毎日記念日小説

百々 五十六

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10月14日 体育祭予行練習

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学校に着いたら、みんな体操服だった。
あれ?どうしたんだろう?
一時間目体育だったっけ?
一時間目体育だったとして、朝に着替えて良かったっけ?
ちょっとだけフリーズしている間に、周りで聞こえてくる声を拾った結果、今日が体育祭の予行練習であることを思い出した。
あぁ、そういえばこの時期に体育祭なんだった。
遅めだなぁって思った記憶があったわ。
今日が予行練習ってことは、今週体育祭だっけ?
あぁ、そうだっけ?
なんでこんなに覚えてないんだろう?
俺が運動部じゃないからかな?
まぁ、良かった気づけて。
予行練習に遅れるところだった。
俺も、着替えちゃおう。

今日は一日中体育祭の予行練習だなぁ。
あ、ということは今日は『雑談部屋』を使えないのか。
一日中運動しなきゃいけないことの嫌さよりも、『雑談部屋』を使えないことの嫌さが僅差で勝った。

今週は、今日と体育祭の本番で、二度も『雑談部屋』が使えないのかぁ。

体育祭の予行練習の間、ちょっとだけテンションが下がっていた。
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