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第8話 ふっ……ケモミミ少女なぞより人間のヒロインですな!
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サイクロプスとの戦闘でただ一人生き残った騎士の足裏を、キモヲタは【足ツボ治癒】で揉みほぐしていました。
緑の光が騎士の全身を包むなか、キモヲタは必死に足裏に指を喰いこませます。
「うぼぉおおおおあああああああああ❤」
兜の中から大きなあえぎ声が漏れ出るのを聞いたキモヲタは、首をかしげました。その声が思っていたよりずっと高かったからです。
「はひぃぃぃぃぃいいいいん❤」
(まさかこの騎士は女性でござるか!?)
普段のキモヲタであれば、女性騎士と知って妄想をたくましくして、夜のおかずを脳内で生成するところです。しかし、今はそれどころではありませんでした。何故なら騎士の身体がビクンビクンと跳ねはじめたからです。
ビクン! ビクン! グギギギ! グリンッ!
【足ツボ治癒】の働きによるものなのか、騎士の身体が跳ねる度に曲がっていた手足が元通りになっていきます。それはかなり恐ろしい光景であり、キモヲタは思わず目を閉じてしまいました。
「はひぃぃいい❤」
(ご、語尾にハートが付いている気がするでござる! き、きっと痛みは快感に変換されているでござる! きっと、きっとそうでござる!)
そう念じながらキモヲタはひたすら足裏をもみ続けます。
キモヲタが考えるとおり、【足ツボ治癒】はその痛みを全て足裏マッサージの痛みと快感に変換するものなのでした。ですが、そのことをキモヲタが知るのは、これよりずっと後のことなのです。
「ひぎぃいいいいいいい❤」
「ううほおおおお❤」
「はぁああん❤」
足裏を揉み続けていくうちに、騎士のあえぎ声がだんだんと小さくなっていきました。
「あん❤ 痛いけど気持ちいいれすぅ❤」
騎士が心地よさだけを感じているのを見たキモヲタは、足裏から手を放して治療を終えるのでした。
治療が終わったことを知った騎士が兜を脱ぎはじめます。
ここに到り、「てっきり女性だと思っていたこの騎士が、実は髭面のおっさんだったら、顔面ぐしゃぐしゃにして泣き喚く自信ある」と気づいたキモヲタは、緊張で思わず背筋を伸ばしました。
ファサッ!
兜を脱いだ騎士の顔は、キモヲタの予想を良い方向に裏切った美少女のそれでした。
(よ、よかったでござる……)
美しい青い瞳がキモヲタの目をまっすぐに見すえます。その美しさにキモヲタは、思わず息を呑んでしまいました。
「貴方が私の命を救ってくれたのだな」
そう言ってキモヲタに礼を述べた騎士の声は、見た目の若さに反してかなり大人びたものでした。
(美少女というより、美人さんということですな)
騎士は立ち上がって、自分の身体の状態を確認したあと、あらためてキモヲタに礼を述べました。立ち上がった騎士は、キモオタよりもずっと背が高くて大柄でした。
大きな女性は苦手なキモヲタでしたが、この騎士はその苦手意識を覆すほどの美しさを持っていました。
髪留めを解いた金色の髪が風になびく中、青い瞳がキモヲタを見つめていました。
少女の面影を残しながらも、堂々とたたずむその姿は、まさにクッコロされる前の姫騎士のようだと、キモヲタはロクでもないたとえで内心感動していました。
しばらく見つめ合っていた二人でしたが、突然、騎士が顔を赤らめて言いました。
「そ、その……貴方は裸のようですが、服はどうされたのでしょうか」
そう言って、チラチラッとキモヲタの自称エクスカリバーに視線を走らせる騎士に、キモヲタはあわてて前を隠しながら返事をします。
「ややっ!? こ、これはその……旅の途中で山賊に襲われまして……必死で逃げておりました」
「そ、そうでしたか……それはまた大変な災難に遭われたのですね。それで、そんな状況であるにも関わらず、貴方は私を救ってくれたのですね」
騎士は胸に手を当てて、キモヲタに改めて姿勢を正しました。
「このユリアス・ヴァルガー、貴方によって命を救われました。この御恩には生涯をかけて報いたいと思います」
「いやいやいや、そんな大袈裟な恩を感じる必要はありませぬぞ。ただ目の前に怪我人がいて、そこにたまたま治癒スキルを持った我輩がいた。それだけのことでござる」
「はうっ❤ なんて謙虚な御方……」
キモヲタの謙虚な態度に、騎士は感動していました。赤く染まった頬を両手で覆いながら、チラッチラッとキモヲタのやや下半身に視線を走らせています。
キモヲタは騎士の視線の位置を若干不信には感じていましたが、それを無視させるほどの幸運の予感に胸を躍らせていました。
(この好感度高げな感触! 間違いござらん! この姫騎士こそが我輩の異世界ヒロインだったでござる!)
