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はじまり
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気付くと木に座りながらもたれかかって寝ていたようだ。
先程までの記憶はしっかりある。
であれば間違いなくここは異世界。
ジンは力の限りガッツポーズをした。
ジンはこれといった趣味もなく、ブラック企業で朝起きて働いて夜帰るといった生活を淡々とこなしていた。
自殺したいとかそういった事ではないが、日々なんで俺は生きてるんだろうと哲学的な考えにふけっていた。
それがいきなり異世界転生である。
生きる道が急に明るい光が差し込だのだ。
少し興奮が冷め、素に戻る。
まずは自分の体を確認すると女性にはなっていなくて安心した。
異世界と言えばハーレムなのだ。
これは絶対ひけない。
次に確認するのは若返りだか、現状維持でお肌カサカサだった。
あと身なりだが冒険者っぽい皮の鎧と鉄の短剣とカバンが1つだった。
カバンの中を見るとお金っぽいものが入っており手紙が1枚入っていた。
手紙にはダンジョンに潜るのが主な目的だが、基本的には自由に過ごしてかまわない。
お金はこの世界で半年分の生活費などなど、細かい説明が書かれていた。
「さて、異世界で一番最初にするのってこれだよな」
「ステータスオープン」
ジンの目の前に半透明なテレビのような物か出現する。
まさにテンプレで小躍りしてしまいたくなる。
まずは落ち着いて確認する。
「ふむふむ、まるでゲームそのものだな」
ジンは自分のステータスやスキルを確認する。
「魔法や剣術、それと耐性以外は人並みか」
「おっ、鍛冶はソコソコ高レベルだ」
鍛冶といえば最近のラノベでも人気の職種だよね。
ただ料理スキルが絶望的すきて泣きそうになった。
「独身といえ自炊はあんまりしてこなかったしな…」
スキルを確認していると不思議なスキルを2つ見つけた。
●インターネット
自由に地球のインターネットに接続できる。
ただし買い物は不可。
非常に惜しいスキルだ。
これでネット通販出来れば最高だったのに。
ただ現代知識は無限という意味でありがたいスキルだ。
●ペアーリング
この魔法をかけると左手薬指に魔法陣が刻まれる。
また受けた者は現状のレベルから一気にレベルアップする。
一度解除すると再利用不可。
人数制限5名まで。
中々おもしろいスキルだ。
これは仲間を作ってダンジョンに挑めって事なのかな?
ただ人数制限があるので、よく考えて使わないとな。
先程までの記憶はしっかりある。
であれば間違いなくここは異世界。
ジンは力の限りガッツポーズをした。
ジンはこれといった趣味もなく、ブラック企業で朝起きて働いて夜帰るといった生活を淡々とこなしていた。
自殺したいとかそういった事ではないが、日々なんで俺は生きてるんだろうと哲学的な考えにふけっていた。
それがいきなり異世界転生である。
生きる道が急に明るい光が差し込だのだ。
少し興奮が冷め、素に戻る。
まずは自分の体を確認すると女性にはなっていなくて安心した。
異世界と言えばハーレムなのだ。
これは絶対ひけない。
次に確認するのは若返りだか、現状維持でお肌カサカサだった。
あと身なりだが冒険者っぽい皮の鎧と鉄の短剣とカバンが1つだった。
カバンの中を見るとお金っぽいものが入っており手紙が1枚入っていた。
手紙にはダンジョンに潜るのが主な目的だが、基本的には自由に過ごしてかまわない。
お金はこの世界で半年分の生活費などなど、細かい説明が書かれていた。
「さて、異世界で一番最初にするのってこれだよな」
「ステータスオープン」
ジンの目の前に半透明なテレビのような物か出現する。
まさにテンプレで小躍りしてしまいたくなる。
まずは落ち着いて確認する。
「ふむふむ、まるでゲームそのものだな」
ジンは自分のステータスやスキルを確認する。
「魔法や剣術、それと耐性以外は人並みか」
「おっ、鍛冶はソコソコ高レベルだ」
鍛冶といえば最近のラノベでも人気の職種だよね。
ただ料理スキルが絶望的すきて泣きそうになった。
「独身といえ自炊はあんまりしてこなかったしな…」
スキルを確認していると不思議なスキルを2つ見つけた。
●インターネット
自由に地球のインターネットに接続できる。
ただし買い物は不可。
非常に惜しいスキルだ。
これでネット通販出来れば最高だったのに。
ただ現代知識は無限という意味でありがたいスキルだ。
●ペアーリング
この魔法をかけると左手薬指に魔法陣が刻まれる。
また受けた者は現状のレベルから一気にレベルアップする。
一度解除すると再利用不可。
人数制限5名まで。
中々おもしろいスキルだ。
これは仲間を作ってダンジョンに挑めって事なのかな?
ただ人数制限があるので、よく考えて使わないとな。
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