134 / 189
第133話 幼女強制収容所 Side:レオン・グラント
しおりを挟む
星の智慧派から派遣された三人のアサシンたちと共に、ミチノエキ村に派遣されたレオン・グラントの仕事は、一人の女を連れ帰るだけの簡単なお仕事……のはずだった。
女の情報は、ミチノエキ村に着いたその日のうちに入手することができた。目に傷のある美少女というだけで、村人たちはそれがライラ・タヌァカであるとあっさり教えてくれた。
ライラという女の行動を監視するのも、難しいことは一切なかった。彼女が村を歩けば、すれ違う多くの村人たちが挨拶をする。
そんな状況なので、ライラに堂々と視線を向けても、怪しむ者はいなかった。
アサシンたちは身を隠してライラを観察しているのだろうが、レオンはパン屋や飲み屋のテラスに腰かけて、堂々とライラの動向を観察していた。
ライラと一緒に見かけることが多い少年については、レオンは大した脅威ではないと判断した。持っている武器や服装、歩き方や所作などを観察する限り、そこそこの冒険者であるには違いない。
だが第二級冒険者であるレオンから見れば、その少年の実力は恐らく、ヴァルキリー団の新人研修生よりも劣るだろうと思われた。しかもその少年は、村人から挨拶を受けても、おどおどしたり、へこへこしたりと、とにかく腰が据わっていない。
灰色ローブたちが、彼の暗殺に手こずることはまずないだろう。そうレオンは判断した。
だが……この辺りからレオンの記憶が曖昧になる。
たしか陽が落ち初めて、ライラと少年がミチノエキ村を出て行った。それは覚えている。
灰色ローブの一人が俺を、二人が野営しているところから少し離れた場所に案内し、そこで見張ることになった。それも覚えている。
だが、そこから何が起こったのかよくわからない。記憶に靄が掛かったように思い出すことができなかった。
何か光が目に入ったような気がする。
そのとき自分の身に何が起こったのか、まったく覚えていない。
だが、
とにかく、
次に目が覚めた時は、俺はここにいた。
~ 幼女強制収容所 ~
広い地下空間一杯に広がる一面の水耕栽培施設。
レオンが周囲を見渡すと、そこでは多くの幼女たちが、大陸トマトやメジャイピーマンをひとつひとつ丁寧に手でもぎりながら収穫を行なっていた。
突然、レオンは、自分がどこにいて何をしているのか、全く分からなくなってしまった。
自分が何者なのかを理解しようと考えているうちに、ボーっと立ち尽くしてしまった。
レオンのすぐ目の前で作業をしていた幼女が、レオンの手が止まっているのを見て怒鳴り始める。
「おい新入り! さぼるんじゃねーよ! 俺たちの班がビリケツになっちまうだろうが!」
レオンは、目の前にいる幼女がプンプン怒っているのを見て、思わず笑ってしまった。おっさんが使うような乱暴な言葉を、幼女が使っているのだ。これは面白い。
「てめぇ! 何、ニヤニヤ笑ってんだよ! 舐めてんのか? っぞゴルァ!」
「プーッ! ぶっははははは!」
レオンはカワイイ幼女の口から出てくる乱暴な言葉に、思わず吹き出してしまった。
「てんめぇぇ!」
ドンッ!
幼女のタックルを受け、レオンの身体が地面に倒れる。
(こんな小さな幼女に倒れされるとか、クッソ笑える!)
ピィィィィィィィイィ!
