59 / 92
第四章 勇者支援学校編 ー 冒険者への道 ー
第58話 さすがは大人
しおりを挟む
「お二人の覚悟は分かりました」
シーアが淹れたお茶を口元に運びながらシュモネー先生が言った。墓場での死闘《しごき》の翌日、ぼくらは街道商人護衛の単位クエストを終えて無事にエ・ダジーマに戻った。
今はシュモネー先生をぼくの部屋にお招きしてお茶がてら、ヴィドゴニア対策について相談しているところだ。
「いくらヴィドゴニアを敵視しているとはいえ、短兵急に戦いに向かうというのは関心しませんね」
「でも……」
「キーストンさんがヴィドゴニアと戦って勝てるかというのも疑問ですが、そもそもあなたが見たというヴィドゴニアはヴィルフェリーシアさんの【見る】を奪ったヴィドゴニアだったのですか」
「いえ、それは……分かりません」
初めてヴィドゴニアに出会って頭に血が上ってしまい、そんな当たり前のことに気が付くことができなかった自分に今更ながら呆れた。
「お話では貴族の馬車に乗っていたということですが、そうだとしたらそのヴィドゴニアは貴族と何らかのつながりを持っていると考えていいでしょう」
シュモネー先生がティーカップを下して、ぼくの目をじっと見つめる。ぼくに考える時間を与えてくれているのだろう。
「だとしたらやっかいだな……」
「そうです。飢えたヴィドゴニアと満たされたヴィドゴニアでは全く別の存在と言ってもおかしくないほどの違いがありますよ。後者に対して、それが魔物だからという理由だけで討伐してしまえば予想外の問題を生むかもしれません」
「確かに……馬車に乗っていたヴィドゴニアは見た目はほぼ人間だったし、身なりも綺麗で大事に扱われているようでした」
「そんな相手をいきなり剣で貫いて倒したとして、何の準備もなくその正当性を主張することがどれだけ大変なことか分かりますか? それに、そのヴィドゴニアが目的の相手でなかった場合、彼女を保護している貴族とは完全に敵対することになりますよ」
「むぅ……一体どうすれば……」
頭を抱えるぼくを見てシーアが後ろに立って肩を揉んでくれる。ぼくは頸を後ろに倒して後頭部でぽんぽんとシーアのおっぱいを堪能する。うん、癒される。
気が付くとシュモネー先生のジト目がぼくに向けられていた。
「はぁ……。まぁ、色々考えたり、準備したり、そして今よりもっと強くなるための時間が必要だということを、先生として、大人として言いたいわけです」
「急いてはことを仕損じるか……確かにシュモネー先生の言う通りですね」
「……もしかして、ヴィルフェリーシアさんの胸部を堪能するあまり、考えるのが面倒くさくなってます?」
「それはその通りですが、今はあのヴィドゴニアについて調べるにはどうすればいいのかなって考えてます」
シーアがぼくの頭をいいこいいこして撫でてくれる。いかん、このままでは気持ちよすぎて眠ってしまうかもしれない。シュモネー先生のジト目がさっきから酷いことになっている……が気にしない。
そういえばあのヴィドゴニア……かなりの巨乳だったな。ぼくの意識がその眼に集中していたから、顔をはっきりとは見てないけどかなりの美人だったような……。
ガシッ!
突然シーアがぼくの頭を両手で強くがっしりと掴む。ちょっ、何!? 痛いかも!? 指先でぼくの頭皮をゴシゴシする。
やめて! 大事な頭髪にダメージ与えないで! そんな強くしたら禿げる! 禿げちゃうぅぅ!
「そのヴィドゴニアの調査については先生に任せてください」
シュモネー先生の言葉にぼくは驚いた。シーアの手も止まる。
「いいんですか? どうして手伝ってくれるんですか?」
「まず先生として、あなた方を放置しておくとどこかで暴走してしまうのではないかと心配しています」
「大人としては?」
「あなたたちの手伝いを建前にして、ヴィドゴニアの生態について徹底的に調べて新刊のネタに……」
シュモネー先生の目がきらきらと輝いていた。なんだろう――凄く納得した。
――――――
―――
―
お茶会が解散してシュモネー先生が帰った後、ぼくはシーアをソファに座らせてそのふとももに頭を載せて横たわった。
見上げるとシーアの大きなおっぱい。ぼくはシーアのふとももとおっぱいサンドを楽し――これからのことを真剣に考えていた。
シュモネー先生はシーアの【見る】を取り戻すことも含めて、今後はぼくたちに協力してくれるようだ。大人の知恵と力が借りられるのは頼もしい限り。
いやまぁ、ぼくも中身は大人だし、もっといえば前世じゃ王様だったんだけどな。
普段から子供のフリのようなことをしているので、いつの間にか考え方も子供の範疇に収まっていたのかもしれない。
前世で大人だったときの自分であれば「ヴィドゴニアを倒したら全てが解決ハイ御終い!」なんて単純な話には考えなかったはずだ。
「シーア……」
ぼくはシーアの手を取ってそれを自分の顔に押し付ける。
「シーアは、ぼくがヴィドゴニアを追うのが今でも嫌?」
「……わたしは坊ちゃまを失うのが怖いです」
シーアの手を口元に運び、ひとつひとつの指先に口づけをする。行動に意味はない。ただシーアの指がとてつもなく大事に思えただけだ。
「それでもぼくは必ずシーアの【見る】を奪ったヴィドゴニアを見つけて倒すよ。そしてシーアの【見る】を取り戻すんだ」
「……」
シーアは無言のままだった。
「でもね。無茶はしない。シュモネー先生の言う通り、ぼくには考えも、準備も、力も足りない。だからしっかり考えて準備を万全にする。シーアの不安が消し飛ぶくらいちゃんと力を付ける。それでいい?」
「……」
シーアが上体を倒しておっぱいでぼくの顔を圧迫する。ちょっと息苦しいけどシーアの柔らかさと匂いに包まれ、幸せ感がめちゃくちゃヤバイ。幸せ過ぎてぼくが窒息する少し前にシーアは身体を起こした。
「坊ちゃまの望むままに……」
ぼくが乳息――じゃなくて窒息する直前、シーアがそう言ったのを聞いたような気がした。
そのまましばらくシーアは無言でぼくの頭を撫で続け、やがて夕食の準備のために部屋から出て行った。
シーアが淹れたお茶を口元に運びながらシュモネー先生が言った。墓場での死闘《しごき》の翌日、ぼくらは街道商人護衛の単位クエストを終えて無事にエ・ダジーマに戻った。
今はシュモネー先生をぼくの部屋にお招きしてお茶がてら、ヴィドゴニア対策について相談しているところだ。
「いくらヴィドゴニアを敵視しているとはいえ、短兵急に戦いに向かうというのは関心しませんね」
「でも……」
「キーストンさんがヴィドゴニアと戦って勝てるかというのも疑問ですが、そもそもあなたが見たというヴィドゴニアはヴィルフェリーシアさんの【見る】を奪ったヴィドゴニアだったのですか」
「いえ、それは……分かりません」
初めてヴィドゴニアに出会って頭に血が上ってしまい、そんな当たり前のことに気が付くことができなかった自分に今更ながら呆れた。
「お話では貴族の馬車に乗っていたということですが、そうだとしたらそのヴィドゴニアは貴族と何らかのつながりを持っていると考えていいでしょう」
シュモネー先生がティーカップを下して、ぼくの目をじっと見つめる。ぼくに考える時間を与えてくれているのだろう。
「だとしたらやっかいだな……」
「そうです。飢えたヴィドゴニアと満たされたヴィドゴニアでは全く別の存在と言ってもおかしくないほどの違いがありますよ。後者に対して、それが魔物だからという理由だけで討伐してしまえば予想外の問題を生むかもしれません」
「確かに……馬車に乗っていたヴィドゴニアは見た目はほぼ人間だったし、身なりも綺麗で大事に扱われているようでした」
「そんな相手をいきなり剣で貫いて倒したとして、何の準備もなくその正当性を主張することがどれだけ大変なことか分かりますか? それに、そのヴィドゴニアが目的の相手でなかった場合、彼女を保護している貴族とは完全に敵対することになりますよ」
「むぅ……一体どうすれば……」
頭を抱えるぼくを見てシーアが後ろに立って肩を揉んでくれる。ぼくは頸を後ろに倒して後頭部でぽんぽんとシーアのおっぱいを堪能する。うん、癒される。
気が付くとシュモネー先生のジト目がぼくに向けられていた。
「はぁ……。まぁ、色々考えたり、準備したり、そして今よりもっと強くなるための時間が必要だということを、先生として、大人として言いたいわけです」
「急いてはことを仕損じるか……確かにシュモネー先生の言う通りですね」
「……もしかして、ヴィルフェリーシアさんの胸部を堪能するあまり、考えるのが面倒くさくなってます?」
「それはその通りですが、今はあのヴィドゴニアについて調べるにはどうすればいいのかなって考えてます」
シーアがぼくの頭をいいこいいこして撫でてくれる。いかん、このままでは気持ちよすぎて眠ってしまうかもしれない。シュモネー先生のジト目がさっきから酷いことになっている……が気にしない。
そういえばあのヴィドゴニア……かなりの巨乳だったな。ぼくの意識がその眼に集中していたから、顔をはっきりとは見てないけどかなりの美人だったような……。
ガシッ!
