219 / 412
大移動 道中
しおりを挟む
楽しくおしゃべりをしながら、『ビックボスゴブリン』のいる場所へと向かっていた俺達は、北の門を出た。
町の出入りの邪魔にならないぐらいまで進んだ後に、俺はクランのメンバー全員に向かって言った。
「町を出たから隊列を少し整えるぞ。なるべく戦闘職が外側で、生産職が内側になるようにしてくれ」
俺の指示を受け、戦闘職組は俺を含め4人が、生産職組6人を守るように前後左右についた。
前の担当は俺、後ろの担当はシルさん、右の担当は、コルドで、左の担当がローズとなった。
これで、魔物を見つけたらすぐに対処できるだろう。
『ビックボスゴブリン』のもとへと向かう道中でやられることなどないはずだ。
前後左右に戦闘職を配置しただけで、未だ隊列が整っているとは言えない。
なんとなくまとまって移動しているだけなので、横や縦にそろって並んでいたり、足先までそろえて更新したりなどは全くしていない。
ただただ一緒に歩いているだけだ。
それでも、戦闘職が外側にいればある程度はなんとかなるだろう。
隊列を直してから少しして、ミヤネさんが言った。
「話変わるけど、シルさんは、なんでクランに入ったの?」
確かに俺より後に集合したメンバーには、シルさんについて詳しく話をしていなかったな。
よし、良い機会だから、どんどん聞いてくれ。
まぁ、答えるのは俺じゃなくてシルさんだけど。
これを機に仲が良くなってくれると良いな。
特にβテスターじゃなかった天野さんとかと。
シルさんは短く答えた。
「うちの弟達に誘われて」
まぁ、そうだよな。
その通りだ。
俺達は声をそろえて言った。
「「「俺(私)達が誘いました!」」」
受けてくれたら良いなぁと言う勧誘が毎回成功しているんだよな。
ありがたいことだ。
これから競合のクランがいくつも出てきたら、勧誘も簡単じゃなくなっていくのかな。
どうなんだろう?
ミヤネさんはへぇという顔をしつつ次の質問に移った。
「そうなのね。シルさんって確か弓士だったわよね」
そうやって、どんどんシルさん事を掘り下げていってほしいな。
そうすれば、他のメンバーもシルさんについて知ることが出来るし。
と言うか、まだこのクランって、みんなで集まったのって今回を入れて2回なのか。
これは後で、メンバー1人1人のことを集中的に掘り下げていく時間を作った方が良いのかな。
お互いのことをあまり知らないメンバーもいるだろうし。
1人1人質問攻めにして、正体を丸裸にした方が飯野かもな。
その方が仲良くなれそうだし。
よし、これはいつかやろう。
まぁ、何か場所を作ってまとまって1人ずつ順番でやらなくても、こういう何かと何かの間の時間に、1人ずつ質問攻めにしていってもいいかもな。
相互理解を深めていけば、より良い組織になるかもな。
まぁ、知られたくないこと、話したくないことは話さなくても良いけどな。
聞く側として、そこら辺の判断が出来ない人はこのクランにはいないだろう。
そういう信頼はある。
シルさんは頷きながら言った。
「そうだな」
シルさんが弓士だとしたら何だというのだろう?
次はどんな質問が飛ぶのかな?
俺は、ミヤネさんの次の質問をわくわくしながら待った。
ミヤネさんはすぐに言った。
「戦闘職が増えるのはありがたいわ。このクラン、やたらと生産職の割合が高いから、戦闘職は貴重なのよね」
質問で来るかと思っていたけど違ったみたいだ。
そっちか。
だから、職業を確認したのか。
まぁ、身内が褒められているのは素直にうれしいので、にっこりとしている。
ササキさんがミヤネさんに続いていった。
「なぜか俺達は、生産職ばっかりだからな」
どうやらシルさんに質問する流れは終わったみたいだ。
自然と話題が切り替わったから一瞬気づかなかった。
もうちょっとやっても良いんじゃないかなと思ったけれど、まぁ、これぐらいがくどくなくてちょうど良いのかもしれないな。
うまく褒めて締めたのも良かったのかもな。
ダイアさんがさらに続いた。
「素材を取りに行ったり、作ったものを使ってくれたり、護衛もしてくれる戦闘職の追加はありがたいな。まぁ、生産職の仲間が増えるのもそれはそれで、うれしいけどな」
確かにうちのクランって、生産職の割合が高いよな。
まぁ、それは俺が生産職にしか知り合いがいないからなんだよな。
そもそも、野良でパーティーを組んだり、他パーティーと合同で依頼を受けたりしない限り、戦闘職の知り合いって出来ないよな。
あぁ、あれがあった、戦闘職の人に戦い方を教えてもらうという選択肢もあった。
まぁ、どれもしてこなかったから、今のところ戦闘職の知り合いは、身内以外にいないんだよな。
俺達よりも、生産職組の方が、戦闘職の知り合い多そうだな。
取引とかで関わりがあるだろうし、護衛とかを頼んでいるのかもしれないし。
戦闘職の人の拡充をするときは、そっち側に紹介してもらう方が良いのかもな。
俺が頑張って知り合いを増やそうとするよりは。
シルさんが首をかしげながら言った。
「何でこんなに生産職の割合が高いんだろうな?」
まぁ、シルさんならそう思うよな。
だって、シルさんには、戦闘職の知り合いがいるのだから。
戦闘職なのに、戦闘職の知り合いがいる側からしたら、不思議に思うよな。
基本ソロだから、野良でパーティーを組むことのあるシルさんとは違って、こっちは身内でわいわい冒険をするタイプの戦闘職だから、戦闘職の人との輪が広がっていかないんだよな。
なんとなく、仲間内で始めたゲームって野良に行きづらいんだよな。
何でなんだろうな。
1人で始めたゲームはガンガン知らない人と話したり、友達になったり出来るんだけど、仲間内と始めたゲームだとそうはいかないんだよなぁ。
何でなんだろう。
あれかな?
初対面の人と頑張って話している姿を身内に見られたくないと無意識に思っているからとかなのかな。
よくある、学校での自分の姿を親に見せたくないみたいな感じで、身内の前でいるときと、初対面の人と関わるときで少しスタンスを変えている姿を、身内に見られたくないという気も気があるから、身内と始めた~下無では野良に行きづらいのかな。
なんとなくそんな気がしてきた。
まぁ、これ以上考えたところで何かになるわけでもないし、考えるのは一旦これまでにしようかな。
俺はそんなことを考えながら、堂々と答えた。
「俺がほとんど生産職にしか知り合いがいないからだな」
誇ることではないな。
俺は言いながらそう思った。
まぁ、でも悪いことでもないよな。
知り合いが生産職しかいなくて悪い事なんて何もないよな。
そう思うことで、落ち着いていた。
コルドは俺の発言にうんうんと頷いた後に、元気よく言った。
「俺達、他の戦闘職の人と一緒に戦闘したり、依頼をこなしたりしないからな!」
その通り。
その通りだ、本当に。
だって、コルドとローズがいるから、他の人と組む必要がないんだもの。
それに今はシルさんもいるし、ますます他の戦闘職と組む必要がないんだよな。
ローズが言った。
「戦闘職の人との人脈がないのよね」
まぁ、それは少し問題だよな。
俺達だけでは対処できない事態になったときに知り合いがいないのは心細いな。
まぁ、そっちの人脈は他の人に任せれば良いかもな。
全て俺達だけで抱え込む必要はないよな。
だって、もう俺達は同じくランの仲間なんだし。
だから、戦闘職の人脈に関しては、他のみんなに丸投げしよう。
ミヤネさんがへぇという顔をしながら言った。
「そうだったのね。まぁ、確かにあなたたちが、他の人たちと合同で何かしている様子があまり想像できないわね」
そうでしょうそうでしょう。
俺も想像つかないもん。
と言うか想像したこともないからな。
天野さんもそれに続いて言った。
「雰囲気的に、あんた達は、誰にでも気軽に話しかける陽気な子ではないね」
そう、陽気な子ではないのです。
まぁ、1人で始めたゲームでは簡単に話しかけるけどな。
まぁ、そういうゲームでも陽気かと言われると、そうではないと思う。
APOに関しては、全く陽気ではありません。
ササキさんもうんうんと頷きながら言った。
「そうだな。陽気な人だったら、仲良くなってないと思うぞ」
町の出入りの邪魔にならないぐらいまで進んだ後に、俺はクランのメンバー全員に向かって言った。
「町を出たから隊列を少し整えるぞ。なるべく戦闘職が外側で、生産職が内側になるようにしてくれ」
俺の指示を受け、戦闘職組は俺を含め4人が、生産職組6人を守るように前後左右についた。
前の担当は俺、後ろの担当はシルさん、右の担当は、コルドで、左の担当がローズとなった。
これで、魔物を見つけたらすぐに対処できるだろう。
『ビックボスゴブリン』のもとへと向かう道中でやられることなどないはずだ。
前後左右に戦闘職を配置しただけで、未だ隊列が整っているとは言えない。
なんとなくまとまって移動しているだけなので、横や縦にそろって並んでいたり、足先までそろえて更新したりなどは全くしていない。
ただただ一緒に歩いているだけだ。
それでも、戦闘職が外側にいればある程度はなんとかなるだろう。
隊列を直してから少しして、ミヤネさんが言った。
「話変わるけど、シルさんは、なんでクランに入ったの?」
確かに俺より後に集合したメンバーには、シルさんについて詳しく話をしていなかったな。
よし、良い機会だから、どんどん聞いてくれ。
まぁ、答えるのは俺じゃなくてシルさんだけど。
これを機に仲が良くなってくれると良いな。
特にβテスターじゃなかった天野さんとかと。
シルさんは短く答えた。
「うちの弟達に誘われて」
まぁ、そうだよな。
その通りだ。
俺達は声をそろえて言った。
「「「俺(私)達が誘いました!」」」
受けてくれたら良いなぁと言う勧誘が毎回成功しているんだよな。
ありがたいことだ。
これから競合のクランがいくつも出てきたら、勧誘も簡単じゃなくなっていくのかな。
どうなんだろう?
ミヤネさんはへぇという顔をしつつ次の質問に移った。
「そうなのね。シルさんって確か弓士だったわよね」
そうやって、どんどんシルさん事を掘り下げていってほしいな。
そうすれば、他のメンバーもシルさんについて知ることが出来るし。
と言うか、まだこのクランって、みんなで集まったのって今回を入れて2回なのか。
これは後で、メンバー1人1人のことを集中的に掘り下げていく時間を作った方が良いのかな。
お互いのことをあまり知らないメンバーもいるだろうし。
1人1人質問攻めにして、正体を丸裸にした方が飯野かもな。
その方が仲良くなれそうだし。
よし、これはいつかやろう。
まぁ、何か場所を作ってまとまって1人ずつ順番でやらなくても、こういう何かと何かの間の時間に、1人ずつ質問攻めにしていってもいいかもな。
相互理解を深めていけば、より良い組織になるかもな。
まぁ、知られたくないこと、話したくないことは話さなくても良いけどな。
聞く側として、そこら辺の判断が出来ない人はこのクランにはいないだろう。
そういう信頼はある。
シルさんは頷きながら言った。
「そうだな」
シルさんが弓士だとしたら何だというのだろう?
次はどんな質問が飛ぶのかな?
俺は、ミヤネさんの次の質問をわくわくしながら待った。
ミヤネさんはすぐに言った。
「戦闘職が増えるのはありがたいわ。このクラン、やたらと生産職の割合が高いから、戦闘職は貴重なのよね」
質問で来るかと思っていたけど違ったみたいだ。
そっちか。
だから、職業を確認したのか。
まぁ、身内が褒められているのは素直にうれしいので、にっこりとしている。
ササキさんがミヤネさんに続いていった。
「なぜか俺達は、生産職ばっかりだからな」
どうやらシルさんに質問する流れは終わったみたいだ。
自然と話題が切り替わったから一瞬気づかなかった。
もうちょっとやっても良いんじゃないかなと思ったけれど、まぁ、これぐらいがくどくなくてちょうど良いのかもしれないな。
うまく褒めて締めたのも良かったのかもな。
ダイアさんがさらに続いた。
「素材を取りに行ったり、作ったものを使ってくれたり、護衛もしてくれる戦闘職の追加はありがたいな。まぁ、生産職の仲間が増えるのもそれはそれで、うれしいけどな」
確かにうちのクランって、生産職の割合が高いよな。
まぁ、それは俺が生産職にしか知り合いがいないからなんだよな。
そもそも、野良でパーティーを組んだり、他パーティーと合同で依頼を受けたりしない限り、戦闘職の知り合いって出来ないよな。
あぁ、あれがあった、戦闘職の人に戦い方を教えてもらうという選択肢もあった。
まぁ、どれもしてこなかったから、今のところ戦闘職の知り合いは、身内以外にいないんだよな。
俺達よりも、生産職組の方が、戦闘職の知り合い多そうだな。
取引とかで関わりがあるだろうし、護衛とかを頼んでいるのかもしれないし。
戦闘職の人の拡充をするときは、そっち側に紹介してもらう方が良いのかもな。
俺が頑張って知り合いを増やそうとするよりは。
シルさんが首をかしげながら言った。
「何でこんなに生産職の割合が高いんだろうな?」
まぁ、シルさんならそう思うよな。
だって、シルさんには、戦闘職の知り合いがいるのだから。
戦闘職なのに、戦闘職の知り合いがいる側からしたら、不思議に思うよな。
基本ソロだから、野良でパーティーを組むことのあるシルさんとは違って、こっちは身内でわいわい冒険をするタイプの戦闘職だから、戦闘職の人との輪が広がっていかないんだよな。
なんとなく、仲間内で始めたゲームって野良に行きづらいんだよな。
何でなんだろうな。
1人で始めたゲームはガンガン知らない人と話したり、友達になったり出来るんだけど、仲間内と始めたゲームだとそうはいかないんだよなぁ。
何でなんだろう。
あれかな?
初対面の人と頑張って話している姿を身内に見られたくないと無意識に思っているからとかなのかな。
よくある、学校での自分の姿を親に見せたくないみたいな感じで、身内の前でいるときと、初対面の人と関わるときで少しスタンスを変えている姿を、身内に見られたくないという気も気があるから、身内と始めた~下無では野良に行きづらいのかな。
なんとなくそんな気がしてきた。
まぁ、これ以上考えたところで何かになるわけでもないし、考えるのは一旦これまでにしようかな。
俺はそんなことを考えながら、堂々と答えた。
「俺がほとんど生産職にしか知り合いがいないからだな」
誇ることではないな。
俺は言いながらそう思った。
まぁ、でも悪いことでもないよな。
知り合いが生産職しかいなくて悪い事なんて何もないよな。
そう思うことで、落ち着いていた。
コルドは俺の発言にうんうんと頷いた後に、元気よく言った。
「俺達、他の戦闘職の人と一緒に戦闘したり、依頼をこなしたりしないからな!」
その通り。
その通りだ、本当に。
だって、コルドとローズがいるから、他の人と組む必要がないんだもの。
それに今はシルさんもいるし、ますます他の戦闘職と組む必要がないんだよな。
ローズが言った。
「戦闘職の人との人脈がないのよね」
まぁ、それは少し問題だよな。
俺達だけでは対処できない事態になったときに知り合いがいないのは心細いな。
まぁ、そっちの人脈は他の人に任せれば良いかもな。
全て俺達だけで抱え込む必要はないよな。
だって、もう俺達は同じくランの仲間なんだし。
だから、戦闘職の人脈に関しては、他のみんなに丸投げしよう。
ミヤネさんがへぇという顔をしながら言った。
「そうだったのね。まぁ、確かにあなたたちが、他の人たちと合同で何かしている様子があまり想像できないわね」
そうでしょうそうでしょう。
俺も想像つかないもん。
と言うか想像したこともないからな。
天野さんもそれに続いて言った。
「雰囲気的に、あんた達は、誰にでも気軽に話しかける陽気な子ではないね」
そう、陽気な子ではないのです。
まぁ、1人で始めたゲームでは簡単に話しかけるけどな。
まぁ、そういうゲームでも陽気かと言われると、そうではないと思う。
APOに関しては、全く陽気ではありません。
ササキさんもうんうんと頷きながら言った。
「そうだな。陽気な人だったら、仲良くなってないと思うぞ」
40
あなたにおすすめの小説
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します
miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。
そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。
軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。
誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。
毎日22時投稿します。
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる