マインハールⅡ ――屈強男×しっかり者JKの歳の差ファンタジー恋愛物語

花閂

文字の大きさ
上 下
7 / 25
Kapitel 01

暉曄宮 01

しおりを挟む
「さ。そろそろアキラの服を選ぼうか」

 耀龍ヤオロンは侍女たちのほうを振り返ってそう言った。
 侍女たちは小さく頭を垂れて部屋から出て行った。程なくして戻ってきたらと思ったら、次から次へと衣服や靴を運びこんでアキラの前に並べた。それはアキラの自宅にあるクローゼットの内容量をゆうに超えており、圧巻の風景だった。
 色彩豊かな布地が並ぶ。どれも細かな刺繍や色のついた石で装飾され、耀龍の衣服と意匠は似ているが一段と煌びやかだ。キラキラと輝くかんざしのようなものを手にした侍女もいるが、まさか宝石ではあるまいな。

「立てる?」と耀龍はアキラに声をかけた。
 アキラはベッドから降りて自分の足で立った。

「何でこんなに」

「女性の服を選ぶのって楽しいよね」

「楽しいけど限度があるよ。必要最低限でいいの」

「遠慮しないでよ。可愛らしい姑娘クーニャンを一年間も放っておいた不肖の兄の代わりに弟のオレが償うのは当然のことだから」

「いい、いい、いい。要らないッ」

 アキラはぶんぶんっと首を激しく左右に振った。
 耀龍にはアキラの遠慮をやや邪魔臭く感じた。彼の身分では、女性ひとりの面倒を見て身支度一式を揃えるくらいは負担の内に入らない。むしろ、それをしないのは彼の沽券に関わる。

「アキラには大層なものに見えるかもしれないけど、ここじゃこれがフツーだよ。オレやリーを見てみてよ。女性物だからオレたちより多少華美になるだけ」

 アキラは縁花へと目線を移した。

「本当ですか?」

「僭越ながら、他家の令嬢リンジャンと比較いたしますと、落ち着いたものばかりかと」

「オレより縁花ユェンファの言うことを信じるの? ショックだなー」

 着の身着のまま連れてこられたアキラには、着替えが必要であることは事実だ。せっかく用意してもらってどれも気に入らないというのも我が儘になる。とにかくどれか選んでしまおう。
 並んでいる衣服は見慣れないものであるから、アキラの感性ではどれが自分にそぐうのか判断が付かなかった。色彩や装飾がなるべく控えめなものを選んだ。

「じゃあ、これとこれ……あと、これ」

 耀龍はアキラに対してうんうんと頷き、侍女たちのほうへ振り返った。

「似たような雰囲気のものを、必要なだけ見繕って。ほかにも女性に必要なものはすべて用意してよ。キミたちのセンスに任せるから」

「ロン! 最低限でいいんだってばッ」

 アキラはイヤイヤと首を横に振ったが、耀龍は上機嫌に笑うばかりで聞き入れてはくれなかった。


  § § § § §


 アキラが目を覚ました部屋には、ベッド以外に調度品も一通り揃っていた。テーブルセットや書類机、木製のキャビネット、クローゼット、それに本棚。
 着替えが完了したアキラは手持ち無沙汰だった。身体に倦怠感は残るものの、起き上がって室内を歩き回る程度なら疲労はない。本棚の前に立ち、そこに整列した書籍の背表紙を眺めた。一冊手に取ってパラパラとページをめくってみた。

