79 / 130
第79話 つまり言い換えればスーパーエステティシャン!
しおりを挟む
キモヲタの部屋をこっそり訪れた宿の女主人サリサ。
彼女の深夜の特別サービスを断ったキモヲタでしたが、サリサの話を聞いているうちに、彼女に対する同情心が沸き起こります。
キモヲタは、サリサを慰めるためにハリボテをプレゼントし、さらに【足ツボ治癒】もしてあげることにしたのでした。
ところが【足ツボ治癒】につい力を入れ過ぎて、サリサはベッドのうえで壮絶に喘いで悶絶。
騒ぎを聞きつけたキーラたちが部屋に入ってくると、ベッドの上にいるキモヲタとサリサの壮絶な姿を目にするのでした。
「み、皆様、こんな夜更けに何用で?」
ベッドの上でサリサの足裏を掴んだまま、キモヲタはキーラやユリアスたちに、なるべく平静を装って声を掛けました。
「キ、キモヲタ……その女の人に何してるの?」
下着姿のキーラは、ハイライトオフした瞳に真っ赤な炎が揺らめいていました。
「オーク! いつかヤルとは思っていたが、まさか人を攫ってくるとは……」
ネグリジェ姿のエルミアナは、手にしたレイピアを抜き放ちます。
「キモヲタ様! どうしても我慢できないなら、私を襲ってくださいまし! 私のお尻はあなた様だけのものですのに!」
ネグリジェ姿のユリアスが、くやしそうな顔で涙を流していました。
「若き女人を攫ってきて暴行を働くとは! キモヲタ殺す、マジ殺す! 今殺す!」
下着姿のセリアが刀の柄に手を掛けていました。
「いやいやいやいや! 我輩、ただ女将に【足ツボ治癒】をしていただけでござる! なんで皆、そんなに殺気だってござるか!?」
女性陣全員が一斉に、ベッドの上に倒れているサリサを指さしました。
「その女の人! いったいどこから攫ってきたの?」※キーラ
「オークの本性を現したわね!」※エルミアナ
「さすがに人さらいはマズイです、キモヲタ様!」※ユリアス
「キモヲタ殺す! マジ殺す!」※セリア
どうやら彼女たちは、ベッドにいるのがサリサだと分かっていないようでした。
「はぁ!? これは女将でござる! 我輩はただこのババアに【足ツボ治癒】をしてやっていただけでござるよ!」
「はぁ!? これが女将さんなわけないでしょ! 女将さんはもっとお年を召した……」
キーラが途中で言葉を呑み込みました。
そしてマジマジとベッドで眠っている女性を見つめます。
「わっ! これ女将さんだ!」
キーラの言葉を聞いて、エルミアナ、ユリアス、セリアが一斉に驚きの声を上げました。
「「「ええぇ!?」」」
キーラ達が驚いたのも無理はありません。ベッドの上に眠っているサリアは、白髪交じりだった髪は、つやつやの赤髪に変わっていたのです。
それだけではありません。たるんでいた肌にハリが戻り、ツヤツヤプルプルになっていました。弛み始めていた胸にハリと弾力が戻り、20代の女性と見紛うほどに若返っていたのです。
キモヲタの必死の――必死で殺す気の――強烈な【足ツボ治癒】が、サリサの全身の細胞を完全にリフレッシュさせてしまったのでした。
真っ先に事情を察したキモヲタは、さも知ったような顔をしてサリサの若返りを説明しました。これで皆の誤解も解けて、賞賛を受けること間違いなしと確信を持って説明しました。
「恐らく我輩の【足ツボ治癒】で、体中のあらゆる場所から疲れが取り除かれた結果、この女将本来の若さと健康状態を取り戻したのでござろう」
ヴィィイイン! ヴィィイイン! ヴィィイイン! ヴィィイイン! ヴィィイイン!
しかしキモヲタの会心の説明も、サリサの右手でうねうねと動くぐりぐりぐり太くんが、完全に台無しにするのでした。
皆のジト目が一身に注がれる中、キモヲタは静かにベッドを降りて、サリサからぐりぐりぐり太くんを取り上げると、そっとスイッチをオフにしたのでした。
「まぁ、まずはお片付けでござるな……」
そう言うと、キモヲタはぐりぐりぐり太くんを箱にしまい込みました。
その後、エルミアナとセリアとキーラが、眠っているサリサを彼女の部屋に運んで、その身体を綺麗に拭って着替えをさせました。キモヲタとユリアスは汚れてしまったベッドとシーツの後始末を行いました。
そして一通りのお片付けが終わると、キモヲタは床の上にそっと正座して、自分を見下ろす女性陣に囲まれるのでした。
いくら【足ツボ治癒】をしていたと言い張ったところで、女将が自分の部屋のベッドの上にいたという状況だったのは事実。
もちろん、最初から説明すればキモヲタに何ら非がないことは明らかになるはずです。しかし、前世から数えてこれまでの経験上、こうした事態では、まず自分がズタボロにされた上でないと、誰も話を聞きゃしないということを、キモヲタは確信していたのです。
(幸いなことに、今の我輩には自分自身をも癒すことができる【足ツボ治癒】があるでござる。痛いのは最初だけ。まずは皆にボコボコにされた後で、話を聞いてもらうことにするでござるよ)
そう覚悟を決めたキモヲタは正座したままで、改めて自分を取り囲む女性陣たちを見上げました。
(まぁ、こうして下から乳袋が拝めたことだけは……うん。悪くなかったでござるよな)
「キモヲタ……」※キーラ
「キモヲタ殿……」※エルミアナ
「キモヲタ様……」※ユリアス
「キモヲタ……」※セリア
全員から睨みつけられたキモヲタは、自分の運命を受け入れる覚悟を決めました。
(美女に殴られたり足蹴にされるのは、ご褒美でござる! いくら痛くても辛くてもご褒美なのでござるよ!)
これからくる衝撃に備えて、ギュッと目を瞑ったキモヲタ。
そして、次の瞬間――
「キモヲタ凄い! 女将さんを若返らせちゃった!」※キーラ
「素晴らしいです! 女性の美しさまで復活させるなんて」※エルミアナ
「キモヲタ様はやっぱり素敵な御方でした!」※ユリアス
「見直したわ! ちょっとだけね!」※セリア
縮こまっていたキモヲタの背中を、女性人たちが優しく撫でたり、揺すったりしながら、嬉しそうな声を上げてキモヲタを褒め称えるのでした。
「えっ!? えっ!? えっ!? えっ!?」
女性陣の予想外の反応に、戸惑いを隠せないキモヲタだったのでした。
彼女の深夜の特別サービスを断ったキモヲタでしたが、サリサの話を聞いているうちに、彼女に対する同情心が沸き起こります。
キモヲタは、サリサを慰めるためにハリボテをプレゼントし、さらに【足ツボ治癒】もしてあげることにしたのでした。
ところが【足ツボ治癒】につい力を入れ過ぎて、サリサはベッドのうえで壮絶に喘いで悶絶。
騒ぎを聞きつけたキーラたちが部屋に入ってくると、ベッドの上にいるキモヲタとサリサの壮絶な姿を目にするのでした。
「み、皆様、こんな夜更けに何用で?」
ベッドの上でサリサの足裏を掴んだまま、キモヲタはキーラやユリアスたちに、なるべく平静を装って声を掛けました。
「キ、キモヲタ……その女の人に何してるの?」
下着姿のキーラは、ハイライトオフした瞳に真っ赤な炎が揺らめいていました。
「オーク! いつかヤルとは思っていたが、まさか人を攫ってくるとは……」
ネグリジェ姿のエルミアナは、手にしたレイピアを抜き放ちます。
「キモヲタ様! どうしても我慢できないなら、私を襲ってくださいまし! 私のお尻はあなた様だけのものですのに!」
ネグリジェ姿のユリアスが、くやしそうな顔で涙を流していました。
「若き女人を攫ってきて暴行を働くとは! キモヲタ殺す、マジ殺す! 今殺す!」
下着姿のセリアが刀の柄に手を掛けていました。
「いやいやいやいや! 我輩、ただ女将に【足ツボ治癒】をしていただけでござる! なんで皆、そんなに殺気だってござるか!?」
女性陣全員が一斉に、ベッドの上に倒れているサリサを指さしました。
「その女の人! いったいどこから攫ってきたの?」※キーラ
「オークの本性を現したわね!」※エルミアナ
「さすがに人さらいはマズイです、キモヲタ様!」※ユリアス
「キモヲタ殺す! マジ殺す!」※セリア
どうやら彼女たちは、ベッドにいるのがサリサだと分かっていないようでした。
「はぁ!? これは女将でござる! 我輩はただこのババアに【足ツボ治癒】をしてやっていただけでござるよ!」
「はぁ!? これが女将さんなわけないでしょ! 女将さんはもっとお年を召した……」
キーラが途中で言葉を呑み込みました。
そしてマジマジとベッドで眠っている女性を見つめます。
「わっ! これ女将さんだ!」
キーラの言葉を聞いて、エルミアナ、ユリアス、セリアが一斉に驚きの声を上げました。
「「「ええぇ!?」」」
キーラ達が驚いたのも無理はありません。ベッドの上に眠っているサリアは、白髪交じりだった髪は、つやつやの赤髪に変わっていたのです。
それだけではありません。たるんでいた肌にハリが戻り、ツヤツヤプルプルになっていました。弛み始めていた胸にハリと弾力が戻り、20代の女性と見紛うほどに若返っていたのです。
キモヲタの必死の――必死で殺す気の――強烈な【足ツボ治癒】が、サリサの全身の細胞を完全にリフレッシュさせてしまったのでした。
真っ先に事情を察したキモヲタは、さも知ったような顔をしてサリサの若返りを説明しました。これで皆の誤解も解けて、賞賛を受けること間違いなしと確信を持って説明しました。
「恐らく我輩の【足ツボ治癒】で、体中のあらゆる場所から疲れが取り除かれた結果、この女将本来の若さと健康状態を取り戻したのでござろう」
ヴィィイイン! ヴィィイイン! ヴィィイイン! ヴィィイイン! ヴィィイイン!
