毎日記念日小説

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9月24日 畳の日 復活の俺

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復活!!!
復活の俺!!!
いやぁ、2日やってないだけですごく久しぶりな感じがする!!!
『雑談部屋』!!!
ワクワクしてきた!!!!!
雑談したい!!雑談したい!!!
うずうずもしてきた!!
楽しみだなぁ!!!
楽しみだ!!!
今日は、はっちゃけよう!!!
でも、チューニングがあってるか不安になって来るな。
2日空いただけでだいぶ感覚がにぶってるかもしれない。
大丈夫かな?
まぁ、楽しければ何でもいいか!!!
楽しませて!!!久しぶりだから!!!
テンションがだいぶ高い状態で、俺は『雑談部屋』に入っていった。






今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。


”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”

やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
そう考えると、意味があるのかなぁ?
意味、あったのかな…
このルーティーンやめようかな?
どうしよう。
でも、これをやめて、調子崩したら辛いから、続けるかぁ。
再びアナウンスが鳴った。


”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『お座敷』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『九条様』『大久保様』『関様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『畳』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”

アナウンスがやんで、光に包まれた。
畳か。
畳かぁ…
うーん…
これと言って思いつくことがないぞ。
うちに畳の部屋はあるのに、思いつくことがないということは、この話題は手ごわそうだぞ。思い出がまるでないぞ。
これはハードよりのお題かもしれない。
復帰早々、この話題は、ウォーミングアップにしてはきついんじゃないだろうか?
気を引き締めなきゃ。楽しむために。
テーマどうしよう?
思いつかなそうだけど持って行くべきかな?
いや、こういう時こそテーマをちゃんと持って行くべきかな。
テーマ…テーマ…畳…畳…畳……テーマ……畳………
うーん…
お座敷とテーブル、外食だとどっちの座席が好きか?とかでどうだろう?
これくらいでいいかな?
まぁ、いっか。
少しは盛り上がれそうだし。
これにするか。
テーマが決まって腹が決まったところで、光が収まった。

最初に話し出したのは、九条だった。
それからは、マシンガン雑談だった。
だいぶペースが速いな。もしかして、2日間で通常の速さがここまで速く見えるくらい、感覚が鈍っているって可能性があるのかな?

「今日の話題は、『畳』だな!!!家に畳ってある?!!」
「私はないですね、はい」
「私の、家、には、ある。一階、と、二階、に、一部屋、ずつ、二部屋、ある」
「うちにもあるぞ。うちは一部屋だが」
「ちなみに、うちにもある!!!うちも二部屋!!!」
「皆さんって、畳は好きですか?はい。私は、好きです。フローリングに比べて温かい感じがして、好きです、はい」
「私は、畳、より、フローリング、の、方、が、好き、かも。冷たくて、気持ち、いい、から」
「俺は、畳は好きだぞ。ちゃんと座るようの床って感じが割と好きだぞ」
「俺はフローリング派!!!畳で寝ると、腕とか顔に変な跡が付いちゃうから!!!」
「割と今日は意見が割れますね、はい。割れることが悪いってわけじゃないですが、はい」



それからも、いい感じに盛り上がった。そして、いい感じに楽しめた。
2日のブランクで、テンションを間違えたり、変なはっちゃけ方をしちゃったりすることもなく、楽しく過ごせた気がする。
会話の内容も、意見が割れることはあっても対立するようなことはなく、終始和やかだった。
穏やかに雑談の振り返りをしていると、アナウンスが鳴った。


”30分12秒34が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。


畳、いいですよね。
和って感じがして、落ち着きますよね。
畳で寝た後にできる後も面白くていいですよね。
畳に布団を敷いて寝ると、ベッドで寝るより、地に足ついてる感があって安心しますよね。


今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”

アナウンスが止んだ。

教室に戻ってきた。
いい復帰だったと思う。
高まりまくっていた雑談欲がいい感じに解消された気がする。
欲求が爆発して、雑談がハチャメチャになるみたいなことが起きなくてよかった。
いつも通りできたことが一番うれしいかな。
今日も頑張ろう。
明日もいつも通り雑談ができるように。

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