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第83話 私たちが病気持ちですってぇえぇ!(心の声)
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カザン王国まであと数日というところまできたキモヲタ一行。
途中の川に架けられた橋の前で、人類軍の兵士たちが検問をしているようでした。
橋に近づきつつあるキモヲタたちの前では、荷馬車を止められた商人らしき男が、恐る恐る兵士に何か袋のようなものを手渡している様子が見えました。
「ひぃい! これで勘弁してください」
「ちっ! しけてやがんな! まぁいい、とっとと行け」
今度は他の兵士が、家族連れの馬車を止めて、父親に金をせびり、また荷馬車に乗っている母親と娘にちょっかいを出しています。
「かぁ! ババアとガキかよ! おいライナス! 女は諦めて、親父から金を取れ!」
母娘にちょっかいを出していた兵士が、キモヲタたちに気が付きました。
「おい、アレを見ろよ! 上玉たちのお越しだぜ!」
その声を聞いた十数人の人類軍兵士たち全員が、ニヤニヤして笑い声を上げたり、口笛を吹いたり、キモヲタたちに対して挑発的な態度を取り始めたのでした。
これまでサイクロプスやオーガ、ハーピーなどの恐ろしいモンスターを散々相手にしてきたキモヲタです。今更、人類軍兵士の男たちに恐れを抱くことはありません。
チラリとキーラやエルミアナに目を向けると、彼女たちもキモヲタと同じように考えているようで、油断こそないものの、明らかに兵士たちを侮蔑する色が目に浮かんでいるのが見えました。
(とっととお尻を地面に擦り付けさせてやり過ごすでござる……)
そう考えたキモヲタが、一歩足を進めたとき、兵士の一人が言いました。
「おいおい! 女のエルフがいるぞ! 王都でも貴族が通う娼館でしか抱けねぇらしい」
兵士の言葉を聞いたエルミアナがレイピアに手を掛けようとするのを、キモヲタは手で制しました。
キモヲタは自分の仲間を侮辱されたことに怒りを覚えていました。
それと同時に、
(なるほど、貴族になれば貴族用の娼館に通うことができるのでござるか。しかもエルミアナたんのような美しい女性エルフもいるというなら……これは本物の貴族になるしかないでござるな)
と、固く決意するのでした。
(しかし……)
兵士を【お尻かゆくな~る】を使ってコテンパンにしようと考えていたキモヲタでしたが、ここがカザン王国に近いことと、彼らが人類軍の兵士であることに気が付きました。
それはキモヲタにある警戒心を呼び起こします。
それは派手にスキルを使いまくって、人類軍の兵士たちの口を通して噂になってしまった場合、他の転生・転移者に自分の存在を知られてしまうかもしれないということでした。
すでに転移者の知り合いがいるウドゥンキラーナに知られているうえ、知り合った人には自分を転移者として名乗っているので、完全に隠すことが不可能であることはキモヲタとて承知しています。
しかし「派手なスキルで暴れ回っている転移者」という噂になるのは、何としても避けたいところ。となると、人類軍兵士たちに対して、適当に【お尻痒くな~る】を使ってこの場をやり過ごすのは悪手であると、キモヲタは考えたのでした。
もちろん全員をあの世に送って口封じするという手もあるのは、キモヲタにも分かっています。しかしモンスターでもない人間に対して、さすがにそこまでのことができるはずもありません。
「キモヲタ……」※キーラ
何やら考えを巡らしていることを察した女性陣は、キモヲタの後ろに回って、キモヲタの行動を観察していました。
一方、母娘を揶揄ってた兵士が荷馬車から飛び降りて、キモヲタたちの方へ近づいてきました。他の兵士たちもその跡に続いてきます。
「ほう! こりゃ別嬪揃いじゃねーか!」
「ホントだ! 俺はあのでっかい美人にするぜ! ああいうのをひぃひぃ言わせるのがたまんねーんだよ」
「俺はあの黒髪の女にする! 見ろよあのエロい身体! ゾクゾクしてくるわ!」
「じゃぁぼくは、あ、あの犬耳族の子にする! ち、小さい子が、い、いいんだよ」
兵士たちはキモヲタを無視して通り過ぎ、エルミアナたちの方に近づこうとしました。
そのとき、キモヲタの怒号が響き渡ります。
「あいや待たれぇぇぇぇえい! 兵士殿ぉおおお!」
兵士たちが一斉にキモヲタに振り向きます。
「あん? なんだこのクソデブ、俺たちの邪魔をする気か?」
「てめぇ、舐めてんのか? この橋の通行料としてお前の首を貰ってもいいんだぜ?」
「死にてぇのか? ああん?」
「あの小っちゃいお、女の子はぼ、ぼくのおもちゃだから」
男たちから殺気のこもった視線を向けられても、キモヲタは一歩も引くことはありませんでした。
戦闘が始まると察したエルミアナの手が再びレイピアに掛かろうとするのを、キモヲタは再び目で制しました。
「俺たちはこれから、お前の連れてる女たちとお楽しみタイムなんだよ。デブはすっこんでろ!」
リーダーらしき兵士がキモヲタの胸倉を掴んで脅してきました。キモヲタはその目をまっすぐに見つめて言いました。
「兵士殿のために言ってるでござるよ」
「あぁん? てめぇ、俺たちとやろうってのか?」
「違うでござる。兵士の皆さんのために言っているのでござる」
胸倉を掴んで脅しても同様しないキモヲタを見て、リーダーらしき兵士が不審そうに首を傾げました。
「どういうこった?」
「彼女たちは病気持ちでござる」
えっ!? という顔を、その場にいる兵士たちだけでなく、エルミアナたちもしていました。
「彼女たちは病気を持ってるでござる! あまり近づくと感染して、お尻が痒くなってしまうでござる!」
キモヲタの言葉に、兵士たちの間に動揺が走りました。
キモヲタの言葉に、キモヲタの意図は察したものの、病気持ち呼ばわりされた女性陣のこめかみには物凄く太い青筋が浮きあがっていたのでした。
途中の川に架けられた橋の前で、人類軍の兵士たちが検問をしているようでした。
橋に近づきつつあるキモヲタたちの前では、荷馬車を止められた商人らしき男が、恐る恐る兵士に何か袋のようなものを手渡している様子が見えました。
「ひぃい! これで勘弁してください」
「ちっ! しけてやがんな! まぁいい、とっとと行け」
今度は他の兵士が、家族連れの馬車を止めて、父親に金をせびり、また荷馬車に乗っている母親と娘にちょっかいを出しています。
「かぁ! ババアとガキかよ! おいライナス! 女は諦めて、親父から金を取れ!」
母娘にちょっかいを出していた兵士が、キモヲタたちに気が付きました。
「おい、アレを見ろよ! 上玉たちのお越しだぜ!」
その声を聞いた十数人の人類軍兵士たち全員が、ニヤニヤして笑い声を上げたり、口笛を吹いたり、キモヲタたちに対して挑発的な態度を取り始めたのでした。
これまでサイクロプスやオーガ、ハーピーなどの恐ろしいモンスターを散々相手にしてきたキモヲタです。今更、人類軍兵士の男たちに恐れを抱くことはありません。
チラリとキーラやエルミアナに目を向けると、彼女たちもキモヲタと同じように考えているようで、油断こそないものの、明らかに兵士たちを侮蔑する色が目に浮かんでいるのが見えました。
(とっととお尻を地面に擦り付けさせてやり過ごすでござる……)
そう考えたキモヲタが、一歩足を進めたとき、兵士の一人が言いました。
「おいおい! 女のエルフがいるぞ! 王都でも貴族が通う娼館でしか抱けねぇらしい」
兵士の言葉を聞いたエルミアナがレイピアに手を掛けようとするのを、キモヲタは手で制しました。
キモヲタは自分の仲間を侮辱されたことに怒りを覚えていました。
それと同時に、
(なるほど、貴族になれば貴族用の娼館に通うことができるのでござるか。しかもエルミアナたんのような美しい女性エルフもいるというなら……これは本物の貴族になるしかないでござるな)
と、固く決意するのでした。
(しかし……)
兵士を【お尻かゆくな~る】を使ってコテンパンにしようと考えていたキモヲタでしたが、ここがカザン王国に近いことと、彼らが人類軍の兵士であることに気が付きました。
それはキモヲタにある警戒心を呼び起こします。
それは派手にスキルを使いまくって、人類軍の兵士たちの口を通して噂になってしまった場合、他の転生・転移者に自分の存在を知られてしまうかもしれないということでした。
すでに転移者の知り合いがいるウドゥンキラーナに知られているうえ、知り合った人には自分を転移者として名乗っているので、完全に隠すことが不可能であることはキモヲタとて承知しています。
しかし「派手なスキルで暴れ回っている転移者」という噂になるのは、何としても避けたいところ。となると、人類軍兵士たちに対して、適当に【お尻痒くな~る】を使ってこの場をやり過ごすのは悪手であると、キモヲタは考えたのでした。
もちろん全員をあの世に送って口封じするという手もあるのは、キモヲタにも分かっています。しかしモンスターでもない人間に対して、さすがにそこまでのことができるはずもありません。
「キモヲタ……」※キーラ
何やら考えを巡らしていることを察した女性陣は、キモヲタの後ろに回って、キモヲタの行動を観察していました。
一方、母娘を揶揄ってた兵士が荷馬車から飛び降りて、キモヲタたちの方へ近づいてきました。他の兵士たちもその跡に続いてきます。
「ほう! こりゃ別嬪揃いじゃねーか!」
「ホントだ! 俺はあのでっかい美人にするぜ! ああいうのをひぃひぃ言わせるのがたまんねーんだよ」
「俺はあの黒髪の女にする! 見ろよあのエロい身体! ゾクゾクしてくるわ!」
「じゃぁぼくは、あ、あの犬耳族の子にする! ち、小さい子が、い、いいんだよ」
兵士たちはキモヲタを無視して通り過ぎ、エルミアナたちの方に近づこうとしました。
そのとき、キモヲタの怒号が響き渡ります。
「あいや待たれぇぇぇぇえい! 兵士殿ぉおおお!」
兵士たちが一斉にキモヲタに振り向きます。
「あん? なんだこのクソデブ、俺たちの邪魔をする気か?」
「てめぇ、舐めてんのか? この橋の通行料としてお前の首を貰ってもいいんだぜ?」
「死にてぇのか? ああん?」
「あの小っちゃいお、女の子はぼ、ぼくのおもちゃだから」
男たちから殺気のこもった視線を向けられても、キモヲタは一歩も引くことはありませんでした。
戦闘が始まると察したエルミアナの手が再びレイピアに掛かろうとするのを、キモヲタは再び目で制しました。
「俺たちはこれから、お前の連れてる女たちとお楽しみタイムなんだよ。デブはすっこんでろ!」
リーダーらしき兵士がキモヲタの胸倉を掴んで脅してきました。キモヲタはその目をまっすぐに見つめて言いました。
「兵士殿のために言ってるでござるよ」
「あぁん? てめぇ、俺たちとやろうってのか?」
「違うでござる。兵士の皆さんのために言っているのでござる」
胸倉を掴んで脅しても同様しないキモヲタを見て、リーダーらしき兵士が不審そうに首を傾げました。
「どういうこった?」
「彼女たちは病気持ちでござる」
えっ!? という顔を、その場にいる兵士たちだけでなく、エルミアナたちもしていました。
「彼女たちは病気を持ってるでござる! あまり近づくと感染して、お尻が痒くなってしまうでござる!」
キモヲタの言葉に、兵士たちの間に動揺が走りました。
キモヲタの言葉に、キモヲタの意図は察したものの、病気持ち呼ばわりされた女性陣のこめかみには物凄く太い青筋が浮きあがっていたのでした。
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