64 / 64
私達のものがたり
しおりを挟む
後夜祭も盛り上がって終わった帰り道。
勇磨と並んで歩いた。
手を繋いでくれた。
こういうのが嬉しい。
今は手を繋ぐだけでドキドキして、
どうやって繋いで、
離すときはどうしたらいいのか。
離さないと通れない時はどうするのか、
その後どうするのか。
そんな事で頭がいっぱいだけど、
そのうち自然と繋げるのかな。
当たり前みたいに。
「ナナ、髪、ガタガタ」
そう言って髪に触れる。
「アヤノに切ってもらったからね。
アヤノって美容師になりたいんだよ」
そう言う私に笑う勇磨。
「美容師になりたい人に、
切ってもらうってなかなかだよ」
確かに。
「でも何で切ったの?
ツバサの為に、伸ばしてたんじゃないの?」
また、意地悪言う!
そりゃそうなんだけど、でも、バカ!
「何か言い訳しろよ、
ここで黙られたら傷つく。」
バカ!
爆笑する私にスネ顔の勇磨。
「だって、
伸ばしたきっかけは、
勇磨の言う通りだもん。」
ムッとした表情をする勇磨。
自分から言っておいて全く!
「ナナは俺がいるのに、
すぐツバサに構うもんなぁ。
ちょっと彼女とケンカしたくらいで、
ホント油断できない。」
冗談か本気か分からない調子で言う。
「勇磨が嫌ならもうしないよ。
前にも言ったじゃん。
勇磨が嫌な事はしないって。
私は勇磨が…」
そこで、ちょっと照れた。
あんまりにも勇磨が見つめるから。
勇磨が私の目を覗き込む。
「勇磨が何?」
もうーバカ!
「好き」
その言葉にぎゅっとしてくれた。
「俺も好き」
優しくキスをしてから、にっこりと笑う。
「俺さ、すごく驚いた。
ナナ、踊れるんだな。
かなり鈍臭くて体育とかもダメなのに、
あんなにカッコよく踊れるんだもんな。
運動神経とは違うのかなぁ。
でも、応援するよ。
ナナの夢と目標なんだよね。
これからもアイツらと踊るんだろ」
私は驚いて勇磨を見上げた。
え、いいの?
嬉しい!
「うん。続けたい。」
勇磨は大きなため息をつく。
「はぁ、続けたいか、やっぱり」
え?
え?
どういう事?
「俺、今、
カッコ付けて理解ある男風にしたけど、
本当は嫌なの。
なんだよ、あれ、トモとの絡み。
あいつワザとやってねぇか。
ナナにベタベタ触って、ムカツク!」
後ろで爆笑が響く。
振り返るとトモとアヤノだ。
2人、手を繋いでる。自然だ。
「分かった?だって、面白いんだもん。
アイドルくん、本当にガキ」
トモがまた煽る。
アヤノがやめなよってなだめる。
勇磨が炎上する。
「ふざけんな。どうせ俺はガキだよ。
ねぇ、アヤノさん、嫌じゃないの?
彼氏が他の女の子とあんなの」
アヤノが首を傾げて笑う
「うん、ヤダって言うか、
私がトモとペアになれるくらい、
上手くなりたいって思うよ。
今はナナミには勝てないから。
単純に2人のダンスに惹かれるし、
最高だと認めてる。
でも勇磨くんが、
ヤキモチ妬くって言うのも、
最高の褒め言葉だよね。
それくらい情熱的って事だもん」
うん、アヤノの言う通り。
これは表現だ。
でも勇磨は納得いかない。
彼氏も彼氏なら彼女も彼女だな、
と呟いてる。
「本気で好きになる事はないの?」
勇磨が聞いた。
「それは分かんない。
ないともあるとも言えない。
でもそんなの、ダンスに限んないよな。
色んな所でパートナーってあるし、
お前がしっかり捕まえときゃいいんじゃない。
俺はアヤノに、
しっかり心を捕まえられてるからね」
もっともな事を言われて勇磨は凹む。
かわいいなぁ勇磨。
「まぁ、俺は、
勇磨がヤキモチ妬くのが楽しいから、
ガンガン行っちゃうけどね。
次の曲でもパートナー組んで、
見せつけてやろうぜ。
弾みでキスしちゃったらごめんね」
また煽る。
勇磨には冗談が通じない。
「俺、笑えない」
小さくなってかわいい。
「あーおもしろいっ。じゃあまたな」
散々、掻き回して2人は去っていった。
「ナナ、俺、ツライ」
そう言って側のベンチに座りこんで凹んでる。
「ゆーま」
私の両手を取って引き寄せる。
「アイツがナナにキスしたらどうしよう」
あー
これはもしかして。
「ねぇ、本当は凹んでないでしょ」
そう言う私にもっと凹んでみせる。
「ううん、俺、傷ついた。
ダンスとか言ってれば、
俺が何も言えないと思って。
ねぇ、ナナマーマ」
やっぱり。
そう言って私に抱きつき腰に手を回す。
仕方ないなぁ。
勇磨の髪に顔を埋め、
背中や髪を撫でる。
「あったかい」
そう言って胸に顔を埋める勇磨。
「ちょっと、勇磨!」
腰に回した手が強くて体を離せない。
「いーじゃん。これくらい。ケチ」
ケチとかそういう問題?
もう、勇磨のバカ。
必死に逃れようと体をよじった。
両膝で私の足をガシッと挟んでるから、
全く抜けられない。
「ナナちゃんがイヤイヤすればする程、
俺、天国なんだけど」
わぁ。
勇磨の顔に胸を擦り付ける感じになってた!
もうっ。
動けない。
「ねぇ、ナナ、
あの超、短いピンクのドレス着てさ、
俺だけに踊ってよ」
変態が加速してる。
「変態」
口を尖らせる。
「ナナちゃんは、その変態が好きなんでしょ」
今日の勇磨は突き抜けてる。
「どうしたの、勇磨。今日はキモイよ」
私の悪口にも動じない。
「キモイのも好きでしょ」
まぁそうなんだけど。
「ナナ、
俺もう何回も言ってるけど、
ナナが好きだ。
本当に好きなんだ」
うん、知ってる。
勇磨を抱きしめる。
「私も大好き。」
最高に素敵な笑顔を私に向ける。
「うん、伝わった。
今日のステージでお前がずっと、
勇磨が好きー!って叫んでる気がした」
うわっ怖っ。
伝わってたんだ。
すごいっ。
でも。
勇磨が好きだ。
こんなに人を好きになるなんて。
誰かが私を好きになってくれるなんて。
好きな人が好きになってくれるだけで自信になる。
優しくなれる。
毎日が輝いて生きてるって感じる。
勇磨に会えて良かった。
だから絶対に諦めない。
ずっとそばにいたい。
勇磨の為とか、
勇磨の笑顔の為とかじゃなくて、
私が私の為に諦めたくない。
わがままになっても。
「ねぇ勇磨。覚悟してね。
私、勇磨を逃がさないからね。
勇磨だけは誰にもあげないし、離れない。」
私の目を見て笑う勇磨。
「怖ぇー。ストーカーだな。
でも俺もお前を逃がさないからな」
2人で笑う。
これから先もケンカしたり、
ヤキモチ妬いたり、
気持ちが離れる事もあるかもしれない。
だけど勇磨、
私はきっとずっと勇磨が好き。
勇磨がいるから私は私でいられる。
安心して自分を表現できる。
勇磨しかいない。
断言できる。
最初で最後の1人だ。
15で会えた!
それだけで私の人生は成功だ!
そこで、ふと思う。
これって。こういうのって。
「ねぇ、
こういう感じって最終回っぽくない?
なんかハッピーエンドっぽい。」
勇磨が顔を上げて私を見る。
「へぇ、ナナ、そんなに今、幸せなの?
感無量って感じ?」
なんだ、それ。
片眉を上げ、また悪い顔つきになる勇磨。
「お前、これで終わると思ってんの?
バカだなぁ。これからだよ。
俺を誰だと思ってんだよ!
ナナが想像もできないような、
スリルとアクションと、
甘い甘いラブストーリーをあげる。」
バカだなぁ、勇磨って。
「スリルとアクションってなんだよ!」
そのまま両手を伸ばし、
私の頬を引き寄せてキスをする。
長い長いキス。
え?うそっ。
まだ、するの?
長いっ!
息が!
勇磨の力が強くて離れられない。
息苦しくなる。
やめてよ、もう、無理。
「いつも、息、止めるからだよ。
でも、キスだけでも、
結構スリルあるでしょ。」
バカ勇磨!
キスの仕方なんて分かんないもん。
「終わらないよ。最終回なんてないの。
俺たちはまだ、始まったばかりだろ、
初回だよ。
期待しててね、ナナちゃん。
いっぱいいっぱいドキドキさせてあげる。
もっともっと過激で、
もっともっと泣けるほどに、
深い物語をあげるから。」
ヤバイ!勇磨!
想像しただけでドキドキだよ。
なんだ、これ。
確かに最終回じゃない!
まだまだ続く!
やった!
これから私、どうなっちゃうの?
「勇磨!好き!」
「俺も好きだよ、ナナミ」
え、いきなりナナミって、呼ばないでよ。
ドキドキしちゃったじゃん!
慌てる私に爆笑する勇磨。
「ナナをドキドキさせんの、
超、簡単なんだけど!」
もうっ!
バカ勇磨!
これからも期待してるからね。
勇磨と並んで歩いた。
手を繋いでくれた。
こういうのが嬉しい。
今は手を繋ぐだけでドキドキして、
どうやって繋いで、
離すときはどうしたらいいのか。
離さないと通れない時はどうするのか、
その後どうするのか。
そんな事で頭がいっぱいだけど、
そのうち自然と繋げるのかな。
当たり前みたいに。
「ナナ、髪、ガタガタ」
そう言って髪に触れる。
「アヤノに切ってもらったからね。
アヤノって美容師になりたいんだよ」
そう言う私に笑う勇磨。
「美容師になりたい人に、
切ってもらうってなかなかだよ」
確かに。
「でも何で切ったの?
ツバサの為に、伸ばしてたんじゃないの?」
また、意地悪言う!
そりゃそうなんだけど、でも、バカ!
「何か言い訳しろよ、
ここで黙られたら傷つく。」
バカ!
爆笑する私にスネ顔の勇磨。
「だって、
伸ばしたきっかけは、
勇磨の言う通りだもん。」
ムッとした表情をする勇磨。
自分から言っておいて全く!
「ナナは俺がいるのに、
すぐツバサに構うもんなぁ。
ちょっと彼女とケンカしたくらいで、
ホント油断できない。」
冗談か本気か分からない調子で言う。
「勇磨が嫌ならもうしないよ。
前にも言ったじゃん。
勇磨が嫌な事はしないって。
私は勇磨が…」
そこで、ちょっと照れた。
あんまりにも勇磨が見つめるから。
勇磨が私の目を覗き込む。
「勇磨が何?」
もうーバカ!
「好き」
その言葉にぎゅっとしてくれた。
「俺も好き」
優しくキスをしてから、にっこりと笑う。
「俺さ、すごく驚いた。
ナナ、踊れるんだな。
かなり鈍臭くて体育とかもダメなのに、
あんなにカッコよく踊れるんだもんな。
運動神経とは違うのかなぁ。
でも、応援するよ。
ナナの夢と目標なんだよね。
これからもアイツらと踊るんだろ」
私は驚いて勇磨を見上げた。
え、いいの?
嬉しい!
「うん。続けたい。」
勇磨は大きなため息をつく。
「はぁ、続けたいか、やっぱり」
え?
え?
どういう事?
「俺、今、
カッコ付けて理解ある男風にしたけど、
本当は嫌なの。
なんだよ、あれ、トモとの絡み。
あいつワザとやってねぇか。
ナナにベタベタ触って、ムカツク!」
後ろで爆笑が響く。
振り返るとトモとアヤノだ。
2人、手を繋いでる。自然だ。
「分かった?だって、面白いんだもん。
アイドルくん、本当にガキ」
トモがまた煽る。
アヤノがやめなよってなだめる。
勇磨が炎上する。
「ふざけんな。どうせ俺はガキだよ。
ねぇ、アヤノさん、嫌じゃないの?
彼氏が他の女の子とあんなの」
アヤノが首を傾げて笑う
「うん、ヤダって言うか、
私がトモとペアになれるくらい、
上手くなりたいって思うよ。
今はナナミには勝てないから。
単純に2人のダンスに惹かれるし、
最高だと認めてる。
でも勇磨くんが、
ヤキモチ妬くって言うのも、
最高の褒め言葉だよね。
それくらい情熱的って事だもん」
うん、アヤノの言う通り。
これは表現だ。
でも勇磨は納得いかない。
彼氏も彼氏なら彼女も彼女だな、
と呟いてる。
「本気で好きになる事はないの?」
勇磨が聞いた。
「それは分かんない。
ないともあるとも言えない。
でもそんなの、ダンスに限んないよな。
色んな所でパートナーってあるし、
お前がしっかり捕まえときゃいいんじゃない。
俺はアヤノに、
しっかり心を捕まえられてるからね」
もっともな事を言われて勇磨は凹む。
かわいいなぁ勇磨。
「まぁ、俺は、
勇磨がヤキモチ妬くのが楽しいから、
ガンガン行っちゃうけどね。
次の曲でもパートナー組んで、
見せつけてやろうぜ。
弾みでキスしちゃったらごめんね」
また煽る。
勇磨には冗談が通じない。
「俺、笑えない」
小さくなってかわいい。
「あーおもしろいっ。じゃあまたな」
散々、掻き回して2人は去っていった。
「ナナ、俺、ツライ」
そう言って側のベンチに座りこんで凹んでる。
「ゆーま」
私の両手を取って引き寄せる。
「アイツがナナにキスしたらどうしよう」
あー
これはもしかして。
「ねぇ、本当は凹んでないでしょ」
そう言う私にもっと凹んでみせる。
「ううん、俺、傷ついた。
ダンスとか言ってれば、
俺が何も言えないと思って。
ねぇ、ナナマーマ」
やっぱり。
そう言って私に抱きつき腰に手を回す。
仕方ないなぁ。
勇磨の髪に顔を埋め、
背中や髪を撫でる。
「あったかい」
そう言って胸に顔を埋める勇磨。
「ちょっと、勇磨!」
腰に回した手が強くて体を離せない。
「いーじゃん。これくらい。ケチ」
ケチとかそういう問題?
もう、勇磨のバカ。
必死に逃れようと体をよじった。
両膝で私の足をガシッと挟んでるから、
全く抜けられない。
「ナナちゃんがイヤイヤすればする程、
俺、天国なんだけど」
わぁ。
勇磨の顔に胸を擦り付ける感じになってた!
もうっ。
動けない。
「ねぇ、ナナ、
あの超、短いピンクのドレス着てさ、
俺だけに踊ってよ」
変態が加速してる。
「変態」
口を尖らせる。
「ナナちゃんは、その変態が好きなんでしょ」
今日の勇磨は突き抜けてる。
「どうしたの、勇磨。今日はキモイよ」
私の悪口にも動じない。
「キモイのも好きでしょ」
まぁそうなんだけど。
「ナナ、
俺もう何回も言ってるけど、
ナナが好きだ。
本当に好きなんだ」
うん、知ってる。
勇磨を抱きしめる。
「私も大好き。」
最高に素敵な笑顔を私に向ける。
「うん、伝わった。
今日のステージでお前がずっと、
勇磨が好きー!って叫んでる気がした」
うわっ怖っ。
伝わってたんだ。
すごいっ。
でも。
勇磨が好きだ。
こんなに人を好きになるなんて。
誰かが私を好きになってくれるなんて。
好きな人が好きになってくれるだけで自信になる。
優しくなれる。
毎日が輝いて生きてるって感じる。
勇磨に会えて良かった。
だから絶対に諦めない。
ずっとそばにいたい。
勇磨の為とか、
勇磨の笑顔の為とかじゃなくて、
私が私の為に諦めたくない。
わがままになっても。
「ねぇ勇磨。覚悟してね。
私、勇磨を逃がさないからね。
勇磨だけは誰にもあげないし、離れない。」
私の目を見て笑う勇磨。
「怖ぇー。ストーカーだな。
でも俺もお前を逃がさないからな」
2人で笑う。
これから先もケンカしたり、
ヤキモチ妬いたり、
気持ちが離れる事もあるかもしれない。
だけど勇磨、
私はきっとずっと勇磨が好き。
勇磨がいるから私は私でいられる。
安心して自分を表現できる。
勇磨しかいない。
断言できる。
最初で最後の1人だ。
15で会えた!
それだけで私の人生は成功だ!
そこで、ふと思う。
これって。こういうのって。
「ねぇ、
こういう感じって最終回っぽくない?
なんかハッピーエンドっぽい。」
勇磨が顔を上げて私を見る。
「へぇ、ナナ、そんなに今、幸せなの?
感無量って感じ?」
なんだ、それ。
片眉を上げ、また悪い顔つきになる勇磨。
「お前、これで終わると思ってんの?
バカだなぁ。これからだよ。
俺を誰だと思ってんだよ!
ナナが想像もできないような、
スリルとアクションと、
甘い甘いラブストーリーをあげる。」
バカだなぁ、勇磨って。
「スリルとアクションってなんだよ!」
そのまま両手を伸ばし、
私の頬を引き寄せてキスをする。
長い長いキス。
え?うそっ。
まだ、するの?
長いっ!
息が!
勇磨の力が強くて離れられない。
息苦しくなる。
やめてよ、もう、無理。
「いつも、息、止めるからだよ。
でも、キスだけでも、
結構スリルあるでしょ。」
バカ勇磨!
キスの仕方なんて分かんないもん。
「終わらないよ。最終回なんてないの。
俺たちはまだ、始まったばかりだろ、
初回だよ。
期待しててね、ナナちゃん。
いっぱいいっぱいドキドキさせてあげる。
もっともっと過激で、
もっともっと泣けるほどに、
深い物語をあげるから。」
ヤバイ!勇磨!
想像しただけでドキドキだよ。
なんだ、これ。
確かに最終回じゃない!
まだまだ続く!
やった!
これから私、どうなっちゃうの?
「勇磨!好き!」
「俺も好きだよ、ナナミ」
え、いきなりナナミって、呼ばないでよ。
ドキドキしちゃったじゃん!
慌てる私に爆笑する勇磨。
「ナナをドキドキさせんの、
超、簡単なんだけど!」
もうっ!
バカ勇磨!
これからも期待してるからね。
0
お気に入りに追加
11
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
好きな男子と付き合えるなら罰ゲームの嘘告白だって嬉しいです。なのにネタばらしどころか、遠恋なんて嫌だ、結婚してくれと泣かれて困惑しています。
石河 翠
恋愛
ずっと好きだったクラスメイトに告白された、高校2年生の山本めぐみ。罰ゲームによる嘘告白だったが、それを承知の上で、彼女は告白にOKを出した。好きなひとと付き合えるなら、嘘告白でも幸せだと考えたからだ。
すぐにフラれて笑いものにされると思っていたが、失恋するどころか大切にされる毎日。ところがある日、めぐみが海外に引っ越すと勘違いした相手が、別れたくない、どうか結婚してくれと突然泣きついてきて……。
なんだかんだ今の関係を最大限楽しんでいる、意外と図太いヒロインと、くそ真面目なせいで盛大に空振りしてしまっている残念イケメンなヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりhimawariinさまの作品をお借りしております。
アクセサリー
真麻一花
恋愛
キスは挨拶、セックスは遊び……。
そんな男の行動一つに、泣いて浮かれて、バカみたい。
実咲は付き合っている彼の浮気を見てしまった。
もう別れるしかない、そう覚悟を決めるが、雅貴を好きな気持ちが実咲の決心を揺るがせる。
こんな男に振り回されたくない。
別れを切り出した実咲に、雅貴の返した反応は、意外な物だった。
小説家になろうにも投稿してあります。
【完結】やさしい嘘のその先に
鷹槻れん
恋愛
妊娠初期でつわり真っ只中の永田美千花(ながたみちか・24歳)は、街で偶然夫の律顕(りつあき・28歳)が、会社の元先輩で律顕の同期の女性・西園稀更(にしぞのきさら・28歳)と仲睦まじくデートしている姿を見かけてしまい。
妊娠してから律顕に冷たくあたっていた自覚があった美千花は、自分に優しく接してくれる律顕に真相を問う事ができなくて、一人悶々と悩みを抱えてしまう。
※30,000字程度で完結します。
(執筆期間:2022/05/03〜05/24)
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
2022/05/30、エタニティブックスにて一位、本当に有難うございます!
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
---------------------
○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
(pixiv)https://www.pixiv.net/users/2362274
---------------------
イケメンエリート軍団の籠の中
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
唯一の女子、受付兼秘書係が定年退職となり
女子社員募集要項がネットを賑わした
1名の採用に300人以上が殺到する
松村舞衣(24歳)
友達につき合って応募しただけなのに
何故かその超難関を突破する
凪さん、映司さん、謙人さん、
トオルさん、ジャスティン
イケメンでエリートで華麗なる超一流の人々
でも、なんか、なんだか、息苦しい~~
イケメンエリート軍団の鳥かごの中に
私、飼われてしまったみたい…
「俺がお前に極上の恋愛を教えてやる
他の奴とか? そんなの無視すればいいんだよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
あらすじから読んでみてすごい面白いと思いました!続きが物凄く気になります…!更新頑張ってください!!待ってます!
読んでくれて、ありがとうございます。
嬉しいです。頑張ります。