突然シーアがぼくの頭を両手で強くがっしりと掴む。ちょっ、何!? 痛いかも!? 指先でぼくの頭皮をゴシゴシする。
やめて! 大事な頭髪にダメージ与えないで! そんな強くしたら禿げる! 禿げちゃうぅぅ!
「そのヴィドゴニアの調査については先生に任せてください」
シュモネー先生の言葉にぼくは驚いた。シーアの手も止まる。
「いいんですか? どうして手伝ってくれるんですか?」
「まず先生として、あなた方を放置しておくとどこかで暴走してしまうのではないかと心配しています」
「大人としては?」
「あなたたちの手伝いを建前にして、ヴィドゴニアの生態について徹底的に調べて新刊のネタに……」
シュモネー先生の目がきらきらと輝いていた。なんだろう――凄く納得した。
――――――
―――
―
お茶会が解散してシュモネー先生が帰った後、ぼくはシーアをソファに座らせてそのふとももに頭を載せて横たわった。
見上げるとシーアの大きなおっぱい。ぼくはシーアのふとももとおっぱいサンドを楽し――これからのことを真剣に考えていた。
シュモネー先生はシーアの【見る】を取り戻すことも含めて、今後はぼくたちに協力してくれるようだ。大人の知恵と力が借りられるのは頼もしい限り。
いやまぁ、ぼくも中身は大人だし、もっといえば前世じゃ王様だったんだけどな。
普段から子供のフリのようなことをしているので、いつの間にか考え方も子供の範疇に収まっていたのかもしれない。
前世で大人だったときの自分であれば「ヴィドゴニアを倒したら全てが解決ハイ御終い!」なんて単純な話には考えなかったはずだ。
「シーア……」
ぼくはシーアの手を取ってそれを自分の顔に押し付ける。
「シーアは、ぼくがヴィドゴニアを追うのが今でも嫌?」
「……わたしは坊ちゃまを失うのが怖いです」
シーアの手を口元に運び、ひとつひとつの指先に口づけをする。行動に意味はない。ただシーアの指がとてつもなく大事に思えただけだ。
「それでもぼくは必ずシーアの【見る】を奪ったヴィドゴニアを見つけて倒すよ。そしてシーアの【見る】を取り戻すんだ」
「……」
シーアは無言のままだった。
「でもね。無茶はしない。シュモネー先生の言う通り、ぼくには考えも、準備も、力も足りない。だからしっかり考えて準備を万全にする。シーアの不安が消し飛ぶくらいちゃんと力を付ける。それでいい?」
「……」
シーアが上体を倒しておっぱいでぼくの顔を圧迫する。ちょっと息苦しいけどシーアの柔らかさと匂いに包まれ、幸せ感がめちゃくちゃヤバイ。幸せ過ぎてぼくが窒息する少し前にシーアは身体を起こした。
「坊ちゃまの望むままに……」
ぼくが乳息――じゃなくて窒息する直前、シーアがそう言ったのを聞いたような気がした。
そのまましばらくシーアは無言でぼくの頭を撫で続け、やがて夕食の準備のために部屋から出て行った。
0
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆*:.。. o(≧▽≦)o
【 関連話 】
異世界転生ハーレムプラン ~ 最強のスキルが【幼女化】ってマジですか?~
うっかり女神の転生ミス……って今度は護衛艦ですか? しかも艦長が幼女とか、もういい加減にしろ!
終わりの国のコメディアン
お気に入りに追加
80
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください

おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
転生王子はダラけたい
朝比奈 和
ファンタジー
大学生の俺、一ノ瀬陽翔(いちのせ はると)が転生したのは、小さな王国グレスハートの末っ子王子、フィル・グレスハートだった。
束縛だらけだった前世、今世では好きなペットをモフモフしながら、ダラけて自由に生きるんだ!
と思ったのだが……召喚獣に精霊に鉱石に魔獣に、この世界のことを知れば知るほどトラブル発生で悪目立ち!
ぐーたら生活したいのに、全然出来ないんだけどっ!
ダラけたいのにダラけられない、フィルの物語は始まったばかり!
※2016年11月。第1巻
2017年 4月。第2巻
2017年 9月。第3巻
2017年12月。第4巻
2018年 3月。第5巻
2018年 8月。第6巻
2018年12月。第7巻
2019年 5月。第8巻
2019年10月。第9巻
2020年 6月。第10巻
2020年12月。第11巻 出版しました。
PNもエリン改め、朝比奈 和(あさひな なごむ)となります。
投稿継続中です。よろしくお願いします!

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる