看守におもらし調教されるあたし…漏らしてイク女になりたくないっ！

プロローグ

「あら～あらあら？　まさか…おもらし～！　うそうそぉ！　この歳になってぇ？」　

とまれ、出ないで！　ひたすら願うけど、限界を迎えた体は言う事を聞いてくれない。

灰色のズボンから勢い良く染み出したおしっこが床に広がり、大きな水溜りを作る。

「見ないで！」

この歳になっておもらし。
震えが止まらない…なんであたしがこんな目に。　

しかも。

「おもらしした顔を撮らなきゃね～。かわいい～」

鉄格子の先でニヤニヤと笑う女。
スマホのカメラをこちらに向け、楽しそうに撮影している。

コイツに見られたことが何よりも悔しい。

「撮らないで…」

今すぐにスマホを奪って叩き割りたい……。

でも、あたしは逆らうことができない。

両手にかかる手錠。
おしっこ臭くなった囚人服。
何もない退屈な独房。

言いなりになって調教を受けないと、外の世界には出られないのだから。


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2☓☓☓年。
さまざまな政策が実を結び、本国は好景気に突入した。
人口増加、賃金上昇、幸福度アップ。
すべてが順調だった。

繁華街は賑わい、人々は毎日のように夜の街を楽しむ。
酒を飲み、異性と交友し、クラブや路上で踊る。
国中が活気で溢れていた。

しかし人々の暮らしが豊かになった一方で治安は悪化。
暴力行為・組織犯罪・街中での乱闘・公然わいせつ行為など、1日では報道しきれないほどの事件が起こっていた。

その結果、刑務所は人で溢れ、待機受刑者や看守不足といった問題が発生。
政府はこの状態を受け、新たな収容施設と刑を設けた。

『民間刑務所と更生プログラム』

国に認められた民間企業が刑務所を運営し、更生プログラムを実施する。
対象は25歳以下の軽犯罪者。

ー更生プログラムの内容は、各民間刑務所と看守に任されているー