喧嘩に気付いた巨乳の女性が、レオンのところにすべってきて幼女を引き剥がす。
「こらぁぁぁぁ! そこ喧嘩しないの!」
そう言いながら巨乳の女性は、右手にレオン、左手に幼女を掴み上げて、そのまま空中でブラブラと揺らす。
(お姉さん、腕力すげぇ! うちの団に推薦してあげようか? つーか、お姉さん足ないし! 足がヘビだし! ラミアだし! 魔族じゃうちのクランは入団できねぇんだ。ごめんな)
「こいつがいきなり仕事をさぼりやがってよ! 俺が注意したら、ヘラヘラ笑いやがったんだ! 俺は悪くねぇ!」
「幼女がプンプン怒ってるよwww カワイイなぁwww」
「ちょ! 監視さん! こいつ頭がやばいことになってんじゃねーか? さっき話がまったく通じてねぇよ」
「ぶはっwww 幼女が心配してるwww 俺のこと心配とかwww」
ラミアが、左手の幼女を降ろして作業に戻るように言うと、幼女はぶつくさと文句を言いながらも元いた場所に戻って行った。
そして今度は、左手でブラブラと揺れているレオンを目の高さにまで上げて、レオンの目を覗き込む。
「目の焦点がどこにもあってないわ。このままじゃ正気を失っちゃうかもしれないわね」
(正気!? 正気なんてとっくに失ってるよ! おっぱいの姉ちゃん! もし俺が正気だって言うなら、俺の手がこんなにちっこいわけないだろ! だいたいないんだよ! 俺の息子どこいったんだよ! 返せよ。返せ、俺の息子、返してくれよぉぉ)
レオン(幼女)の心の負荷がオーバードライブして、彼はついに泣き出してしまった。
「ぐずっ、ぐずっ、ぐすっ、ひっく、ひっくっ、おれのエクスカリバー返してくれよぉぉ」
ラミアはレオンを抱きかかえると、スルスルスルと栽培工場から出て行った。
ラミアは階段を昇り、ある部屋の前で止まった。
部屋をノックすると、中からレオンにも見覚えのある男が顔を出す。
「皇帝、囚人32号ですが、作業中にトラブルを起こしまして。どうも精神的に限界に近いようでしたので、判断を仰ぎたく参りました」
「そう。ご苦労様、じゃぁ、今日は営倉で寝かしてあげて。明日、幼女化が解けたら尋問して、その後の状態を見てどうするか考えよう」
男は、レオンの前に顔を持ってきて、ニッコリと微笑んだ。
「今日はお疲れだったね。もう休んでいいからね? 後でお姉さんにアイス持っていてもらおうね」
レオンは、男の目を見て尋ねる。
「アイス? みかんのやつ?」
「あぁ、みかんのやつ。それ食べたら、ちゃんと歯を磨いて、ゆっくり眠るんだよ」
男の手が、レオンの頭を優しく撫でた。
「うっ、うっ、うっ、うわゎぁあぁん」
男に撫でられる度に、レオンの胸に安堵と安心がジワッと広がり、レオンはラミアの胸の谷間に顔を埋めて泣きじゃくった。
いっぱい泣いた後、ラミアが持って来てくれたアイスを食べたレオンは、
男に言われた通り、ちゃんと歯を磨いて、そして、
ゆっくりと眠った。
女の情報は、ミチノエキ村に着いたその日のうちに入手することができた。目に傷のある美少女というだけで、村人たちはそれがライラ・タヌァカであるとあっさり教えてくれた。
ライラという女の行動を監視するのも、難しいことは一切なかった。彼女が村を歩けば、すれ違う多くの村人たちが挨拶をする。
そんな状況なので、ライラに堂々と視線を向けても、怪しむ者はいなかった。
アサシンたちは身を隠してライラを観察しているのだろうが、レオンはパン屋や飲み屋のテラスに腰かけて、堂々とライラの動向を観察していた。
ライラと一緒に見かけることが多い少年については、レオンは大した脅威ではないと判断した。持っている武器や服装、歩き方や所作などを観察する限り、そこそこの冒険者であるには違いない。
だが第二級冒険者であるレオンから見れば、その少年の実力は恐らく、ヴァルキリー団の新人研修生よりも劣るだろうと思われた。しかもその少年は、村人から挨拶を受けても、おどおどしたり、へこへこしたりと、とにかく腰が据わっていない。
灰色ローブたちが、彼の暗殺に手こずることはまずないだろう。そうレオンは判断した。
だが……この辺りからレオンの記憶が曖昧になる。
たしか陽が落ち初めて、ライラと少年がミチノエキ村を出て行った。それは覚えている。
灰色ローブの一人が俺を、二人が野営しているところから少し離れた場所に案内し、そこで見張ることになった。それも覚えている。
だが、そこから何が起こったのかよくわからない。記憶に靄が掛かったように思い出すことができなかった。
何か光が目に入ったような気がする。
そのとき自分の身に何が起こったのか、まったく覚えていない。
だが、
とにかく、
次に目が覚めた時は、俺はここにいた。
~ 幼女強制収容所 ~
広い地下空間一杯に広がる一面の水耕栽培施設。
レオンが周囲を見渡すと、そこでは多くの幼女たちが、大陸トマトやメジャイピーマンをひとつひとつ丁寧に手でもぎりながら収穫を行なっていた。
突然、レオンは、自分がどこにいて何をしているのか、全く分からなくなってしまった。
自分が何者なのかを理解しようと考えているうちに、ボーっと立ち尽くしてしまった。
レオンのすぐ目の前で作業をしていた幼女が、レオンの手が止まっているのを見て怒鳴り始める。
「おい新入り! さぼるんじゃねーよ! 俺たちの班がビリケツになっちまうだろうが!」
レオンは、目の前にいる幼女がプンプン怒っているのを見て、思わず笑ってしまった。おっさんが使うような乱暴な言葉を、幼女が使っているのだ。これは面白い。
「てめぇ! 何、ニヤニヤ笑ってんだよ! 舐めてんのか? っぞゴルァ!」
「プーッ! ぶっははははは!」
レオンはカワイイ幼女の口から出てくる乱暴な言葉に、思わず吹き出してしまった。
「てんめぇぇ!」
ドンッ!
幼女のタックルを受け、レオンの身体が地面に倒れる。
(こんな小さな幼女に倒れされるとか、クッソ笑える!)
ピィィィィィィィイィ!
喧嘩に気付いた巨乳の女性が、レオンのところにすべってきて幼女を引き剥がす。
「こらぁぁぁぁ! そこ喧嘩しないの!」
そう言いながら巨乳の女性は、右手にレオン、左手に幼女を掴み上げて、そのまま空中でブラブラと揺らす。
(お姉さん、腕力すげぇ! うちの団に推薦してあげようか? つーか、お姉さん足ないし! 足がヘビだし! ラミアだし! 魔族じゃうちのクランは入団できねぇんだ。ごめんな)
「こいつがいきなり仕事をさぼりやがってよ! 俺が注意したら、ヘラヘラ笑いやがったんだ! 俺は悪くねぇ!」
「幼女がプンプン怒ってるよwww カワイイなぁwww」
「ちょ! 監視さん! こいつ頭がやばいことになってんじゃねーか? さっき話がまったく通じてねぇよ」
「ぶはっwww 幼女が心配してるwww 俺のこと心配とかwww」
ラミアが、左手の幼女を降ろして作業に戻るように言うと、幼女はぶつくさと文句を言いながらも元いた場所に戻って行った。
そして今度は、左手でブラブラと揺れているレオンを目の高さにまで上げて、レオンの目を覗き込む。
「目の焦点がどこにもあってないわ。このままじゃ正気を失っちゃうかもしれないわね」
(正気!? 正気なんてとっくに失ってるよ! おっぱいの姉ちゃん! もし俺が正気だって言うなら、俺の手がこんなにちっこいわけないだろ! だいたいないんだよ! 俺の息子どこいったんだよ! 返せよ。返せ、俺の息子、返してくれよぉぉ)
レオン(幼女)の心の負荷がオーバードライブして、彼はついに泣き出してしまった。
「ぐずっ、ぐずっ、ぐすっ、ひっく、ひっくっ、おれのエクスカリバー返してくれよぉぉ」
ラミアはレオンを抱きかかえると、スルスルスルと栽培工場から出て行った。
ラミアは階段を昇り、ある部屋の前で止まった。
部屋をノックすると、中からレオンにも見覚えのある男が顔を出す。
「皇帝、囚人32号ですが、作業中にトラブルを起こしまして。どうも精神的に限界に近いようでしたので、判断を仰ぎたく参りました」
「そう。ご苦労様、じゃぁ、今日は営倉で寝かしてあげて。明日、幼女化が解けたら尋問して、その後の状態を見てどうするか考えよう」
男は、レオンの前に顔を持ってきて、ニッコリと微笑んだ。
「今日はお疲れだったね。もう休んでいいからね? 後でお姉さんにアイス持っていてもらおうね」
レオンは、男の目を見て尋ねる。
「アイス? みかんのやつ?」
「あぁ、みかんのやつ。それ食べたら、ちゃんと歯を磨いて、ゆっくり眠るんだよ」
男の手が、レオンの頭を優しく撫でた。
「うっ、うっ、うっ、うわゎぁあぁん」
男に撫でられる度に、レオンの胸に安堵と安心がジワッと広がり、レオンはラミアの胸の谷間に顔を埋めて泣きじゃくった。
いっぱい泣いた後、ラミアが持って来てくれたアイスを食べたレオンは、
男に言われた通り、ちゃんと歯を磨いて、そして、
ゆっくりと眠った。
0
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる