常の延長と寸分違わず笑うことができるなど常軌を逸している。しかしながらその異常性のお陰でビシュラは絶対的な身の安全を信頼することもできた。
ヴァルトラムは剣を振って刀身から血を払った。剣を鞘に収めながらリュメルのほうへ近付く。
「フェイ、コイツをどうする。二度と妙な真似しねェように体に教え込んどいたほうがいいんじゃねェか。殺さねェ程度になら殴っていいんだろ?」
「やめておけ。歩兵長はうっかり殺す可能性がある」
「うっかり殺されても文句は言えねェ。性根が腐ってんだからよ。この手の野郎は死ぬまでこうだ」
「それでもだ。今ここでアタシたちが決めることじゃない」
ヴァルトラムは「そうかよ」と言い捨てた。
両膝をつかされたリュメルは震えていた。領主の子息は当然このような屈辱的な経験は初めてのことだろう。しかしながらヴァルトラムを見上げた表情は憤怒でも恥辱でもなかった。瞳は潤み頬は上気し、興奮している様子だ。
「あ……あなたはなんと力強くしなやかで美しい! ハーガンみたいに……いや、ハーガンよりもずっと魅力的だ。どうか、どうか私のものに……ッ!」
ハァハァと荒い息遣いで情熱的に乞われても、相手が同性となると気色悪さしかない。ヴァルトラムはリュメルの胸座を掴んで力任せに床から引き上げた。
「やっぱり殺す」
「ダメだと言っているだろう。ダメなものはダメだ!」
§§§§§
イーダフェルトベース・三本爪飛竜騎兵大隊大隊長執務室。
ヴァルトラム、緋、ビシュラの三人は作戦の経緯を説明する為に、天尊とトラジロは説明を聞く為に部屋に集まっていた。経緯そのものについては既に報告書を受け取ってはいるのだが、事件の特異性から現地の状況を直接話を聞きたかったのだ。
「行方不明事件かと思って蓋を開けたら獣害事件でした、か」
トラジロの口から小さな溜息が漏れた。緋曰く〝悪趣味な〟事件であり書面で見ても実際に話を聞いても気分のよいものではない。生きて帰ることができたというのに、ビシュラは未だに晴れない顔をしていた。
「人が嗾けている場合も獣害と、いうのでしょうか。それも庇護すべき領民を……」
天尊も既に事件の報告書には目を通したからビシュラが沈んでいるのを見ても納得だった。だから敢えてそのことには触れなかった。
「道理でマコックが手を出したがらないはずだ。勘付いてたな、アイツ」
「マコック少佐とフレーゲル領主は大変御懇意にされているそうですから、御子息の〝悪癖〟について御存知でも不思議はありません。領主から相談があった時点で悪い予想はついていたのではないでしょうか。だから経費を肩代わりしてまでウチに依頼されたのでしょう。先祖代々の付き合いがありますから、しがらみのない我々が介入することで角が立たないように処理したかったのでしょう。その点でも今回はマコック少佐には御満足いただけたかと」
ビシュラは伏し目がちに俯き加減で口を開いた。
「領主の御子息は……どうなりますか」
「どうにも」
天尊は眉一つ動かさず返答した。質問したビシュラのほうが動揺し、トラジロは「はあ」と溜息を漏らした。
「これほどの事件を起こしても彼が家督から外れることはないでしょうね。唯一の御子息ですから」
「残念か?」
「まさか。私には関係の無いことです」
トラジロは天尊からツンと顔を逸らした。
「そうだ、任務完遂一件落着、俺たちはもう無関係だ。だが、領民にとっては生涯の問題だな。貴族っつうのは跡取りの出来が悪いと周りが苦労する」
「だから半殺しにしときゃよかったんだ」
放言したヴァルトラムを緋はジロリと横目で見た。
「あの場でそうする必要はなかった。事件の原因の獣は殺した。優男の息子一人ではアタシたちには何の脅威にもならない」
「生かしといてどうする。親父が言い聞かせるってか? 言い聞かせてきくようなタマにゃ見えねェ」
「アタシたちの任務は若い娘の消失事件の実地調査、可能ならば事態を収束させること。それ以上のことは独断でやるべきじゃないんだ」
皆、当然のように感情と仕事を割り切っていた。人命という犠牲があったことを理解しながら、それ以上に社会の仕組みを理解して、仕方がないと割り切った。しがらみがあるから仕方がないと、立場がある人物だから仕方がないと、それによって犠牲になる人々がいることを、不利益を被る人々がいることを、分かっているのにそれすらも仕方がないと目を瞑った。
しかしながらそうすることは、ビシュラには容易なことではなかった。リュメルの所業は、殺してしまえばよいとまでは言わないが何らかの罰を与えるべきだと思った。そうしてもまだ余りあるほどの罪だ。
ビシュラが上手く皆の真似をすることができないのは、世間知らずの新人だからだろうか。酸いも甘いも知った熟練となれば、息をするくらい自然にそうできるようになるのだろうか。小心者の癖に胸の奥にどしんと居座る正義心を、いとも容易く切り出してしまえるようになるのか。ここにいる以上、そうなりたいと、わたしは願うべきなのだろうか。
一通り説明を終え、大隊長執務室から出たヴァルトラムとビシュラは、二人並んで廊下を歩いていた。ビシュラは執務室にいる間中、そして今も俯き加減だった。ヴァルトラムはビシュラの後頭部を指でペチッと叩いた。
「生きて帰れたってのに何つー顔してやがる。気分が悪ィか」
「今回の結末は……歩兵長も納得されていないのでは」
ビシュラは上目遣いにヴァルトラムを見た。彼は首を傾げるように頭を小さく振った。
「腑に落ちねェ、だが五体満足だ。俺等に回ってくる仕事にしちゃまだマシなほうだ」
ヴァルトラムはハッキリと不満があるとは言わなかったが、御世辞にも機嫌のよい表情には見えなかった。おかしなことに、上手く割り切ることができないビシュラの感情に同調してくれるのはヴァルトラムだけだった。全く別世界の生き物なのに、不覚にもほんの少しだけ理解者だと思ってしまった。
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