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4日目の朝 天野さんとおしゃべり
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「あら、オクツ君じゃない!」
どこからか声をかけられたみたいだ。
俺は、突然声をかけられ驚きで、さっきまでのしょうもない不安が一瞬で吹き飛んだ。
その代わりといってはなんだが、挙動不審に辺りをキョロキョロし出した。
突然声をかけられたのでとりあえず立ち上がって辺りをキョロキョロと見回した。
すると、広場のギルドよりの方から天野さんが歩いて近づいてきているのが見えた。
さっきのは、天野さんに声をかけられたってことなんだな。
天野さんを見つけて、俺は冷静さを取り戻した。
キョロキョロするのを止め、天野さんの方を向いていった。
「天野さん、おはようございます」
口から朝っぽい声がした。
いつもより少し通る声、だけど声量はいつもよりも少し抑えめぐらい。
何でこんな朝っぽいいい声が出たんだろう?
朝は人に挨拶をすると声がよくなるバフでもついているのかな。
そういう遊び要素もありそうだな。
天野さんは立ち話ぐらいの距離で立ち止まって言った。
「よくこんな朝からログインしたわね」
それを言ったら、天野さんもじゃない?
ガチガチのガチ勢か、早起き老人か、めっちゃ朝方の人ぐらいしかいなさそうなこの早朝の時間帯に天野さんがログインしているのは意外だな。
もうちょっとエンジョイ勢が多そうな昼から夕方にかけてログインする人かと思ってた。
ログイン直後にフレンドリストをも見たときは、ログアウト状態だったから、ここ数分でログインしたんだろう。
ということは、徹夜勢ではないな。
まぁ、そもそも、天野さんに徹夜をするイメージはないけどな。
すごく健康的な生活をしていそうだよな。
「それは天野さんもじゃないですか」
俺は軽く笑いながら言った。
すると、天野さんはクスッと笑いながら返した。
「それはそうね」
この時間にログインしてるのがやっぱり意外だな。
この時間にAPOをしていると言うことは、いわゆる朝活みたいな感じでAPOをこの時間にプレイしているのかもな。
それならあり得そうだな。
天野さん、なんとなく朝活とかやっていそうなイメージあるし。
「天野さんはどんな用事でこの広場に?」
天野さんは、なんでこの広場を利用しているんだろう。
ここって使うのは、待ち合わせの時か、リスポーンする時かぐらいなんじゃないかな。
さすがにここ数分でログインして速攻でやられてリスポーンではないよな。
そんなアクロバティックなプレイはしなさそうだよな。生産職だし。
そもそも、ギルドの方から来ていたから、リスポーン説はないな。
ということは、誰かと待ち合わせなのかな。
待ち合わせの邪魔になるならすぐにでも退散するんだけどな。
目的であるリスポーン設定の変更も終わったし。
天野さんは軽く言った。
「あぁ、私は朝の町中を見てみたくて作業場から出てきたのよ」
ということは、観光目的ってことなのかな。
まぁ確かに、早朝の景色って珍しいよな。
閉まっている店とか、日が昇ってくる感じとか、少しだけ肌に感じる涼しさとか、日中のプレイだと見れないようなところがいくつもあるから、早朝の観光もいいのかもな。
まぁでも、店が開いていないから、どの店にも入れないけどな。
俺は頷きながら言った。
「そうなんですね」
天野さんがポンポンと俺がさっきまで座っていたベンチをたたきながら言った。
「さっきまで座ってたでしょ。話したいこともあるし、少し座って話さない?」
俺はそれに笑顔で返した。
「良いですよ」
俺達は椅子に座って落ち着いて話をした。
話と言っても、軽い雑談をしていくだけだ。
まず、天野さんから聞かれた。
「オクツ君は、いつもこの時間からログインしてるの?」
俺はいやいやと手を振りながら言った。
「いや、今日はたまたま早起きしたので、早くログインしました。いつもは7時前後ぐらいです」
天野さんはそうなんだという感じの表情で頷きながら聞いていた。