しかしキモヲタの会心の説明も、サリサの右手でうねうねと動くぐりぐりぐり太くんが、完全に台無しにするのでした。
皆のジト目が一身に注がれる中、キモヲタは静かにベッドを降りて、サリサからぐりぐりぐり太くんを取り上げると、そっとスイッチをオフにしたのでした。
「まぁ、まずはお片付けでござるな……」
そう言うと、キモヲタはぐりぐりぐり太くんを箱にしまい込みました。
その後、エルミアナとセリアとキーラが、眠っているサリサを彼女の部屋に運んで、その身体を綺麗に拭って着替えをさせました。キモヲタとユリアスは汚れてしまったベッドとシーツの後始末を行いました。
そして一通りのお片付けが終わると、キモヲタは床の上にそっと正座して、自分を見下ろす女性陣に囲まれるのでした。
いくら【足ツボ治癒】をしていたと言い張ったところで、女将が自分の部屋のベッドの上にいたという状況だったのは事実。
もちろん、最初から説明すればキモヲタに何ら非がないことは明らかになるはずです。しかし、前世から数えてこれまでの経験上、こうした事態では、まず自分がズタボロにされた上でないと、誰も話を聞きゃしないということを、キモヲタは確信していたのです。
(幸いなことに、今の我輩には自分自身をも癒すことができる【足ツボ治癒】があるでござる。痛いのは最初だけ。まずは皆にボコボコにされた後で、話を聞いてもらうことにするでござるよ)
そう覚悟を決めたキモヲタは正座したままで、改めて自分を取り囲む女性陣たちを見上げました。
(まぁ、こうして下から乳袋が拝めたことだけは……うん。悪くなかったでござるよな)
「キモヲタ……」※キーラ
「キモヲタ殿……」※エルミアナ
「キモヲタ様……」※ユリアス
「キモヲタ……」※セリア
全員から睨みつけられたキモヲタは、自分の運命を受け入れる覚悟を決めました。
(美女に殴られたり足蹴にされるのは、ご褒美でござる! いくら痛くても辛くてもご褒美なのでござるよ!)
これからくる衝撃に備えて、ギュッと目を瞑ったキモヲタ。
そして、次の瞬間――
「キモヲタ凄い! 女将さんを若返らせちゃった!」※キーラ
「素晴らしいです! 女性の美しさまで復活させるなんて」※エルミアナ
「キモヲタ様はやっぱり素敵な御方でした!」※ユリアス
「見直したわ! ちょっとだけね!」※セリア
縮こまっていたキモヲタの背中を、女性人たちが優しく撫でたり、揺すったりしながら、嬉しそうな声を上げてキモヲタを褒め称えるのでした。
「えっ!? えっ!? えっ!? えっ!?」
女性陣の予想外の反応に、戸惑いを隠せないキモヲタだったのでした。
1
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転生弁護士のクエスト同行記 ~冒険者用の契約書を作ることにしたらクエストの成功率が爆上がりしました~
昼から山猫
ファンタジー
異世界に降り立った元日本の弁護士が、冒険者ギルドの依頼で「クエスト契約書」を作成することに。出発前に役割分担を明文化し、報酬の配分や責任範囲を細かく決めると、パーティ同士の内輪揉めは激減し、クエスト成功率が劇的に上がる。そんな噂が広がり、冒険者は誰もが法律事務所に相談してから旅立つように。魔王討伐の最強パーティにも声をかけられ、彼の“契約書”は世界の運命を左右する重要要素となっていく。
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる