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第2章

⑦おもらしパンツを洗うあたし

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あたしがバカだった…。
立花ルナみたいな人種、悪意に満ちているに決まってる。

後悔をしながら、裸で廊下を歩く。

呑気にヒールの音を鳴らす女と、裸足で足音を消すあたし。


見つかったらおしまい。
このスリルと緊張感は留置所でのオナニーを思い出す。

全裸で首輪とリードをつけられて。
手にはおしっこがいっぱい染み込んだ囚人服。

言い逃れできない恥ずかしい姿で歩かされる。

体がソワソワする。

あれ?
なんで。

何かが漏れる違和感が高まっていく。
おしっこじゃないよね。
あれだけ出したから、違う。

興奮…してるの?
エッチな汁がじんわりと出ているのが分かる。

どうしよう。
今見つかって身体検査なんかされたら、濡れていることを指摘されて…。

他の囚人たちの前で責められる光景が浮かび、ゾッとした。
あんな辱めを受けたら、もう立ち直れないよ…。


それからも落ち着かないまま歩き続け、何とか目的地のシャワールームへたどり着いた。

「残念ねぇ。見つからずにここまで来ちゃったぁ」

立花ルナは不服そうな顔をしていた。
心臓のドキドキする音がコイツに聞こえてないことを祈る。

「じゃあ、おもらし女。ここですべて洗ってきなさぁい。くっさい囚人服も、小便臭いオマンコも」

リードを外した後、ドン! と背中を押され、シャワールームへ入れられた。
立花ルナは何か用があるのか、一緒には来なかった。

ドアを閉めた後はどこかへ行ったみたい。
コツコツと鳴る足音が離れていった。

「はぁ、良かった…」

安心して温かい息が漏れる。
もしアソコをチェックされてしまったら、どれだけイジられたか…。

「早くやっちゃお」

まずはおしっこをたっぷり染み込ませた囚人服をシャワーで洗う。
上は別に気にならなかったけど、ズボンとパンツは心に来るものがある。

おもらしして汚した物を手洗いする情けなさ。
ムワッと漂う尿の臭い。

「3ヶ月…やりきれるかな」

反省しているフリをして出所するはずだった。
でも、1日で心が折れそうになるほどの出来事がたくさんあり、色々と追いついていない。

パンツにお湯を染み込ませ、絞る。
何度も繰り返した。

服はもう大丈夫かな。
次は下半身をしっかり洗わなきゃ…。

おもらししたアソコにシャワーでお湯を当てると、体が反応しちゃう。

「んんっ…」

やっぱり濡れていただけあって、刺激に対して敏感になってる。
ずっと当てていたらイッてしまいそうなほど気持ちいい。

「ダメ…」

自分に言い聞かせてシャワーを止め、ボディソープを少し取って泡立てる。
指で触ったら我慢できなくなるかな…そんな不安を抱えつつ、優しく手を当てた。

少しだけなら、そんな誘惑との戦いだった。
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