フルチンのキモヲタを目にしてドン引きするどころか、怪我をいやしたキモヲタに普通に恩義を感じる騎士。この姫騎士こそ、自分のヒロインだとキモヲタは確信するのでした。
(こ、ここは焦ってはいかんでござる。紳士アピール! 紳士アピールしてさらに好感度をあげるフェーズでござるよ)
「もし、どうしても我輩に恩を返したいというのであれば、その……何か着るものを戴けないでござろうか」
「そ、そうですか……そうですよね❤」
そう言って騎士がキモヲタの全身に視線を走らせた、ちょうどその時――
「隊長ーっ! 姫隊長ぉおお! ご無事ですかぁぁあ!」
そう声を上げて駆け寄って来る者がありました。それは美しい銀髪のエルフ騎士でした。
「おぉ! エルフリーデ、わたしはこの通り無事だ! この御仁に命を助けてもらった」
エルフの女騎士は、キモヲタの姿を見て眉を一瞬ひそめたものの、自分の隊長の命を助けられたという言葉をギリ思い出し、キモヲタに礼を述べるのでした。
彼女はふもとでの戦闘が勝利に終わったことを隊長に告げます。
その後キモヲタは、二人の騎士に案内されて、馬車のある場所へと向かうのでした。
(ぐふふ。やはりヒロインはエルフとかケモミミ少女より人間の女性に限りますな! それも姫騎士! すでに好感度も高いようなので我輩に向ってクッコロ叫ぶシーンはなさそうですが、それでも全然かまいませんぞ!)
ブツブツ言って歩きながら、キモヲタはこれから始まるヒロインとの冒険とエロい展開に胸を躍らせるのでした。そして――
(これ……オークじゃないですよね?)
股間を押さえながらニマニマして歩くキモヲタを見ながら、エルフリーデは心のなかでつぶやくのでした。
緑の光が騎士の全身を包むなか、キモヲタは必死に足裏に指を喰いこませます。
「うぼぉおおおおあああああああああ❤」
兜の中から大きなあえぎ声が漏れ出るのを聞いたキモヲタは、首をかしげました。その声が思っていたよりずっと高かったからです。
「はひぃぃぃぃぃいいいいん❤」
(まさかこの騎士は女性でござるか!?)
普段のキモヲタであれば、女性騎士と知って妄想をたくましくして、夜のおかずを脳内で生成するところです。しかし、今はそれどころではありませんでした。何故なら騎士の身体がビクンビクンと跳ねはじめたからです。
ビクン! ビクン! グギギギ! グリンッ!
【足ツボ治癒】の働きによるものなのか、騎士の身体が跳ねる度に曲がっていた手足が元通りになっていきます。それはかなり恐ろしい光景であり、キモヲタは思わず目を閉じてしまいました。
「はひぃぃいい❤」
(ご、語尾にハートが付いている気がするでござる! き、きっと痛みは快感に変換されているでござる! きっと、きっとそうでござる!)
そう念じながらキモヲタはひたすら足裏をもみ続けます。
キモヲタが考えるとおり、【足ツボ治癒】はその痛みを全て足裏マッサージの痛みと快感に変換するものなのでした。ですが、そのことをキモヲタが知るのは、これよりずっと後のことなのです。
「ひぎぃいいいいいいい❤」
「ううほおおおお❤」
「はぁああん❤」
足裏を揉み続けていくうちに、騎士のあえぎ声がだんだんと小さくなっていきました。
「あん❤ 痛いけど気持ちいいれすぅ❤」
騎士が心地よさだけを感じているのを見たキモヲタは、足裏から手を放して治療を終えるのでした。
治療が終わったことを知った騎士が兜を脱ぎはじめます。
ここに到り、「てっきり女性だと思っていたこの騎士が、実は髭面のおっさんだったら、顔面ぐしゃぐしゃにして泣き喚く自信ある」と気づいたキモヲタは、緊張で思わず背筋を伸ばしました。
ファサッ!