その後軽く頷きながら言った。
「そうなのね。早起きできて偉いわね」
俺は、同じ質問を天野さんに返した。
「ありがとうございます。天野さんは、いつもこの時間にログインされているんですか?」
天野さんは、さっき俺がやった動作と同じように、いやいやと手を振りながら言った。
「いつもは、この時間は家事とかがあるから、家事の落ち着いた9時過ぎぐらいにログインしているわ」
じゃあ、なんで今日はこんなにも早くログインしてきたんだろうな。
今ってまだ、6時10分だぜ。
いつもより2時間も早くログインするって何があったのかな。
そういう俺もいつもより1時間以上早くログインしているんだけどな。
俺は少し大げさに反応しながら言った。
「それなら今日は、相当早いログインなんですね」
天野さんは、うれしそうに、あら奥さんの手の振り方をしながら言った
「今日は、子供達が1日家事を任せてくれって言ったから、家事を任せたの。それで時間が余ったから、こっちに早めにログインしたのよ」
へぇ、そんなこと俺はしたことがないな。
そしてする予定もないな。
やったとしても母の日かな。
母の日に家事をするなら、その代わりにカーネーションを送るな。
俺ならそうすると思う。
俺は感心しながら言った。
「そうなんですか。良いお子さんですね」
天野さんはまたうれしそうに同じように手を振りながら言った。
「誕生日とか母の日でもないのに急にこんなことをするなんて、どういう風の吹き回しなのかしらね。もしかしたら私の機嫌を取っておきたいことでもあるのかしらね」
すごくできているお子さんなんだな。
俺には絶対にそんなことできないな。
すごい子だな。
何歳か分からないけど、心の底から尊敬するな。
その気持ちを前面に出しつつ言った。
「たまに親孝行をしたくなる日もあるんじゃないんですか? 俺には分からないですけど」
天野さんは、やっぱりうれしそうに言った。
「そうだといいんだけどね」
俺はうんうんと頷きながら言う。
「そうだと思いますよ」
ここでこの話は終わりという雰囲気だった。
その雰囲気の通りここでこの話題は終わった。
次の話題を天野さんが振ってくれた。
切り替えたのか、天野さんは違うベクトルで少しテンション高めに言った。
「いやぁ、まさかこんな早朝から、知り合いがログインしているとは思わなかったわ」
ログイン状況って、フレンドリストを見たら一発で分かる情報じゃない?
天野さんがログインしたときには、俺がすでにログインしていたはずだから、フレンドリストには俺がログイン状態だって写っていたと思うんだけどな。
もしかして、天野さんはこの仕様を知らないのかな。
天野さんって機械音痴っぽい感じがあるから十分あり得るな。
俺は軽く聞いてみた。
「フレンドリストとかを確認しなかったんですか?」
天野さんは首をかしげながら言った。
「フレンドリストから、誰がログインしているのかって確認できるの?」
あぁ、本当にこの仕様を知らなかったパターンだな。
まぁ、確かに、チュートリアルとかでは言われないからな。
でもフレンドリストを開いたら気づくと思うんだよな。
まぁ、そもそもフレンドリストを開く機会がほとんどなくて気づかなかったとかなのかな。
「できますよ」
天野さんはぐいぐいと俺に近寄りながら言った。
「え、知らなかったわ。どうやるの? やり方教えて」
俺はゆっくりと説明口調で言った。
「まずはメニューを開いてください。それから、フレンドリストを開いてください。そうしたらアイコンが光っている人がいると思います。その人達が、今ログインしているフレンドです」
俺の説明に合わせてメニューを動かしていた天野さんは、ログイン状況を確認できたのか、驚きながら言った。
「あ、本当に見れたわ。今ログインしているのは、オクツ君と……ミヤネちゃんもログインしているのね」
俺は、補足というか蛇足情報を言った。
「これでいつでもフレンドのログイン状況を見れるので、この機能かなり役立ちますよ」
天野さんは目を輝かせていった。
「これから使っていくわ」
そういえば、ベンチに座るときに言っていた話したいことってなんだろう?
気になるし聞いてみるか。
「それで、話したいことって、話したいことってどんなことですか?」
天野さんは一瞬きょとんとした後、思い出したのか、あぁという顔をしながら言った。
「あ、そうだったわ。えっと、クラン? の他のメンバーさんがどんな人なのか聞いておきたかったのよ。せっかく一緒にやるなら仲良くなりたいじゃない?」
そういうことか。
なら1人1人説明していこう。
早速説明を始めようかな。
「分かりました。1人1人どんな人か説明します」
「そうしてくれるとありがたいわ」
クランメンバーの説明を始めようと体を天野さんの方に向けたタイミングで、後ろから声をかけられた。
「あ、オクツ君じゃん!」
どこからか声をかけられたみたいだ。
俺は、突然声をかけられ驚きで、さっきまでのしょうもない不安が一瞬で吹き飛んだ。
その代わりといってはなんだが、挙動不審に辺りをキョロキョロし出した。
突然声をかけられたのでとりあえず立ち上がって辺りをキョロキョロと見回した。
すると、広場のギルドよりの方から天野さんが歩いて近づいてきているのが見えた。
さっきのは、天野さんに声をかけられたってことなんだな。
天野さんを見つけて、俺は冷静さを取り戻した。
キョロキョロするのを止め、天野さんの方を向いていった。
「天野さん、おはようございます」
口から朝っぽい声がした。
いつもより少し通る声、だけど声量はいつもよりも少し抑えめぐらい。
何でこんな朝っぽいいい声が出たんだろう?
朝は人に挨拶をすると声がよくなるバフでもついているのかな。
そういう遊び要素もありそうだな。
天野さんは立ち話ぐらいの距離で立ち止まって言った。
「よくこんな朝からログインしたわね」
それを言ったら、天野さんもじゃない?
ガチガチのガチ勢か、早起き老人か、めっちゃ朝方の人ぐらいしかいなさそうなこの早朝の時間帯に天野さんがログインしているのは意外だな。
もうちょっとエンジョイ勢が多そうな昼から夕方にかけてログインする人かと思ってた。
ログイン直後にフレンドリストをも見たときは、ログアウト状態だったから、ここ数分でログインしたんだろう。
ということは、徹夜勢ではないな。
まぁ、そもそも、天野さんに徹夜をするイメージはないけどな。
すごく健康的な生活をしていそうだよな。
「それは天野さんもじゃないですか」
俺は軽く笑いながら言った。
すると、天野さんはクスッと笑いながら返した。
「それはそうね」
この時間にログインしてるのがやっぱり意外だな。
この時間にAPOをしていると言うことは、いわゆる朝活みたいな感じでAPOをこの時間にプレイしているのかもな。
それならあり得そうだな。
天野さん、なんとなく朝活とかやっていそうなイメージあるし。
「天野さんはどんな用事でこの広場に?」
天野さんは、なんでこの広場を利用しているんだろう。
ここって使うのは、待ち合わせの時か、リスポーンする時かぐらいなんじゃないかな。
さすがにここ数分でログインして速攻でやられてリスポーンではないよな。
そんなアクロバティックなプレイはしなさそうだよな。生産職だし。
そもそも、ギルドの方から来ていたから、リスポーン説はないな。
ということは、誰かと待ち合わせなのかな。
待ち合わせの邪魔になるならすぐにでも退散するんだけどな。
目的であるリスポーン設定の変更も終わったし。
天野さんは軽く言った。
「あぁ、私は朝の町中を見てみたくて作業場から出てきたのよ」
ということは、観光目的ってことなのかな。
まぁ確かに、早朝の景色って珍しいよな。
閉まっている店とか、日が昇ってくる感じとか、少しだけ肌に感じる涼しさとか、日中のプレイだと見れないようなところがいくつもあるから、早朝の観光もいいのかもな。
まぁでも、店が開いていないから、どの店にも入れないけどな。
俺は頷きながら言った。
「そうなんですね」
天野さんがポンポンと俺がさっきまで座っていたベンチをたたきながら言った。
「さっきまで座ってたでしょ。話したいこともあるし、少し座って話さない?」
俺はそれに笑顔で返した。
「良いですよ」
俺達は椅子に座って落ち着いて話をした。
話と言っても、軽い雑談をしていくだけだ。
まず、天野さんから聞かれた。
「オクツ君は、いつもこの時間からログインしてるの?」
俺はいやいやと手を振りながら言った。
「いや、今日はたまたま早起きしたので、早くログインしました。いつもは7時前後ぐらいです」
天野さんはそうなんだという感じの表情で頷きながら聞いていた。
その後軽く頷きながら言った。
「そうなのね。早起きできて偉いわね」
俺は、同じ質問を天野さんに返した。
「ありがとうございます。天野さんは、いつもこの時間にログインされているんですか?」
天野さんは、さっき俺がやった動作と同じように、いやいやと手を振りながら言った。
「いつもは、この時間は家事とかがあるから、家事の落ち着いた9時過ぎぐらいにログインしているわ」
じゃあ、なんで今日はこんなにも早くログインしてきたんだろうな。
今ってまだ、6時10分だぜ。
いつもより2時間も早くログインするって何があったのかな。
そういう俺もいつもより1時間以上早くログインしているんだけどな。
俺は少し大げさに反応しながら言った。
「それなら今日は、相当早いログインなんですね」
天野さんは、うれしそうに、あら奥さんの手の振り方をしながら言った
「今日は、子供達が1日家事を任せてくれって言ったから、家事を任せたの。それで時間が余ったから、こっちに早めにログインしたのよ」
へぇ、そんなこと俺はしたことがないな。
そしてする予定もないな。
やったとしても母の日かな。
母の日に家事をするなら、その代わりにカーネーションを送るな。
俺ならそうすると思う。
俺は感心しながら言った。
「そうなんですか。良いお子さんですね」
天野さんはまたうれしそうに同じように手を振りながら言った。
「誕生日とか母の日でもないのに急にこんなことをするなんて、どういう風の吹き回しなのかしらね。もしかしたら私の機嫌を取っておきたいことでもあるのかしらね」
すごくできているお子さんなんだな。
俺には絶対にそんなことできないな。
すごい子だな。
何歳か分からないけど、心の底から尊敬するな。
その気持ちを前面に出しつつ言った。
「たまに親孝行をしたくなる日もあるんじゃないんですか? 俺には分からないですけど」
天野さんは、やっぱりうれしそうに言った。
「そうだといいんだけどね」
俺はうんうんと頷きながら言う。
「そうだと思いますよ」
ここでこの話は終わりという雰囲気だった。
その雰囲気の通りここでこの話題は終わった。
次の話題を天野さんが振ってくれた。
切り替えたのか、天野さんは違うベクトルで少しテンション高めに言った。
「いやぁ、まさかこんな早朝から、知り合いがログインしているとは思わなかったわ」
ログイン状況って、フレンドリストを見たら一発で分かる情報じゃない?
天野さんがログインしたときには、俺がすでにログインしていたはずだから、フレンドリストには俺がログイン状態だって写っていたと思うんだけどな。
もしかして、天野さんはこの仕様を知らないのかな。
天野さんって機械音痴っぽい感じがあるから十分あり得るな。
俺は軽く聞いてみた。
「フレンドリストとかを確認しなかったんですか?」
天野さんは首をかしげながら言った。
「フレンドリストから、誰がログインしているのかって確認できるの?」
あぁ、本当にこの仕様を知らなかったパターンだな。
まぁ、確かに、チュートリアルとかでは言われないからな。
でもフレンドリストを開いたら気づくと思うんだよな。
まぁ、そもそもフレンドリストを開く機会がほとんどなくて気づかなかったとかなのかな。
「できますよ」
天野さんはぐいぐいと俺に近寄りながら言った。
「え、知らなかったわ。どうやるの? やり方教えて」
俺はゆっくりと説明口調で言った。
「まずはメニューを開いてください。それから、フレンドリストを開いてください。そうしたらアイコンが光っている人がいると思います。その人達が、今ログインしているフレンドです」
俺の説明に合わせてメニューを動かしていた天野さんは、ログイン状況を確認できたのか、驚きながら言った。
「あ、本当に見れたわ。今ログインしているのは、オクツ君と……ミヤネちゃんもログインしているのね」
俺は、補足というか蛇足情報を言った。
「これでいつでもフレンドのログイン状況を見れるので、この機能かなり役立ちますよ」
天野さんは目を輝かせていった。
「これから使っていくわ」
そういえば、ベンチに座るときに言っていた話したいことってなんだろう?
気になるし聞いてみるか。
「それで、話したいことって、話したいことってどんなことですか?」
天野さんは一瞬きょとんとした後、思い出したのか、あぁという顔をしながら言った。
「あ、そうだったわ。えっと、クラン? の他のメンバーさんがどんな人なのか聞いておきたかったのよ。せっかく一緒にやるなら仲良くなりたいじゃない?」
そういうことか。
なら1人1人説明していこう。
早速説明を始めようかな。
「分かりました。1人1人どんな人か説明します」
「そうしてくれるとありがたいわ」
クランメンバーの説明を始めようと体を天野さんの方に向けたタイミングで、後ろから声をかけられた。
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「いいね」「お気に入り登録」「しおり」などもお願いします!感想も書いていただけると嬉しいです。
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