164 / 214
シルさんと狩り 次はボス戦?!
しおりを挟む
シルさんが、本日のまとめみたいなテンションで言った。
俺は、シルさんの話を聞きながら目の前のゴブリンに『ウィンドバレット』を当てた。
「まぁ、いろんなシステムの話をしたけど、総合して言えるのは、APOは、いろんな事が考えられて設計されているんだろうと言うことだね。それに、設計ミスがあったときの確認のため、最終調整のために、βテストをしているんだから、僕たちが簡単に思いつくような抜け穴はないんじゃないかな?」
まぁ、それはそうだな。
俺達とは比べものにならないぐらい優秀な人たちが、想像している以上の人数でいろんな事を考えて作っているんだし、簡単な抜け穴なんてないよな。
それに、想定外の抜け道を見つけるために、βテストとか、クローズテストをやっているんだろうし、そんな簡単に見つかるはずないよな。
俺達が心配するようなことじゃないよな。
俺達が心配していいるようなことは、運営も最初から想定しているだろうしな。
俺はそう思いながら目の前のゴブリンを切った。
ずるして強くなるみたいな方法はないよな。
少しずつ経験値を積み上げて強くならなきゃ。
そもそも、ずるして強くなっても、楽しくないよな。
不正して得られるのは、一時の快感だけだよな。
これからも、地道に頑張っていこう。
俺は、心からそう思いながら目の前のゴブリンに『スラッシュ』を当てた。
コルドが、大きく頷きながら言った。
「それはそうだな!」
俺もそう思う。
ずるとかして強くなるより、強くなる過程を楽しめた方がよりこのAPOを楽しめるだろうしな。
俺もコルドが言うのに合わせて頷いておいた。
俺は頷きつつ目の前のゴブリンに鉄球を当てた。
コルドに続いて、ローズも言った。
「確かにそうね」
あぁ、これ、コルドが言うのにみんなで頷く奴じゃなくて、1人1人言っていく奴だったんだ。
コルドの時に大げさに頷いてたのが、今になって少し恥ずかしくなってきた。
俺は恥ずかしがりながら目の前のゴブリンに鉄球を当てた。
今は恥ずかしがってる場合じゃないな。
そう思いながら、俺も同じように言った。
「俺もそう思うぞ」
俺達の同意で、良い感じに話がしまったな。
次は何の話をしよう。
俺が何か話題を振った方が良いのかな?
じゃあ、何個か気になっていることのうちの1つを聞いてみようかな。
俺が、そんなことを考えている間に、コルドが、シルさんに向かって言った。
「兄貴は、正規版だとまだ『ビックボスゴブリン』を倒してないんだよな?!」
急にどうしたんだろう?
何の話なんだろう?
そう思いながら、俺は、コルドの話を聞いた。
聞いた結果。
急にどうしたんだろう?
何の話をしようとしているんだろう?
そう思いながら、目の前のゴブリンに鉄球を当てた。
シルさんが、正規版で『ビックボスゴブリン』を倒してない事からどんな話が展開されていくんだろう?
俺は、6割ぐらいの疑問と、4割ぐらいのわくわくで、話が進むのを待った。
コルドの問いに、シルさんが軽い声で答える。
「そうだよ」
次は、コルドが話す番。
ここで、話の展開が決まると言っても過言ではない。
今までのところは序章。もしくは、挨拶や、声をかけたぐらいのこと。
ここで、話がどう分岐していくのかが、一番重要。
コルドはなんて言うのか?
コルドは、どんな話をするのだろうか?
『ビックボスゴブリン』の話だろぉ。
俺的には、一緒に倒しに行かない? か、倒しに行く予定はあるのか?
この2つのどちらかだと思う。
俺の想像力では、この2つしか出てこなかった。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドランス』を当てた。
果たして、コルドはなんて言うのだろう? 俺の予想は当たっているのだろうか?
俺は、わくわくドキドキしながら、コルドの話を聞く。
コルドは少し間を取って言った。
「なら、これからみんなで倒しに行かないか?!」
どうやら俺の予想は当たっていたみたいだ。
当たっていたみたいだが、このコルドの問いに対する返事を考えていなかったな。
『ビックボスゴブリン』は、人数が増えたからって、ボス自体が強化されるわけではない。
だから、3人で行こうが4人で行こうが、ボスの強さは同じだ。
3人で既に倒している俺達が、4人になれば、負けるはずもない。
だから、安全面は、大丈夫だろう。
効率的には多分、今の狩りは、『ビッグラビット』の周回と、『ビックボスゴブリン』の周回の間ぐらいの効率の良さだ。
だから、移動した方が経験知的にも良い。
そして、俺の気持ち的にも、シルさんと一緒にボス討伐ができるならやりたい。
それに、APOをもらった恩を少しは返したいしな。
よって、俺が反対する理由は1つもない。
俺は賛成一択だ。
シルさんが言った
「2人は良いの?」
俺は食い気味に返そうと思ったのだが、俺以上にローズが食い気味で言ったので、素直に引き下がることにした。
ローズは少し早口で言った。
「良いわね。面白そうね。ちょうど、この狩り、最適化されすぎてて、作業みたいだと思ってたのよ」
俺は、それに続いて言った。
「俺も良いと思うぞ。負ける心配、死ぬ心配はいらないな。だって、3人で、勝てる敵に、4人で挑むんだから負けるわけがないよな」
良い感じに説得できたんじゃないだろうか。
自然と話す分担もできたし。
俺達も、シルさんとボス戦に行きたいという気持ちが、伝わったんじゃないかな?
そう思っていると、再びシルさんが聞いてきた。
「本当に良いの?」
シルさんってそんな優柔不断なキャラだったっけ?
そう思っていると、今度は、コルドが食い気味に言った。
「『ビックボスゴブリン』の方が、ここで狩りをしているよりも経験値の効率が良いからな! そっちの方が良いと俺は思うぞ!」
俺は、コルドの発言に続くように言った。
「まぁ、確かに、素材の効率も、経験値の効率も、『ビックボスゴブリン』を周回した方が良いと思うぞ」
俺達って、やっぱり幼なじみなんだな。
俺は、2人が幼なじみなのだと再確認した。
コルドから俺に続いた、説得のバトンを綺麗にローズが引き継いでくれた。
これぞ、幼なじみのあうんの呼吸だな。
そう思いながら、ローズの話を聞いた。
「それに、私たち、午後にも『ビックボスゴブリン』を倒しに行くから、その予行練習にもなるし」
シルさんも決心したみたいだ。
それがなんとなく雰囲気で分かった。
まぁ、シルさんとも10数年幼なじみをやっているからな。
シルさんは、俺達の説明から1拍開けて言った。
「そこまで言うなら、お願いしようかな。一緒に『ビックボスゴブリン』を倒しに行こう」
よし、これで、シルさんと、『ビックボスゴブリン』を倒しに行くことができる。
楽しみだな。
どんな戦闘になるのかな?
うまく連携できるのかな?
どんな面白いことが待っているのかな?
俺は、わくわくに胸を躍らせている。
コルドは、元気よく食い気味に言った。
「もちろんだ! 兄貴!」
それに続いて、ローズも楽しそうに言った。
「久しぶりのボス周回ね。腕が鳴るわ」
俺も、それに続いてシルさんに向かって言った。
「そんな遠慮しなくて良いんだぞ」
どんな戦いになるのか、今から楽しみだな。
どのぐらいのタイムが出るかな。
どのぐらいスムーズに進むかな。
いろんな事を想像してよりわくわくしてきたな。
コルドが、わくわくした声色で言った。
「よし! じゃあこの目の前のゴブリンを片付けたら行こう!」
そうか、これでようやくゴブリン達が減っていくのか。
片付けをちゃんとしなきゃな。
俺は、抜けかけていた気をもう一度引き締めて言った。
「よし、ラストスパートだな」
ローズも気合いを入れて言った。
「頑張りましょう」
早々にいなくなりそうだな。
それに、数が減れば減るほどゴブリンは戦いやすくなるから、加速的に減っていくことだろう。
シルさんは気の抜けた声で言った。
「間違って補充しちゃわないように気をつけるね」
俺は、シルさんの話を聞きながら目の前のゴブリンに『ウィンドバレット』を当てた。
「まぁ、いろんなシステムの話をしたけど、総合して言えるのは、APOは、いろんな事が考えられて設計されているんだろうと言うことだね。それに、設計ミスがあったときの確認のため、最終調整のために、βテストをしているんだから、僕たちが簡単に思いつくような抜け穴はないんじゃないかな?」
まぁ、それはそうだな。
俺達とは比べものにならないぐらい優秀な人たちが、想像している以上の人数でいろんな事を考えて作っているんだし、簡単な抜け穴なんてないよな。