兜を脱いだ騎士の顔は、キモヲタの予想を良い方向に裏切った美少女のそれでした。
(よ、よかったでござる……)
美しい青い瞳がキモヲタの目をまっすぐに見すえます。その美しさにキモヲタは、思わず息を呑んでしまいました。
「貴方が私の命を救ってくれたのだな」
そう言ってキモヲタに礼を述べた騎士の声は、見た目の若さに反してかなり大人びたものでした。
(美少女というより、美人さんということですな)
騎士は立ち上がって、自分の身体の状態を確認したあと、あらためてキモヲタに礼を述べました。立ち上がった騎士は、キモオタよりもずっと背が高くて大柄でした。
大きな女性は苦手なキモヲタでしたが、この騎士はその苦手意識を覆すほどの美しさを持っていました。
髪留めを解いた金色の髪が風になびく中、青い瞳がキモヲタを見つめていました。
少女の面影を残しながらも、堂々とたたずむその姿は、まさにクッコロされる前の姫騎士のようだと、キモヲタはロクでもないたとえで内心感動していました。
しばらく見つめ合っていた二人でしたが、突然、騎士が顔を赤らめて言いました。
「そ、その……貴方は裸のようですが、服はどうされたのでしょうか」
そう言って、チラチラッとキモヲタの自称エクスカリバーに視線を走らせる騎士に、キモヲタはあわてて前を隠しながら返事をします。
「ややっ!? こ、これはその……旅の途中で山賊に襲われまして……必死で逃げておりました」
「そ、そうでしたか……それはまた大変な災難に遭われたのですね。それで、そんな状況であるにも関わらず、貴方は私を救ってくれたのですね」
騎士は胸に手を当てて、キモヲタに改めて姿勢を正しました。
「このユリアス・ヴァルガー、貴方によって命を救われました。この御恩には生涯をかけて報いたいと思います」
「いやいやいや、そんな大袈裟な恩を感じる必要はありませぬぞ。ただ目の前に怪我人がいて、そこにたまたま治癒スキルを持った我輩がいた。それだけのことでござる」
「はうっ❤ なんて謙虚な御方……」
キモヲタの謙虚な態度に、騎士は感動していました。赤く染まった頬を両手で覆いながら、チラッチラッとキモヲタのやや下半身に視線を走らせています。
キモヲタは騎士の視線の位置を若干不信には感じていましたが、それを無視させるほどの幸運の予感に胸を躍らせていました。
(この好感度高げな感触! 間違いござらん! この姫騎士こそが我輩の異世界ヒロインだったでござる!)
フルチンのキモヲタを目にしてドン引きするどころか、怪我をいやしたキモヲタに普通に恩義を感じる騎士。この姫騎士こそ、自分のヒロインだとキモヲタは確信するのでした。
(こ、ここは焦ってはいかんでござる。紳士アピール! 紳士アピールしてさらに好感度をあげるフェーズでござるよ)
「もし、どうしても我輩に恩を返したいというのであれば、その……何か着るものを戴けないでござろうか」
「そ、そうですか……そうですよね❤」
そう言って騎士がキモヲタの全身に視線を走らせた、ちょうどその時――
「隊長ーっ! 姫隊長ぉおお! ご無事ですかぁぁあ!」
そう声を上げて駆け寄って来る者がありました。それは美しい銀髪のエルフ騎士でした。
「おぉ! エルフリーデ、わたしはこの通り無事だ! この御仁に命を助けてもらった」
エルフの女騎士は、キモヲタの姿を見て眉を一瞬ひそめたものの、自分の隊長の命を助けられたという言葉をギリ思い出し、キモヲタに礼を述べるのでした。
彼女はふもとでの戦闘が勝利に終わったことを隊長に告げます。
その後キモヲタは、二人の騎士に案内されて、馬車のある場所へと向かうのでした。
(ぐふふ。やはりヒロインはエルフとかケモミミ少女より人間の女性に限りますな! それも姫騎士! すでに好感度も高いようなので我輩に向ってクッコロ叫ぶシーンはなさそうですが、それでも全然かまいませんぞ!)
ブツブツ言って歩きながら、キモヲタはこれから始まるヒロインとの冒険とエロい展開に胸を躍らせるのでした。そして――
(これ……オークじゃないですよね?)
股間を押さえながらニマニマして歩くキモヲタを見ながら、エルフリーデは心のなかでつぶやくのでした。
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