毎日記念日小説

１１月１８日 雪見だいふくの日

今日は、風邪も治ったし体力も戻ってきたしで万全の状態で雑談ができるな。
楽しみだな。
3日も雑談ができなかったんだ、1日雑談ができたぐらいじゃ満足できないよな。
今日も頑張って、雑談欲を解消するぞ。
今日はどんな雑談かな？
当たりの雑談かな？
どんな雑談かな。
さっき、今日は雑談があることを確認しているから、もう一回黒板に確認しに行く必要はないな。
じゃあ、『雑談部屋』に入るか。
そう思いながら、俺は『雑談部屋』に入っていった。









今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。


”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”

やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか？
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
そう考えると、意味があるのかなぁ？
意味、あったのかな…
このルーティーンやめようかな？
どうしよう。
でも、これをやめて、調子崩したら辛いから、続けるかぁ。
再びアナウンスが鳴った。


”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『リビングのこたつ』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『九条様』『斉藤様』『中川様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『雪見だいふく』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”

アナウンスがやんで、光に包まれた。
ポッキーか。
ポッキーか………






管理者「ピーー！！！！またですか？！！！そこ！！！公開物で載せられないような話をするのをやめてください。この小説は、公開物でやってるんですよ！！！！文句が付いちゃったらどうするんですか！！！危ない橋を渡らせないでください！！！！企業は怖いんですから！！何回も言わせないでくださいよ！！！もちろん、今日の雑談の内容に関してはカットです！！！最後のアナウンスから聞いてください！！！！その間は、ごっそりカットです！！！！こんなの流しちゃったら、企業さんに怒られちゃうかもししれなくなっちゃうじゃないですか！！！！そんなことするわけにはいかないんですよ！！！！何分話してるんですか？！！！何分！！！！映像データが半分になったじゃないですか！！！！どんだけ企業に怒られそうな話をしてるんですか？！！！だいぶ引いてますよ！！！！
それでは、最後のアナウンスのところからどうぞ」






”３４分００秒１２が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。


雪見だいふくですか。
アイスなのになぜか雪見だいふくだけ冬に食べたくなるんですよね。
不思議ですね。
懐かしいですよね。
学生の頃いっぱい食べましたね。
まぁ、最近もいっぱい食べているんですけどね。
今日買って帰ろうかな。




今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”

アナウンスが止んだ。

教室に戻ってきた。
今日は楽しかったな。
雑談欲求も解消できた気がするな。
食べ物系の話しは、やっぱり盛り上がるなぁ。
めちゃめちゃ楽しかったなぁ。
楽しかったなぁ。