看守におもらし調教されるあたし…漏らしてイク女になりたくないっ！

第2章

⑥あなたの言いなりになります…裸で連れ出されるあたし

「ンフフ。取引しない～？　懲罰なんてつまらないし」

悪魔のような囁き。

「どういうことですか？」

「今回のおもらしは上に報告しないであ・げ・るぅ。その代わりに～わたしの言いなりになるのぉ」

刑務所としての懲罰を受けないで、立花ルナに好き放題されるってこと？

「懲罰の内容を知らない限りはなんともいえません。3番はどんな生活を？」

「ンフフッ。懲罰房はねぇ。全裸で吊り下げ拘束されてぇ、人格が変わるくらい痛めつけるのぉ。元々3番も生意気な子でぇ、囚人間はもちろん看守にも手を出していたのよ～」

そうだったんだ。
あたしにとっての3番は、ずっと敬語で謝っているボロボロの子。
壊れるまで追い込まれて、あんな風になったってことね。

でも、立花ルナは多分だけど趣味が悪い。
コイツのお仕置きの方が楽じゃないでしょ。

「あとぉ、懲罰期間は更生プログラム扱いにならないから、刑期が減らないのぉ。それに、許されない限り終わらないし、他の囚人には会えないわ～」

許されない限り終わらない。
あたしが3番を殴らなかったら、また懲罰房でしごかれたんだ…。

それに刑期が進まないって…。
看守のさじ加減で無期懲役みたいになるかもしれない。

だったら。

「わかり、ました」

「何が？　ちゃんと言ってよぉ。わたしの何になるのぉ？」

くっ。

「あなたの言いなりになります」

「ンフッ。やったぁ～取引成立ねっ！」

暴力以外でコイツを倒す方法を知りたい。
でも、懲罰は免れた。

何をされるか分からない不安はあるけど、耐え抜くしかない。

「じゃあ、まずはそのくっさいのをどうにかしたいからぁ～脱いで」

「わかりました…」

ズボンもパンツも重たい。
たっぷりおしっこを吸っている。

「かわいいマンコしてるわねぇ。パイパンでおもらしって、ほんと子どもみたい～」

「脱ぎました」

太ももやお尻も濡れてて気持ち悪い…。
あたしの股をジロジロと見る立花ルナも。

「上もよぉ？」

「どうして、ですか？」

「あなたがぶちまけたおしっこぉ、何で拭くと思ってるわけぇ？　いちいち雑巾なんて取りにかせないでよぉ」

「…はい」

言いなりになるしかない。
上も脱いで全裸になる。

コイツの前だと全部脱いでもそこまで恥ずかしくない。
羞恥よりも悔しさが勝つ。

「ほらぁ、はやくぅ」

ブラと白いTシャツをおしっこの上に乗せ、染み込ませる。

早くキレイにして解放されよう…。
その一心で拭いていると、手に雫が当たった。

え？
あたし。
泣いてる？

おもらしして、裸にされて…。

ダメ、強気を保たないと。
弱いところなんて見せたら何されるか分からない。

「ウチの囚人服、汗を良く吸う素材なんだけどぉ、おしっこでもイケるのねぇ！　フフフッ」

追い打ちのような笑い声が突き刺さる。
抑えろ…。

唾を飲み込んで気持ちを落ち着かせながら、床をゴシゴシと拭いて時間を稼いだ。

「これで大丈夫ですか…」

「そうねぇ、床はOKよぉ。じゃあ次は体をキレイにしようかぁ。立ちなさい」

良かった。
泣いてたことはバレていないっぽい。

安心していると、首輪にリードをつけられて引かれた。

「きったない囚人服持ってお風呂行くわよぉ」

「え…」

全裸のまま廊下に出される。

ムリ！
もし他の囚人がトイレに起きてきたら、見回りの看守に見つかったら。

「上に言わないけどぉ、見つかったらおしまいねぇ」

「そんなのって」

どこまでコイツは性格が悪いんだ。
違う、最初からこれが狙い？

見つかれば懲罰も受けるし、立花ルナのおもちゃにもなる。
本人が直接手を下さなくても、あたしを陥れる方法なんていくらでもあるじゃん。