麗祥リーシアン様のおいででございます」

 耀龍がやって来たときと同じように、侍女のひとりがそう告げた。
 麗祥は部屋に入ってきてすぐのところで立ち止まった。

ロンから着替えが済んだ頃だと聞いたので伺った。お邪魔ではないだろうか」

 全然、とアキラから返ってきてから本棚に近づいた。
 麗祥がアキラの真ん前で足を停め、アキラは少しだけ不安げな顔を見せた。

「変じゃないですか? 普段着てる服と全然違うから、ちゃんとできているか分からなくて」

「いいや。変ではない。ちゃんとできているか、などは君が気にしなくてよい。主人の身支度は侍女の務めだ」

「主人?」

 麗祥は部屋の出入り口にいる侍女を見るよう手で促した。

ロンが君のために侍女を何名かつけただろう。君がこの館に滞在する間、彼女たちの主人は君だ。何かあれば命じるとよい」

「そんな、命令するなんて。わたしは何もしてないのに」

「閨閣千金とはそういうものだ」

「?」

 麗祥は自分の顎に手を添え、釈然としない表情をするアキラをじっと見詰めた。
 彼は紛れもなく有力貴族の令息として生を受け、それ以外の生活をしたことはない。耀龍ほど人間にも詳しくない上に、所謂庶民の暮らしにも疎い。アキラが途惑っているのは、自分との境遇の違いだろうと心得た。
 ふむふむと頷いて口を開いた。

「貴人に仕えて満足させることが彼女たちの務めであり生き甲斐だ。そういったものを奪ってはいけない。そして、君を庇護している以上、君の世話の一切に責任を持つのはロンの義務だ。未熟な弟だが、ファの名に恥じぬよう責務を果たさせてやってほしい」

「そういうものですか?」

「そういうものだ」

 麗祥は本棚のほうへ目線を移した。

「君は本が好きか?」

 いえ、とアキラは咄嗟に応えた。すぐに「そうじゃなくて」と言い直した。

「読書がキライって意味じゃなくて、文字が読めなくて……。こっちの人たちの言ってる言葉は分かるんですけど」

「《ビヴロスト》システムの限界だな。君は人間エンブラだから、システムの機能に制限があるのだろう」

「システム……?」

 首を捻ったアキラに対し、麗祥はアキラが持っている本に手を差し出した。

「それを見ても?」

「これ、挿絵が多くてキレイだったから」

 麗祥はアキラから受け取った本の表紙に目を落とした。

「ああ、昔話の物語だ。よければ私が朗読しよう」

「忙しいんじゃないんですか。ロンがリーさんはお仕事してるって」

「今は休暇中だ。暇を持て余して読書ばかりしている。だから一冊くらい増えても構わないのだよ」

 アキラと麗祥はテーブルセットに移動した。
 麗祥は侍女たちにお茶を用意するように命じ、テーブルの上に本を広げた。それから、ふたりで本のページに目を落とした。
 麗祥は書き連ねられた文字の羅列を指で追いながら読み上げた。麗祥は昔話と言ったが、アキラには何処までが真実で、何処からが創作なのか判断できなかった。大きな牛やたくさんの神さまやドラゴンの話、九つもあるという世界の話、すべてが御伽話のようであり、また、この世界の住人たちがアキラにとっては魔法のような力を揮うことを思えばすべてが起こり得るような気もした。
 麗祥の声は、天尊とも耀龍とも異なった。天尊ほど低くなく、耀龍ほど明るい調子でもなく、落ち着いて澄んでいる。聞き心地のよい音声で淀みなく展開される物語に、アキラは自然と聞き入った。ベッドで横になって読み聞かせられたならすぐにでも眠りに落ちたかもしれない。或いは、物語の続きが気になってもっともっととせがんだかもしれない。
 初対面のときは、天尊の実弟らしく苛烈な人物だと思ったが、今はとても穏和に見える。そういう一面も持っているのは事実だが、こうして自分の時間を使ってわざわざ本を読み聞かせてくれる親切な姿が本来なのだろうなと思った。

「これ、何て書いてあるんですか? 今までの文字とはなんとなくカタチが違うような」

 アキラは古びて茶がかった表面に指先で触れて尋ねた。それは、とある挿絵のページ。挿絵の上に文字の羅列が模様のように走っている。

「大昔の文字だ。神々がかける呪いの言葉」

「呪い……」

 戦場でも荒野でも、神々の怒りがお前について回るだろう。
 海の上ではいつ果てるともしれぬ風がお前を追いかけるだろう。
 どこを彷徨ってもお前は呪いに取り憑かれよう。
 身を切るような寒さがお前を追って家のなかに入りこみ、灼熱の暑さがお前を苦しめるだろう。
 お前の飼っている家畜は死んでしまい、人々はお前を避けるようになろう。
 お前は疫病にかかったように汚らしく、嫌われ者として世の中を渡っていくことになる。

(『北欧のロマン ゲルマン神話』ドナルド・A・マッケンジー)

 麗祥は読み上げたあと、蓋碗がいわんに口を付けた。侍女たちが用意した茶は、朗読している間にぬるくなっており、喉を湿らすのに丁度よかった。

「今となってはあまり意味の無いものだ。プログラムが確立された時代に〝まじない〟など非効率だ」

「昔はあったんですか、おまじない」

「ああ。今でも残っているものもある。先人の知恵と言ったところかな」

 アキラは麗祥が茶を啜るのを眺めた。蓋碗を置くのを待って口を開いた。

「あの……ティエンに会えないのって、お仕事が忙しいからですか? それともほかに何か理由があるんですか?」

ロンからは何か?」

 アキラは首を左右に振った。

「わたしには言えないことですか」

「いや、天哥々ティエンガコは現在、消息不明だ」

「えッ⁉」

「驚かせてしまったか。すまない」

「リーさんは落ち着いてますね」

 ふむ、と麗祥は一思案してみた。言われてみれば、敬愛する実の兄が行方知れずだというのに、自分でも動揺が少ないように思える。何かがおかしいと思いついていながら、耀龍が言い出すまで行動しようとは思わなかった。天尊がいないという情況に慣れすぎていた。

天哥々ティエンガコは昔からそういうことが珍しくない方だ。私が物心をつく頃にはすでに軍人だった。軍人にとって命令は絶対だ。どのような危険な前線にでも命じられれば赴く。いつ命を落としてもおかしくはない」

 麗祥はアキラのほうへ顔を向けてフッと笑みを見せた。

「しかし、天哥々ティエンガコはどのような死地からも帰っていらした。今回も必ず」

 そうですね、とアキラは小さく頷いた。
 麗祥は侍女にお茶のおかわりを持ってくるように命じた。
 侍女が部屋から出て行き、戻ってくる間、アキラは麗祥の横顔を見詰めた。

「ティエンが前に、家族仲がよくないみたいなことを言ってたんですけど、リーさんもロンも全然そんなことないですね。むしろ、ティエンのこと大好きですよね」

 大好き……、と麗祥は復唱し、肩を揺すってフフフッと笑った。彼の日常ではあまり聞かない、直接的で可愛らしい表現だった。

「私たちはそうだな。だが、一族では私たちのような存在のほうが稀なのだよ。ファの血脈は古くから続き、多くの眷属を抱える。その一族・眷属のなかにあって、誰もが天哥々ティエンガコを厚く遇したとは言い難い」

 アキラの視線は麗祥に固定されていた。麗祥はそれに説明を促されていると受け取った。

「我が一族で白髪は忌避される」

「髪の色だけで?」

「それは分かりやすい特徴だったからだ。本当に忌避されているのは《邪視ブゼルブリク》――――。白髪は決まって《邪視ブゼルブリク》が持つ遺伝形質だ」

「どうしてそれは嫌われるんですか?」

「君も見ただろう、《邪視ブゼルブリク》の力の片鱗を」

 麗祥は素早く答えた。
 それから《邪視》の恐ろしさについて語り始めた。
 その圧倒的なネェベルと破壊力には、現代プログラムを駆使しても対抗できる術は少ない。《邪視》を持って生まれた者は封殺され、その力は封印されるのが常。ひとたび《邪視》が覚醒すれば、その巨大かつ無尽蔵なネェベルは、持ち主さえ制御できるものではない。理性や自我を失い、本能の儘に破壊の限りを尽くす。誰しもが力に憧れ、求めるものだが、過ぎたる力は自身も周囲をも滅ぼす。《邪視》はまさにそういうものだ。
 《邪視》は赫=ニーズヘクルメギルの血族に数代を経て必ず出現する。この世界で随一、光輝と栄華に充ち満ちた一族に、その歴史が続く限り、滅びを迎えるその日まで、ついて回る最大最悪の厄災だ。
 それ故に、一族・眷属中が《邪視》を畏怖し、天尊を忌避した。天尊は当代族長の血を受けた実子ではあるが、継承権もなく強力な後ろ盾もない。本来、貴人として尊重される身分であるはずなのに、味方をする者はいなかった。
 ただひとり、父親を除いては。

「《邪視ブゼルブリク》は生涯幽閉かその場で殺される。これはもう掟のようなものだ。しかし、父様はそれをなさらなかった。自由を得る代償として、天哥々ティエンガコは継承権の剥奪、ファの要職に就くことを禁じられ、全身に邪竜封じの法紋を施し、その他にもいくつもいくつも封を重ねがけすることにはなったが」

「《邪視ブゼルブリク》っていうのは、殺されるほどの……? そんなの……ティエンはただそう生まれついただけでしょ」

「それほどまでに恐るべきものなのだ、《邪視ブゼルブリク》とは」

 麗祥の言葉の端々には諦念があった。恐怖は人の心も頭も鈍らせる。自身のことも世の道理も、まだよく分からない幼子に、誰ひとり慈しみの言葉も救いの手も差し伸べられないくらいに。それを批難することは容易いが、人の心に根づいたものを解消するのは困難だ。結論、どうしようもないことだ。

天哥々ティエンガコが任務にすべてを懸けておられたのは、それ故にではないかと思う。自身の実力で戦果を上げ、生き延びる道を選ばれた。――――あるいは存在証明」

 麗祥は腕組みをして伏し目がちになった。

「《邪視ブゼルブリク》として生を受けたばかりに、人生を閉ざされ、生命さえ危ぶまれた。そのような環境で、自身の生存を確乎たるものとする手段として戦士として生きるご決断をされた」

 ――華々しい戦果を。有用で有益な戦果を。誰も無視できない決定的な戦果を。それが、あの人には必要だった。

 麗祥はジッとアキラに視線を注いだ。

「何ですか?」

天哥々ティエンガコのいらっしゃらないところで君にこのような話をしたので、あとから天哥々ティエンガコからお叱りを受けるのではないかと案じている」

「リーさんから聞いたって言わないから安心してください」

 アキラは麗祥に笑顔を作って見せた。

「聞けてよかったです。ティエン、つらいことたくさんあっただろうけど……。でも、リーさんやロンは本当にティエンのことが好きなんだって知れたから」

「君もだろう」

「え?」

「君も、天哥々ティエンガコを愛している。心臓を捧げられるほど」

 アキラはカーッと赤面した。麗祥から顔を背けて一心不乱にお茶を啜った。
 麗祥はその素直な反応を愛らしく感じたが、同時に憐憫を禁じ得なかった。
 心臓を捧げるほど愛しているなんて、ロマンティックな台詞だ。しかし、天尊とアキラに限っては悲運だ。比喩ではなく文字どおりの意味なのだから。
 愛する人を本当に救おうとしたら、自分の心臓を引き換えにする日も来るのかもしれない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

独身寮のふるさとごはん まかないさんの美味しい献立

水縞しま
ライト文芸
旧題:独身寮のまかないさん ~おいしい故郷の味こしらえます~ 第7回ライト文芸大賞【料理・グルメ賞】作品です。 ◇◇◇◇ 飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。 仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。 退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。 他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。 おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。 

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~

菱沼あゆ
キャラ文芸
 突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。  洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。  天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。  洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。  中華後宮ラブコメディ。

精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる

風見鶏ーKazamidoriー
BL
 秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。  ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。 ※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

処理中です...