それに、想定外の抜け道を見つけるために、βテストとか、クローズテストをやっているんだろうし、そんな簡単に見つかるはずないよな。
俺達が心配するようなことじゃないよな。
俺達が心配していいるようなことは、運営も最初から想定しているだろうしな。
俺はそう思いながら目の前のゴブリンを切った。
ずるして強くなるみたいな方法はないよな。
少しずつ経験値を積み上げて強くならなきゃ。
そもそも、ずるして強くなっても、楽しくないよな。
不正して得られるのは、一時の快感だけだよな。
これからも、地道に頑張っていこう。
俺は、心からそう思いながら目の前のゴブリンに『スラッシュ』を当てた。
コルドが、大きく頷きながら言った。
「それはそうだな!」
俺もそう思う。
ずるとかして強くなるより、強くなる過程を楽しめた方がよりこのAPOを楽しめるだろうしな。
俺もコルドが言うのに合わせて頷いておいた。
俺は頷きつつ目の前のゴブリンに鉄球を当てた。
コルドに続いて、ローズも言った。
「確かにそうね」
あぁ、これ、コルドが言うのにみんなで頷く奴じゃなくて、1人1人言っていく奴だったんだ。
コルドの時に大げさに頷いてたのが、今になって少し恥ずかしくなってきた。
俺は恥ずかしがりながら目の前のゴブリンに鉄球を当てた。
今は恥ずかしがってる場合じゃないな。
そう思いながら、俺も同じように言った。
「俺もそう思うぞ」
俺達の同意で、良い感じに話がしまったな。
次は何の話をしよう。
俺が何か話題を振った方が良いのかな?
じゃあ、何個か気になっていることのうちの1つを聞いてみようかな。
俺が、そんなことを考えている間に、コルドが、シルさんに向かって言った。
「兄貴は、正規版だとまだ『ビックボスゴブリン』を倒してないんだよな?!」
急にどうしたんだろう?
何の話なんだろう?
そう思いながら、俺は、コルドの話を聞いた。
聞いた結果。
急にどうしたんだろう?
何の話をしようとしているんだろう?
そう思いながら、目の前のゴブリンに鉄球を当てた。
シルさんが、正規版で『ビックボスゴブリン』を倒してない事からどんな話が展開されていくんだろう?
俺は、6割ぐらいの疑問と、4割ぐらいのわくわくで、話が進むのを待った。
コルドの問いに、シルさんが軽い声で答える。
「そうだよ」
次は、コルドが話す番。
ここで、話の展開が決まると言っても過言ではない。
今までのところは序章。もしくは、挨拶や、声をかけたぐらいのこと。
ここで、話がどう分岐していくのかが、一番重要。
コルドはなんて言うのか?
コルドは、どんな話をするのだろうか?
『ビックボスゴブリン』の話だろぉ。
俺的には、一緒に倒しに行かない? か、倒しに行く予定はあるのか?
この2つのどちらかだと思う。
俺の想像力では、この2つしか出てこなかった。
そう思いながら目の前のゴブリンに『ウィンドランス』を当てた。
果たして、コルドはなんて言うのだろう? 俺の予想は当たっているのだろうか?
俺は、わくわくドキドキしながら、コルドの話を聞く。
コルドは少し間を取って言った。
「なら、これからみんなで倒しに行かないか?!」
どうやら俺の予想は当たっていたみたいだ。
当たっていたみたいだが、このコルドの問いに対する返事を考えていなかったな。
『ビックボスゴブリン』は、人数が増えたからって、ボス自体が強化されるわけではない。
だから、3人で行こうが4人で行こうが、ボスの強さは同じだ。
3人で既に倒している俺達が、4人になれば、負けるはずもない。
だから、安全面は、大丈夫だろう。
効率的には多分、今の狩りは、『ビッグラビット』の周回と、『ビックボスゴブリン』の周回の間ぐらいの効率の良さだ。
だから、移動した方が経験知的にも良い。
そして、俺の気持ち的にも、シルさんと一緒にボス討伐ができるならやりたい。
それに、APOをもらった恩を少しは返したいしな。
よって、俺が反対する理由は1つもない。
俺は賛成一択だ。
シルさんが言った
「2人は良いの?」
俺は食い気味に返そうと思ったのだが、俺以上にローズが食い気味で言ったので、素直に引き下がることにした。
ローズは少し早口で言った。
「良いわね。面白そうね。ちょうど、この狩り、最適化されすぎてて、作業みたいだと思ってたのよ」
俺は、それに続いて言った。
「俺も良いと思うぞ。負ける心配、死ぬ心配はいらないな。だって、3人で、勝てる敵に、4人で挑むんだから負けるわけがないよな」
良い感じに説得できたんじゃないだろうか。
自然と話す分担もできたし。
俺達も、シルさんとボス戦に行きたいという気持ちが、伝わったんじゃないかな?
そう思っていると、再びシルさんが聞いてきた。
「本当に良いの?」
シルさんってそんな優柔不断なキャラだったっけ?
そう思っていると、今度は、コルドが食い気味に言った。
「『ビックボスゴブリン』の方が、ここで狩りをしているよりも経験値の効率が良いからな! そっちの方が良いと俺は思うぞ!」
俺は、コルドの発言に続くように言った。
「まぁ、確かに、素材の効率も、経験値の効率も、『ビックボスゴブリン』を周回した方が良いと思うぞ」
俺達って、やっぱり幼なじみなんだな。
俺は、2人が幼なじみなのだと再確認した。
コルドから俺に続いた、説得のバトンを綺麗にローズが引き継いでくれた。
これぞ、幼なじみのあうんの呼吸だな。
そう思いながら、ローズの話を聞いた。
「それに、私たち、午後にも『ビックボスゴブリン』を倒しに行くから、その予行練習にもなるし」
シルさんも決心したみたいだ。
それがなんとなく雰囲気で分かった。
まぁ、シルさんとも10数年幼なじみをやっているからな。
シルさんは、俺達の説明から1拍開けて言った。
「そこまで言うなら、お願いしようかな。一緒に『ビックボスゴブリン』を倒しに行こう」
よし、これで、シルさんと、『ビックボスゴブリン』を倒しに行くことができる。
楽しみだな。
どんな戦闘になるのかな?
うまく連携できるのかな?
どんな面白いことが待っているのかな?
俺は、わくわくに胸を躍らせている。
コルドは、元気よく食い気味に言った。
「もちろんだ! 兄貴!」
それに続いて、ローズも楽しそうに言った。
「久しぶりのボス周回ね。腕が鳴るわ」
俺も、それに続いてシルさんに向かって言った。
「そんな遠慮しなくて良いんだぞ」
どんな戦いになるのか、今から楽しみだな。
どのぐらいのタイムが出るかな。
どのぐらいスムーズに進むかな。
いろんな事を想像してよりわくわくしてきたな。
コルドが、わくわくした声色で言った。
「よし! じゃあこの目の前のゴブリンを片付けたら行こう!」
そうか、これでようやくゴブリン達が減っていくのか。
片付けをちゃんとしなきゃな。
俺は、抜けかけていた気をもう一度引き締めて言った。
「よし、ラストスパートだな」
ローズも気合いを入れて言った。
「頑張りましょう」
早々にいなくなりそうだな。
それに、数が減れば減るほどゴブリンは戦いやすくなるから、加速的に減っていくことだろう。
シルさんは気の抜けた声で言った。
「間違って補充しちゃわないように気をつけるね」
10
「いいね」「お気に入り登録」「しおり」などもお願いします!感想も書いていただけると嬉しいです。
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。

World of Fantasia
神代 コウ
ファンタジー
ゲームでファンタジーをするのではなく、人がファンタジーできる世界、それがWorld of Fantasia(ワールド オブ ファンタジア)通称WoF。
世界のアクティブユーザー数が3000万人を超える人気VR MMO RPG。
圧倒的な自由度と多彩なクラス、そして成長し続けるNPC達のAI技術。
そこにはまるでファンタジーの世界で、新たな人生を送っているかのような感覚にすらなる魅力がある。
現実の世界で迷い・躓き・無駄な時間を過ごしてきた慎(しん)はゲーム中、あるバグに遭遇し気絶してしまう。彼はゲームの世界と現実の世界を行き来できるようになっていた。
2つの世界を行き来できる人物を狙う者。現実の世界に現れるゲームのモンスター。
世界的人気作WoFに起きている問題を探る、ユーザー達のファンタジア、ここに開演。

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。

後輩と一緒にVRMMO!~弓使いとして精一杯楽しむわ~
夜桜てる
SF
世界初の五感完全没入型VRゲームハードであるFUTURO発売から早二年。
多くの人々の希望を受け、遂に発売された世界初のVRMMO『Never Dream Online』
一人の男子高校生である朝倉奈月は、後輩でありβ版参加勢である梨原実夜と共にNDOを始める。
主人公が後輩女子とイチャイチャしつつも、とにかくVRゲームを楽しみ尽くす!!
小説家になろうからの転載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる