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Kapitel 04

06:黒い獣 02

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 ズドォオオンッ!
 凄まじい衝撃音がして、そっと目を開けると其処に見えたのは揺れる朱色の髪。夜空の下なのに随分と紅く見えた。まるで、揺れて燃えているように。
 獣の横っ面を殴り飛ばしたヴァルトラムは、その拳を解き指をゴキゴキッと慣らした。

「クソワンコロ。この女はテメエのエサにするには上等すぎる」

 殴り飛ばされて地面に転がった獣だったが、瞬時に体勢を立て直してヴァルトラムと対峙した。四本の足をピンと張って地面を踏み締め、低く呻りながら朱髪の男を睨み付ける。

「バカ。何で通信を切っているんだ。知らない土地では常時位置が分かるようにしておけ」

 いつの間にか真隣に立っていたフェイに叱られ、ビシュラはペコペコと頭を下げた。

「も、申し訳ございません。お二人は会食中でしたのでお邪魔かと思いまして」

 ヴァルトラムは獣をじっと観察する。立ち上がれば自分の身長を超えるであろうが、もっと大きな、それこそ怪物と敵対した経験も豊富な彼が臆することはなかった。
 ヴァルトラムは鼻をスンスンと動かした。

「コイツ……」

 獣が咆哮を上げて地を蹴るとほぼ同時にヴァルトラムは腰元からナイフを取り出した。牙を剥いて飛び掛かってきた獣を避け、黒い体毛で覆われた腹にナイフを突き立てた。
 獣は恐ろしげな鳴き声を上げたが怯むことは無かった。傷をものともせずヴァルトラムに向かってくる。ヴァルトラムのナイフは刃渡り30センチを超えているが、対する獣が巨大すぎて数回刺した程度には致命傷にはなり得ないことが想定できた。
 ピーーーーー。
 突如、甲高い澄んだ音が響き渡った。
 獣は煩わしそうにブンッブンッと二、三度頭を振った。それからグルグルと呻りつつヴァルトラムを睨みながらジリッと後退った。眼光を見るに戦意は衰えていない。しかしながら四肢は少しずつヴァルトラムから離れてゆく。
 再度笛の音が辺りに拡がった。獣はヴァルトラムにバッと背を向け、走り出した。そのまま風を切る速さで夜闇に消えていった。

「行ったか」

 緋がそう言うと、ビシュラもようやく緊張が切れた。緋の顔を見上げて口を開いた。

「お二人がどうしてここに。会食はどうなさったのですか」

「領主への挨拶はしてきた。場所は歩兵長がいるから分かるさ」

(歩兵長がいらっしゃるから? どうして?)

 きょとんとしているビシュラとは対照的に緋の表情が若干険しくなった。雰囲気がピリッと緊張し、ビシュラはギクッとした。

「新米が命令違反とはナメられたモンだ」

 真正面にいる緋の向こうからヴァルトラムの声が飛んできた。ヴァルトラムの言葉によって緋の表情が強張った理由を察し、ビシュラは「あっ」と声を漏らした。

「ビシュラ、お前には待機命令が出ていた。お前のほうこそ何故ここにいる。観測所ではどうだったか知らないがな、三本爪飛竜リントヴルム騎兵大隊リッターでは上官の命令は絶対だ」

 ビシュラは緋に対してガバッと頭を下げた。

「はい、勿論です。ご迷惑をおかけして……」

「ああ、迷惑だ」

 緋からこんなにも冷たく言い放たれたのは初めてだった。緋の物言いは普段から淡泊ではあるが根底に思い遣りが感じられる。このように強く否定的に放言されるとは想像していなかったから、情けなくも体が硬直した。
 元々否定されることには慣れていても叱られることには慣れていない。極力それを避けて生きてきたから。そうされた瞬間に一瞬頭が真っ白になってしまうほどに苦手だ。

「命令違反をするヤツは自分の役割も果たさず勝手に死ぬ。作戦に参加するからにはどんなヤツにも役割がある。役割を捨て、目的を捨て、仲間を捨て、自分のことだけを考えて勝手に死ぬ。迷惑だ」

 ビシュラは頭を下げたまま小刻みに震えていた。緋は「はあ」と溜息を吐いた。

「新人は何より生き残る為に命令に従え。経験も無いくせに勝手な判断で行動するな。判断を間違えば死ぬぞ。理解したら同じことは二度とするな」

「はい……」

 これまた通常ならば叱責を受けそうな小さな返事。反省は見て取れるから今日のところは看過し、緋は項垂れたビシュラの横を通過し、ヴァルトラムの隣に立った。ヴァルトラムは獣が去って行った方向を見詰めており、何てことは無い表情をしているのを見ると無性にイラッとした。

「他人事みたいな顔しやがって。アンタが注意しろ、上官の仕事だ」

「お前は立派な上官だな、俺とは違う」

 新米の教育どころか説教をするのさえ面倒臭がる。上官として到底褒められた態度ではないが此方とて上官を正すような至極手間とストレスのかかる面倒は御免である。釈然とはしないが緋は話を終わりにし、本陣である宿に戻ることにした。


 三人は宿へと戻り、ヴァルトラムの部屋には緋だけがいた。
 ヴァルトラムはテーブルセットの椅子に腰掛け、緋は腕組みをして立っていた。ビシュラならば気を利かせてお茶でもと言い出すところだろうが、この上官らしさのない上官に甲斐甲斐しく茶を出すなど緋にはやりたくないことだった。

「ビシュラは部屋に下がらせた。あんなのに襲われた後だしな。怪我はなかったとはいえ多少のショックはあるだろう」

「叱り付けた後にお優しいこった。アメとムチか」

「だから、本来ならアンタの仕事だ」

 緋がダンッと片足を踏み鳴らした拍子に豊満な胸がたゆんっと揺れた。

「何なんだ、あの獣は。こんな市街地にあんな大きな獣がどこから湧いて出た。いや、笛の音がしていたな。飼われているのか。調査に来ているタイミングで厄介なものに出会した」

「ありゃあ人喰いだ」

 ヴァルトラムの発言は確信めいていた。緋は半信半疑の目を向ける。

「ビシュラを襲ったのはたまたま空腹だったからじゃないのか。そこに丁度良く群れから離れた獲物がいたという話だろう」

「歯の間に長い髪が挟まっていた。多分、女の髪」

 それがヴァルトラムの確信。目にしたのは夜の暗闇のなかほんの一瞬、しかしながら見間違えなど決してしない自負がある。そしてそれは緋も疑いはしなかった。ヴァルトラムについては人格よりも身体能力のほうなら絶対的に信頼ができる。

「消えた女共はヤツのエサになったっつうことだ」

「誘拐事件ではなく獣にやられたということか? 可能性はゼロではないが、獣に食い殺されたにしては痕跡がなさ過ぎる」

 通常、獣は人ほど器用に食事をすることができない。そうする理由が無い、そうする知能が無い。だから手なり足なり食い散らかした肉片や、当然血痕などは残るはずだ。そのような判りやすい痕跡があればわざわざ人を介して彼等にまで依頼が届くことなどなかったろう。忽然と姿を消すような動機も無く行き先を調べた形跡も無く、足跡や血痕など物理的な痕跡も一切残さず人が消失するから不可解な誘拐事件、行方不明事件なのだ。

「なら痕跡を消してるヤツがいるんだろ」

「アレが食い散らかして血の一滴も残さないなんて大した仕事だぞ。そんな手間をかけて若い娘ばかり敢えて獣に食わせてるっていうのか? 何の為に」

「知るかよ」

 ドンッ、とヴァルトラムはテーブルの上に足を上げた。乱暴者の中年が土足を上げたテーブルなどで食事をするのは御免だなと、緋は眉を顰める。

「若い娘を獣に喰わせるなんざ、ンな勿体ねェのは気違いのやるこった。若い娘には乗るモンだ」

 きっと夢も希望もあっただろう前途の明るい年頃の娘を、意図的に獣に与えている人物がいるなど気分の悪い話だ。花の盛りにあのような獣に食い殺されるなどどれほどの恐怖と苦痛、どれほどの絶望と無念であっただろう。それを思うと中年の冗談に付き合う気分にはなれない。緋がウンザリという顔で見ると、ヴァルトラムは場違いにも得意げにニヤリと笑った。

「気違いの目的なんざ知らねェが、ワンコロの飼い主にゃ見当がつくぜ」



   §§§§§


 ビシュラは一人で街中を歩いていた。昨日の騒動を教訓とし、大きな通りを巡ることにした。初日の緊張はもう無かったが、裏通りを歩けば破落戸(ごろつき)に絡まれるかもしれない、夜道を歩けば野獣に襲われる危険があるかもしれない、という別の緊張はあった。それは悪いことではない。見知らぬ土地で警戒は怠るべきではない。特に自分のような未熟者は。
 幸いここは地方都市のなかでも最大級。大通りは賑やかで人目があり、警察隊も機能しているようで、若い娘が一人歩きしていても大きな危険はなさそうだ。
 このような開けた都市で何故、突然野獣が出現するのだろう。
 ビシュラは足を停め、ふと大通り沿いに並ぶ商店のショウウィンドウに目を遣った。当然其処には長い髪を一つに結った軽装の若い娘の姿が映っていた。見るからに弱そうだと自分でも思った。このような脆弱な存在が、自分より一回り以上は大きい野獣に敵うはずがない。もしもヴァルトラムと緋が助けに現れてくれなかったらと想像するとゾッとした。
 上官の命令を遵守しない危険性についても身に染みた。戦う術を持たない、経験もゼロに近い、飛び抜けた才能があるわけでもない、そのような者は己で考えて行動すべきではないのだ。己の決定の責任を、己の命で贖う羽目になるかも知れない。

「旅人のお嬢さんフロイライン

 声を掛けられたビシュラは、ハッとして声のほうへ振り向いた。
 金髪碧眼の青年――領主の子息リュメルが立っていた。彼はビシュラにこんにちはと挨拶をし、ビシュラも条件反射として同じように挨拶を返した。

「今日は楽しめていますか。あれから怖い目には遭っていませんか」

 ええ、とビシュラが答え、リュメルは笑顔でそれはよかったと返した。ビシュラの周囲にチラ、チラ、と目を配った。

「一人旅ですか? あなたのようなお若い方が」

「変ですか。一人旅が好きなのです」

 リュメルは一瞬何かを思案する仕草を見せたあと「少しお時間をよろしいですか」と切り出した。

「よろしければ少しあなたのお話を聞かせていただきたい。旅人の方がこの街を見てどう感じるのか興味があって。旅好きな方からなら尚更。散歩でもしながら、いかがですか」

 わたしでよろしければ、とビシュラは答えた。
 リュメルは嬉しそうに「よかった」と零し、自分の後ろに立っていた連れの者に自分の鞄を預けた。

 それから連れの者たちとは分かれ、ビシュラとリュメルは二人で大通りを歩きながら話をした。リュメルは街や家系の歴史に触れながらこの街について紹介した。最初はどのように興ったか、今日まで如何にして治め、大きく発展させたか。そして今後どのようになるべきか。この点に於いてリュメルは次期領主らしさを見せた。
 その話が一段落する頃には大通りを過ぎ、市街を走る水路沿いを歩いていた。活気溢れる喧噪から離れ、水のせせらぎとリュメルの話がよく聞こえた。

「イーダフェルトからいらっしゃったのですか。あんな大都会から来たのであれば、ここは随分と古臭い街に見えるのでは」

「いいえ。整備の行き届いた美しい街だと思います。リュメル様はイーダフェルトに行ったことが?」

「ええ、視察という名の観光で。領主の子の特権です」

 リュメルはフフッと笑った。

「リュメル様は領主様のご子息なのに、とても気さくでいらっしゃいますね」

「周囲の者にはもっと社交的になれと言われますよ。私はその場に合わせて盛り上がるような楽しい話題を提供するというのがあまり得意ではない。つまらない思いをさせるくらいならと遠慮してしまいます」

「そうでしょうか。リュメル様のお話は楽しいと思うのですが」

「楽しいと感じてくれているなら、あなたが優しい人なのです。実は今もとても緊張しています」

 リュメルが足を停めたので、ビシュラも足を停めた。ビシュラはリュメルのほうを振り向き、風に吹かれたリュメルの金髪がキラキラと輝いた。やはり見事な金髪と青い瞳。貴族の御令息と聞いて真っ先に思い描くような。

「では、緊張するのにどうして声をかけてくださったのですか。わたしはただの旅人なのに」

 リュメルは困ったように口を閉ざし、ビシュラから目を逸らした。一呼吸を置いて「実は」と口を開いた。

「友人があなたのことをいたく気に入ってしまって」

 ビシュラはこの街に来てからリュメルと同年代の若者と親しくした記憶は無かった。一言一句正確に思い出せるわけではないが、精々、社交上当然の挨拶をするとか、二、三言葉を交わした程度だ。特別に気に入られるような覚えはない。

「ご友人、ですか? もしかして昨日暴れていた方々のなかにご友人が――」

「いえいえ」

「あなたを見て一目で気に入ってしまったと。綺麗な髪に可憐な姿で、とても可愛らしいから」

 そんなことはありません、とビシュラはリュメルから顔を背けた。

「できれば、あなたに友人を紹介したいのです。あなたを今夜食事に招待したい。私も同席します」

 ビシュラがうんと頷かなかったので、リュメルは「ご迷惑ですか」と距離を詰めた。
 ビシュラは少し驚いた。リュメルは知り合ってから常に紳士然としており、強く押すタイプとは思わなかった。

「折角のお誘いですが、わたしはその方を存じ上げませんし……」

「彼はとても強くて美しくて、素直な男です。あなたも彼に会えばきっと気に入る」

 ビシュラはリュメルから顔を背けたままで、頑なに頷こうとしなかった。拒否の意思は明らかだった。
 リュメルは悲しげな表情をして「ふう」と溜息を吐いた。

「女性に断られるというのは、何度経験しても悲しいものです。あなたとは気が合うと思ったのですが」

 申し訳ございません、とビシュラが顔を上げた途端、背後から抱き締められた。
 否、抱き締められたのではない。動きを封じられた。リュメルから口に布を押し付けられ、それから薬品臭が鼻腔を突いた。
 これはいけないと、と思ったときにはビシュラの意識は暗闇へ落ちていった。


 眠たい……。酷く瞼が重たい。身体も怠いし動きたくない。どうして起きなくてはいけないんだったか。眠っていたほうが気持ちがよいのに。いや、起きなくてはいけない。何かしなければいけないことがあったはずだ。このまま微睡んでいてよいはずがない。わたしにはやるべき使命が――――。
 パチッと瞼を開くと、見知らぬ部屋にいた。息遣いや生活音など人の気配はない、静まり返った石壁の部屋。陽光を取り込むような窓は無く、照明は等間隔で配置された燭台だけ。石壁のざらざらの表面が蝋燭の灯りに照らされている。

「ここは……?」

 立ち上がろうとしてギクッとした。手足が動かない。木製の椅子に腰掛けているのだが、左右の腕は肘置きに、左右の足は椅子の前足にロープで括り付けられ身体の自由はない。力一杯引っ張ってみても簡単に解けそうにない。
 コツ、コツ、と背後から何者かの足音が聞こえてきて、ビシュラはビクッと全身を撥ねさせた。
 背もたれに手が置かれ、木製の椅子がギッと鳴いた。背もたれに手をついて支えにし、ビシュラの真隣に誰かが立っている。

「恐がらないで。顔を上げてください、お嬢さんフロイライン

 ビシュラが恐る恐る顔を上げると、金髪の青年が立っていた。揺れる蝋燭の炎に照らされて輝く金髪の隙間から碧眼が覗いた。

「こ、これはどういうことですか。どうしてこんなことをなさるのですか」

「ハーガンが、あなたを気に入ってしまって……。綺麗な黒髪で、肌の色が白くて、とても可憐なお嬢さんフロイライン。ハーガンが気に入るのも頷ける」

 リュメルはビシュラの髪に目を落とした。後頭部の高い位置で一つにまとめたポニーテールを掬い上げ、指の隙間に細い生糸のような黒髪を巻き付ける。指をスッと持ち上げると黒い生糸は自重でするすると解けて落ちていった。指通りのよい艶やかな黒髪も、蝋燭に照らされて金髪に負けないほど輝いていた。

「是非、私の親友に会ってください」

「そんな、困ります。わたしはハーガンさんを存じ上げません」

「あなたはハーガンに会っている」

 リュメルはビシュラの前に立ち、ニッコリと微笑んだ。

「そういえばハーガンと出会ったときといい、破落戸(ごろつき)に絡まれていたときといい、随分とあの二人と縁があるようだね。名前は、何だったかな……朱髪の大尉殿と女性中尉殿。警備中に騒動を察知できる程度には彼等が使えるということかな」

 ヴァルトラムと緋と共に出会ったモノ――――真っ先に黒い野獣を思い出し、ビシュラはゾクッとした。あれに名前を付けて呼んでいるとしたら、リュメルはあれに愛着を持っているということになる。あれに気に入られ、此処に拘束されている、これから起こる最悪の展開を想像するに充分だ。
 グルルルルルルッ。
 ビシュラはビクッとしてキョロキョロと辺りを見回した。聞き覚えのある獣の呻り声。それに気付くと、何処からともなく独特の獣臭さが漂ってきた。
 ガシャアンッ、と部屋の奥から何かにぶつかるような音がした。ビシュラの前に立っていたリュメルが横に逸れて視界が開けると、部屋の突き当たりに壁面いっぱいにカーテンが貼られているのが見えた。遮光効果があるのだろう、分厚そうな真っ黒な生地で、裾のほうに刺繍が施されている。
 リュメルはカーテンが貼られた壁の隅に立った。そして紐を引くと、カーテンがシャーッと開いた。カーテンの向こうは鉄格子になっており、そのなかには黒い獣が四つ足を突っ張った体勢で待ち構えていた。
 光による刺激を与えられた獣は口を大きく開けて咆哮を上げた。ビリビリと空気を震わせてビシュラにまで届いた。昨夜も今も変わらない、この獣はビシュラに獰猛な眼光を向ける。本能と欲求のままに獲物へと狙いを澄ませる獣の眼光だ。

「ハーガンはね、あなたのような人が好きなんです。あなたのような、若くて美しいお嬢さんフロイライン

「あなたは……この獣に、女性たちを……」

 リュメルは鉄格子の間から手を入れ、ハーガンの黒い体毛のなかに手を埋めた。そして顔面の輪郭辺りをぐりぐりと撫でた。その仕草は慈悲深い飼い主が当たり前に愛犬にするように、本当に愛情を注いでいるように見えた。

「ワガママなハーガンは私の言うことをきいてはくれないんだもの。何度これが最後だよと言い聞かせても、ダメなんだ」
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