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第72話 グレイベア村建設
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「わらわはグレイちゃんと一緒に新居に住もうと思うのじゃ」
ルカが突然そんなことを言い始めた。
「新居? 洞窟の部屋は埋まってるし、家を建てる?」
「いや、元々グレイちゃんが住んでいて、わらわが追い出した巣穴じゃ。名付けてグレイベア村じゃな」
「うーっ!うっうー!」
ルカの隣でグレイちゃんが嬉しそうに声を上げる。
「そろそろ眷属たちも巣穴に到着するじゃろうから。戻ろうかと思っての」
「でも幼女のままじゃ、あそこで暮すのは大変じゃない?」
「そんなこともない……と言いたいところじゃが、ここでの快適な暮らしになれてしまったからの。そこでシンイチに相談なのじゃが、巣穴のリフォームに力を貸してはもらえんか?」
「いいよ。でも、今は村の資金と労力がどこまで出せるか……」
「金に関しては気にするな、わらわの財宝を好きに使うとよい。労力に関しては眷属が到着したら何とかなるじゃろうが、当面はシンイチに頼るしかないのう」
「分かった。それで財宝ってどれくらいあるの?」
「山ほどじゃ」
「はっ?」
「まぁ、少し見栄を張ってしもたな。ドラゴンだったわらわの身体と同じだけの金貨の山じゃな」
「なっ!? なんと!?」
「他にも宝はあるが秘密じゃ。妻の秘密を無理に暴こうとするではないぞ、ククク」
「いや、金貨だけでもう凄すぎるんですが……」
俺はルカにお願いしてライラと共に、グレイベアの巣穴に隠されていた金貨の山を見せてもらった。
「こ、これは……」
「まぁ、これだけあればなんとかできるじゃろ?」
「ああ……それでこの金貨に呪いとか掛かってないよな?」
「大丈夫じゃ、そんな面倒なことはせん」
俺はどうしてもやりたいことがあったので、ルカに許可をもらってちょっとだけ遊ぶことにした。
金貨の山を腰が入るくらいまで掘って、そこに入って腰辺りまで金で埋め尽くす。重量感がヤバイ。
「ライラこっちへ来て!」
ライラを俺の横に侍らせてその腰を抱き、ルカに向かってピースを決めて……。
「幸運のネックレスを買ったおかげで、毎日ウハウハです!」
満足した。
「なんじゃ? 何かの儀式か?」
「いや、でもとにかく満足したよ」
「とにかく、愛しい新妻の新居でもあるのじゃから、せいぜい立派なものにするのじゃぞ」
「イェス、ユアハイネス!」
村に戻った俺は、マーカス、ネフュー、ヴィル、そしてステファンをグレイベアの巣穴に招集して、ルカの新居とグレイベア村の建設について相談した。
コボルト村のことで何かと手が一杯だった彼らだが、ルカ資金のことを知ると俄然やる気が出てきたようだった。
これまで神スパで仕入れた調味料や製品を貴族に売って資金を稼いではいたものの、それで取引規模を拡大するわけにもいかないため、コボルト村の資金事情はそれほど余裕があるということでもなかったのだ。
「これだけあれば、小さな国だって興せるかもしれませんね」
ステファンが金貨の山を見つめながら呟いた。
俺は冗談っぽく一人一人に聞いていった。
「これだけの金貨を自由にできるとしたらどうする? ヴィル?」
「ほへぇ! もちろん姉ちゃんを探すために使うぜ! これだけのお金があれば、もし姉ちゃんが海を越えて別の大陸に行ってたとしても、船を買って迎えに行けっからな!」
「そうか! 俺もお前の姉ちゃんを見つけるのには全力で手を貸すつもりだからな! まぁしばらくは村の建設に付き合ってくれよ」
「わかったぜ!兄ちゃん、ありがとな!」
「ネフューはどうする?」
「ぼくは、故郷の森に戻って村を復興したい。といっても村自体はもう存在しないから、一から始めることになる。その時にこれほどの金が必要になるとは思わないけど、いくらかあると助かるかな」
「その時は、もちろん俺も協力するつもりだから、必ず声を掛けてくれよな」
「あぁ、ありがとう、シンイチ」
「で、マーカスは?」
「俺か? そーだな。ヴィルやネフューのようなハッキリとした目標なんて俺にはないからな。お前たちとずっと楽しくやっていければそれでもいいんだが……。そうだなぁ、もし敢えてこれを使えってことなら、国を作るってのも悪くねぇかもな」
「デカい夢だな!? でももし本当にそうするなら、もちろん俺は応援する!」
「おうっ! その時はお前が国王だけどな」
「マーカスは?」
「財務大臣になって、金の力でハーレム三昧だ!」
「絶対、財務大臣にしちゃいけないやつだこれ!」
「ステファンは?」
「そうですね。わたしもマーカス殿がシンイチ殿の王国を興すというのであれば、このお金はそれに使いたい。それはかなり楽しい夢になりそうです」
金の魅力は人を変える。それを俺は前世で知っていた。今ここにいるマーカスたちを俺は心から信頼していると断言できるが、彼らとて人間であることに変わりはない。
これだけの金を目の前にすれば、普通の人間は間違いなく変化せざる得ないだろう。もし俺がこの世界で生まれ育った住人だったら、間違いなくよからぬ方向に変化していたはずだ。俺自身が言うのだから間違いない。
転生者であり、変態的とはいえ凄いスキルを与えられた俺にとっては、金貨の山に対しても「凄いなぁ」以上の感想はない。もちろんその価値を把握していないわけではない。
しかし、神ネットスーパーや変態スキル等、目の前の金をいくら叩いても手に入れることができないものを俺は持っている。ので、この金貨の山が必要以上に俺を刺激するようなことはないのだ。
「ルカの住居とグレイベア村の建設が終わって、余った金貨は俺の自由にして良いとルカから許可をもらってる」
その場の全員が俺に視線を向ける。
「今、俺はこの金があったら何をしたいかを聞いた。村の建設が終わったら金貨はそれを叶えるために使おうと思う。もし可能ならヴィルの姉ちゃん探しや、ネフューの村興しに同行したいけど、できるのならするけど、俺の身体はひとつだし……」
ヴィルとネフューが俺を見つめている。
「二人には悪いが、まずはこの金貨で二人の目標の手伝いをさせてもらいたい」
二人が頷いた。
「マーカスとステファンは、村の建設が終わるまでにやりたいことを考えといてくれ。そして俺はこの金貨で投資させてもらうことにするよ」
「おーし! それほどでっかい報酬が受け取れるってんなら、ものすっごい村を作ってみせるぜ!」
マーカスが吠える。
「そ、そうですね! 素晴らしい村を作り上げて見せましょう!」
ステファンも吠えた。
その日から俺たちの村建設が本格的に始まった。
ルカが突然そんなことを言い始めた。
「新居? 洞窟の部屋は埋まってるし、家を建てる?」
「いや、元々グレイちゃんが住んでいて、わらわが追い出した巣穴じゃ。名付けてグレイベア村じゃな」
「うーっ!うっうー!」
ルカの隣でグレイちゃんが嬉しそうに声を上げる。
「そろそろ眷属たちも巣穴に到着するじゃろうから。戻ろうかと思っての」
「でも幼女のままじゃ、あそこで暮すのは大変じゃない?」
「そんなこともない……と言いたいところじゃが、ここでの快適な暮らしになれてしまったからの。そこでシンイチに相談なのじゃが、巣穴のリフォームに力を貸してはもらえんか?」
「いいよ。でも、今は村の資金と労力がどこまで出せるか……」
「金に関しては気にするな、わらわの財宝を好きに使うとよい。労力に関しては眷属が到着したら何とかなるじゃろうが、当面はシンイチに頼るしかないのう」
「分かった。それで財宝ってどれくらいあるの?」
「山ほどじゃ」
「はっ?」
「まぁ、少し見栄を張ってしもたな。ドラゴンだったわらわの身体と同じだけの金貨の山じゃな」
「なっ!? なんと!?」
「他にも宝はあるが秘密じゃ。妻の秘密を無理に暴こうとするではないぞ、ククク」
「いや、金貨だけでもう凄すぎるんですが……」
俺はルカにお願いしてライラと共に、グレイベアの巣穴に隠されていた金貨の山を見せてもらった。
「こ、これは……」
「まぁ、これだけあればなんとかできるじゃろ?」
「ああ……それでこの金貨に呪いとか掛かってないよな?」
「大丈夫じゃ、そんな面倒なことはせん」
俺はどうしてもやりたいことがあったので、ルカに許可をもらってちょっとだけ遊ぶことにした。
金貨の山を腰が入るくらいまで掘って、そこに入って腰辺りまで金で埋め尽くす。重量感がヤバイ。
「ライラこっちへ来て!」
ライラを俺の横に侍らせてその腰を抱き、ルカに向かってピースを決めて……。
「幸運のネックレスを買ったおかげで、毎日ウハウハです!」
満足した。
「なんじゃ? 何かの儀式か?」
「いや、でもとにかく満足したよ」
「とにかく、愛しい新妻の新居でもあるのじゃから、せいぜい立派なものにするのじゃぞ」
「イェス、ユアハイネス!」
村に戻った俺は、マーカス、ネフュー、ヴィル、そしてステファンをグレイベアの巣穴に招集して、ルカの新居とグレイベア村の建設について相談した。
コボルト村のことで何かと手が一杯だった彼らだが、ルカ資金のことを知ると俄然やる気が出てきたようだった。
これまで神スパで仕入れた調味料や製品を貴族に売って資金を稼いではいたものの、それで取引規模を拡大するわけにもいかないため、コボルト村の資金事情はそれほど余裕があるということでもなかったのだ。
「これだけあれば、小さな国だって興せるかもしれませんね」
ステファンが金貨の山を見つめながら呟いた。
俺は冗談っぽく一人一人に聞いていった。
「これだけの金貨を自由にできるとしたらどうする? ヴィル?」
「ほへぇ! もちろん姉ちゃんを探すために使うぜ! これだけのお金があれば、もし姉ちゃんが海を越えて別の大陸に行ってたとしても、船を買って迎えに行けっからな!」
「そうか! 俺もお前の姉ちゃんを見つけるのには全力で手を貸すつもりだからな! まぁしばらくは村の建設に付き合ってくれよ」
「わかったぜ!兄ちゃん、ありがとな!」
「ネフューはどうする?」
「ぼくは、故郷の森に戻って村を復興したい。といっても村自体はもう存在しないから、一から始めることになる。その時にこれほどの金が必要になるとは思わないけど、いくらかあると助かるかな」
「その時は、もちろん俺も協力するつもりだから、必ず声を掛けてくれよな」
「あぁ、ありがとう、シンイチ」
「で、マーカスは?」
「俺か? そーだな。ヴィルやネフューのようなハッキリとした目標なんて俺にはないからな。お前たちとずっと楽しくやっていければそれでもいいんだが……。そうだなぁ、もし敢えてこれを使えってことなら、国を作るってのも悪くねぇかもな」
「デカい夢だな!? でももし本当にそうするなら、もちろん俺は応援する!」
「おうっ! その時はお前が国王だけどな」
「マーカスは?」
「財務大臣になって、金の力でハーレム三昧だ!」
「絶対、財務大臣にしちゃいけないやつだこれ!」
「ステファンは?」
「そうですね。わたしもマーカス殿がシンイチ殿の王国を興すというのであれば、このお金はそれに使いたい。それはかなり楽しい夢になりそうです」
金の魅力は人を変える。それを俺は前世で知っていた。今ここにいるマーカスたちを俺は心から信頼していると断言できるが、彼らとて人間であることに変わりはない。
これだけの金を目の前にすれば、普通の人間は間違いなく変化せざる得ないだろう。もし俺がこの世界で生まれ育った住人だったら、間違いなくよからぬ方向に変化していたはずだ。俺自身が言うのだから間違いない。
転生者であり、変態的とはいえ凄いスキルを与えられた俺にとっては、金貨の山に対しても「凄いなぁ」以上の感想はない。もちろんその価値を把握していないわけではない。
しかし、神ネットスーパーや変態スキル等、目の前の金をいくら叩いても手に入れることができないものを俺は持っている。ので、この金貨の山が必要以上に俺を刺激するようなことはないのだ。
「ルカの住居とグレイベア村の建設が終わって、余った金貨は俺の自由にして良いとルカから許可をもらってる」
その場の全員が俺に視線を向ける。
「今、俺はこの金があったら何をしたいかを聞いた。村の建設が終わったら金貨はそれを叶えるために使おうと思う。もし可能ならヴィルの姉ちゃん探しや、ネフューの村興しに同行したいけど、できるのならするけど、俺の身体はひとつだし……」
ヴィルとネフューが俺を見つめている。
「二人には悪いが、まずはこの金貨で二人の目標の手伝いをさせてもらいたい」
二人が頷いた。
「マーカスとステファンは、村の建設が終わるまでにやりたいことを考えといてくれ。そして俺はこの金貨で投資させてもらうことにするよ」
「おーし! それほどでっかい報酬が受け取れるってんなら、ものすっごい村を作ってみせるぜ!」
マーカスが吠える。
「そ、そうですね! 素晴らしい村を作り上げて見せましょう!」
ステファンも吠えた。
その日から俺たちの村建設が本格的に始まった。
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